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虫歯を治療するときにかかる費用!保険適用の対象になるかも解説

2025年2月28日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

虫歯治療にかかる費用のイメージ

虫歯治療の費用は、治療の内容や進行度によって大きく変わります。軽度の虫歯であれば負担を抑えられますが、進行すると高額になる可能性もあります。また、基本的には保険適用の対象となるものの、自由診療になるケースもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

この記事では、虫歯治療にかかる費用や、費用が変動する要素などについて解説します。治療費を抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

虫歯治療は保険適用の対象になる?

マイナンバーカードを提出して保険適用で治療を受ける女性

虫歯治療の費用を考える際、確認したいのは保険が適用されるかどうかではないでしょうか。基本的に、虫歯治療には保険が適用されます。

ここでは、保険が適用される範囲と適用外のケースについて解説します。

保険が適用される虫歯治療

基本的に、機能回復を目的とする治療であれば健康保険の適用対象になります。例えば、歯の一部を削ってレジンで詰める治療や銀歯の装着には、保険が適用されます。また、神経を抜く根管治療も機能回復を目的としているため、保険が適用されることが多いです。

ただし、保険診療では使用できる材料や治療法に制限があります。見た目や耐久性にこだわりたい場合は、自由診療を検討する必要があります。

保険適用の対象外となる虫歯治療

虫歯治療には、保険が適用されない自由診療の治療も存在します。例えば、見た目を重視して、セラミックやジルコニアの詰め物・被せ物を選択した場合、保険の対象外となり、全額自己負担となります。

レーザーやマイクロスコープなどの最新技術を用いた治療も、保険適用の対象外になる場合が多いです。通常の虫歯治療よりも高度な技術を要するためです。

また、予防を目的とした処置も自由診療となることが多いです。例えば、フッ素塗布や、PMTCと呼ばれる歯科医院でのクリーニングは、虫歯の進行を防ぐためのものですが健康保険の適用対象外となっています。

虫歯を治療するときにかかる費用

虫歯で費用を支払うイメージ

虫歯治療にかかる費用は、虫歯の進行度によって異なります。初期段階であれば安く治療を受けられますが、進行するほど治療が複雑になり費用も高くなります。

ここでは、虫歯の進行度ごとに、治療方法と費用の目安を解説します。

初期の虫歯(C1)

初期の虫歯とは、歯の表面のエナメル質が溶け始めた状態のことです。痛みなどの自覚症状がほとんどありません。初期段階ではフッ素塗布やクリーニングで対応できるケースもありますが、歯の表面を少し削ってレジンを詰める治療が行われることもあります。

初期の虫歯の治療費用は、健康保険が適用される場合1,500円から3,000円程度が相場です。

ただし、特別なフッ素を使用する場合や虫歯予防のための特殊なコーティングを施す場合は、自由診療となり5,000円以上かかることもあります。

中程度の虫歯(C2)

虫歯が進行し、エナメル質の内側にある象牙質まで達するとC2になります。冷たいものや甘いものを食べたときにしみることがあります。

この段階では、虫歯部分を削って詰め物をする治療が一般的です。詰め物の素材によって費用が異なり、保険診療の銀歯であれば3,000円から5,000円程度です。

自由診療の素材を選ぶと、1本あたり3万円から5万円程度かかることもあります。また、虫歯の進行度によっては、型取りをして詰め物を作成するインレー治療が必要になり、こちらも素材によって費用が異なります。

神経に達した虫歯(C3)

虫歯がさらに進行し、歯の神経まで到達すると、強い痛みを感じるようになります。ここまで進行すると、神経を抜く根管治療が必要となります。

根管治療では、歯の内部の神経を除去し、内部を消毒したうえで薬剤を詰めます。保険診療の場合、根管治療の費用は5,000円から1万円程度ですが、その後に被せ物が必要になり別途料金がかかることが多いです。

保険が適用される銀歯で5,000円から7,000円程度、自由診療のセラミッククラウンを選択すると、1本あたり5万円から15万円ほどになります。

歯根しか残っていない虫歯(C4)

歯の大部分が崩壊した状態では、抜歯が必要なケースが多いです。抜歯自体の費用は、保険が適用される場合で1,000円から5,000円程度ですが、合計金額はその後の治療方法によって異なります。

抜歯後に歯を補う方法として、入れ歯、ブリッジ、インプラントの選択肢があります。保険が適用される部分入れ歯であれば5,000円から1万円程度、ブリッジの場合は1万円から3万円程度で治療が可能です。

しかし、インプラントは自由診療となり、1本あたり30万円から50万円以上の費用がかかるのが一般的です。

虫歯治療の費用が変動する要素

費用が高くなるセラミックの被せ物

虫歯の治療費用は、進行度だけで決まるわけではありません。治療を受ける場所や使用する素材、治療法などによっても変動します。

ここでは、虫歯治療の費用を左右する要素について解説します。

保険診療と自由診療の違い

虫歯治療の費用に影響を与える要素のひとつが、保険診療か自由診療かという点です。日本の健康保険制度を利用した治療は、国が定めた診療報酬の範囲内で行われます。例えば、虫歯を削って銀歯を入れる治療や、根管治療などは健康保険の適用範囲内に含まれます。

一方、自由診療では、患者さまが希望する素材や治療法を選択できるため、高額になりやすいです。自由診療の治療では、最新技術を用いた精密な治療や、金属を使用しないノンメタル治療なども選択できるため、見た目や耐久性を重視する方に選ばれています。

使用する詰め物・被せ物の種類

詰め物や被せ物の種類によっても、費用は異なります。保険診療で使用できるのはレジンなどに限られますが、自由診療では審美性の高い材料を使用できます。これらは天然歯に近い色合いを持ち審美性が高く、金属を含まないため金属アレルギーの心配がありません。

しかし、その分費用が高く、セラミックのインレー(詰め物)で3万円から7万円、クラウン(被せ物)で5万円から15万円程度かかることが一般的です。

治療を受ける歯科医院の方針や地域

同じ治療を受ける場合でも、歯科医院によって費用が異なることがあります。特に、自由診療の治療費は医院ごとに決められるため、医院によって価格に差が出ます。都心部の歯科医院では、設備投資の関係で治療費が高めに設定されていることが多いです。

治療にかかる回数や期間

虫歯治療の費用は、治療にかかる回数や期間によっても変わります。軽度の虫歯であれば1回の通院で治療が完了する場合が多いですが、神経まで達している虫歯や根管治療が必要なケースでは、数回から数十回の通院が必要になることもあります。

通院回数が増えるとその分費用も増えるため、早期に治療を受けることが重要です。

虫歯治療にかかる費用負担を抑える方法

虫歯治療にかかる費用負担を抑えるために医療費控除を活用する様子

虫歯治療にかかる費用は進行度や治療方法によって変わりますが、負担を軽減する方法も存在します。早期発見・早期治療を心がけることはもちろん、医療費控除やデンタルローンなどの制度の活用でも、負担を軽減できます。

ここでは、虫歯治療のコストを抑える具体的な方法について紹介します。

早期発見・早期治療を心がける

虫歯が進行するほど治療費が高くなるため、初期段階で発見して治療することが大切です。例えば、C1の虫歯ならばフッ素塗布や小さな詰め物で治療できるため、数千円程度の費用で抑えられます。

しかし、虫歯が進行して根管治療が必要になれば、数万円の費用がかかることになります。虫歯を早期発見するには、3か月から6か月に一度、定期検診を受けることが大切です。

保険診療を活用する

虫歯治療の費用を抑えるには、保険診療の範囲内で治療を進めることも重要です。機能回復を目的とした最低限の治療には保険が適用されるため、治療費を大幅に抑えられます。

また、根管治療や抜歯なども保険診療の範囲内で受けることで、費用を抑えられます。審美性を重視しない場合は、保険適用の治療を選ぶとよいかもしれません。

歯科医院の選び方を工夫する

同じ治療内容でも、歯科医院によって費用が異なる場合があります。自由診療の価格設定は歯科医院ごとに異なるため、事前に治療費の見積もりを確認し、複数の歯科医院を比較することが重要です。

デンタルローンや医療費控除を活用する

デンタルローンとは、歯科治療専用のローンのことです。分割払いできるため、高額な治療費でも無理なく支払うことができます。

ただし、金利がかかるため、総額をしっかりと計算し無理のない返済計画を立てることが大切です。

また、高額な歯科治療を受けた場合、医療費控除を利用することで税金の一部が還付される可能性があります。1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超過分が所得控除の対象となります。

家族全員の医療費を合算できるため、歯科治療を受ける予定がある場合は、他の医療費と合わせて計算すると控除の対象になるかもしれません。

予防を徹底し、虫歯を発生させない

最も費用を抑えられる方法は、虫歯にならないように予防することです。毎日の正しい歯磨きやフロスの使用、フッ素配合の歯磨き粉の活用など、セルフケアを怠らないことが重要です。

加えて、歯科医院での定期的なクリーニングや、シーラント処置を受けることで、虫歯を予防できます。

また、食生活の見直しも効果的です。糖分の多い飲食物を摂取した後は、できるだけ早く歯を磨く習慣をつけることで虫歯のリスクを軽減できます。日常的に予防に取り組むことで、虫歯治療の必要性を減らし、結果的に治療費の削減につながります。

まとめ

虫歯を治療して笑顔の親子

虫歯の治療費用は、進行度や治療方法によって異なります。初期段階であれば数千円程度で治療できますが、進行すると根管治療や抜歯が必要になり、数万円から数十万円の費用がかかることもあります。

特に、自由診療を選択すると、高品質な素材を使用するため、保険診療の数倍の費用がかかることを理解しておく必要があります。

虫歯治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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