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つめもの・かぶせもの(ジルコニアクラウン編)

2020年3月10日

ジルコニアクラウン”は、最近注目されている審美歯科で多く使用されている補綴物(かぶせもの)です。

ジルコニアはセラミックの一種と言われています。

以前はセラミックのかぶせものと言えばメタルボンドが主流でした。メタルボンドは、外観はセラミックで覆われていますがセラミックの内側は金属が使用されています。ですので、将来歯茎が下がって歯と歯茎の境目が見えてくることがあります。また中身は金属のため、歯茎が変色したり金属アレルギーを起こしたりすることがあります。この問題を解決したのがオールセラミックのジルコニアクラウンと言えます。

ジルコニアクラウンはメタルボンドとは違い一切金属を使用していません。なので、金属アレルギーがなく、すべてがセラミックであるため色調も従来のメタルボンドより透明感がありとても美しく仕上がります。また破折(歯が折れてしまっていること)するケースも以前より少なくなりました。金属を使用したFCK(臼歯全体を覆う金属のかぶせもの)では銀イオンが歯茎に浸透し歯茎が黒くなったり退縮したりします。しかし、ジルコニアクラウンでは金属を使用していないためそのような心配はありません。

 

続いて、良くいただくふたつの質問にお答えします。

 

Q:ジルコニアクラウンの長所と短所はどういったものがあるの?

長所

ジルコニアクラウンは高い強度が得られる
ジルコニアクラウンは長期間安定している
➂審美性に優れている
➃高い生体親和性が得られる
➄腐食しにくい
⑥精度が高い
⑦金属アレルギーを起こすことがない

 

短所

➀自己負担が高い(保険適用外診療のため)
➁研磨で調整が難しい(とても硬いため)

 

当院では、保険外治療を希望される方にはジルコニアをお勧めしています。インプラント治療の最終補綴物のクラウンやブリッジ、インレーなど幅広く使用しています。メタルボンドよりも虫歯のリスク、歯周病の再発防止にもなり効果があるように思います。以前はごく稀にクラウンが脱離するとそこが虫歯になっていることがありましたが、ジルコニアクラウンは脱離しても2次カリエス(過去に歯科 治療を行った部位に発生する二次的な虫歯のこと)になっていることはほとんどありません。歯周病の観点からも、クラウンの境目が不潔になっていたり、歯周病を起こしていることがありましたが、最近はほとんど見られなくなりました。

 

Q:ジルコニアクラウンをかぶせるにはどのくらい期間がかかるの?

ジルコニアクラウンの補綴治療のための通院回数は、大体3回ほどです。

1回目は、口腔内を見て隣在歯の形態、噛み合わせなど検査します。
2回目は、支台歯形成を行い印象採得(型取り)します。
3回目は、ジルコニアクラウン装着(咬合調整・コンタクト調整・歯の形態調整)をします。

期間としては、3週間〜4週間くらいになります。

 

審美歯科に興味のある方、特に前歯を美しく整えたい方はジルコニアクラウンをおすすめします。

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