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インプラント治療の流れと治療後の注意点について詳しく解説!

2023年9月5日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

机に置かれたインプラントの模型と歯科用器具

インプラント治療は、一度の処置では終わりません。インプラント体とアバットメント、被せ物、それぞれを装着する際に処置を行います。そのため、インプラントは治療工程が多いといえるでしょう。

今回は、インプラント治療の流れと治療後の注意点について詳しく解説します。

インプラントとは

インプラントの模型を出して説明する男性

インプラントとは、歯を失った部分に人工歯根を挿入して、歯を取り戻す方法です。

歯を失った際の治療としては、ブリッジや入れ歯が一般的でした。近年、インプラント治療の理解が広がり、希望する人が増加しています。

歯は、口の中で見える部分と、下に隠れている歯根から構成されています。歯を失うと、支えとなる歯根も同時に失われるでしょう。インプラントは、歯根が完全にない状態の治療方法として選択されます。

インプラントの治療期間

机に置かれたカレンダーとファイル

インプラント治療は、一般的なブリッジや入れ歯とは違い、治療が完了するまでに3か月~1年かかるのが一般的です。

治療期間が長い理由として、歯茎の回復やインプラントが骨としっかりと結合するまでに時間がかかることが挙げられます。順調に進んだとしても治療の全行程が完了するまでに3か月は必要で、手術の内容や採用する処置によっては、半年~1年ほどの期間がかかることもあります。

インプラントの治療期間は、患者さまの骨の状態などにも左右されるでしょう。

インプラント治療の流れ

STEPと書かれた木のブロックを登る木の人形

インプラント治療の流れは、以下のとおりです。

カウンセリング

カウンセリングは、インプラント治療に対する不安や疑問を解消する場として設けられています。インプラントの基本的な情報、メリットとデメリット、インプラント以外の選択肢などを詳しく伝えます。

インプラントに関する不安や質問があれば、遠慮せずに相談しましょう。

検査・診察

インプラント治療前に、口腔内に問題がないか検査や診察を行います。まず、歯周病の検査を行い、歯型の採取や噛み合わせの確認をします。CTスキャンを活用して、顎の骨の密度や量など、詳細な検査も実施されるでしょう。

検査結果や患者さまの健康状態、被せ物の材質・形状・色などの具体的な希望をもとに、最適な治療計画を立てます。計画が確定したら、患者さまに内容を説明し、十分に理解・納得してもらったうえでインプラント治療を開始するのです。

インプラントの埋入

歯根の役割を果たすインプラント体を、患者さまの顎の骨にしっかりと固定します。具体的な手順としては、まず歯茎を開き、インプラントを固定するための穴をあけます。インプラント体を穴に埋め込み、開いた歯茎を縫合するのです。

一般的に、1本のインプラントを埋め込む際にかかる時間は15分程度ですが、治療する部分やインプラントの本数などによって変動します。抜歯や再生治療が必要な場合は、所要時間が延びるでしょう。

抜糸・仮歯の装着

手術後約2週間が経過したら、抜糸します。患者さまの状態や希望に応じて、仮歯を装着することもあるでしょう。

仮歯は、インプラントが完全に固定されるまでの待機期間中に、日常生活での食事や会話などに不都合や不快感が生じないように装着されます。

待機

インプラントを埋め込んだあと、インプラント体が顎の骨としっかりと結合し、一体化するまで待ちます。一体化を待つ期間は待機期間とよばれ、治療を受けた部位や骨の健康状態により異なりますが、約2~3か月の時間を要することが多いです。

トラブルや問題がない限り、基本的に待機期間中の来院は必要ありません。患者さまは、日常生活を過ごしながら自然にインプラントが骨と結びつくのを待ちます。

アバットメントの装着

インプラント治療の待機期間が終了したら、再度歯茎を開いてインプラントの結合状態を確認します。解析装置を使用して磁気をインプラントに当て、顎の骨とインプラントがしっかりと一体化しているかを確認するのです。

骨とインプラントが正常に定着していることが確認できたら、インプラントと人工歯を繋ぐアバットメントを取り付けます。アバットメントの装着後、歯茎の形状が自然に整うのを1〜2週間ほど待つのが一般的です。

人工歯の型取り

アバットメントに取り付ける人工歯の型取りを行います。患者さまの口腔内にフィットするように、専用の器具を使用して型取りを行い、被せ物が作成去れます。

被せ物の装着

被せ物が完成したら、アバットメントに人工歯を取り付けて治療完了です。

治療が完了したからといって、サポートが終わるわけではありません。完成後の歯の噛み合わせや被せ物の形状に不都合がある場合は、必要な修正を行います。

メンテナンス

インプラントを長期的に維持するには適切なメンテナンスが欠かせません。インプラントや口腔内の健康状態を確認するために、3~6か月に一度の頻度で定期検診を受けましょう。

インプラントには、インプラント周囲炎という感染症のリスクが存在します。インプラント周囲炎を発症すると、最悪の場合インプラントを抜くことになります。インプラントを長く使うために、口腔内は清潔に保ちましょう。

インプラント治療後の注意点

黄色い机に置かれた!マーク

手術が終わったあと、麻酔の効果が切れると痛みが出ることがあります。痛みが出てきた場合は、医師から処方された痛み止めを服用してください。

インプラント治療後の注意点は、以下のとおりです。

・手術後2週間は喫煙しない

・熱いものや辛いものなど、刺激の強い食べ物を避ける

・手術後3日間は飲酒や激しい運動を避ける

・浴槽には浸からずシャワーで入浴する

・医師から処方された抗生物質を指示どおりに服用する

特に、骨を再生する手術を受けた方は、頬に一時的にアザが現れることがあります。時間とともに自然に薄れるので、過度な心配は必要ありません。何か異常を感じた場合は、早めに歯科医師に相談してください。

インプラント治療後のメンテナンスの重要性

歯科医院で治療を受ける女性患者

インプラントは高度な技術で作られた人工歯ですが、メンテナンスを怠るとトラブルが起きる可能性があります。インプラントは人工物なので虫歯のリスクがありませんが、周囲に歯石が蓄積されるとインプラント周囲炎を引き起こす原因となります。

上述しましたが、インプラント周囲炎が進行すると、最終的にはインプラントの除去を余儀なくされるかもしれません。インプラントを長く使用するには、日常のブラッシングが欠かせません。定期的に歯科医院で検査・クリーニングを受けることで、プラークや歯石の蓄積を早期に発見し、適切なケアを受けることが可能です。

天然歯と同様に、インプラントも適切なケアが必要です。定期的に歯科医院を受診して、メンテナンスを受けましょう。

まとめ

緑の机に置かれたインプラント

インプラント治療は、入れ歯やブリッジと比べて治療工程が多く、治療期間が長いです。インプラントは、インプラント体・アバットメント・被せ物の3つから構成されており、それぞれ装着する際に処置が必要になります。

インプラント体を埋め込んだら、骨と結合するまでに数か月待機しなければなりません。結合が確認できたら、アバットメントを取り付けます。そのあと、型取りした被せ物を装着したら治療完了です。

インプラント治療は、治療が完了したら終わりではありません。インプラントには特有の感染症、インプラント周囲炎のリスクが伴います。インプラント周囲炎はインプラントの歯周病ともよばれており、症状は歯周病と似ています。歯周病菌によって顎の骨が溶かされると、インプラントが不安定になり、最悪の場合脱落するでしょう。

インプラント周囲炎を防ぐには、日々の丁寧な歯磨きと、歯科医院での定期的なメンテナンスが重要です。メンテナンスは3~6か月に1回が推奨されています。インプラント治療を無駄にしないためにも、治療後のメンテナンスをしっかりと受けましょう。

インプラント治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。