Monthly Archives: 12月 2019

合着用セメント

2019年12月28日

今年ももう残り少なくなりました。
インフルエンザも少しずつ流行ってきているようなので、体に気を付けて頑張っていきたいと思います。

最近合着用セメントを新しくしました。
以前のセメントでも特に問題なかったのですが、今までのものより接着力が強く、補綴物が取れにくいということで購入することになりました。
良いか悪いかはまだ分かりませんが、ただ使いやすさは前のものよりも良いように実感します。
それは、歯科医療に限らずすべてのことに言えるかもしれませんね。
それと同時に当院の治療も時代とともに変わっていくのだと思います。
新しい材料、あるいは機械などもそうですがケースバイケースで正しい使い方をしないと治療の向上はないと思います。
今年もあと少しですが来年も治療における向上心を忘れず頑張っていきたいと思います。

院長 山根

忘年会

2019年12月23日

もうすぐクリスマスの時期がやってきますね。
鳥取砂丘のイルミネーションも綺麗にライトアップされてました。

先日、当院での忘年会が開催されました。
一年を振り返り、楽しい時間を過ごすことができました。
当院は、今月からPayPay支払いもスタートします。
コンビニやスーパーだけでなく、今は色んなところでもPayPay支払いが普及していますよね。
キャッシュレス・消費者還元がメリットであり、10月の消費税増税により利用することが増えたと思います。
支払い方法の枠が増えたこともありますので、受付での対応も気を引き締めたいと思います。

受付 田口

感染根管治療

2019年12月18日

今年ももう二週間ほどになりました。
鳥取は冬になると雪が降るのでタイヤ交換をしなければなりません。
私の車も先日タイヤ交換をしてきました。

今日の治療では、右6番が腫れて来院されました。
実は、一か月前に右6番がしみるということで虫歯の部分を完全に除去し、セメントを詰めて様子見していた患者さんだったのですが、その方が急に腫れてきたので驚きました。
すぐ麻酔をし、抜髄を行いました。
治療中、歯の中から腐敗臭がしてきたので、しっかりと洗浄し、根管治療をしました。
治療が終わった後、だいぶん楽になったようです。
明日消毒に来られる予定ですが、少し気になる患者さんです。
しっかり根管処置を行い、FCKで被せる予定です。
私自身も当初セメント詰めて、症状が軽くなっていたので少し安心していたのですが、患者さんにとっては大変だったようです。
今後は確実な治療を行い、痛みをとってできるだけ早く咬めるようにしてあげたいと思います。

院長 山根

根管治療セミナーに行ってきました!

2019年12月13日

12月4日、東京にて「どのように根管治療の成功率をアップするか」についてのセミナーを受けてきました。夜19:00~21:15までの短い時間だったのですが、かなり多くの歯科医が参加されていました。

 

根管治療は、歯科医にとって頭を悩ませる治療ではないでしょうか。根管治療がうまくいかない原因の一つは細菌感染です。当たり前のことですが、根管形成拡大、根管清掃を確実にしないといけないということです。これらのことを疎かにすると成功率のアップが図れないだけでなく、症例によっては抜歯をすることになります。出来るだけ歯を残すためには、とても重要なことだと思います。今回のセミナーを参考にし、今まで以上に細心の注意を払って根管治療に望んでいきたいと思います。

 

根管治療とは…

そもそも根管治療とは一体どんなことをするのでしょうか?

まず、歯の神経(歯髄)が細菌感染した時に感染した神経をしっかり取り除く必要があります。感染した神経が残存している場合、そこからまた細菌感染が起こり痛みや炎症が起こってきます。歯の先に炎症が波及し根尖に膿が溜まって根尖性歯周炎(下図参照)を引き起こしてしまいます。

 

根尖性歯周炎

根尖性歯周炎

 

ここまで進行すると歯茎が腫れて噛めなくなることもあります。ですので、感染した歯髄はしっかりと取り除かなければならなりません。

 

また、細菌感染が起こった根管は根管壁(上図参照)にも歯髄が付着していることが多く、しっかりと根管形成拡大をしなければなりません。そして、根管清掃をします。治療回数としては前歯、小臼歯で二回くらい、大臼歯では三回くらいかかります。ただ、根尖性歯周炎に移行している場合はそれ以上かかることが多いです。
また場合に応じて、抜歯になることもあります。痛みが出てからは早めに治療を受けることをおすすめします。

根管内が綺麗になったら、根管内に最終的な薬を根管内先端まで詰めて終わります。根管内が綺麗になっても根管内がそのまま空洞になっているとまた何年かすると痛みが出てくる可能性があります。しっかりと薬が入っているかの確認が必要です。

 

根管治療のポイントと注意点

根管治療の成功のポイントは、細菌感染した歯髄をしっかりと取り除き、そして再発防止(根管充填)をしっかりと行うことです。

しかし根管治療を行った歯は、歯がもろくなり歯の寿命に大きな影響を及ぼすことになります。たまに、患者さんによっては神経処置を行い痛みがなくなり来院されなくなる患者さんがいらっしゃいます。このように治療途中で中断してしまうと根管内に残っている細菌が多くなります。また炎症を起こして痛みが出てくることもあります。進行すると根尖性歯周炎になり頬が腫れてくることもあります。抜髄して痛みがなくなり中断したために抜歯になってしまったケースもあります。

 

根管治療で大切なこと

根管治療期間は何回か通院が必要になり大変ですが、上記で触れたとおり炎症を起こしたり抜歯になってしまうことを避けるためにも治療の中断は極力避けていただけたらと思います。また、根管治療終了後は冠を入れることになりますが、口腔内の健康を保つためにも冠の装着後も定期的なメンテナンスをお勧めします。根管処置をした歯は自覚症状が出にくいので気付いたときはかなり進行しているケースもあります。早期発見・早期治療が大切です。そのことが根管治療を成功させ、歯を残す第一歩だと考えております。

歯科医院で行われている無痛治療とは

2019年12月10日

歯医者は痛い・怖い等のイメージを抱かれる方もいますよね。
あの、歯を治療する際に機器のキーンと言う音を聞くだけでも苦手な方もいます。
鳥取の歯科医院では、なるべく患者さんに治療の痛みを感じさせないよう、色々と配慮をして治療を行っている所は沢山あります。
このように、歯科治療では、まず治療中に痛みを感じる事がないように患者さんに麻酔を施す事から始まります。
しかし、痛みに敏感な方であれば、麻酔注射と聞くだけで治療に消極的になりがちですが、鳥取市の歯科医院では、麻酔注射に関しても様々な工夫をしていりので心配ありません。
また、レーザー治療器を導入して痛み軽減に繋げています。
治療の痛みは、脳が痛みをどのように感じるかで変わってくるので、痛みの感覚には個人差があります。
歯科治療において全く痛みの無い治療を行う事難しいですが、患者さん不安と痛みを軽減させる事ができる治療が行われています。

院長 山根

1月のご案内

2019年12月3日

1月1日(水)お正月休み
  2日(木)お正月休み
  3日(金)お正月休み

日・祝日は通常通り診療しておりますので
よろしくお願いいたします。

鳥取市でもインプラントが人気な理由とは

2019年12月3日

インプラントとは、顎の骨にインプラント体と言われるネジの様なモノを埋め込んで、歯根の代わりにする治療です。
インプラントの上には人口歯をはめ込みますが、インプラント治療した歯は、正しくメンテナンスを行う事で半永久的に使用可能で、しっかりした噛み心地を得られる事が特徴で人気の理由です。
インプラントと差し歯の違いですが、差し歯は治療して残った歯根に金属やプラスチックの土台を入れ、被せモノをする治療です。
差し歯は、歯根は自分のモノですが、インプラント治療は歯根も人工物になり、そこが差し歯との違いです。インプラントが支持される理由には、差し歯やブリッジ治療と比較して、違和感なく噛めると言う事が挙げられます。差し歯やブリッジ治療では、強く噛んだ際に歯がグラつく違和感が生じます。
一方、インプラントは顎骨に固定するので、自然な歯と違いをそこまで感じる事がありません。

院長 山根