9月1日、日本先進インプラント医療学会が東京の一橋大学で行われました。
私も9月1日は診療を休みにし、学会に出席いたしました。
大勢の方が来られ、いろいろとインプラントの経験談を聞き、これからの治療に役立てたらいいなあと思っております。
その中で、印象に残ったことが二つあります。
それは、インプラント治療と歯科用レーザーの応用。
インプラントに求められる歯科衛生士の力です。
インプラント治療は、ただ正しくインプラントを埋め込むだけでなく、それをどれだけ長く維持できるかがとても重要なことです。
インプラントが抜けてしまう原因にはいろいろとあるのですが、一つにはインプラント周囲炎があり、そこにレーザー応用してインプラント周囲炎を防ぐということです。
もうひとつは、インプラントにおけるメンテナンス(ブラッシング指導・機械的清掃)をしっかりしていくということです。
インプラントの周囲にプラークが付着すると、天然歯よりも早く骨吸収が起こってきますので、プラーク除去には細心の注意を払わなければなりません。
当然のことですが、改めて再確認できた学会でした。
院長 山根