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セラミックは虫歯になりにくいの?メリットや長持ちさせる方法!

2024年2月9日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

セラミックの歯

歯の詰め物や被せ物を入れるときに、金属にするかセラミックにするかを悩む人は少なくありません。セラミックを検討中の方は特に「セラミックは虫歯になりにくい?」「セラミックのメリットやデメリットを知りたい」と思うことでしょう。

今回は、金属が虫歯になりやすい理由と、セラミックが虫歯になりにくい理由、セラミックのメリット・デメリットについて解説します。

銀歯が虫歯になりやすいのはなぜ?

銀歯

銀歯は強度が高く、保険が適用されるため一般的に治療に使われる素材です。

しかし、銀歯は虫歯になりやすいデメリットもあります。銀歯が虫歯になりやすいのは、経年劣化しやすく、歯と銀歯の間に隙間ができるからです。

隙間にプラークが溜まりやすいため、虫歯の原因になります。銀歯が経年劣化しやすい理由は、次のとおりです。

金属が溶け出すから

銀歯に使われる金属は、金銀パラジウム合金です。銀歯は常に唾液に触れるため、時間が経過すると金属が唾液に溶け出します。

その結果、少しずつ銀歯の形が変形し、歯と金属の間に隙間ができるのです。

食べ物の温度で金属が収縮・膨張するから

金属は、温度差の影響で収縮したり膨張したりします。私たちが日々食べている食事には、熱いものや冷たいものがあるでしょう。

天然歯は温度差であまり収縮・膨張しませんが、銀歯はします。長年かけて変形し、歯と銀歯の間に隙間ができるのです。

金属の表面に汚れが付着しやすいから

金属の表面は、天然歯やセラミックに比べてツルツルしていません。そのため、プラークなどの汚れが付着しやすい特徴があります。

プラークは、細菌と細菌の排泄物の塊です。虫歯の原因になる虫歯菌(ミュータンス菌)も、プラークの中に生息しています。虫歯菌が付着しやすいと、必然的に虫歯のリスクが高くなるでしょう。

セラミックが虫歯になりにくい理由

セラミックは虫歯になりにくい理由を説明する女性

銀歯に比べると、セラミックは虫歯になりにくいとされています。寿命も長く、ケアをしっかりしていれば10年以上使えるでしょう。

セラミックが虫歯になりにくい理由について、詳しく解説します。

経年劣化しにくい

銀歯と異なり、セラミックは経年劣化しにくいです。長年使用を続けても、接着したときと同様の形や状態をキープできるでしょう。

形が変わらないので、歯とセラミックの間に隙間や段差ができにくく、虫歯になるリスクが低いのです。

表面がなめらかである

セラミックは、銀歯とは異なり表面が非常になめらかです。プラークなどの汚れが付着しにくく、付着した場合も口腔ケアで容易に落とせます。

虫歯の原因になるプラークが付着しにくいため、虫歯になりにくいのです。

歯と接着しやすい

セラミックは、歯と接着しやすいことも特徴です。セラミックを装着するときには、口腔内専用のセメントを使用します。

歯とセラミックが、接着剤によってしっかりと結合されます。そのため、隙間ができにくく虫歯になるリスクを下げられます。

セラミックを選択するメリット

セラミックを選択するメリットイメージ

セラミックは、虫歯になりにくいメリットがあることがわかりました。他にも、下記のメリットがあります。

審美性に優れている

セラミックは審美性に優れており、天然歯とほとんど見分けがつかない仕上がりになります。そのため、前歯や小臼歯、噛み合わせの部分など、口を開けたときに目立ちやすい部分に選択する方が多いです。

セラミックにすることで、食事だけでなく会話も楽しめる、気にせず口を開けて笑えると感じる人は少なくありません。

金属アレルギーにならない

セラミックは、金属アレルギーになる心配がありません。銀歯の場合、金属が溶け出すことで金属イオンが体内に入り込み、金属アレルギーを引き起こすことがあります。

しかし、セラミックは経年劣化しにくく、唾液に溶け出す心配がありません。メタルボンドというセラミック治療以外は金属そのものを利用していないため、金属アレルギーのある人も安心して使用できるでしょう。

歯茎が黒くならない

セラミックは金属を使用していないため、歯茎が黒くなりません。銀歯の場合、金属アレルギーに加え、銀歯の金属が溶けだすことで歯茎が黒くなるリスクがあります。

セラミックだと歯茎が黒くならないため、歯茎の見た目も保てます。

セラミックを選択するデメリット

セラミックを選択するデメリットイメージ

どの治療にも言えることですが、セラミックはメリットだけでなくデメリットもあります。デメリットを考慮し、納得した上で決断しましょう。

本項目では、セラミックのデメリットについて解説します。

保険適用外となる

銀歯は保険で治療ができるのに対し、セラミックは保険適用外です。セラミック素材の詰め物や被せ物を選ぶ場合は、自由診療となり治療費が高くなります。

一般的に、セラミックの詰め物は4万円〜8万円、被せ物は8万円〜18万円ほどすると言われています。治療費が高いので「セラミックにしたいけど予算オーバーだ」と諦める方も少なくありません。

金属に比べて強度が劣る

セラミックは、金属よりも強度が劣ります。強い衝撃を受けたときに割れるリスクが伴うことを理解しておきましょう。

例えば、物が歯にあたったり、硬いものを食べたりしたときにセラミック歯が割れる可能性があります。また、食いしばりや歯ぎしりの癖がある場合は、セラミック歯が破損するリスクが生じるでしょう。

金属に比べて歯を削る量が増える

セラミックを選んだ場合、金属の詰め物や被せ物に比べて天然歯を削る量が増えることもデメリットです。金属よりもセラミックの強度が落ちるため、厚みを持たせて作らなければならないからです。

結果として削る歯の量が増えるのです。削った後で痛みを感じたり、症例によっては神経を取る可能性もあります。

セラミックの歯を長持ちさせる方法は?

歯磨きする女性

セラミックは耐久性が高いため、しっかりとケアをすることによって10年以上使用できます。セラミック治療は高額なので「できるだけ長く持たせたい」と考える方は多いです。

セラミックの歯をできるだけ長持ちさせる方法について解説します。

セルフケアを欠かさない

セルフケアを欠かさずに行いましょう。セラミックは虫歯になりにくいですが、ケアを怠ると虫歯になるリスクが高くなります。

特別に難しいケアをする必要はありません。いくつかのポイントを押さえて歯磨きするだけで十分です。

例えば、歯ブラシは、歯と歯茎の境目の汚れが取れるように意識して毛先を当てましょう。歯間ブラシ、フロスなどで歯と歯の間もきれいにしてください。

歯磨きに加え、歯ぎしりや食いしばりがないかも意識しましょう。歯ぎしりや食いしばりがある場合は、歯科医師に相談してマウスピースを作成してもらうなど、対策を検討してください。

定期検診を受ける

セルフケアに加え、定期検診でチェックしてもらうことを心がけましょう。定期検診では、歯や歯茎に異常がないか確認します。同時に、セラミックの状態もチェックしてもらえます。

セラミックの高さが合っていない場合は、噛み合わせを調整してもらえるでしょう。セメントが外れかけているなど、問題がある場合は対処してもらえます。

早めに問題点に気づくと、結果的にセラミックの歯が長持ちさせられるでしょう。

セラミックの特徴を理解して使用する

セラミックの特徴を理解して使用してください。例えば、銀歯に比べて強度が劣ることを意識すれば、硬いものを強く噛まないなど適切に使用できるでしょう。

このような特徴を理解し、特にデメリットを頭に入れて日常生活を送るとセラミックを長持ちさせられます。

まとめ

セラミックの歯

セラミックは経年劣化しにくいことや、表面がなめらかなことから、虫歯になりにくいとされています。歯にしっかりと装着できることなども理由でしょう。

セラミックは審美性が良く、金属アレルギーの心配もありません。近年、多くの方から選ばれている治療法です。

しかし、高額な治療費がかかることや、銀歯に比べて強度が劣ることなどのデメリットがあります。デメリットについても理解して治療を決定しなければならないでしょう。

定期検診に通ってしっかりとケアをすることで、セラミックを長く使用できます。

セラミック治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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