今日から2月です。
鳥取ではとても寒い日が続いています。みなさんも体調に気を付けてください。
最近、当院では口が乾く、口がネバつくといった患者さんが来院されています。
本日はドライマウスについてお話ししたいと思います。
ドライマウスとは、唾液の分泌量が低下することによって起こる口の中の口腔乾燥症のことです。
その原因は、生活習慣病、口呼吸、加齢、ストレスなどがあげられています。
症状としては、
➀口臭
➁口がよく乾く
➂口の中がネバつく
➃舌や口の粘膜が痛い
また、唾液の分泌量が少なくなることによって、虫歯、歯周病になりやすく、そのほかに嚥下がしにくくなったり、味覚がおかしくなったりします。
対処方法
➀水分補給と食生活の見直し
まず、水分補給をしっかり行う。
食生活においては、香辛料など刺激物やアルコール飲料など少なめにすることです。
歯科医院においては、コンクールFをオススメしています。
コンクールFは、アルコール濃度が低く、安心して使用することができます。
歯磨剤においては、ジェルコートF、コンクールブランドの歯磨剤などをオススメします。
理由は、ドライマウスは市販の多くの歯磨剤には、発泡剤が含まれている為、口腔粘膜を保護する唾液成分「ムチン」を破壊し、アフタ性潰瘍を引き起こし、ドライマウスを助長すると言われています。
コンクールブランドの歯磨剤は、発泡剤が含まれていませんし、またフッ素など有効成分が含まれている為、虫歯、歯周病などにも有効です。
ドライマウスかなと感じた人は歯科医師に相談して、歯磨剤の選択も考えてみる必要があると思います。
院長 山根