最近は湿度が高く、雨の日が多かったですが、今日はとても暑い日でした。
これからはこのような暑い日が続くので熱中症には気を付けていかないといけないですね。
本日は右下8番の痛みがある患者さんが来院されました。
私は智歯周囲炎と診断しました。
抜いた方がいい場合と抜かない方がいい場合があります。
親知らずが原因でその周辺が炎症を起こす(智歯周囲炎)では一般的に炎症が強いケースが多く、場合によっては顔が腫脹したり、口が開けにくくなったりすることもしばしばあります。
このような場合抜歯をする方が良いと思います。
ただ炎症が強く、自発痛などが強い場合いきなり抜歯すると痛みが出たり、腫れたりすることが多いです。
また、麻酔も効きにくいので抜歯するのに患者さんの負担が大きくなるケースがあります。
智歯周囲炎の場合特に強い炎症がある場合は、抗生剤の投与や消毒をして炎症を抑えながら抜歯する方がいいと思います。
症状が軽くなったと思ってそのままにしておくと、またいつか再発をして前と同様に強い痛みが出てくることになります。
智歯周囲炎で痛みが強い場合は基本的に抜歯することがいいと思います。
ただ抜歯後は多少腫れたり、痛みが出たりすることはありますが、そこは心にとどめておかなければなりませんね。
院長 山根