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すきっ歯はマウスピース矯正で治せる?治療期間や費用も解説!

2025年3月7日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

すきっ歯をマウスピース矯正で治療する女性

矯正していると気付かれずに歯並びを治したい方に、マウスピース矯正は人気を集めています。そのため、すきっ歯をマウスピース矯正で治したいと検討している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、すきっ歯をマウスピース矯正で治療できるのか解説します。マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリット・デメリットや費用、治療期間についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

すきっ歯とは

すきっ歯の女性

正常な歯並びは、歯と歯がわずかに接した状態です。歯と歯の間に隙間が空いている歯並びをすきっ歯といいます。空隙(くうげき)歯列とも呼ばれており、前歯に隙間がある状態を正中(せいちゅう)離開といいます。

すきっ歯になると見た目が悪いことで、コンプレックスを持つ方も少なくありません。また、空気が漏れて発音しにくくなったり、噛み合わせが悪くなったりすることもあります。さらに、隙間に汚れが溜まりやすくなることで、虫歯や歯周病になるリスクも高まるのです。

そのため、見た目だけの問題と放置せず、早急に治療を開始するのがよいでしょう。

すきっ歯になる原因

すきっ歯になる原因を説明する歯科医師

歯並びには、骨格や歯のサイズなど遺伝的な要因が関係します。また、生まれつきすきっ歯じゃない場合でも、生活習慣によってすきっ歯になる場合もあります。ここでは、すきっ歯になる先天的な原因と後天的な原因について解説します。

先天的な原因

すきっ歯になる先天的な原因は、以下のとおりです。

  • 歯のサイズが小さい、もしくは顎が大きい
  • 歯の本数が少ない
  • 上唇小帯の異常

歯のサイズに対して顎が大きかったり、歯の本数が少なかったりすると、すきっ歯になることがあります。

また、前歯のみがすきっ歯になっている場合、上唇小帯の異常が原因であることが多いです。例えば、上唇小帯が太い、位置が低いなどの場合、前歯の歯並びに悪影響を与え、前歯がハの字に生えることですきっ歯になることがあるのです。

この場合、矯正治療にくわえ、上唇小帯の切除が必要になることがあるでしょう。

後天的な原因

すきっ歯になる後天的な原因は、以下のとおりです。

  • 舌癖
  • 指しゃぶり
  • 唇を噛む癖
  • 頬杖
  • 歯周病
  • 虫歯

歯並びを悪くする原因には、悪習癖があります。悪習癖とは、舌で歯を押す癖や指しゃぶり、唇を噛む癖、頬杖、横向き・うつぶせ寝などのことです。これらの癖を行っていると、歯に圧力がかかり、歯並びが悪くなることがあります。

特に、舌癖や指しゃぶり、唇を噛む癖がある方の場合、すきっ歯になるリスクが高まります。また、出っ歯になることもあるので注意が必要です。

せっかく矯正治療を行っても、これらの癖を改善できていなければ再度すきっ歯になることも少なくありません。そのため、矯正治療と並行して、これらの癖や習慣を改善することも重要です。

また、歯周病や虫歯により、歯並びや噛み合わせが悪化し、すきっ歯になるケースもあります。

すきっ歯はマウスピース矯正で治せる?

すきっ歯はマウスピース矯正で治療できると説明する歯科医師

すきっ歯は、マウスピース矯正で治療可能です。ここでは、すきっ歯をマウスピース矯正で治す2つの方法について解説します。

部分矯正

正中離開などの前歯だけのすきっ歯が気になる場合、マウスピース矯正の部分矯正で治療できます。部分矯正では、1番前の歯から3番目の歯までを対象としていることが多いです。治療範囲を前歯にのみ限定することで、治療にかかる費用や期間を抑えられます。

しかし、部分矯正では噛み合わせを整えることはできません。そのため、全体的にすきっ歯の場合や噛み合わせの調整が必要な場合は、全体矯正の適応となることが多いでしょう。

全体矯正

噛み合わせの調整が必要なすきっ歯の場合は、全体矯正で治療することもあります。

全体矯正とは、奥歯から前歯までを対象とした治療法のことです。前歯だけでなく奥歯も動かせるため、さまざまな歯並びに対応できます。部分矯正と比べると、全体矯正は治療期間が長くかかる傾向にあります。

しかし、すきっ歯の多くは、歯と歯の間にスペースがあります。抜歯などを行う必要がないため、他の不正咬合よりも治療期間が短いケースが多いでしょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリット

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリットイメージ

マウスピース矯正ですきっ歯を治すメリットは、以下のとおりです。

装置が目立ちにくい

ワイヤー矯正の場合は、歯の表面に装置を固定するため、目立ちやすいのがデメリットです。

一方で、マウスピース矯正では透明なマウスピースを使用します。そのため、口元が目立ちにくいです。近くで見ても矯正治療中だと気付かれにくいでしょう。そのため、矯正治療中の見た目が気になる方や人前に立つ機会が多い方に、マウスピース矯正は選ばれています。

違和感・痛みが少ない

ワイヤー矯正では歯に装置を固定することで効率的に歯並びを整えられますが、歯1本1本に強い力がかかるため、痛みが出やすいです。

一方で、マウスピース矯正ではマウスピースを毎日決められた時間装着し、一定期間ごとに交換することで、ゆっくりと歯を動かします。これにより、治療に伴う違和感や痛みが出にくいのがメリットです。

装置の取り外しができる

ワイヤー矯正で使用する装置は歯に接着するため、取り外しはできません。歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

一方で、マウスピース矯正で使用するマウスピースは取り外しが可能です。食事や歯磨きが普段通りにできるため、虫歯や歯周病などの口内トラブルのリスクを軽減できます。

また、スポーツをするときや楽器を演奏するときにもマウスピースを取り外すことができるため、邪魔になりません。

食事制限がない

ワイヤー矯正の場合、歯にくっつくものや硬いものを食べると、装置の破損につながることがあります。そのため、キャラメルやガム、お餅、せんべい、硬いパンなどは、食べられないことがあります。

一方で、マウスピース矯正の場合は、食事の際に必ずマウスピースを外すため、食事制限はありません。マウスピース矯正中であっても、矯正前と同じように食事を楽しめる点はメリットといえるでしょう。

通院回数が少ない

ワイヤー矯正の場合、装置の調整をするために1ヵ月に1回ほどの頻度で通院が必要です。

一方で、マウスピース矯正の場合は、患者さん自身でマウスピースの装着・交換を行います。そのため、ワイヤー矯正に比べると通院回数が少ないのです。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すデメリット

マウスピース矯正ですきっ歯を治すデメリットイメージ

マウスピース矯正ですきっ歯を治すデメリットは、以下のとおりです。

装着時間の管理が必要

マウスピース矯正で使用するマウスピースは取り外しが可能です。マウスピースは1日20時間以上装着しなければなりません。

しかし、マウスピースの装着時間が20時間を下回ると、計画どおりに治療が進まなかったり、理想の仕上がりにならなかったりすることがあります。また、マウスピースの管理を怠ると、変形や破損を招くリスクもあります。

計画どおりに治療を進めるためには、患者さん自身でマウスピースの装着時間や保管を徹底することが大切です。ご自身で管理するのが難しい場合は、ワイヤー矯正のほうが良い場合もあるでしょう。

治療に時間がかかる場合がある

マウスピース矯正では、マウスピースを装着・交換しながらゆっくりと歯を動かします。そのため、お口の状態によっては、すきっ歯を改善するのに時間がかかる場合があります。特に、抜歯が必要な症例やすきっ歯と他の不正咬合を併発している場合、治療期間が長期化しやすいです。

歯並びや骨格によっては対応できない

ワイヤー矯正では、歯1本1本に装置を固定することで、幅広い歯並びに対応できます。そのため、抜歯が必要な症例や難症例にも対応できるのがメリットです。

一方で、マウスピース矯正では、重度の不正咬合には対応できない場合があります。特に、複数本の抜歯が必要な症例や骨格に問題がある症例の場合、ワイヤー矯正を選択したほうがよいケースもあるでしょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すときにかかる期間

マウスピース矯正ですきっ歯を治すときにかかる期間イメージ

マウスピース矯正ですきっ歯を治すのにかかる期間は、すきっ歯の状態や治療内容によって異なります。部分矯正であれば3ヵ月〜1年程度、全体矯正であれば1〜3年程度です。

マウスピース矯正で歯並びを整えたあとは保定期間を設けます。保定期間とは、矯正治療で整えた歯並びを安定させる期間のことです。保定期間は、矯正期間と同程度としている歯科医院が多いです。歯並びを整える期間だけでなく保定期間が必要になることを理解しておきましょう。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すときにかかる費用

マウスピース矯正ですきっ歯を治すときにかかる費用イメージ

マウスピース矯正ですきっ歯を治すのにかかる費用は、治療範囲や歯を動かす本数によって異なりますが、10万〜100万円程度です。軽度の症例であれば、10万〜30万円程度と費用を抑えられる場合もあるでしょう。

マウスピース矯正を含めた矯正治療は自費診療になるため、歯科医院によって料金設定が異なります。また、お口の状態によっても費用は異なりますので、詳しい費用については歯科医院にご相談ください。

まとめ

すきっ歯をマウスピース矯正で治療し笑顔で仕事をする女性

すきっ歯はマウスピース矯正で治療することができます。マウスピース矯正で使用する装置は、透明で薄いため、口をあけても目立ちにくいです。また、装置を取り外して食事や歯磨きができるため、患者さんへの負担も少ないでしょう。

ただし、装置の管理が苦手な場合、治療期間が延びたり、理想的な歯の仕上がりにならなかったりする可能性があります。このように、マウスピース矯正ですきっ歯を治すことには、メリットだけでなくデメリットもあるため、よく理解したうえで検討しましょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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