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マウスピース矯正・インビザライン part 2

2024年4月24日

マウスピース矯正を希望している方が年々増えてきています。

マウスピース矯正は、大きく分けて2つあります。1つは、インビザライン、もう一つは、クリアアライナー アソアライナーです。現在では、三次元シュミレーションソフトによって、正確に歯の動きを想定しマウスピースを使用し、矯正を行っていくインビザラインが主流になっています。今では世界中で1400万人がインビザラインでの矯正を行ったとデーターがあります。当院でも、マウスピース矯正を行う場合は、インビザラインを使用しています。

 

インビザライン治療の流れ

①カウンセリング

マウスピース矯正治療前に まず、最初に行うことは、カウンセリングです。多くの場合、患者様が、歯科医師にたいして、どのように歯並び改善したいのか、矯正方法としてマウスピース矯正かワイヤー矯正かなど、矯正方法の希望を患者様からお聞きします。その他に、インプラント治療を過去におこなったことがあるかなどの治療歴、歯ぎしりや食いしばり と言った習癖があるか、抜歯や歯を削合する事に抵抗があるかどうか、など矯正治療に関連性があることをお聞きします。

 

②精密検査

精密検査では、口腔内検査・口腔内写真撮影・顔貌写真撮影・パノラマレントゲン撮影・歯科用CT・歯型模型採取を行います。模型採取においては、口腔内で印象材を使用して型どりし、そこに石膏を流す方法と、口腔内スキャナーで撮影し、歯型を三次元的にデータ化し歯型を作製する方法と、二通りあります。当院では、後者の口腔内スキャナーを使用しています。

 

③治療計画の説明

シュミレーションでの確認
マウスピース矯正の場合、 ワイヤー矯正と比べて、 症例は限定的なものとなります。 マウスピース矯正の適用症例 かどうか確認しなければなりません。 当院では、口腔内スキャン アイテロを使用して矯正前と矯正後の状態を 3 D 画像で シュミレーションを行います。シュミレーションを見ながら治療計画のご説明をさせていただきます。

 

                                                        シュミレーション画像

 

以前では マウスピース矯正を希望して治療したが、 マウスピース矯正で納得いく 結果ができなかった。 という声を聞くことがあります。 しかし最近では、矯正治療する前に シュミレーションをして、どの症例がマウスピース矯正に適しているかを判断できるようになりました。 マウスピース矯正を希望していても、適応症例でなければ ワイヤー矯正をすることになります。 適応症例であると確認できたら、 スキャナーで採取した歯型データをインビザライン本社へ送ります 。マウスピース矯正 においての治療計画を立案し、 シュミレーション動画が出来上がります。 マウスピース矯正とワイヤー矯正の大きな違いは、ここにあります。 マウスピース矯正の場合は、 矯正前に シミュレーションを行って治療計画を立案していくことになります。 一方、 ワイヤー矯正は、印象材で型取りをした 石膏模型 とレントゲンを参考にして、歯科医が頭の中で考えて治療計画を立案することになります。 この点が大きな違いです 。そして、 シュミレーションされた 治療計画が問題なければ、マウスピースの発注をすることになります。 3週間〜1ヶ月程度でマウスピースが完成します。 そこで マウスピース矯正の治療を開始となります。

《注意》マウスピース矯正をする前にしておくこと                   虫歯や歯周病は マウスピース矯正をする前に、しっかりと治療しておく必要があります。 例えば 、マウスピース矯正を開始してから虫歯治療を行うと、虫歯の治療を行った歯が形が多少 変わることになります。 仮に、虫歯が進行して処置を行ったとします。 歯髄処置を行った歯の形は、大きく変化してしまいます。 そうなるとマウスピースが合わなくなってしまいます。 虫歯や歯周病の処置は 、マウスピース矯正を開始する前に治療しておく必要があります。

➃マウスピース矯正の開始

マウスピース矯正の開始をしたら、まず行うことは、マウスピースの装着・取り外しの練習です。 初めて義歯を入れる時も 取り外しや装着の練習は、どこの歯科医院でもされると思います。 マウスピースも同じです。 誤った装着の仕方をすると、歯茎を傷つけたりします。 初めは戸惑いもあると思いますが、 慣れれば難しくないと思います。
次に、 マウスピースの注意事項を確認してください。
★毎日20時間以上 、マウスピースを装着する。 食事中、 歯磨き時以外は装着する。
★マウスピースは、2週間ぐらいで交換する。
★自己管理をしっかり行う。 マウスピースを紛失すると再度マウスピースの新製をしなければならないので、費用と矯正 期間が長くなる。
★通院は、1ヶ月に1度です 。必ず 来院してください。

 

矯正治療終了と保定

満足のいく 歯並びになったら、マウスピース矯正の終了となります。 矯正期間は、部分矯正の場合は6ヶ月程度、全部矯正の場合は、2年程度かかります。 また、抜歯を必要とする矯正の場合は、 マウスピース矯正だけでは困難なケースがありますので、ワイヤー矯正を併用でマウスピース矯正を行うことがあります。

矯正終了後は保定を行います。矯正終了の場合 、マウスピース矯正に限らず ワイヤー矯正においても 矯正終了後は 保定をすることになります 。治療が終了し 綺麗な歯並びになっても 後戻りして歯並びが悪くなることがあります 。矯正終了後は、後戻りを防止するため 保定装置 (リテーナー)を装着します。 保定期間は、だいたい1年から2年ぐらいです。保定期間中は 6ヶ月に1回ぐらいのペースで 来院していただきます 。その時は 、歯並びのチェックはもちろんのこと、虫歯の有無 ・歯周病の有無・噛み合わせのチェックなどを行います。

ここ数年、 マウスピース矯正が普及しつつあります 。大きな要因は3つあると思います 。1つ目は綿密な治療計画を立てることができるようになったことが挙げられます 。2つ目は 歯科矯正する前と歯科矯正した後のビフォー・アフターがシュミレーションで予測できるようになったこと。 3つ目は、マウスピース製作において 精度が上がったことが挙げられます。

これは、 3 D デジタル技術が進んだことが挙げられます。 以前は 口腔内を印象材で型取りし、 それに石膏を流して 石膏模型を作り マウスピースの装置を製作していました 。しかし、最近では、光学スキャンを使用してデータ化し 精密なマウスピースを作成することができるようになりました。 また、 シュミレーションを作ることもでき 前もって 患者様のにどのように 歯が動くことができるか 、そして 矯正治療前と治療後のビフォーアフターを示すことができ、 患者様にも安心とご納得していただける治療を受けることができるようになったことも 、マウスピース矯正が普及した要因の一つだと考えています。 精密なマウスピース矯正を作製することにより、以前よりも早く正しい位置に歯を移動させることができるようになり  矯正期間も短くなりました。

歯並びが気になる方、 また何か気になる点があれば お気軽にご相談ください。

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当院へのお電話からの問い合わせは0857-38-2118へ

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