10月になってだんだん寒くなってきて、秋本番という感じがします。
秋と言えば、読書の秋、食欲の秋など、いろいろな秋がありますが、
みなさんは、どうお過ごしでしょうか。
本日は、インプラント手術の中の「フラップレス手術」についてお話します。
フラップレス手術とは、別名「無切開手術法」ともいわれております。
従来のインプラント手術法は、インプラントを埋入する部位の歯肉を切開、剥離します。
そして、インプラント体を埋め込んで、切開した部位を縫合するという方法です。
最近では、CTなどによって、骨の厚み、骨質など、しっかり診断できるようになりました。
これによって、歯肉を切開、剥離しないで行う「フラップレス手術」を行うこともあります。
ただ、この方法は、骨量の豊富な症例には適応できますが、骨量が少ない方には適用できません。
【フラップレス手術の長所】
(1)患者さんへの負担が少ない(歯肉の切開・剥離を行わないため)
(2)術式が簡単
(3)手術時間が短い
当院では、5割ほどの方が、この「フラップレス手術法」でインプラント治療を行っています。
また、術後の痛みや腫れも少ないため、治療回数も少なくなります。
インプラント手術法には、いろいろな手法があります。
インプラント治療を行う場合は、CTでしっかりと診断し、
その方に適した術式を選択する必要があります。
少しずつではありますが、インプラント治療も年々変化しています。
インプラント治療に興味のある方は、お気軽にご相談ください。
院長 山根