電話する

地図

予約・問合せ

メニュー
ヘッダーオファー

外傷性脱臼

本日は急患で転んで前歯をぶつけてしまった5歳の子どもが来院されました。
前歯上のAAが舌側に傾斜してしまいとても痛そうです。
本日はAAに麻酔をし、前歯をえの状態に戻し固定(レジン固定)を行いました。
治療そのものは普通にできたのですが、麻酔をするときは少し痛そうな様子でした。
何とか抜歯しなくてもいいような感じがしました。
ただ恐らく根管治療はすることになると思います。
治療を見ていたお母さんも初めは心配そうでしたが、治療後は少しホッとした様子でした。
歯が折れていなかったので良かったです。
子どもは麻酔した部位が気になってたせいか手で何度も触っていました。
外傷性脱臼の場合、できるだけ早期に治療をしていくことが必要ですね。

院長 山根

インプラントについてのQ&A

最近暑い日が続いていますね。
コロナウィルス感染を防ぐためマスクをして外出していると、マスク内が汗で濡れてしまい気持ちがすっきりしません。

インプラントについて質問が多くあり、本日はその質問に関するお話をしたいと思います。

どのような問合せかというと、「インプラントの成功率はどれくらいですか」「手術後痛みがでたり、腫れたりしますか」「手術後は普通に歯ブラシをしてもいいですか」などです。

まずインプラントの成功率ですが、論文では10年生存率95%以上と言われています。
ただこれは骨の状態が良く、患者さんもしっかりとしたメンテナンスを行っている場合です。
骨が少なかったり、硬すぎたり、柔らかすぎたりすると成功率は落ちます。
また、メンテナンスを怠っていると骨の状態が良くても失敗の原因になります。
従ってCTで骨の状態を把握し、また咬合状態、口腔清掃状態などしっかり診断した上でインプラント治療を行うことが必要です。
インプラント治療後はメンテナンス(ブラッシング)などをしなければなりません。
ただ言えることは、Brや義歯よりも一般的に寿命は長いということは言えると思います。

次に手術後の痛みや腫れに関してですが、外科的処置を行うことになるので多少痛みが出たり、腫れたりすることもあります。
しかし、ほとんどの人は2~3日後には痛みや腫れはピークとなり、一週間後くらいで落ち着きますので心配要りません。

最後に歯ブラシに関してですが、インプラントした部位の歯ブラシは避けてください。
手術した後は傷になっていますので、傷口が大きくなって感染する恐れがあります。
縫合している場合は糸が取れたりすることがあります。
手術部位においては抜糸後に磨くのが良いと思います。

院長 山根

抜歯後の注意事項

7月になり雨の日が多くなっています。
かなり湿度が高いせいか、気分がすっきりしない日がありますね。

本日は抜歯後の注意点についてお話します。
当院では抜歯した当日は激しい運動、飲酒はやめていただくようお願いしております。
また、お風呂に長く浸かったりすることも抜歯した当日は避けて、シャワー程度にしておいた方が良いです。
指で触ったり、舌で触ったりするのも止めた方が良いです。

次に歯みがきについてですが、抜歯後は出血することが多いです。
なので柔らかい歯ブラシでゆっくりと磨くことをお勧めします。
ブラッシング時に少々出血したとしても心配ありません。
不安な方は歯科衛生士に相談し、歯ブラシの選択を指導してもらうのも良いと思います。

抜歯後は早めに消毒の予約を取っています。
主に抜歯窩を薬液消毒をしています。
患者さんから「抜歯窩によくものが詰まるのですが大丈夫ですか」という質問をいただきます。
それは大丈夫です。初めは食べ物が詰まったりしますが、だんだん歯茎が治ってくると同時に骨もできて抜歯窩も少なくなり詰まらなくなります。
なので心配はいらないです。抜歯後の注意事項をしっかりと理解し守ってください。

院長 山根

ブラッシング指導

最近梅雨に入り、雨の日が多いです。
すっきりとした天気は少ないですが、体調には気を付けていかないといけないですね。

本日は土曜日とあって子ども連れの患者さんが多く来院されました。
その中で少し気付いたことは、プラークが歯の表面にしっかり付いている子どもが数人いました。
ここからブラッシング指導のお話をしたいと思います。

ブラッシングは歯の表面に付いているプラーク(歯垢)をしっかりと落とす。
そのことによって虫歯や歯周病を予防することができます。
ただ、しっかりとブラッシングをしているつもりでもプラークが歯の表面についていることが多くあります。
特につきやすい場所は「歯と歯の間」「歯の咬合面の溝」「歯と歯肉の境目」など多く磨き残しがあります。
歯と歯の間では、歯間清掃器具(フロス・歯間ブラシ)などを使用し、汚れを落としていきます。
また、歯と歯肉の境目や咬合面の溝などは正しいブラッシングを行い、汚れを落とすことが良いと思われます。
その代表的なブラッシング法はスクラビング法です。
歯ブラシを歯垢に対して直角に当てて、左右に小刻みに振動させて磨く方法です。
ただ強く磨きすぎると歯肉を傷つけてしまいますので気を付けてください。
歯ブラシはだいたい一ヶ月ほどで交換した方が良いです。
一ヶ月程使用すると歯ブラシの毛先が広がってしまい、しっかり歯垢を落とすことが出来ないからです。
当院では一人一人に合ったブラッシング指導を歯科衛生士が行っています。
分からないことや疑問に感じたことは気軽に相談してください。

院長 山根

矯正治療

今年ももう7月、コロナウィルスの話題が多かったこともあり、あっという間に半年が過ぎました。

今日は当院の矯正日です。
矯正専門医が来られて、矯正治療をする日です。
もちろん一般治療も行うのですが、矯正治療と並行して行うこともあって子どもや若い人が多く来院されます。
また、土曜日とあって普段は仕事が忙しくて来られない人でも気軽に来られて、一般治療(虫歯・歯周病)などを行っています。

矯正治療は基本的に矯正装置を入れて、歯の噛み合わせ、歯列不正を治す治療ですが、矯正治療においては矯正装置の選択と治療開始時期がとても大切になってきます。
あまり早く治療を始めても、後々歯の生えかわりや上下顎の成長と共に問題が起こる可能性もあるので、一番最適な時期に矯正治療を開始することが重要となります。
また、矯正装置の選択においては、不正咬合の種類によって選択することが望ましいと思います。
ただ矯正治療は矯正装置を使用したため、プラークコントロールが出来ずに虫歯や歯肉炎になりやすいのでその辺は注意をしておかなければなりません。
また治療期間も長いということは頭に置いておかなければなりません。

院長 山根

PMTC

最近蒸し暑い日が続いていますね。
今後は7月8月と例年よりも気温が高い日が続くと予報されています。
コロナ対策も大切ですが、暑さ対策もしっかりとしておかなければなりませんね。

歯のクリーニングと言えば、頭に浮かぶのがブラッシングだと思います。
最近ではブラッシングの重要性が理解され、虫歯、歯周病の人が減少してきています。
しかし、しっかりとブラッシングを行ったつもりでも、完全にプラークが除去出来ていないことが現状です。
特に歯と歯の間など歯ブラシの毛先が磨きにくい場所だとプラークが溜まり、虫歯や歯周病になってしまいます。
当院では定期的に口腔内チェックをし、プラークが付着している場合は除去していきます。
特に力を入れていることはPMTCです。
歯の表面にクリーニングジェルを塗り、PMTC専用の器具を使って歯の表面を磨いていきます。
また、歯の表面だけでなく、歯間部、歯と歯の間などブラッシングがしにくい部位でも適した清掃器具に切り替えて汚れを丁寧に除去していきます。
そうすることによって虫歯や歯周病の予防になります。
また、歯の表面が白くツルツルして汚れがつきにくい状態にします。
PMTCをした後は多くの患者さんが気持ちよさを実感していただいております。
当院は3~6ヶ月に一度定期検診を行い、スケーリングとPMTCをしっかりと行っています。

院長 山根

インプラント周囲炎

6月19日で県をまたぐ移動が緩和されました。
ただ、まだまだコロナウィルス感染者がいなくなったわけではありませんので、引き続き感染症対策は継続していかなければなりません。

インプラント治療は入れ歯やブリッジといった治療法と比べて、違和感なくしっかりと咬める、入れ歯と違って取り外す必要がない、隣在歯に負担が少ないなどいろいろ利点がある一方、たまにインプラントが腫れたり、グラグラして抜けてしまうことがあります。

その原因の一つがインプラント周囲炎です。

主な原因は口腔内の清掃が十分ではないためです。
インプラント周囲炎は、インプラントの周囲の骨に感染し、骨が吸収する、いわゆるインプラントの歯周病のことです。
健康なインプラントの状態は、下図のようにインプラントの周囲の骨がしっかりとしていて、炎症も起きていません。

軽度の周囲炎の場合、歯茎の軽度な腫れや出血を伴いますが、しっかりとインプラントの周囲を清掃すれば(プラークコントロール)治ります。
インプラント周囲炎が進行した場合、インプラントの周囲が腫脹したり、動揺してきます。
こうなるとインプラント撤去をしなければなりません。

インプラント周囲炎を防ぐにはブラッシングを気を付けること、その次に定期的メンテナンスをすることによって口腔内の衛生管理を徹底することが必要です。

院長 山根

智歯周囲炎

最近は湿度が高く、雨の日が多かったですが、今日はとても暑い日でした。
これからはこのような暑い日が続くので熱中症には気を付けていかないといけないですね。

本日は右下8番の痛みがある患者さんが来院されました。
私は智歯周囲炎と診断しました。
抜いた方がいい場合と抜かない方がいい場合があります。
親知らずが原因でその周辺が炎症を起こす(智歯周囲炎)では一般的に炎症が強いケースが多く、場合によっては顔が腫脹したり、口が開けにくくなったりすることもしばしばあります。

このような場合抜歯をする方が良いと思います。
ただ炎症が強く、自発痛などが強い場合いきなり抜歯すると痛みが出たり、腫れたりすることが多いです。
また、麻酔も効きにくいので抜歯するのに患者さんの負担が大きくなるケースがあります。
智歯周囲炎の場合特に強い炎症がある場合は、抗生剤の投与や消毒をして炎症を抑えながら抜歯する方がいいと思います。
症状が軽くなったと思ってそのままにしておくと、またいつか再発をして前と同様に強い痛みが出てくることになります。

智歯周囲炎で痛みが強い場合は基本的に抜歯することがいいと思います。
ただ抜歯後は多少腫れたり、痛みが出たりすることはありますが、そこは心にとどめておかなければなりませんね。

院長 山根

歯科検診

ここ2、3日前から梅雨入りになったせいか雨の日が多くなってきました。
ぐずついた天気が続いていますが、喚起をしっかりとし治療をがんばっていこうと思っています。

先日当院は幼稚園の歯科検診へ行きました。下は1歳から6歳の子どもまでの検診です。
1、2歳ぐらいの子どもは恐怖心があるせいか検診の前から泣いてしまって大変でしたが、4歳ぐらいからはほとんど問題なくできました。
最近は子どもの虫歯が少なくなっていると言われていますが、まったくその通りで、多くの園児は虫歯がなく綺麗でした。
ただ何人かの園児は奥歯が虫歯になっていましたので、先生に歯科医院に行くよう勧めました。
少し気になったのが、6歳の園児(年長さん)では6歳臼歯が生え始めている子がいて、その6歳臼歯が虫歯(Co)になっていました。
6歳臼歯の生え始めは歯質自体が弱いことから虫歯になりやすく、進行も早いので定期的にチェックして、シーラントやフッ素塗布などの予防処置、少し虫歯が進行していれば早めに治療をした方が良いと思います。

院長 山根

指しゃぶり

6月になり、かなり暑い日が続いていますね。
コロナウィルス感染症も気をつけなければなりませんが、暑さ対策も必要になりますので体には気をつけていこうと思います。

本日は、指しゃぶりについてお話します。
最近ですが、4歳のお子さんが虫歯チェックとフッ素塗布を希望して来院されました。
口腔内を見ると、虫歯はなかったのですが前歯部が開口状態になっていました。
最近の子どもは虫歯の数は少なくなっていますが、歯並びが悪い子どもが多いように思います。
その原因の一つが指しゃぶりです。
指しゃぶりをしていますと前歯部が開口状態になります。(図24)
開口状態になると前歯では食べ物を噛むことが出来なくなります。
指しゃぶりは歯列不正の原因になりますので3歳~4歳ぐらいまでには中止させないといけません。
もし永久歯が萌出する6歳ぐらいまで指しゃぶりをしていると、永久歯に生えかわっても開口状態になります。
できるだけ言い聞かせて徐々に中止させなければなりませんが、場合によっては指しゃぶりができない習癖除去装置をいれなければならないこともあります。(図39)
指しゃぶりにおいては、どんなに遅くても6歳ぐらいまでには中止させるように心掛けていた方が良いと思います。

院長 山根



診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0857-38-2118へ

診療時間
9:00~12:30
9:00~13:00
14:30~19:00
-
-
-
/
/
/
-
-
-
/
-
/
休診日:日曜日午後・祝日午後・木曜日
★ 変則診療時間:土曜日午後14:30-18:00
ご予約・お問い合わせはこちら
山根歯科医院の外観
フッターオファー

© 2021 山根歯科医院