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銀歯を白くしたい場合の治療法とは?費用や注意点も解説!

2023年11月24日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

銀歯

銀歯があると、口を大きく開けて笑えない、話すときの口元が気になるなど、悩みを抱えて憂鬱になる方も多いです。銀歯を長期的に使用すると、金属アレルギーを引き起こす可能性や、舌の癌の発症原因になる可能性があります。

銀歯による健康問題や見た目の問題から、銀歯を白くしたいと思う方もいるでしょう。銀歯を白くするためにはどうしたらよいのでしょうか。

今回は、銀歯を白くしたい場合の治療法や費用、治療を受ける際の注意点について詳しく解説します。銀歯を白くして、人の目を気にせず笑いましょう。

銀歯とは?

銀歯

銀歯とは、金・銀・銅・パラジウムの合金素材でできた詰め物・被せ物のことです。銀歯という名前ですが、銀だけで構成されているわけではありません。

金属なので耐久性が高く、保険適用のため費用が安いです。そのため、歯科治療において多くの患者さまに使用されてきました。

しかし、安価で壊れにくい反面、金属アレルギーを引き起こす、銀歯の根本の歯茎が黒っぽく変色するなどのデメリットがあります。いずれも銀歯に含まれる成分によって引き起こされる症状です。

また、天然歯は白いので、銀歯があると不自然に目立つでしょう。

アマルガムの有害性について

今では使われることはほとんどありませんが、アマルガムという合金でできた銀歯があります。アマルガムには人体に有害とされる水銀が含まれており、金属アレルギーを引き起こす原因にもなります。

アマルガムの銀歯は、現在一般的に使われている銀歯のような光沢はありません。黒くくすんだ、錆びたような色をしていることが特徴です。

ご自身の歯に使われている場合は、詰め物・被せ物を変更したほうがよいでしょう。特に、数十年前に治療した銀歯の場合は、アマルガムを使用している可能性が高いです。

銀歯を白くしたい場合の治療法

銀歯を白くするイメージ

見た目が悪い、金属アレルギーのリスクがあるなどの悪影響を考慮し、銀歯を白くしたいと考える方もいるでしょう。どのような方法で銀歯を白くするのでしょうか。

まず、銀歯そのものを白くする方法はありません。銀歯を除去し、新しく詰め物・被せ物をすることになります。

ここでは、一般的に用いられる確認しましょう。

コンポジットレジン

コンポジットレジンとよばれるプラスチック素材を使用し、歯に詰め物をします。歯磨き粉のようなペースト状のものを、歯が欠けた部分や虫歯を削った部分に詰めて、光を照射して固めます。

天然歯に近い色なので、大きな違和感はありません。

コンポジットレジンのメリットは、以下のとおりです。

・保険適用の治療のため安価に歯を白くできる
・歯の型取りなどが不要なので治療にかかる日数が少ない
・金属アレルギーの心配がない

コンポジットレジンのデメリットは、以下のとおりです。

・強度が高くないため破損しやすい
・噛む力が強い奥歯に使用すると破損する可能性がある
・変色しやすいので黄ばむ

セラミック

セラミックとよばれる陶器に似た素材を使用し、詰め物・被せ物をします。セラミックは天然歯が持つ透明感や艶、色調の再現性に優れています。非常に天然歯に近い見た目となるため、違和感がありません。

セラミックには、ジルコニアやポーセレンなど、さまざまな種類があります。ジルコニアは耐久性に優れており、ポーセレンは最も天然歯に近い見た目を再現可能ですが、ジルコニアと比べると耐久性に劣ります。

セラミック治療は自費診療になるので、治療費が高いです。希望する場合は、妥協せずに納得できるまで歯科医師と相談しましょう。

セラミックのメリットは、以下のとおりです。

・ご自身の歯の色を再現できるため自然に見える
・汚れがつきにくい
・金属アレルギーの心配がない
・劣化しにくく長持ちする

セラミックのデメリットは、以下のとおりです。

・耐久性はあるものの、強い衝撃が加わると破損する可能性がある
・保険適用外となるため費用が高い

銀歯を白くするメリット・デメリット

銀歯を白くするメリット・デメリットイメージ

「銀歯を白くしたい」と思った場合、白くするメリット・デメリットを知る必要があるでしょう。デメリットを知らずにメリットだけを考慮して判断した場合、後悔するかもしれません。後悔しないためにも、メリットとデメリットの両方を知ることが非常に重要です。

銀歯を白くするメリットとデメリットを確認しましょう。

銀歯を白くするメリット

まずは、銀歯を白くするメリットからご紹介します。

見た目がよくなる

銀歯を白くする最大のメリットは、見た目を改善できることです。白い歯のなかに色が違う銀歯があると、不自然で違和感があるでしょう。銀歯を白くすると、見た目が自然になります。

見た目が改善されることで、自信を持って人前で笑えるようになるかもしれません。笑顔が増え、性格が明るく前向きになることもあるのです。

金属アレルギーのリスクをなくせる

銀歯を白くすると、金属アレルギーのリスクがなくなります。銀歯には、金属アレルギーの原因となる複数の金属成分が含まれています。

銀歯を白くする際に使用される素材は、プラスチックや陶材です。金属を含まないので、金属アレルギーのリスクがなくなります。

金属成分が溶け出すことによって歯茎が変色することをメタルタトゥーといいますが、メタルタトゥーのリスクもなくなるのです。

銀歯を白くするデメリット

銀歯を白くするデメリットを確認しましょう。

治療費用が高くなる

自費診療になる治療を選択した場合、費用の負担が大きくなります。自費診療の場合は歯科医院によって費用が異なるので、しっかり確認してから治療を受ける必要があるでしょう。

銀歯よりも耐久性が低い

銀歯は、見た目が悪いですが強度が高く壊れにくいです。銀歯を白くした場合、銀歯に比べると耐久性に劣ります。

プラスチック素材の場合は強度があまり高くないため、銀歯と比べると破損しやすいでしょう。奥歯など、強い負荷がかかりやすい部分を治療する場合は使用できないこともあります。

セラミックの場合は強度があり、素材自体が硬く壊れにくいですが、衝撃が加わると割れることがあるでしょう。

プラスチック素材は経年劣化する

セラミックは変色しにくく、劣化しにくいといわれています。

しかし、プラスチック素材は経年劣化で変色します。コーヒーや紅茶、ワインなど、色が濃い飲食物を摂取すると変色しやすいです。

銀歯を白くするためにはいくらかかる?

銀歯を白くするための費用イメージ

銀歯を白くするためには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。ご紹介したコンポジットレジンとセラミックの費用をご紹介します。

コンポジットレジン

保険適用3割負担の場合、1本あたり約1,500〜2,000円です。

保険が適用されるものよりも強度が高く劣化しにくい、自費診療のコンポジットレジンを選択できる歯科医院もあります。自費診療のコンポジットレジンの費用は、1本あたり約10,000〜30,000円でしょう。

セラミック

セラミックで銀歯を白くする場合、審美性を向上させるために選ぶ素材なので、保険適用外の自費診療となります。そのため、費用は高額となるのが一般的です。素材の種類や治療部位によって、費用は異なります。

費用の相場は、詰め物の場合1本あたり約40,000〜80,000円、被せ物の場合1本あたり約80,000〜200,000円です。自費診療は、治療にかかる費用を歯科医院が自由に設定できるため、実際の費用は歯科医院に確認する必要があります。

メンテナンス

銀歯を白くするためにかかる費用は、治療にかかる費用だけではありません。治療終了後も、継続的に費用がかかります。口内を清潔に保ち、詰め物や被せ物を長持ちさせるためにメンテナンスを受けましょう。

歯石・歯垢を除去するクリーニングは、保険適用3割負担で2,000円程度、歯周病チェックなども含めたクリーニングは3,500円程度必要になります。

メンテナンスの頻度は患者さまによって異なりますが、2〜3か月に1回程度でしょう。歯科医師の指示に従って受診してください。

銀歯を白くしたあとの注意点

銀歯を白くしたあとの注意点イメージ

銀歯を白くしたあとの注意点は、以下のとおりです。

治療した歯に負担をかけない

特に、銀歯を外して白くした当日は、新しい詰め物・被せ物が十分に定着していません。治療のあと数時間は硬い食べ物を避けましょう。

治療前に食事を終わらせる、治療後は柔らかい食べ物を選択するなど、歯に負担をかけないようにしてください。硬いものを噛んだ衝撃で詰め物・被せ物が外れる可能性があるので、注意が必要です。

着色しやすい飲食物を摂取したあとは歯磨きをする

コーヒーやワインなど、色が濃く歯が着色しやすい飲食物を摂取したあとは、すぐに歯磨きをしましょう。すぐに歯磨きしたほうが、変色しにくいです。

すぐに歯磨きできない場合は、うがいだけでも行いましょう。

研磨剤が含まれている歯磨き粉を避ける

銀歯を白くしたあとは、研磨剤の入っていない歯磨き粉を使ってください。研磨剤入りの歯磨き粉を使った場合、詰め物や被せ物の表面を傷つけるかもしれません。

市販されているホワイトニング製品の使用も、劣化を早める原因になることがあります。使用する場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談したほうがよいでしょう。

口内を清潔に保つ

銀歯を白くしたあとのメンテナンスは非常に重要です。口内を清潔に維持するために、食後の歯磨きを徹底しましょう。

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスなどを使って歯垢を除去してください。歯石がつきにくい状態を保ちながら、定期的に歯科医院のクリーニングを受けると効果的です。

口腔環境が良好であれば、歯周病などの病気の予防にもつながります。

まとめ

銀歯の女性

銀歯を白くすると、見た目がよくなり自信を取り戻せるかもしれません。銀歯そのものを白くすることはできませんが、コンポットレジンやセラミックに変更することで「銀歯を白くしたい」という希望を叶えられます。

銀歯を白くしたあとは、メンテナンスが非常に重要です。白い歯を維持するために、口内を清潔に保ちましょう。

銀歯を白くしたいなどのお悩みがある方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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