ブラッシング法の種類

8月になって真夏日が続いています。鳥取では日中35℃まで上がっています。コロナ感染症もですが熱中症にも気を付けていかなければなりません。
最近夏休みになったこともあり、子どもさんが多く来院されます。
口腔内を見ると年々綺麗になっていて、虫歯が多い子どもは少ないように感じます。
これは保護者さんが歯みがきの重要性を伝わってきたからかなと思います。

そこで本日はブラッシング法についてお話します。
歯の磨き方にもいろいろありますので、いくつか紹介します。

■スクラビング法
歯ブラシを歯面に対し直角に当てて、左右に小刻みに動かして磨く方法です。
一般的に歯茎が健全な人に勧めています。
プラークの除去に効果が大きく、歯茎を傷つきにくい方法です。

■ローリング法
歯ブラシの毛先を歯と歯茎に当て、先の先端方向に向かって歯ブラシを回転させて磨く方法です。
歯茎のマッサージの目的にも効果があり、軽度の歯周病の人に有効です。
ただ、プラークの除去率はスクラビング法よりも劣ります。

■バス法
歯に対して斜め45度の角度で歯ブラシの毛先を歯茎に入れるように当て、小刻みな振動を与えて磨く方法です。
軽度、中度の歯周病の人に有効です。
ただ強く振動を与えたり、硬い歯ブラシを使用すると歯茎が傷ついてしまうので注意が必要です。

■フォーンズ法
上下の歯の噛み合わせ、歯ブラシの毛先を歯面に垂直に当て、連続して円を描くように磨きます。
子どもの仕上げ磨きの時に勧めます。
ただ、清掃性はスクラビング法に比べて劣ります。
特に歯と歯の間はプラークが残っていることがあります。
歯間ブラシ、デンタルフロスなどを併用して磨く必要があります。

ブラッシング法はいろいろありますが、当院では歯科衛生士が患者さん一人一人に適したブラッシング法を説明し、指導しています。
ブラッシングは自分ではしっかりしているつもりでも正しいブラッシング法でなければ磨き残しがあり、それによって虫歯や歯周病になってしまいます。
健康的な口を維持していくために正しいブラッシング法を習得する必要があります。

院長 山根