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インビザライン・ファーストの費用相場は?負担を軽減する方法も

2025年7月11日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

インビザライン・ファーストのイメージ

お子様の歯並びが気になり始めたとき「早めに矯正を始めたほうがいいのかな?」と悩む保護者の方は多いです。そんな中、透明で取り外しができるインビザライン・ファーストは、子ども向けのマウスピース矯正として注目を集めています。

見た目が自然で、日常生活への負担が少ないのが特長ですが、費用が気になる方も少なくありません。

この記事では、インビザライン・ファーストの費用相場や保険の適用可否、追加費用が発生するケース、さらには費用負担を抑えるための工夫についても詳しく解説します。治療を検討する際の参考にしてください。

インビザライン・ファーストとは

インビザライン・ファーストについて説明するイメージ

インビザライン・ファーストとは、主に6歳〜10歳の混合歯列期に行う小児向けのマウスピース型矯正治療です。アメリカのアライン・テクノロジー社が開発したインビザライン矯正のひとつで、子どもの成長段階に合わせて歯並びや顎の発育をコントロールすることを目的としています。

この治療では、透明なマウスピース(アライナー)を装着して、歯に少しずつ力を加えながら、理想的な位置へと誘導していきます。従来の金属製の装置とは異なり、目立ちにくく取り外しができるため、見た目や衛生面の負担が少ない点が特長です。

また、インビザライン・ファーストは第一期治療にあたるため、将来的な本格矯正をスムーズに行うための土台作りとしても有効です。症例によっては、インビザライン・ファーストの治療だけで歯並びが整い、第二期治療が不要になるケースもあります。

子どもの成長を活かした矯正方法として、多くの歯科医院で導入されています。

インビザライン・ファーストの費用相場

インビザライン・ファーストでかかる費用のイメージ

インビザライン・ファーストは、小児期の矯正治療として近年注目されている方法ですが、自由診療であるため費用は医療機関ごとに異なります。一般的な相場は、40万円〜60万円前後が目安とされています。

この金額には、初診時のカウンセリング料や精密検査、マウスピースの製作、治療中の管理費などが含まれることが多いですが、すべての医院が同様の費用内訳とは限りません。

特にインビザライン・ファーストは、成長期の子どもを対象としているため、治療計画がより慎重に立てられます。これに伴い、定期的なチェックやマウスピースの交換も頻繁に行われるため、その分の管理費や調整料が費用に上乗せされることがあります。

また、治療期間は通常1〜2年ほどですが、成長の進行具合や歯の生え変わりの状況に応じて延長される場合もあります。その際には追加費用が発生する可能性もあります。

加えて、治療費の総額に装置代や通院ごとの調整料・治療後の保定装置代などがすべて含まれているかどうかを事前に確認することが重要です。一見安く見える費用でも、通院ごとに追加費用がかかると結果的に総額が高くなることもあります。

反対に、定額制を導入している歯科医院では、治療中のマウスピース再作成や軽微な修正などを含めて一律で請け負っていることもあります。

インビザライン・ファーストは保険適用の対象?

インビザライン・ファーストに保険は適用となるか説明するイメージ

インビザライン・ファーストは、目立たず快適に小児矯正が行える先進的な治療方法として人気ですが、基本的に健康保険は適用されません。審美的・機能的な改善を目的とする自由診療に該当するためです。

ほとんどの矯正治療は自由診療扱いであり、インビザライン・ファーストも同様に全額自己負担となります。

ただし、例外的に健康保険が適用されるケースも存在します。それは、厚生労働省が定める先天的な疾患(唇顎口蓋裂など)に起因する咬合異常の治療として認定された場合です。

これらの症例では、矯正治療そのものが病気の治療の一環として位置付けられるため、指定された医療機関であれば保険適用が認められることがあります。

インビザライン・ファーストで追加費用が必要になるケース

インビザライン・ファーストで追加費用となるアライナーの再作製のイメージ

インビザライン・ファーストは、治療前にある程度の費用が提示されることが多く、明瞭な料金体系が魅力の一つです。

しかし、実際に治療を進めていく中で、基本費用に含まれない追加料金が発生することもあります。

アライナーの再作製が必要な場合

マウスピース矯正では、患者様の口腔内の状態に合わせて複数枚のアライナーが作製されます。

しかし、途中で紛失したり破損したりした場合には、再作製が必要になることがあります。基本費用に一定回数分の再作製が含まれているクリニックもありますが、それを超えた場合は1回あたり数千円〜1万円以上の追加費用がかかることがあります。

また、装着時間が足りず計画通りに歯が動かなかった場合や、アライナーのフィットが悪くなった場合も、再調整や再作製が必要になることがあります。

診断料や検査費用が別途必要な場合

初診時に行われるカウンセリングや簡易検査は無料で提供されることが多いですが、本格的な矯正を始める前に必要な精密検査や診断には費用がかかる場合があります。具体的には、歯型のスキャン、口腔内写真の撮影などです。

これらの検査費用は1万〜3万円程度が目安で、治療費とは別に請求されることがあります。

経過観察や保定装置にかかる費用

インビザライン・ファーストで治療を終えた後も、歯の後戻りを防ぐためリテーナー(保定装置)を使用する必要があります。保定装置は、矯正治療とは別の工程として扱われることが多く、3万〜5万円前後の追加費用がかかるケースがあります。

また、リテーナーの使用期間中にも定期的な通院が推奨されるため、観察料や再診料が発生するケースもあります。多くのクリニックでは、通院ごとに数千円の費用がかかるため、これらを事前に確認しておきましょう。

補助的な処置が必要なケース

矯正治療中に、虫歯治療や抜歯、歯のクリーニング、IPR(歯と歯の隙間を作るための研磨)などの補助的処置が必要になる場合もあります。これらが治療計画に含まれていない場合には、別途費用が必要です。

例えば、IPRが必要と判断された場合、その施術費が1〜2万円程度かかることがあります。また、虫歯治療やフッ素塗布などの処置は、保険診療で対応できることもありますが、自費診療になる可能性もあるため、クリニックの料金体系を確認しておきましょう。

まとめて支払わず分割にする場合の手数料

分割払いやデンタルローンを利用する場合は、別途手数料や金利が発生します。手数料の金額は支払い回数や金融機関によって異なりますが、年利で数%が加算されることが一般的です。

インビザライン・ファーストで支払う費用負担を軽減するには

インビザライン・ファーストの費用負担を軽減する為にデンタルローンを利用するイメージ

インビザライン・ファーストは、透明で目立ちにくいマウスピースを使って行う小児向けの矯正治療で、多くの保護者の方に選ばれています。

しかし、費用相場は40万円〜60万円と決して安くはなく、保険も適用外となるため、費用面で悩まれる方も少なくありません。ここでは、インビザライン・ファーストの費用負担をできるだけ軽減する方法について詳しく解説します。

分割払いやデンタルローンを活用する

多くの歯科医院では、一括払い以外に分割払いやデンタルローンといった支払い方法を導入しています。月々の負担を抑えながら治療を進めることが可能です。例えば、50万円の治療費を36回払いで分割した場合、月々の支払いは1万5,000円前後でしょう。

デンタルローンの場合は、信販会社と連携している歯科医院が多く、審査もスムーズに行われます。金利は年利数%程度が一般的ですが、医院によっては無金利キャンペーンを実施していることもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

医療費控除を活用する

インビザライン・ファーストは、見た目の改善だけでなく機能的な改善を目的とした矯正治療にあたるため、医療費控除の対象になる可能性があります。医療費控除とは、1年間にかかった医療費が一定額を超えた場合に、所得税の一部が還付される制度です。

インビザライン・ファーストの治療費だけで控除対象になることもありますが、家族全員分の医療費の合算も可能です。申請には治療の明細書や領収書の保管、確定申告時の記入が必要となりますので、書類を大切に保管しておきましょう。

保険適用外でも自治体の助成制度をチェック

インビザライン・ファーストは原則として保険適用外の自由診療ですが、一部の自治体では子どもの矯正治療に対する補助制度や助成金制度を設けていることがあります。所得制限や対象年齢などの条件はありますが、条件を満たす家庭では補助が受けられるケースもあります。

地域によって制度の有無や内容が大きく異なるため、お住まいの自治体のホームページや保健センターに問い合わせてみるとよいでしょう。

キャンペーンや割引制度を利用する

歯科医院によっては、期間限定キャンペーンや紹介割引、兄弟割引、モニター制度などを実施していることがあります。これらをうまく活用すれば、治療費を数万円単位で抑えられる場合があります。

例えば、早期予約割引で契約日から一定期間以内の契約で割引を受けられたり、モニター制度で治療経過の写真提供を条件に数万円の割引を受けられるケースもあります。複数の医院を比較して、どのような割引制度があるのかを調べてみましょう。

まとめ

インビザライン・ファーストをして綺麗な歯並びの子供達

インビザライン・ファーストは、透明なマウスピースを使った矯正治療です。目立ちにくく取り外しが可能な点や、痛みが少ないといった利点から、多くの家庭で注目されています。

一方で、自由診療となるため費用は高額になりやすく、保険の適用も基本的には受けられません。加えて、追加費用が発生するケースもあるため、治療を検討する際にはトータルの費用をあらかじめ確認しておくことが重要です。

お子様の将来の口腔環境を整えるためにも、費用面と治療内容の両方をしっかりと比較し、信頼できる歯科医院を選ぶことが大切です。

インビザライン・ファーストを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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