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急性炎症と慢性炎症の相違について

2023年2月3日

よく急性炎症と慢性炎症という言葉をよく耳にしますが、どう違うと思いますか。

 

実は、この二つの炎症は時間の経過によって分類されています。
急性炎症の場合、急に歯が痛くなり、腫れたり咬めなくなったりすることがあります。
このような炎症のことを急性炎症と言います。
慢性炎症の場合、炎症の進行が遅く、初期の段階では炎症も軽く、気付いたときには重度になっていることがあります。
また、原因が除去できない場合は、一カ月以上炎症が続くことがあります。
このような炎症を慢性炎症と言います。

 

急性炎症の症状

・すごく痛い(しみる・腫れる)
・進行が早い
・早期に治ることが多い

 

慢性炎症の症状

・鈍痛
・ゆっくりと進行する(場合によっては違和感がある程度)
・治るのに長時間かかる

 

歯科疾患は大きく分けて『虫歯・歯周病』です。

どの治療も炎症が起こり、急性炎症、慢性炎症を起こします。

 

虫歯の場合の急性炎症は、歯髄炎が当てはまります。虫歯の進行によって歯髄炎が起こった場合、急に痛みが出て冷たいもの、温かいものを食べるとしみてきます。場合によっては噛めなくなってしまいます。ただこのような場合、神経の治療を行うと比較的早く、症状が消失していきます。ただ、根尖性歯周炎の場合に比べて痛みは少ないことが多いですが、根尖部の膿みや感染した細菌を完全に取り除くのには長時間かかります。また。感染した細菌によって、歯を支えている骨を吸収してしまうため気づいたときには抜歯しなければならないケースもあります。

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歯周病の場合は、「静かなる病気」と言われていて、ほとんどの場合普段は炎症が起こっていてもあまり自覚症状はありません。しかし、体調不良などで局所的に問題が生じた場合、急に強い痛み、歯肉の腫脹、咬合痛などの急性炎症が起こる場合があります。

 

治療法としては、まず歯周病になっている部位をしっかりと洗浄を行います。そして、抗生剤、鎮痛剤などの投与をします。歯周病になっている部位においては、抗菌剤(当院ではペリオクリン)の塗布を行います。

歯がグラグラして動揺がある場合は、咬合調整を行いますが、動揺度が大きい場合は抜歯します。歯肉腫瘍で腫瘍がある場合は、その部分を切開して膿を出し、しっかりと洗浄します。

以上のことを急性炎症が出た場合は行って、一週間くらいで強い自発痛は減少しますが、その後また再発するケースもあります。何度も再発を繰り返すと状況が悪化し、抜歯になることもあります。

定期的に歯周病治療が必要となります。

 

まとめ

虫歯の中でも歯周病の場合でも、急性炎症がでた場合は必ず歯医者さんに行き治療を行ってください。そして、症状がなくなったので治療が終わったのではなく、今後虫歯や歯周病の再発を防ぐためにも定期的なメンテナンスが必要です。特に、歯周病は初期の段階では慢性炎症の場合が多く、ほとんど症状はありません。痛みが出てきたときはかなり進行していることが多いです。気を付けてください。

 

何か気になる点があればいつでもご相談ください。

 

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