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(3/25米澤)全身の疾患と歯科治療

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

本日は、全身疾患と歯科治療においてどの様な関係があるのかご紹介致します。

《全身疾患をお持ちの患者様へ歯科治療を受ける前に》

歯科の治療においても、医科の治療とおなじように、出血を伴う手術や処置、麻酔を用いて行わなければならならい治療などがあります。
その場合、治療を行う側が疾患の内容を含めて患者様の全身状態を把握しておく事が非常に重要な事になります。


治療によっては、全身疾患の主治医の先生と連絡を取り、治療や処置の方法、麻酔の仕方、処方薬剤の種類などを検討しなければならないからです。
なかには、自分の疾患は歯科の治療とは関係ないとご自身で判断され、歯科医に全身疾患の事をお話しされない方がいる事も多いようです。
勿論、歯科医院の側でも問診や記録などにより、患者さんの全身疾患や健康状態の把握に万全を期しておりますが、思わぬ事態を招く事のないよう、患者様側からもご自身の体の事を話していただけるかも治療を行う上で大切な事です。

全身疾患における歯科治療を幾つかご紹介します。

高血圧症と歯科治療

高血圧の方にとって最も注意しなければならないのは、痛みや緊張による血圧上昇あるいは、その後の急激な血圧下降です。
血圧上昇により脳血管障害が引き起こされたり、血圧下降によりショックを起こしたりする事です。一般的に、高血圧症の方は、治療中の血圧変動が起こりやすいといわれています。
高血圧コントロール(内服薬等で血圧を正常範囲に下げるなど)が出来てない方では、歯科治療といえども危険な状態を招く危険性がありますので、歯科治療を延期し、高血圧のコントロールを優先させる場合があります。
血圧がコントロールされている人も歯科治療では、精神的緊張に痛みや刺激が加わって、血圧の上昇が起こりやすく、さらに通常用いる局所麻酔薬には、血圧上昇を促す血管収縮剤が添加された場合が多く、著しい血圧の上昇を起こす危険性があります。しかしその反面、血管収縮剤を含まない局所麻酔薬では麻酔効果が弱く効果が持続しない為、かえって痛み刺激による血圧の上昇が、もたらされやすい面もあります。治療中に息苦しくなったり、気分が悪くなったりした時は、早めに申し出て状態が回復するまで治療を中断したり、治療の延期を考えてもよいでしょう。

糖尿病と歯科治療

糖尿病は、若年型糖尿病(インスリン依存型糖尿病、IDDM)と成人型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病、NIDDM)に分けられます。
若年型糖尿病は、インスリン投与が絶対的適応に対して、成人型糖尿病は、その程度によって食事療法、経口血糖降下、インスリンなどの治療が行われますが成人型糖尿病は、全糖尿病の75%以上を占めています。
糖尿病の罹患が長期に及ぶと動脈硬化、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、網膜症、腎症や末梢神経障害などの合併症を起こす事が多くなります。その為、歯科治療の際には、糖尿病そのものばかりでなく、このような合併症にも注意が必要となります。
糖尿病患者の方は感染に対する抵抗力が弱く、創傷治癒が悪いことから、抜歯などの処置では抗生物質投与などの感染予防が必要です。
空腹時血糖値が150〜200mg/dLを超える場合には、その危険性が特に高くなります。
血糖のコントロールが不良の場合には、歯科治療時に糖尿病性昏睡を起こす危険性も高くなりますので、体調不良時に無理して歯科治療を行わない事が大切です。また、歯科医院受診の前に食事をとらずに、または歯科治療後に痛みで食事をとらないのにインスリンを自己注射すると低血糖の危険性もあります。

近年増えてきているインプラント治療におきましては、糖尿病の方でも可能ですが、全ての方が受けられるわけではありません。糖尿病の方は、インプラント治療を受けるにあたり以下の点に注意が必要です。

細菌感染のリスクが上がる

インプラント治療では、歯肉を切開して顎の骨にインプラント体を埋入します。
露出した骨に穴を開けるため細菌に感染するリスクがあります。
ですが、健康な方であれば細菌に感染することはほとんどありません。
しかし、糖尿病を患っていると、免疫力が低下するため細菌に感染するリスクが高くなってしまいます。
また、治療後も免疫力の低い状態が続くため、インプラント周囲炎を起こしやすくなります。

鳥取市 歯医者 インプラント

血流が悪くなる

糖尿病は、血液の病気です。血糖値が高い状態が長期間にわたり続くと、血管がダメージを受けて血流が悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなると、傷の修復に必要な栄養や酸素を届けにくくなる為、傷の治りが悪くなるのです。糖尿病の方は、インプラントの治療期間が長くなる傾向があります。
免疫力が低下する点にも注意が必要です。
細菌に感染することも、傷の治りを悪くする要因になります。

骨の吸収が進む

糖尿病の方は、骨吸収が進みやすいとされています。
骨吸収は古くなった骨が分解されることです。
糖尿病になると、高血糖に起因する酸化ストレス、インスリン抵抗性などにより骨質が劣化します。 その結果、骨吸収が進みやすくなるのです。骨形成(新しい骨が作られること)よりも骨吸収が進むと骨は減ってしまいます。
顎の骨が減ると、インプラントのぐらつきや脱落が生じる恐れがあります。

低血糖になる

インプラント治療の内容によっては、治療後に食事を制限されることがあります。
これ自体に問題はないのですが、いつも通りに糖尿病のお薬を服用すると血糖値が下がりすぎてしまうかもしれません。
治療後の痛みなどで食事を摂れなかった場合も同様です。 血糖値が下がりすぎると、発汗・動悸・手足の震え、目のかすみなどの症状が現れます。
ケースによっては、意識を失うことや昏睡状態に陥ることもあるため十分な注意が必要です。

以上の懸念事項があるため、糖尿病の方はインプラント治療が難しくなります。
ただし、全ての方がインプラント治療を受けられないわけではありません。
糖尿病でも血糖値をコントロールできている方、空腹時の血糖値が一定以下の方は、インプラント治療を受けられる可能性があります。糖尿病ではさまざまな隠れた合併症が歯科治療上の問題となりえますので、かかりつけ医等に相談される事をお勧めします。

アレルギーと歯科治療


歯科治療に関して発現するアレルギーの原因の多くは薬物であり、アレルギーの症状として気管支喘息、皮膚症状(蕁麻疹、皮膚の発赤、水疱、固定薬疹)などの他、重症例では血圧低下を含むショック症状を呈する事もあります。
抗生物質や局所麻酔薬がその原因となります。抗生物質ではペニシリン系やセフェム系のものが局所麻酔薬ではその中に防腐薬として添加されているメタルパラベンがアレルギーを起こしやすいと言われています。メタルパラベンは化粧品の防腐薬としても使用されるので、化粧水でかぶれなどを起こしやすい人は注意が必要です。アレルギーの検査には皮内反応などの皮膚試験やリンパ球刺激試験などがありますが、どれも100%の信頼性はありません。過去に薬物アレルギーを起こした可能性がある場合には、その症状と経過、及び処置が正確な診断の決めてとなるので、各種病院などでご相談下さい。
また、歯科で使用する金属でもかなりのアレルギーが報告されており、手のひらや足底に多数の小嚢胞を形成する掌蹠膿疱症などの症状を呈することがあります。歯科治療において被せ物など金属で行うケースもあるので金属アレルギーの方はご自身のアレルギーの具合も把握しておくと良いでしょう。
また、当医院では、治療に金属を使用しないメタルフリーでの処置もご提案できますので、気になられる方はご相談下さい。
また、薬物アレルギーと似たものにアスピリン喘息があります。アレルギー類似反応に分類されますが、臨床的には激烈な気管支喘息の症状を呈します。臨床で使用される鎮痛薬(酸性鎮痛薬)で反応が生じてしまうので塩基性鎮痛薬しか使用できません。このような方は、主治医にご相談下さい。

全身疾患における歯科治療についてほんの少しですがご紹介させていただきました。他にも心疾患、肝臓疾患、腎臓疾患等様々な疾患とも関わりがあります。
安心して歯科治療を行っていけるようにご自身でもご自分の体の事を確認しておきましょう!

気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

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