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虫歯治療における痛みの原因と軽減方法

2025年5月14日

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

「歯医者は痛い」「歯科治療は怖い」というイメージから、軽い痛みであれば、治療は先延ばしにしにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

そのような不安な気持ちは、よくわかりますが、治療を先延ばしにしてしまうと、症状が悪化し、場合によっては、歯を失うことがあります。現在では、歯科治療も目まぐるしく進歩し、治療での痛みを最小限に抑える方法がたくさんあります。本日は、虫歯治療における痛みの原因と、軽減する方法についてお話します。

虫歯治療が痛い理由

「虫歯治療は痛い」と考える方は多くいらっしゃると思いますが、痛くない痛くない虫歯治療もあります。それは、C1くらいの虫歯で、虫歯の初期の場合と考えてください。虫歯の初期は、歯の表面のエナメル質という硬い層に限局している歯で、、この部分を削って虫歯を削除する場合、ほとんど痛みがない場合が多いです。では、虫歯治療が痛い理由は何でしょうか。それは、虫歯の治療時に歯の神経付近に刺激を与えてしまうからです。歯の表面のエナメル質を削るだけでは一般的には痛みはほとんど出ないのですが、エナメル質の内側にある象牙質を削ると歯の神経(歯髄)に刺激が伝わって痛みを生じることがあります。もちろん、歯の神経まで虫歯が進行している状態(C3)では、炎症が強いため麻酔が効きにくく虫歯治療において、痛みが生じることが多くなります。以上のことから、虫歯治療の痛みにおいては、虫歯の進行状態が、大きく影響していると言えます。つまり、C2~C4においての虫歯治療は、痛みが生じてきます。

虫歯治療で痛みを感じやすい方の特徴

先ほど、虫歯治療の痛みは、虫歯の進行度によって大きく異なることは言うまでもありません。ただ、虫歯治療の痛みは、それだけではありません。虫歯治療で痛みの感じやすい方の特徴があります。同じ虫歯の進行度でも、麻酔が効きずらく虫歯治療に痛みを生じる方がいらっしゃいます。どんな人が強い痛みを生じるのでしょうか。

親知らずを抜く前の説明を受けている人 鳥取市 歯医者

🦷虫歯による炎症が強い方

虫歯の進行度炎症が強い時は、多くの場合C3以上に虫歯が進行している状態で、日頃から歯がズキズキ痛むという症状が多いです。このような場合は、まず、麻酔を行い治療を進めていくのですが、麻酔が効きにくく虫歯治療において、痛むことが多いです。

🦷下顎の奥歯のにC3以上の虫歯がある時

下顎の奥歯は、麻酔が効きづらい時があります。上顎と下顎を比べた場合、下顎骨の方が、上顎骨に比べて とても厚く硬い骨でできています。そのため下顎の奥歯は、麻酔が効きにくいため複数回、麻酔を打つことがあります。これは、虫歯治療に限ったことではなく、例えば、抜歯の治療にも同じことが言えます。複数回にわたり麻酔をしても、なかなか効かない場合は、歯の神経に直接麻酔(髄腔内注射)を行うことがあります。髄腔内注射は、最後の手段です。直接、歯の神経に麻酔をすることになるので、痛みを生じます。ただ、確実に麻酔が効く方法です。当院でも稀に行うことがあります。

虫歯の治療の痛みを軽減する方法

歯科治療における麻酔の技術

歯科治療における麻酔の技術は、日進月歩で進化しています。

🦷表面麻酔の使用 

麻酔注射器の針を刺すとき、チクッとした痛みを感じることがあると思います。 この痛みを軽減するために当院では、まず、 針を刺す前に表面麻酔という塗るタイプの麻酔を使用します。この表面麻酔を使用することにより、麻酔注射器の刺激を軽減することを心がけています。

鳥取市 歯医者 麻酔

🦷電動麻酔器の使用

以前は、手動式の注射器を使用していました。また、以前の注射器は、麻酔薬の注入速度を調整することが難しく、痛みを生じることがありました。現在では、 電動注射器を使用し、麻酔速度を調整し 均一に少しずつ注入することができるようになりました。これにより、麻酔を行う時の痛みを最小限に抑えることができるようになりました。

鳥取市 歯医者 麻酔
電動注射器
電動注射器

🦷極細の針の使用

注射器の針においても気をつけなければなりません。できるだけ細い注射針を使用することを心がけています。細い針の方が刺す時に痛みが少なくなります。

注射針
注射針

🦷麻酔液を体温に近い温度で使用

麻酔液の温度が低いと麻酔を注入する際に刺激が加わって痛みが生じやすくなります。当院では、カートリッジ ウォーマーで麻酔液を体温に近い状態にして使用しています。

🦷リラックスして治療を受ける

以前は、歯科治療の痛みの軽減法といえば、麻酔の技術や歯科治療の技術が主に考えられていました。もちろん、歯科治療の技術も痛みの軽減にはとても重要なことだと思います。しかし、歯科治療における痛みの感じ方は、患者様一人一人違うことがあり、心理的な要因も考慮しなければなりません。例えば、子供の頃にとても痛い思い出があり、そのことがトラウマとなって、歯科治療において人一倍恐怖心を抱いてしまい必要以上に痛みを感じてしまうことがあります。そのため、痛みを軽減する環境作りは、とても大切だと思います。当院では、リラックスして治療を受けていただけることを心がけています。そのためには、歯科医師を含めたスタッフ一同が、虫歯の治療に関する説明を丁寧にすることが大切です。患者様が治療を受けられる前に、患者様の声をしっかりとお聞きし、丁寧な対応をすることによって安心した 治療を受けることができると考えています。 患者様とのコミュニケーションも大切にしています。

検診 歯医者 鳥取市

🦷レーザー治療

当院では、小帯切除や、歯肉整形、 口内炎 、歯周病などの治療をしています。レーザー治療は、殺菌作用・炎症の抑制・ 痛みの緩和に大いに役立っています。特に、軟組織処置においては、出血が少なく術後の痛みが軽減されます。虫歯治療においては、虫歯菌を殺菌する効果があり、虫歯の削る量を減らすことができ、痛みの軽減に役立っています。

🦷虫歯の早期発見 早期治療

前に述べたように、虫歯の初期の状態 C 1 であれば、ほとんど痛みを感じることがなく治療を行うことができます。進行した虫歯は、麻酔が必要となり痛みを生じるリスクが高くなります。つまり、虫歯の早期発見・早期治療こそが、虫歯治療の軽減に大いに役立っています。最近では、マイクロスコープによる精密な治療・デジタルレントゲンによる高精度画像診断など、小さな虫歯も見逃すことが少なくなっています。虫歯の早期発見・早期治療ということを考えると、定期的 歯科検診を受けていただくことをおすすめします。また、虫歯かもしれない。と思ったら、すぐに歯科医院を受診してください。虫歯は、一度なってしまうと 進行することはあっても自然に治ることはありません。歯科医院での適切な処置を受けるようにしてください。

歯のレントゲン写真を見ている医師と患者 

まとめ

虫歯の治療における痛みの軽減法においては、進月歩 進化しています。 麻酔の技術、 レーザー治療、リラックスできる環境作りなど、様々な工夫をしながら患者様に安心して治療を受けていただけるよう日々心がけています。当院で大切に思っていることは、歯科治療は痛いので歯医者には行かない。という人を作らないことです。強い痛みが出た時は、虫歯がかなり進行している可能性が高いです。 痛みを感じる前の定期検診や虫歯かもしれない。と感じたら、すぐに歯科医院を受診することをおすすめします。 そのことで、軽い治療で終わる可能性が高くなります。お口の中の健康を長期的に維持するためには、痛みや不安を理由に行かないのではなく、定期的に歯科検診を受けていただきたいと思います。

鳥取市 歯医者 歯科検診

何か気になる点がございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

鳥取市 歯医者 山根歯科医院

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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