年も明け、三連休も過ぎましたが皆さんどうお過ごしですか。
コロナウィルスの話題が始まってからもう少しで一年です。
本日は、一歳6ヶ月の子どもが来院されました。
私の顔を見た途端に大声で泣き始めました。
私は特に何もしていないのですが大暴れで、口の中を見ようとするといきなり私の指を噛んでどうしようもありませんでした。
本日は衛生士にブラッシング指導してもらうことにしました。
一人で歯ブラシを持たせているときは気分が良くなり、ガチガチと歯ブラシを噛んでいます。
これでは歯の汚れは取れません。
お母さんにブラッシングの仕方を教えるのですが、子どもは言うとおりにはなかなかいきません。
このような子どもの場合は、当院では三つのことを頭において指導しています。
➀歯磨きは楽しいものだと思わせることだと思います。
時間はかかりますが、話をしながら楽しく歯みがき指導をお母さんと一緒に行うようにしています。
➁たくさん褒めてあげます。
他人に口の中を触られることは子どもにとって嫌なことなので、出来るだけ小さなことでも「よくできたね」と言って褒めるようにしています。
➂無理やり磨かないことです。
子どもの顔色を見ながら、時間をかけてお話しながら磨くようにしています。
なかなか口で言うほど簡単ではありませんが、根気強くお母さんと一緒にブラッシング指導を行っています。
また、歯が生えてきたら歯科医院でフッ素塗布してもらうことも大切な虫歯予防になります。
小さな子どもには根気強く、優しく、歯ブラシの仕方を教えることが必要ですね。
何かありましたらいつでもご相談ください。
院長 山根