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自分に合うのはどれ?ワイヤー矯正の主な種類と選び方

2025年7月18日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

ワイヤー矯正中のイメージ

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して力をかけ、歯列を整える矯正方法です。ワイヤー矯正ときくと、笑ったときに金属の装置が目立つものをイメージする方も多いかもしれません。

しかし、ワイヤー矯正には歯列の表側に装着するものだけでなく、裏側に装置を取り付ける方法もあります。また、目立ちにくい装置を選ぶことも可能です。

本記事では、ワイヤー矯正の種類やブラケット・ワイヤーの種類、ワイヤー矯正を選択するメリットや注意点などについて解説します。ご自身に合った矯正方法や装置の選び方についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ワイヤー矯正の種類

ワイヤー矯正の表側矯正と裏側矯正のイメージ

ワイヤー矯正には、以下の3種類があります。

表側矯正

表側矯正とは、歯の表側(唇側)に装置を装着する方法です。ワイヤー矯正の中でも最も一般的な方法といえます。笑ったときに装置が目立つという欠点はありますが、食事や発音に影響を与えにくく、幅広い症例に対応できるというメリットがあります。

裏側矯正

裏側矯正とは、文字通り歯の裏側(舌側)に装着する方法のことです。矯正装置が歯の裏側に隠れるように取り付けるため、見た目に影響を与えにくいという特徴があります。

その一方で、表側矯正に比べて費用が高額になる点や装置が舌の動きを制限して発音しにくくなる点については注意が必要です。また、装置が歯の裏側に取り付けられるためブラッシングの際に確認しにくく、清掃性が悪くなる点もデメリットのひとつといえるでしょう。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、表側矯正と裏側矯正を組み合わせて行う方法です。具体的には、人目に触れやすい上の歯列には裏側矯正、目立ちにくい下の歯列には表側矯正を行います。

ハーフリンガル矯正は、表側矯正に比べて装置が目立ちにくく、裏側矯正よりも費用が抑えられるという特徴があります。表側矯正に比べれば費用が高くなる点や適応症例が限られる点はデメリットといえます。

治療に使用されるブラケットの種類

治療に使用されるブラケットのイメージ

歯の表面に取り付けるブラケットには、主に4つの種類があります。以下では、それぞれの特徴について解説します。

メタルブラケット

メタルブラケットとは、金属製のブラケットで最も一般的なものを指します。メタルブラケットは装置が銀色で目立ちやすいですが、強度と耐久性に優れており、破損しにくいという特徴があります。

また、ワイヤー矯正の中でも費用が最も抑えられるというメリットがあります。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットとは、文字通りプラスチック素材で作られたブラケットです。装置が透明で目立ちにくいため、見た目が気になる方にも人気です。

ただし、プラスチックでできているため、金属製に比べて強度や耐久性が劣ります。また、強度が低いためメタルブラケットのように強い力をかけることができず、適応症例が限られます。

かけられる力が制限されることにより、治療期間が長引きやすいこともデメリットといえるでしょう。

セラミックブラケット

セラミックブラケットとは、陶材で作られたブラケットです。セラミックの被せ物と同様に陶器の素材で作られているため、自然な白さや透明感が特徴です。強度や耐久性にも優れており、金属製やプラスチック製のブラケットに比べると費用が高くなります。

ジルコニアブラケット

ジルコニアブラケットとは、セラミック素材の一種であるジルコニアを使用して作られた装置です。ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が高い素材です。

また、表面が滑らかで汚れが付着しにくいという特徴もあります。その他にも、ワイヤーとの摩擦が少なく、他のブラケットに比べて弱い力で歯を動かすことができるため、痛みが軽減できることもメリットのひとつです。

ただし、他のブラケットに比べて費用が高くなります。

治療に使用されるワイヤーの種類

治療に使用されるワイヤーのイメージ

治療に使用されるワイヤーの種類には、以下のようなものがあります。

メタルワイヤー(ノンコーティング)

メタルワイヤーとは、最も一般的に使用される銀色のワイヤーです。丈夫で耐久性にも優れていますが、目立ちやすいというデメリットがあります。

ホワイトワイヤー

ホワイトワイヤーとは、銀色のワイヤーに白い塗装やロジウムコーティングが施されたものを指します。白く塗装されたものは歯に馴染みやすく目立ちにくいですが、2ヵ月程度で塗装が剥がれ、銀色のワイヤーが露出します。

一方、ロジウムコーティングが施されたものは完全な白色ではなく、白銀色をしていますが、コーティングが長持ちしやすいという特徴があります。いずれにしても、メタルワイヤーの費用よりも10万円程度高くなることが一般的です。

ワイヤー矯正を選択するメリット

ワイヤー矯正を選択するメリットのイメージ

ワイヤー矯正を選択するメリットは、以下の通りです。

幅広い症例に対応できる

ワイヤー矯正では、歯を大きく移動させることや細かく調整することが可能です。そのため、幅広い症例に対応できるというメリットがあります。マウスピース矯正では治療ができないと判断された重度の症例であっても、ワイヤー矯正ならば治療できるケースもあるでしょう。

装着時間を管理する必要がない

ワイヤー矯正の装置は固定式ですので、自分で装着時間を管理する必要はありません。そのため、自己管理が苦手な方やマウスピースの着脱や洗浄に手間をかけたくない方にも選ばれています。

装置をつけたまま飲食ができる

ワイヤー矯正では硬い物や粘着性の高い物、着色しやすい物は控える必要がありますが、基本的に装置をつけたまま飲食が可能です。マウスピース矯正の場合、水以外のもので水分補給をしたりする際には、必ず装置を外して歯磨きをしてから再装着をしなければなりません。

その点、ワイヤー矯正は装置を着脱する手間なく、コーヒーブレイクや水分補給ができます。

ただし、着色や虫歯予防のために、飲む前後に口をゆすぐなどのケアは必要です。

ワイヤー矯正を選択する場合の注意点

ワイヤー矯正を選択する場合の注意点のイメージ

ワイヤー矯正を選択するメリットは複数ありますが、注意すべき点もあります。主な注意点は、以下の通りです。

装置が目立ちやすい

ワイヤー矯正にはいくつかの種類がありますが、いずれにしても装置は目立ちやすくなります。装置を歯の裏側に固定する裏側矯正であっても、口を大きく開けて笑ったり至近距離で会話をしたりする際には、装置が見えることもあります。

発音に影響が出る

ワイヤー矯正には、ブラケットを歯の裏側に装着する裏側矯正があります。この場合、装置が目立ちにくいというメリットがありますが、舌の動きが制限されるため発音に影響が出やすくなります。

人前で話しをする機会が多い方や接客業の方などにとっては、日常生活に影響が出る可能性も考えられるでしょう。

痛みが出やすい

ワイヤー矯正では、ワイヤーを調整しながら歯に大きな力をかけて動かします。そのため、弱い力で段階的に動かすマウスピース矯正に比べて痛みが出やすくなります。

ご自身に合ったワイヤー矯正の方法の選び方

自分に合ったワイヤー矯正の方法を選ぶイメージ

ご自身に合った方法や装置を選ぶためには、まずはご自身が何を重視したいのかを明確にする必要があります。例えば、見た目を重視したい方であれば、裏側矯正やハーフリンガル矯正、表側矯正で目立ちにくいブラケットやワイヤーを選択したりする方法があります。

また、とにかくコストを抑えたいという方であれば、メタルブラケットやメタルワイヤーを使用した表側矯正が良いかもしれません。

「目立ちにくいものがいいけれど、予算が限られる」という方は、ハーフリンガル矯正を選択したり予算に合わせてブラケット・ワイヤーを選択したりすることも可能です。なお、歯科医院によっては対応していないこともありますので、事前に確認するようにしましょう。

まとめ

ワイヤー矯正で美しい歯並びになった女性

ワイヤー矯正にはいくつかの種類があり、目立ちにくい方法や目立ちにくいブラケット・ワイヤーを選択することが可能です。

ただし、それぞれ費用が異なりますので、予算も考慮した上でご自身に合ったものを選びましょう。「自分に合った方法が知りたい」「実際の装置を見てみたい」という方は、お気軽に歯科医院へご相談ください。

ワイヤー矯正を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

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