最近暑い日が続いていますね。
コロナウィルス感染を防ぐためマスクをして外出していると、マスク内が汗で濡れてしまい気持ちがすっきりしません。
インプラントについて質問が多くあり、本日はその質問に関するお話をしたいと思います。
どのような問合せかというと、「インプラントの成功率はどれくらいですか」「手術後痛みがでたり、腫れたりしますか」「手術後は普通に歯ブラシをしてもいいですか」などです。
まずインプラントの成功率ですが、論文では10年生存率95%以上と言われています。
ただこれは骨の状態が良く、患者さんもしっかりとしたメンテナンスを行っている場合です。
骨が少なかったり、硬すぎたり、柔らかすぎたりすると成功率は落ちます。
また、メンテナンスを怠っていると骨の状態が良くても失敗の原因になります。
従ってCTで骨の状態を把握し、また咬合状態、口腔清掃状態などしっかり診断した上でインプラント治療を行うことが必要です。
インプラント治療後はメンテナンス(ブラッシング)などをしなければなりません。
ただ言えることは、Brや義歯よりも一般的に寿命は長いということは言えると思います。
次に手術後の痛みや腫れに関してですが、外科的処置を行うことになるので多少痛みが出たり、腫れたりすることもあります。
しかし、ほとんどの人は2~3日後には痛みや腫れはピークとなり、一週間後くらいで落ち着きますので心配要りません。
最後に歯ブラシに関してですが、インプラントした部位の歯ブラシは避けてください。
手術した後は傷になっていますので、傷口が大きくなって感染する恐れがあります。
縫合している場合は糸が取れたりすることがあります。
手術部位においては抜糸後に磨くのが良いと思います。
院長 山根