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歯科医院でクリーニングを受ける頻度は?メリットと注意点も

2025年4月25日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

歯科医院でクリーニングを受けた美しい歯

歯科医院では、虫歯や歯周病など歯科疾患を改善するための治療だけではなく、歯の汚れを除去する歯のクリーニングも行われています。歯のクリーニングでは専用の機械や器具を使用して、日頃の歯磨きでは落としきれない蓄積された汚れを除去することが可能です。

虫歯や歯周病の予防になるとされるクリーニングですが、どれくらいの頻度で受けるのが適切なのでしょうか。

この記事では、歯のクリーニングを受ける頻度について解説します。歯のクリーニングのメリットや注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

歯科医院でクリーニングを受ける頻度

歯科医院でクリーニングを受ける頻度イメージ

歯科医院で歯のクリーニングを受ける頻度はお口の状態や生活習慣によって異なります。ここでは、どれくらいの頻度で歯のクリーニングを受けたほうがよいのか解説します。

しっかり歯磨きができている方

しっかり歯磨きができている方は、3か月〜半年に1回の頻度でクリーニングを受ければよいとされています。しっかり歯磨きができており、磨き残しが少なければ、虫歯や歯周病になるリスクが低いためです。

虫歯になりやすい方

虫歯になりやすい方は1〜2か月に1回の頻度でクリーニングを受けたほうがよいでしょう。虫歯になりやすいということは、しっかり歯磨きができていない可能性があるためです。

また、歯磨きができていても虫歯になりやすい人もいます。短い間隔で歯科医院に通っていれば、万が一、虫歯になっていても、早期に発見できるでしょう。

歯並びが悪い方

歯並びが悪い方も1〜2か月に1回の頻度でクリーニングを受けたほうがよいとされています。歯並びが悪いことで歯ブラシがしっかり届かないと磨き残しが生じて虫歯になるリスクが高まります。歯と歯が重なっている部分を磨くときにはコツも必要です。

自宅での歯磨きでは落としきれない部分に付着した汚れを除去してもらうためにも、1〜2か月に1回という短い間隔でクリーニングを受けることが推奨されるのです。

喫煙習慣がある方

喫煙習慣がある方も1〜2か月に1回の頻度でクリーニングを受けることが推奨されます。

喫煙習慣があると、タバコに含まれる成分によって歯が黄ばむことがあります。また、タバコに含まれるヤニが歯に付着すると、そこに歯垢が溜まりやすくなります。これによって、虫歯や歯周病になるリスクが高まるため、短い間隔で歯のクリーニングを受けたほうがよいのです。

歯科医院でクリーニングを受けるメリット

歯科医院でクリーニングを受けるメリットイメージ

治療のためではなく、歯のクリーニングだけのために定期的に歯科医院に通うのは面倒だと考える人もいるかもしれません。

しかし、歯のクリーニングを受けることにはたくさんのメリットがあります。歯科医院で歯のクリーニングを受けるメリットには、以下のことが挙げられます。

虫歯と歯周病の予防になる

歯科医院で受ける歯のクリーニングの最大のメリットは、虫歯や歯周病を予防できることです。毎日の歯磨きが不十分で、歯垢(プラーク)が残った状態が続くと、虫歯や歯周病が引き起こされます。

また、歯垢が唾液中の成分によって石灰化すると歯石になります。歯石は歯ブラシでは落とせません。歯石の表面はざらざらしているため、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が付着しやすくなるのです。

歯のクリーニングでは、こうした虫歯や歯周病の原因になる歯垢や歯石を綺麗に掃除します。

歯科疾患の早期発見・早期治療につながる

歯科医院で歯のクリーニングを受ける際には、まず歯科医師や歯科衛生士が口腔内の状態を確認します。これにより、虫歯や歯周病など歯科疾患の有無や進行度を知ることができます。歯科疾患は重症化するほど治療が複雑になり、通院回数が増え、費用が高くなる傾向にあります。

特に、抜歯などの外科的な治療が必要になれば、費用はより高額になるでしょう。早期に歯科疾患を発見できれば、短い期間で治療を終えることができ、通院の手間や費用の軽減にもつながります。

口臭の改善・予防になる

歯のクリーニングを受けることで、口腔内を清潔な状態にできれば、口臭の改善や予防になります。口臭の原因は、細菌の塊である歯垢です。細菌が繁殖するとガスが発生し、そのガスがにおいを発します。また、虫歯や歯周病が進行すると、口臭も悪化します。

口臭があると周囲の人に不快感を与える可能性があるため、しっかり歯磨きをすると同時に、定期的に歯のクリーニングを受けて改善・予防しましょう。

健康寿命を延ばすことにつながる

歯を失うと、食事や会話などの日常生活に支障をきたす恐れがあります。食事や会話は健康に過ごすために大切なものです。

また、歯周病菌が血管を通って全身を巡り、さまざまな全身疾患を引き起こすリスクがあることも明らかになっています。具体的には、脳疾患や心疾患、糖尿病、動脈硬化、誤嚥性肺炎などです。妊婦さんの場合、早産や低体重児出産の原因にもなります。

歯のクリーニングを受けることで虫歯や歯周病を予防できれば、健康寿命を延ばすことにもつながるのです。

着色汚れを取り除ける

コーヒーやカレーなどの色の濃いものを口にすると歯が着色することがあります。

食べ物の着色汚れは歯磨きでは落とせませんが、歯のクリーニングを受けることで、歯に付着している着色汚れを取り除くことができます。これによって、歯の色が白くなったと感じられる場合もあるでしょう。

ただし、クリーニングはホワイトニングとは異なり、歯本来の白さを取り戻すものです。本来の歯の色よりも白くなるわけではありません。

歯科医院で行うクリーニングの流れ

歯科医院で行うクリーニングを受けている女性

歯のクリーニングにかかる時間は一般的に30分ほどですが、口腔内の状態によって施術時間は異なります。歯科医院で行うクリーニングは複数の工程に分かれており、一般的には以下のような流れで行われます。

問診・検査

初診時には、まず問診を行い、症状や気になる部分がないか患者さまにお聞きします。その後、虫歯や歯周病の有無、噛み合わせなど、口腔内の状態を歯科医師や歯科衛生士がチェックします。

検査方法は、目視による視診や、歯と歯茎の間の隙間の深さを専用器具で測る歯周病検査などです。場合によってはレントゲンなどの画像検査を行うこともあります。

なお、検査によって、虫歯や歯周病が見つかった場合には、先に治療することもあります。

ブラッシング指導

口腔内を清潔な状態に維持するためには、定期的にクリーニングに通うだけではなく、日頃から丁寧に歯を磨くことも大切です。

しかし、自分では綺麗に歯を磨いているつもりでも、歯ブラシが届いていない部分もあります。歯科医院では、歯科衛生士が患者さん一人ひとりの口腔内の状態に合った歯磨き方法のアドバイスを行います。

ブラッシング指導を受けることで磨けていない部分や磨き方の癖を知ることができます。ご自身の歯並びに合った歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシの使い方などの指導も受けられるため、効率よく歯を磨けるようになるでしょう。

クリーニングの効果を長続きさせるためにも、正しい方法でブラッシングを行うことが大切です。

クリーニング

問診と検査が終わったら、検査結果に基づき、クリーニングを行っていきます。

歯に付着している歯垢や歯石は、超音波の振動を利用する超音波スケーラーで粉砕しながら洗い流していきます。超音波スケーラーが届かない部分や細かい隙間に付着した汚れは、手作業用のスケーラーで取り除いていきます。

最後に、エアフロ―という水を高圧で噴射する機器で歯の表面の汚れや着色を落とすこともあります。

フッ素の塗布

クリーニングの仕上げに、歯の表面にフッ素を塗布することもあります。フッ素には歯の表面のエナメル質を強化したり虫歯菌の働きを抑えたりする作用があります。これにより、虫歯や歯周病の予防が期待できます。

フッ素は市販の歯磨き粉にも含まれている成分ですが、歯科医院で塗布するフッ素は市販の歯磨き粉よりも高濃度なので、高い効果が期待できます。

歯科医院でクリーニングを受けるときの注意点

歯科医院でクリーニングを受けるときの注意点イメージ

歯科医院でクリーニングを受けることは、歯や全身の健康を維持するために大切なものです。

ただし、クリーニングを受ける際には気を付けるべきポイントもあります。クリーニングを受ける前に知っておきたい注意点について、ここで学んでおきましょう。

痛みを感じることがある

クリーニングの施術中や施術後に、痛みを感じることがあります。この痛みは、歯茎の腫れや知覚過敏、強固な歯石があることなどが原因です。この痛みは数時間から数日で軽減されますが、痛みが強い場合や長引く場合は、クリーニングを受けた歯科医院で相談しましょう。

保険診療と自由診療がある

クリーニングには、保険診療と自由診療の2種類があります。保険診療ならば患者さまの費用負担を抑えられますが、クリーニングで使用する器具や治療範囲などに制限があります。

一方で、自由診療の場合は患者さまが費用を全額負担しなければなりませんが、最新機器などを使用して細かい部分に付着した汚れを落とすことが可能です。それぞれにメリット・デメリットがあるため、歯科医師に相談しながら決めると良いでしょう。

施術後は着色しやすい飲食物を避ける

クリーニングの施術を受けたあとは、着色しやすい飲食物を避けるべきです。クリーニング後は歯の表面を覆っているペリクルというたんぱく質の膜が一時的に剥がれた状態になります。そのため、着色が起こりやすいのです。

着色を防ぐためにも、歯のクリーニングを受けたあとは醤油やカレー、赤ワインなど色の濃い飲食物は避けましょう。また、お酢や梅干しなどの酸性度の高い飲食物は、着色を促す作用があるので注意が必要です。

まとめ

歯科医院でクリーニングを受け笑顔で食事をとる女性

歯のクリーニングを受ける頻度はお口の状態によって異なります。しっかりと歯磨きができていて、虫歯や歯周病のリスクが低い方であれば3か月〜半年に1回の頻度でよいとされています。

一方で、虫歯になりやすい方や喫煙習慣がある方は1〜2か月に1回の頻度でクリーニングを受けることが推奨されます。

歯科医院でクリーニングを定期的に受け、セルフケアを丁寧に行っていれば、虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防でき、健康寿命を延ばすことにつながります。

歯の痛みや腫れなどの症状が出てから歯科医院を受診するのではなく、症状がなくても定期的に通院して歯のクリーニングを受けることが大切です。

予防歯科を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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