毎日毎日暑い日が続いていますね。
今日も熱中症になられた方が多くおられるということで皆さんも体調には気を付けていかねければなりませんね。
先日妊婦さんが来院されました。
口腔内を診察すると大きなカリエスはなかったのですが、何か虫歯になっているかもしれないと思い、レントゲン撮影しようとすると不安になった方がおられました。
ということで、本日はレントゲンについてお話します。
まず、レントゲンを撮る目的は歯の治療において患者さんの口腔内がどのような状態なのかを把握することが目的です。
【レントゲンでわかること】
・診察ではわかりにくい虫歯の有無
・有髄歯か無髄歯か(神経があるかどうか)
・歯周病の進行状態
・根尖病巣があるかどうか
・親知らずの位置
・子供においては永久歯の位置や方向
以上のことをしっかりと把握し、治療を進めていきます。
なのでレントゲン写真を撮ることは治療する上で非常に重要なことです。
また、レントゲン写真にも種類があります。
お口全体の歯や骨の状態を見るときはパノラマ写真、1本か2本の歯において詳しい情報を得たいときはデンタル写真、インプラント、上顎洞、歯牙脛骨、親知らずの位置など立体的に細かい情報を得たい場合はCT写真を撮影します。
このようなレントゲンを撮ることで安全で正確な治療ができるようになります。
ですからレントゲン写真は、歯の治療をする上でとても重要です。
当院では、レントゲンはデンタルなので放射線の被爆量は非常に少なく、身体に影響することはないので心配いりません。
放射線量も少なく、加えて防護エプロンも着用しているので安心してください。
歯に対して悩んでいる方は気軽に相談してください。
院長 山根