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マウスピース矯正の費用を徹底解説!保険適用と医療費控除についても

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

マウスピースを口に運ぶ女性

マウスピース矯正を考えているものの、費用がどれくらいかかるのか分からず、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

保険が使えるのか、少しでも負担を抑える方法はあるのかと迷うこともあります。費用をよく確認しないまま進めると、通院費や保定費などが後から加わり、想定より負担が大きくなることもあります。

この記事では、マウスピース矯正の費用の内訳、保険適用と医療費控除の考え方、費用負担を抑える方法について解説します。治療を検討中で、納得して判断したい方はぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正のメリット・デメリットのイメージ

ここでは、マウスピース矯正のメリット・デメリットを整理してご紹介します。矯正治療を考えるときは、費用だけでなく、見た目の自然さ、通院のしやすさ、ご自身での管理のしやすさ、どのような歯並びに対応できるかといった点もあわせて確認することが大切です。

それぞれを比べながら、ご自身が何を重視したいのかを考えてみると、治療方法を選びやすくなります。こうした特徴は、治療の進め方だけでなく、マウスピース矯正の費用にも関わってくるため、判断材料として押さえておきましょう。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正の主なメリットは、以下のとおりです。

・矯正装置が目立ちにくい
・ご自身でマウスピースを取り外せる
・取り外して適切に清掃できる場合は、口腔内を清潔に保ちやすい
・ワイヤー矯正と比べて、痛みや違和感が少ないと感じる方もいる
・金属アレルギーの方でも選択しやすい

マウスピース矯正では透明な装置を使うため、装着していても目立ちにくいのが特徴です。治療中もできるだけ自然な見た目を保ちたいと考える方にとって、検討しやすい方法といえます。

また、マウスピースは食事や歯磨きの際にご自身で取り外せます。食べ物が装置に引っかかる心配が少なく、普段どおりに歯磨きしやすい点は大きな利点です。一方で、取り外しができる分、決められた装着時間を守る自己管理が必要になるため、この点は後述するデメリットにもつながります。

歯磨きがしやすいことで、口腔内を清潔に保ちやすいのもメリットです。ワイヤー矯正のように装置の周囲に汚れが残りやすい構造ではないため、取り外して適切に歯磨きやマウスピースの清掃ができる場合は、虫歯のリスクを抑えやすいと考えられます。ただし、取り外した後の歯磨きやマウスピースのお手入れが不十分だと、十分な差が出ないこともあります。

痛みや違和感についても、ワイヤー矯正と比べて少ないと感じる方がいます。マウスピース矯正は、段階ごとに装置を交換しながら少しずつ歯を動かしていくためです。ただし、感じ方には個人差があり、新しいマウスピースに替えた直後などは圧迫感を覚えることがあります。

さらに、マウスピース矯正は金属を使わない装置が多いため、金属アレルギーが気になる方でも選択肢になりやすい治療法です。装置による刺激の感じ方は、形状や材質、装着状態などによって異なりますが、金属製のワイヤーやブラケットが粘膜に当たることによる違和感が気になる方にとっては、検討しやすい場合があります。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正の主なデメリットは、以下のとおりです。

・費用が高い
・難しい症例には対応できないことがある
・長時間マウスピースを装着する必要がある

まず、マウスピース矯正は自由診療が中心のため、費用が高額になりやすい傾向があります。特に費用に差が出やすい要素は、次のとおりです。

・矯正する歯の本数
・歯の移動量
・使用するマウスピースの枚数
・治療期間の長さ

治療範囲が広いほど、総額も上がりやすくなります。

また、マウスピース矯正はすべての歯並びに適しているわけではありません。たとえば、顎の骨格に大きな問題がある場合や、歯並びの乱れが重度の場合などは、マウスピース矯正だけでは対応が難しいことがあります。その場合は、ワイヤー矯正や外科的な治療を含めて検討することがあります。

さらに、マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が必要とされることが一般的です。装着時間を守れないと、計画どおりに歯が動きにくくなり、治療期間が延びたり、追加のマウスピース作製が必要になったりして、結果として費用に影響する可能性があります。

マウスピースは取り外しがしやすい反面、紛失や破損、装着忘れにも注意が必要です。治療をスムーズに進めるためには、ご自身で適切に管理できるかどうかも大切なポイントになります。

マウスピース矯正の費用

マウスピース矯正にかかる費用のイメージ

ここからは、マウスピース矯正の治療過程と、それぞれの過程で必要になる費用を解説します。

マウスピース矯正の費用は、装置代だけで決まるわけではありません。カウンセリング、診察や検査、矯正中の通院、治療後の保定などを含めて確認することが大切です。

カウンセリング

カウンセリングでは、患者様のお悩みやご希望をうかがい、治療内容や費用の説明を受けます。気になっている歯並びがマウスピース矯正の対象になりそうか、どこまで治したいのか、どのくらいの費用感になるのかを相談する最初の場です。

この段階では、治療範囲、概算費用、追加費用がかかる可能性の有無なども確認しておくと安心です。なお、カウンセリングを受けたからといって、その場で治療開始が決まるわけではありません。内容を聞いたうえで、検討することもできます。

歯科医院によっては無料でカウンセリングを行っているところもありますが、有料の場合は5,000円前後が相場とされています。ただし、カウンセリングが無料でも、精密検査やレントゲン撮影などは別料金になる場合があるため、どこまでが無料かを事前に確認しておくとよいでしょう。

診察料・検査料

診察では、お口の中の状態を確認し、必要に応じてレントゲンやCTなどの画像検査を行って、歯や顎の状態を詳しく調べます。こうした検査結果をもとに、マウスピース矯正が適しているか、どのような治療計画になるか、費用がどの程度かかりそうかが具体的になっていきます。

診察と検査にかかる費用は、1〜6万円程度が相場です。費用に幅があるのは、レントゲン、CT、口腔内スキャンなど、必要となる検査内容が患者様のお口の状態や歯科医院の方針によって異なるためです。なお、すべての患者様に同じ検査が必要になるわけではありません。

この段階で虫歯や歯周病が見つかったり、抜歯が必要と判断されたりした場合は、矯正治療の前に追加の治療が必要になるため、別途費用がかかります。総額が変わりやすい重要な段階ですので、追加治療の可能性についても確認しておくとよいでしょう。

マウスピースの費用

検査結果をもとに治療計画を立て、患者様専用のマウスピースを作製します。治療は、1〜2週間ごとを目安に次の段階のマウスピースへ交換しながら進めていくのが一般的です。

ただし、交換の間隔は治療計画によって異なることがあります。

マウスピースの費用は、30〜150万円程度が目安です。たとえば、前歯など一部分を整える部分矯正であれば比較的費用を抑えやすく、歯列全体を整える全体矯正では高くなりやすい傾向があります。

費用の幅が大きいのは、このように治療範囲が異なるためです。さらに、歯の移動量や必要なマウスピースの枚数によっても金額は変わります。この装置代が、マウスピース矯正の費用の中心になりやすい部分です。

ただし、これだけで総額と考えず、通院費や保定費用も含めて確認することが大切です。また、治療の進み方によっては、計画の見直しや追加作製が必要になる場合もあります。

矯正中の定期通院の費用

矯正治療中は、歯の動き方やマウスピースの適合状態を確認するために、定期的な通院が必要です。治療が順調に進んでいるかを確認し、必要があれば調整や説明を受けます。

1回あたりの費用は、3,000〜5,000円ほどが相場です。通院頻度は患者様によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月に1回程度とされています。治療の進み具合によっては、通院の間隔が変わることもあります。

この通院費も積み重なると総額に影響するため、契約時に装置代へ含まれているのか、毎回別途必要なのかを確認しておくと安心です。

リテーナーの作成費用

歯並びを整え終えた後は、保定期間に入ります。矯正治療後の歯は元の位置に戻ろうとする力が働くため、整えた歯並びを安定させる目的でリテーナーを装着します。

リテーナーの費用は、1〜6万円程度が目安です。見た目が整ったあとも、この保定の段階まで含めて治療と考えることが大切です。治療終了後にも費用がかかる点として、あらかじめ把握しておきましょう。

リテーナーは、整えた歯列を定着させるために重要ですが、装着すれば後戻りを完全に防げるというものではありません。歯科医院の指示に沿って使用し、経過をみていくことが大切です。

保定中の定期通院

保定期間中も、経過観察やメンテナンスのために定期通院が必要です。歯並びが安定しているか、リテーナーに問題がないかを確認しながら、必要に応じて対応します。

1回あたりの費用は3,000〜5,000円ほどで、頻度は患者様によって異なりますが、3〜6ヶ月に1回程度が目安とされています。歯並びの安定状況によっては、通院間隔が変わることもあります。

保定中の通院費も、マウスピース矯正の総額に含めて考えておくことが大切です。治療が終わったあとに追加でかかる費用として、事前に確認しておきましょう。

マウスピース矯正の総額が変わる理由

マウスピース矯正の費用が増減するイメージ

マウスピース矯正の総額に幅があるのは、装置代以外にも費用がかかるためです。特に確認しておきたいのは、矯正中の通院費、治療後の保定費、追加の処置や再作製にかかる費用です。

たとえば、装置代に通院費が含まれている料金設定もあれば、受診のたびに別途費用がかかる場合もあります。また、治療後に歯並びを安定させるための保定装置や、その後の通院費が別料金になっていることもあります。

さらに、虫歯や歯周病の治療、抜歯などの追加処置が必要になった場合や、装着時間の不足などで治療計画の見直しやマウスピースの追加作製が必要になった場合も、総額に影響することがあります。

このように、マウスピース矯正の費用は装置代だけでは判断しにくいため、契約前に総額と追加費用の有無を確認することが大切です。

部分矯正と全体矯正の費用の違い

部分矯正と全体矯正の費用の違いを考える女性

マウスピース矯正の費用を考えるうえで、部分矯正か全体矯正かは大きなポイントです。一般的には、部分矯正は主に前歯など気になる一部分を整える治療で、動かす歯の本数や移動量が比較的少ないため、全体矯正より費用を抑えやすい傾向があります。

一方、全体矯正は歯列全体のバランスやかみ合わせも含めて整えていくため、必要なマウスピースの枚数が増えやすく、治療期間も長くなりやすいことから、費用は高くなる傾向があります。マウスピース費用の目安である30〜150万円程度という幅も、こうした治療範囲の違いが関係しています。

ただし、部分矯正が向いているかどうかは、見た目だけでなく、かみ合わせや歯の動かし方も含めて判断する必要があります。また、費用設定は歯科医院によって異なるため、同じ部分矯正や全体矯正でも金額に差が出ることがあります。費用だけで選ぶのではなく、ご自身の歯並びに合った治療範囲かどうかを歯科医院で確認することが大切です。

マウスピース矯正の保険適用と医療費控除について

医療費控除について伝えるイメージ

ここからは、マウスピース矯正の保険適用の可否と、医療費控除についてご説明します。

費用負担を考えるうえでは、治療費そのものだけでなく、利用できる制度があるかを確認することも大切です。なお、保険適用と医療費控除は別の制度ですので、それぞれ分けて理解しておきましょう。

保険適用について

結論からいうと、マウスピース矯正は基本的に保険適用外です。矯正治療は、審美目的とみなされることが多く、一般的な病気やけがの治療とは扱いが異なるためです。

ただし、先天性疾患など厚生労働省が定める条件に該当する場合には、例外的に保険適用となることがあります。こうしたケースでは、対象となる条件や、対応できる医療機関の要件が定められていることもあります。

保険が使えるかどうかは自己判断せず、ご自身の状態が条件に当てはまるかを歯科医院で確認することが大切です。

医療費控除について

マウスピース矯正は、医療費控除の対象となる可能性があります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を行うことで課税対象から控除を受けられる制度です。

そのため、いったん治療費を支払う必要はありますが、結果として実質的な負担の軽減につながることがあります。ただし、見た目を整えることだけを目的とした場合は対象外となることがあり、かみ合わせの改善など治療目的と認められるかどうかが判断のポイントになります。

申告の際には領収書などが必要になるため、治療費の記録はきちんと保管しておきましょう。手続きの詳細は、国税庁のサイトやお近くの税務署で確認してみてください。

マウスピース矯正の費用の負担を抑える方法

矯正の費用の負担を抑える方法を確認するイメージ

マウスピース矯正の費用の負担を抑える主な方法には、以下の3つがあります。

・安く治療できる歯科医院を探す
・医療費控除制度を利用する
・デンタルローンを活用する

ただし、費用負担を抑えたい場合でも、安さだけで決めるのではなく、必要な治療内容に合っているか、装置代以外を含めた総額が明確か、追加費用の有無が説明されているかを確認することが大切です。それぞれ順番にみていきましょう。

安く治療できる歯科を探す

マウスピース矯正の費用を抑えるには、歯科医院ごとの費用を比較することも一つの方法です。マウスピース矯正は基本的に自由診療のため、歯科医院ごとに料金を設定できます。

そのため、同じような治療内容に見えても、治療を受ける医院によって費用が異なることがあります。また、取り扱っているマウスピースのブランドによっても料金が変わる場合があります。

比較するときは、装置代だけでなく、通院費、保定費、追加費用の有無まで含めて総額で確認することが大切です。あわせて、ご自身の歯並びに適した治療かどうかの判断、説明の丁寧さ、治療計画に納得できるか、通院を続けやすいかといった点も確認したうえで、複数の歯科医院を比較して決めるとよいでしょう。

医療費控除制度を利用する

医療費控除制度を利用することも、マウスピース矯正の費用負担を抑える方法の一つです。先ほど触れたように、この制度を利用することで、支払った金額の一部について負担軽減につながる可能性があります。

また、生計を共にしているご家族の医療費や、通院の際に利用した公共交通機関の費用が対象に含まれることもあります。ただし、対象範囲や条件は個別に異なるため、事前に確認が必要です。

申告に備えて、領収書や交通費の記録を残しておくと手続きがしやすくなります。

デンタルローンを活用する

マウスピース矯正の治療費の支払い方法として、デンタルローンを利用できる場合があります。デンタルローンは、金融機関や信販会社が治療費を立て替え、その後、患者様が分割で元本と利息を返済していく仕組みです。

一度にまとまった費用を支払うことが難しい場合に検討されることがありますが、支払額そのものが安くなるわけではありません。

利用を検討する際は、利息や手数料を含めた総支払額、返済期間、契約条件をよく確認することが大切です。

まとめ

マウスピースと歯の模型を手に笑顔を見せる女性

本記事では、マウスピース矯正のメリット・デメリットや、費用を抑える方法について解説してきました。マウスピース矯正は、基本的に保険が適用されない治療のため費用は高額になりやすいものの、負担を抑える方法はいくつかあります。

マウスピース矯正の治療費用は歯科医院によって異なるため、治療を検討する際は、複数の歯科医院を比較し、装置代だけでなく、検査費、通院費、保定費、追加費用の有無まで含めた総額を確認することが大切です。そのうえで、医療費控除制度やデンタルローンを活用すれば、費用負担の軽減につながる場合もあります。

また、マウスピース矯正は、装置が目立ちにくく取り外しができる一方で、自己管理が必要であり、症例によっては適応が難しいこともあります。ご自身の歯並びに合った治療法かどうかや、どの程度の費用がかかるのかは、歯科医院で相談して確認しましょう。

マウスピース矯正の費用でお悩みの方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

山根 浩二 院長

■この記事の監修者

山根 浩二 院長

経歴
  • 1990年 愛知学院大学歯学部卒業
  • 1998年 山根歯科医院開業
修了研修・学会等
  • 鳥取県歯科医師会
  • 日本歯科医師会
  • アドバンスインプラント研究会
  • Laser Education International UCSF(会員・認定医)

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