10月になってだいぶん秋らしい季節になってきたように思います。
体調には十分気を付けていきたいと思います。
先日、インプラント治療を行いました。
その中で抜歯を行い、その後すぐにインプラントを埋入を行った症例がありました。
本日は抜歯即時インプラント法についてお話しします。
通常インプラント治療は抜歯してから3ヶ月~6ヶ月など待って、歯肉や歯槽骨の回復を待ってから行いますが、抜歯即時インプラント法は抜歯した日にインプラントを埋入する手術法のことを言います。
抜歯埋入法利点
・抜歯とインプラント手術を同時に行うので、手術回数が少なく患者さんの負担が少ない
・治療期間が短い
・抜歯後すぐにインプラントを埋入するので、歯茎を切開したり剥離したりすることが少ないので、治療後の痛みが少なく済む
抜歯埋入法欠点
・歯周病が進行している人や骨の量があまりない方は適応外です
・抜歯窩の感染が綺麗に取り除いていない場合、インプラント体そのものが感染源になる(感染リスクが高い)
抜歯即時インプラント法は、患者さんへの負担が少なくなる一方、どんな患者さんにも適応出来る手術ではありません。
特に骨量が少ない人や歯周病の著しい人には対応できません。
インプラント手術は、だんだん進歩しています。
ただ適応症例かですが、しっかりと診断を行わないと失敗につながります。
インプラント治療においては、診査、診断が重要です。
もし、インプラントに興味のある方は気軽にご相談ください。
院長 山根