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高齢者の口腔ケアについて

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

口腔ケアは、口の中を清潔に保つだけでなく、虫歯や歯周病といった疾患を予防し、誤嚥対策や健康保持のためのリハビリも行うなど、口腔機能の維持・向上を図る幅広いケアのことです。口腔ケアを通して口の中をきれいに保つことは、健康的な日常生活を送るためには不可欠です。丁寧な口腔ケアによって、全身の身体機能の維持・向上がみられたケースもあり、ご家族の方も正しい知識を身につけておくと良いでしょう。特に高齢者口腔ケアには、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼(そしゃく)・摂食・嚥下(えんげ)のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などがあります。

口腔ケアの目的

「口」には主に、「食べること」「話すこと」「呼吸すること」「表情をつくること」という4つの機能があります。出来るだけ良好に機能を維持するためには口腔ケアが重要になります。舌やくちびる、頬などの口周りを鍛えるためのマッサージやリハビリなどを通して、嚥下機能を維持する健康維持・促進の役割を担っています。口内と口周りを清潔に、そして健康に保つことが口腔ケアを行う目的のひとつです。口腔ケアには、大きく分けて2種類あります。口腔内を清潔に保つための器質的口腔ケアと口腔機能の低下を防ぐ機能的口腔ケアです。器質的口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防などにつながり、機能的口腔ケアは飲み込む力の低下を防ぐ効果が期待できます。実際の口腔ケアは、以下の2種類のケアを兼ねて行われることが多いです。

器質的口腔ケアは、口の中を清潔に保つためのケアです。食事後のうがいや歯磨きなどが基本となりますが、高齢者の場合は義歯・口内・舌の清掃なども重要になります。口内で雑菌が繁殖し、その雑菌が食べ物や唾液と一緒に気道に侵入すると、誤嚥性肺炎を引き起こす恐れもあります。また、高齢者は加齢により抵抗力が落ち、歯周病や粘膜疾患にかかりやすいため、日ごろから器質的口腔ケアをしっかりと行う必要があります。

機能的口腔ケアは、口周りの筋肉や舌を動かすことによって口腔機能の維持・向上を目指すケアです。口腔機能が問題なく働くには、口周りの筋肉の動きがスムーズである必要があります。機能的口腔ケアの方法は、口腔内や口周辺のマッサージや、飲み込む力を鍛える嚥下体操などです。体の筋肉が鍛えなければ衰えるのと同じく、機能的口腔ケアも日ごろから継続して行っていくことが大切です。

歯の磨き方について

歯の磨き方を考えていくうえでは、まず「歯ブラシの選び方」が大事です。お口の隅々までブラシが届くように毛先が小さめのもので、さらに歯肉を傷つけずにないように毛がやわらかめのものがおすすめです。また、持ちやすいように持ち手部分が大きいものを選ぶと、口腔ケアがより行いやすくなります。歯磨き剤は、少量で十分です。
歯ブラシは、えんぴつのように軽く持ち、歯と歯肉の間に45度の角度で毛先をあてて磨くようにしましょう。

バス法

歯の間を掃除するには、歯間ブラシを使います。歯間ブラシを購入する際、基準として重視すべきは、歯のすき間に入れても抵抗なく動かせるかどうかです。そのため、初めて購入するときは細いサイズから試していきましょう。
太いものだと歯間に入らないことも起こるので、まずは細いもので試していき、それで細いと感じる場合は、次回購入時にサイズを変更しましょう。使用時は歯と歯の間にゆっくりとワイヤーを入れましょう。乱暴に入れると、歯ぐきを傷つけ、口腔内を痛めてしまうので注意が必要です。ブラシを動かすときは、歯ぐきではなく、左右の歯にあてながら動かすようにしましょう。

舌・上顎の口腔ケア

口腔ケアにおいては、歯だけでなく「舌」や「上顎」などの衛生状態も重要です。高齢になると唾液の量が減り、舌の動きも鈍くなってしまうので、歯以外の部分の汚れが自分で取りにくくなるのです。もし、汚れたままになれば口内で雑菌が増加する原因となり、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。舌や粘膜を磨くための専用の舌ブラシが市販されているので、そういったものを使うのもおすすめです。
口内が乾燥している人は、ブラッシングで傷つけないよう口を湿らせてから磨くようにしましょう。

うがいの仕方

うがいには2種類あり、口を開いてのどを動かす「ガラガラ」と音を立てるうがいと、水を口に含んで口内で液体を動かす「ブクブク」と音を立てるうがいです。口腔ケアでは、口の中を清潔に保つという目的があるので、「ブクブク」タイプのうがいを中心に行います。口内の汚れを落とせるのに加えて、口腔内の保湿をするうえでも効果的です。

唾液腺マッサージ

口の乾燥を防ぐためにおすすめなのが、唾液腺マッサージです。唾液腺と呼ばれる部位を揉みほぐしてあげることで唾液が出やすくなります。特に、大きな唾液腺は上の奥歯あたりと、あご骨の内側のやわらかい部分、あごの先の尖った部分の内側にあります。
力を入れすぎないように注意しながら、やさしく指でマッサージをすると良いでしょう。

嚥下体操を行う

嚥下体操とは、飲み込みに必要な筋肉をトレーニングする体操のこと。飲み込みが困難になると、誤嚥を防止するために食事の形態がやわらかいものや、最初から刻んであるもの中心になっていきます。そうなると、せっかく歯があっても噛むことができず、認知症予防にたくさん噛もうと思っていても、その機会が失われてしまいますよね。嚥下体操は「首のストレッチ」「肩の体操」「口の体操」「頬の体操」「舌の体操」が一連の流れで、どの体操にもそれぞれ意味があります。

「頬の体操」では、舌を出したり、舌で口の両端を舐めたり、舌を鼻先やあご先につける気持ちで上下運動してみましょう。口腔ケアを適切に行うと、むし歯や歯周病といった口腔内トラブルが減少します。また、カンジダ性口内炎といった口内感染症を予防することにもつながります。むし歯や口内炎の悪化は本人の生活の質に大きな影響を及ぼすので、普段から口腔ケアをしっかりと行うことが大切です。

プロフェッショナルケアの重要性

口腔内のケアは、歯磨きやうがいなどによるセルフケアも大事ですが、かかりつけの歯科医院で定期的にプロフェッショナルケアを受けることが重要です。プロフェッショナルケアは、セルフケアでは清掃できない部位を専門的な技術でケアしてもらえるほか、口腔ケアを行うにあたってのアドバイスなども受けられます。口の中を健康に保つことを心がけていきましょう。口腔内のケアは、歯磨きやうがいなどによるセルフケアも大事ですが、かかりつけの歯科医院で定期的にプロフェッショナルケアを受けることが重要です。

鳥取市 歯医者 検診

日頃の口腔ケアとプロフェッショナルケアでお口の健康を保っていきましょう。

気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

笑顔で寄り添う親子

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

山根 浩二 院長

■この記事の監修者

山根 浩二 院長

経歴
  • 1990年 愛知学院大学歯学部卒業
  • 1998年 山根歯科医院開業
修了研修・学会等
  • 鳥取県歯科医師会
  • 日本歯科医師会
  • アドバンスインプラント研究会
  • Laser Education International UCSF(会員・認定医)

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