今日から8月です。鳥取では2、3日前に梅雨が明け暑い日が続いています。
本日はインプラント治療の患者さんが来院されました。
その中で上顎の骨の再生術であるソケットリフト法を使用してインプラント埋入した症例がありました。
本日はソケットリフトについてお話したいと思います。
以前、上顎の骨に厚みがない場合、通常通りの方法でインプラント手術を行うと上顎洞内にインプラントが入り、後に上顎洞炎などを起こし、インプラント埋入が出来ない場合が多かったですが、現在では骨の厚みを作るため、ソケットリフトという術式を使用し上顎洞を上に持ち上げて骨を作りながらインプラントを埋入することが出来るようになりました。
ソケットリフトは専用の器具を使用し、上顎洞底を上にあげてその後インプラントを埋入していきます。
通常のインプラント手術に比べると少し痛みや腫れが出ることが多いです。
ただ心配は要りません。
大体一週間以内には治まってきます。
注意することはもちろん固いものを噛んだりしないようにしてください。
また抜歯後の注意事項にも共通するのですが、お酒や強い運動などは出血しやすくなるので注意しなければなりません。
また、ソケットリフト法を使用した場合は強く鼻をかんだりすることは避けてください。
最近はインプラントの適応症例も拡大しています。
インプラントに興味のある方は気軽に相談してください。
院長 山根