みなさんは歯医者さんに行かれるとき、どのような気持ちで行かれますか。
予防を兼ねて歯をクリーニングしてもらうために行かれる人もいらっしゃるかと思いますが、『歯が痛いけど治療が怖い」、『どんな治療をされるのか不安』、『感染対策ができているだろうか』など不安な気持ちで行かれる方も多いのではないでしょうか。
当院ではそのような不安を解消するためにいろいろな取り組みを行っています。
目次
当院で行っている取り組み
1.患者さんとのコミュニケーション
2.安心、安全な感染対策
3.治療に対する痛みを軽減
4.スタッフ教育とチームワーク
1.患者さんとのコミュニケーション
多くの患者さんはすごく不安な気持ちで来院される方が多いと思います。「行かなきゃいけないことは分かっていたがなかなか行けなかった」という患者さんが時々来られます。その時にいきなり主訴を聞いて、すぐに診察台で治療をすることはありません。どうしても痛くてすぐに痛みを取り除いて欲しいという場合は応急処置の治療(抜髄あるいは感根管処置)を行うことはありますがほとんどのケースは患者さんの声をしっかり聴いてから治療を行うようにしています。次に患者さんの口腔内検査を行い患者さんの希望に沿って、ベストな治療方針を説明します。また患者さんからの相談、ご質問にはできる限り丁寧に分かりやすく説明していくようにしています。
2.安心・安全な感染対策
歯科治療は唾液や血液が飛び院内感染しやすいと考えています。
当院での感染対策
使い捨て器具を使用
◦スタッフ手袋
◦患者さんに使用する紙コップ
患者さん一人に使って捨てる使い捨ての物を使用する
◦タービン
◦基本セット
患者さん一人に使って滅菌して滅菌パックを行う
高性能な滅菌器(オートクレーブ)
オートクレープ滅菌器は高圧蒸気滅菌器です。内部を高圧力にすることによって、飽和水蒸気を発生させて滅菌する機器です。
超音波洗浄機
図
超音波洗浄機は超音波による液体中の泡によって血液やたんぱく質がついた切削バー、スケーラーチップ、根管治療器具などを消毒、洗浄するのに使います。
手指の消毒
手指の消毒は歯科治療においては基本中の基本であります。石鹸で流水による手洗いを注意深く行っております。
口腔外バキュームの使用
3.治療に対する痛みを軽減
患者さんにリラックスして治療を受けてもらうため、治療中の痛みを軽減する手段として、麻酔をおこないます。麻酔の手順、麻酔の痛みを和らげる工夫などを紹介します。
麻酔の手順と工夫
➀表面麻酔を塗布します。
このことによって浸麻をするときの注射針を刺された時の痛みが軽減します。
➁麻酔液を体温と同じ温度に温めておきます。
浸麻を行うときに、麻酔液と組織の温度が同じだと浸麻の痛みが軽減されます。
➂電動麻酔器で浸麻を行います。
電動麻酔器を使うことでゆっくりと麻酔液を組織に注入できるため痛みが軽減されます。
➃極細の針を使用
注射針は太いものより細いものの方が痛みは少なくなります。
4.スタッフ教育とチームワーク
当院のすべての従事者は歯科医療を患者さんに提供する立場です。患者さんの不安を取り除き安心して治療を受けていくようにするには、院内全体が明るい雰囲気でなければなりません。そのためには、できるだけ患者さんに笑顔で接することを心掛けています。また、スタッフ間で意見交換をして、課題や目標を共有することも大切だと考えています。当院では月に一回全員で院内ミーティングを行っています。情報共有や意見交換、反省すべき点があればしっかりと反省し今後の歯科治療向上につなげていくようにしています。
まとめ
当院では「患者さんを大切にする誠実さ」をモットーにしています。歯科治療においては患者さんの立場になって考え、満足していただくことを第一に考えています。これが患者さんに安心して通ってもらえる歯医者になるのではないかと考えております。そして患者さんが当院治療してよかったと思っていただけるように今後も頑張っていきたいと思っています。
また何か気になることがあればいつでもご相談ください。