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歯科用レーザーってどんな治療

2023年8月8日

皆さんは、歯医者に行かれて歯科治療を行う際に、「レーザー治療を行いますね」と言われた事はありませんか。以前は、レーザー治療と言えば、最新治療として、話題になったこともありましたが、最近では、珍しいものではなくなってきたように思います。と言うのも、最近では、レーザー治療を行う歯科医院も多くなってきたからです。日本における歯科医院において、レーザー導入率は、地域によっても異なりますが、およそ30%くらいと言われています。当院でもレーザー治療を行っております。では、どんな治療の時にレーザー治療を行っているのでしょうか。

レーザー

*虫歯治療・予防

*歯周病治療・予防

*口内炎治療

*歯茎のメラニン色素除去

*象牙質知覚過敏症治療

これらの治療時に使用しています。

~虫歯治療・予防~

虫歯の治療を行う際、まず、虫歯になっている部分を機械で削って治療を行うと思います。ただ、虫歯が深く神経の近くまで進行している状態では、レーザー治療も併用することもあります。なぜ、最後まで機械で虫歯を除去しないかと言うと、機械で虫歯を除去する際に余分な所を削って神経が出てしまうことがあるからです。虫歯が神経にに到達しているかどうか微妙な時は、機械で虫歯を取り除き、その後、レーザーでしっかりと殺菌してから詰め物を入れるようにしています。この治療法により、以前に比べて歯髄処置をするケースは、少なくなったように思います。

当院では、できるだけ、歯髄を残すために、ドックベストセメント治療を導入しております。ドックベストセメントを使用した歯科治療においてはレーザーは必要不可欠なものになっています。

【ドックベストセメントの使用(C2~C3の虫歯)の場合】

①虫歯を除去→②レーザー照射→③洗浄→④ドックベストセメント充填→⑤グラスアイオノマーセメント充填 このような手順で行います。

鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント

だだ、ドックベストセメント治療も完全なものではありません。場合によっては、治療後、冷水痛が起こって、神経処置をすることもあります。ただ、症状が起こらない場合は、歯髄を保存して歯科治療を行うことができます。また、レーザー治療を行うことによって、酸に対する抵抗力が上昇し、虫歯になりにくい歯になります。そのことが、虫歯予防に大きな役割を果たすことになります。

~歯周病治療・予防~

レーザーは殺菌効果がありますので、歯周ポケット内にレーザー照射をすることで、歯周病菌が殺菌され、歯周病による、歯肉の炎症や歯周病の進行を抑えることができます。また、歯石除去や歯面清掃と併用していくことによって、歯周病の予防に大きな役割を果たすことにもなります。

~口内炎治療~

口内炎の治療にもレーザーは有効です。レーザー照射をすることによって、痛みが早期に軽減し治りが早くなります。よく、義歯性口内炎の方がいらっしゃいます。塗り薬を処方することも多くありますが、レーザー照射をすることで、治癒することも多いです。

~メラニン色素沈着の除去~

歯茎にメラニン色素沈着があり黒ずんでいる場合もレーザー照射で改善できます。歯茎の表面に着いているメラニン色素を除去して、歯ぐきが、ピンク色になります。審美的な面で喜んでいただいています。

~象牙質知覚過敏症治療~

よく、「しみる」 といった症状を訴える患者様がいらっしゃいます。口腔内を見ると象牙質が露出しているケースがよくあります。代表的な例を上げると、楔状欠損です。よく、ブラッシング圧が強いのが原因で起こる症状です。このようなケースで楔状欠損で象牙質が露出している部位にレーザーを照射すると、象牙細管が封鎖され、象牙質に加わる刺激が、歯髄に伝わりにくくなります。そのことによって、歯がしみる状況が軽減されていきます。ただ、軽度の知覚過敏の場合は、レーザー照射で対応できますが、重度になると、神経を処置しなければなりません。

 

【バイオレーザー治療のメリット・デメリット】

〇メリット

●外科的手術(インプラント手術、抜歯など)後に使用すると予後が良い。

特にインプラント手術、抜歯後にレーザー照射を行うとレーザーの殺菌効果により傷の治りが早いです。炎症が起こって腫れや痛みがある場合はレーザー治療によって緩和することができます。

●副作用が少ない

妊娠中の方や高齢者、基礎疾患がある方でもレーザー治療を受けることができます。

●出血を抑える効果がある

〇デメリット

虫歯治療の場合、レーザーで虫歯を除去する場合はかなりの時間がかかります。当院では歯周病治療においてレーザー治療とペリオウェイブ(光殺菌治療)も行っています。歯周ポケット内にバイオジェルと言われる青色の を注入して歯周病菌を染め出して光のレーザー照射で歯周病菌を殺菌させる方法です。

【ペリオウェイブレーザー治療の特徴】

無熱レーザーの照射

無熱レーザーの照射

・無痛で行うことができる

・治療時間が短い

・副作用が少ない

・妊娠中やご高齢の方など多くの方に使用できる

ただ、歯周病治療の場合、従来の歯周病治療である歯石除去、PMTCなども、併用して行うようにしています。歯周病の予防には、必要な機器とかんがえています。

まとめ

歯科治療は多くの方は、「痛いことをされる」 「何をされるか分からないので怖い」といったイメージがあると思います。ただ、レーザー治療においては、恐怖心を与える治療ではないので、安心してください。レーザー治療のメリット、出血を抑制する効果、傷口の治癒の促進、治療中ほとんど痛みを伴わないなどのさまざまな特徴を生かして今後の歯科治療に生かしていきたいと思います。

何か気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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