こんにちは。山根です。
2月になりました。本日は、とても暖かく感じる1日でした。
本日は、食生活と歯の予防についてお話します。
今までは、正しいブラッシング法やプロフェッショナルケア(PMTC)などによって、虫歯、歯周病の予防に役立っているといったことをお話してきました。
本日は、身近な食生活における歯の予防についてお話します。
皆さんは、飲食をすると口の中がどのように変化するかご存知でしょうか。
通常、口の中は中性(約pH7)に保たれています。
しかし、飲食をすると口の中は酸性にかたむき、虫歯になりやすい環境となります。
ただし、唾液の力により、1時間ほどすると酸性から中性に戻ります。
重要なポイントは、酸性にかたむく時間を短くすることであり、これが虫歯予防につながります。
子供の場合、アイスクリーム、ケーキ、チョコレートなど、甘いものが好きですよね。
このような食べ物を与えないことは、難しいと思います。
仮に、甘いものを食べたとしても、その後、お茶を飲ませるなどして、口の中に食べかすが残らないようにすることが重要です。
1番良い方法は、食べたら歯を磨く習慣を身につけておくことです。
磨くことができない場合は、うがいをすることも効果的です。
また、間食の回数が少なくすることが虫歯の予防につながります。
間食の回数が多いと、口の中が酸性にかたむく時間が長くなり、虫歯になりやすくなります。
今回のポイントは3つです。
1)間食の回数を少なくする
2)甘いものを食べたらお茶を与える(ジュースはNG)
3)食べたら歯を磨く(磨くことができない場合は、うがいをする)
食生活において、以上3つのことを頭の片隅に覚えていただいてもらえると幸いです。
何か気になることがあれば、いつでもご相談ください。
院長 山根