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運動やスポーツ中のマウスピース矯正の注意点

こんにちは。鳥取市東町にある山根歯科医院です。

歯科矯正治療中に、スポーツをすることに支障がないかを質問されることがあります。特にマウスピース矯正の中は、気になる方が多いのではないでしょうか。本日は、運動やスポーツをする人とマウスピース矯正のつながりについてお話しします。

歯列矯正を考えている人の中には、運動やスポーツを毎日のように行っている方も多いと思います。また、学生で部活に励む人、スポーツジムに通う人などマウスピース矯正ができるかどうか、気になるところだと思います。一般的にマウスピース矯正は、スポーツと相性が良いと言われています。その理由として、マウスピース矯正の場合、必要に応じて取り外しができるということです。歯列矯正をしていても、通常通りスポーツをすることは可能です。ただし、スポーツの種類によっては注意が必要です。具体的に競技別で考えてみましょう。

インビザラインのマウスピースを装着する女性

マウスピースを装着したまま問題なく行える運動やスポーツ

・ランニング 陸上競技 ヨガなど

ランニングやジョギングは、マウスピースを装着したまま行えるスポーツや運動です。ヨガなどもゆったりとした運動なので、マウスピース矯正には、問題ありません。陸上競技でマラソンなど長距離を走る場合は、口の中が乾燥しやすくなりますので、水分を補給していけば大丈夫です。

注意が必要なスポーツ

・サッカー バスケットボール 野球など

サッカー、バスケットボール、野球などのスポーツは、ボールが当たったり、人と接触して強い衝撃を受ける可能性があります。もちろん、これらのスポーツは競技レベルにもよりますが、個人の判断によって、マウスピースを装着したままプレーをすることも可能だとは思います。

原則としてマウスピースを外すスポーツ

・格闘技 ラグビー アメリカンフットボール

顔面への衝撃が強いと予想されるスポーツは、マウスピース矯正装置を外して行ってください。理由としては、矯正用のマウスピースは衝撃吸収に弱く、厚さも0.5㎜ほどで、とても薄い素材でできています。格闘技などで、強い力が顔面に加わると破損しやすくなります。矯正用マウスピースを外し、スポーツ用のマウスガードの装着をお勧めします。

矯正用マウスピース(インビザライン)とスポーツ用マウスガードについてお話しします。

矯正用マウスピースとスポーツ用マウスガードの違い

矯正用マウスピース

目的

・歯に移動力を持続的に加える

・1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換

・矯正治療が目的

厚みと素材

・厚さ 0.5㎜程度

・素材 プラスチック

・柔軟性 適度にしなる

【スポーツ用マウスガード】

目的

・歯の破折防止

・唇や舌のけが防止

・顎関節への衝撃軽減

厚みと素材

・厚さ 約2.5~4㎜程度

・素材 衝撃吸収樹脂

・クッション性が高い

矯正用のマウスピースは、歯を動かすため非常に薄く作られているのに対して、スポーツ用マウスガードは、衝撃を吸収するため、一定の厚みがあります。

歯に与える影響

マウスピース型矯正装置は、当然のことですが、「歯を動かすこと」を使用目的としています。歯に対して継続的に力を加えているのが、インビザラインのマウスピースです。

スポーツ用マウスガードは、歯を守ることは 使用目的であり、マウスガードそのものが、歯に力を加えるというわけではありません。この2つのマウスピースは、使用目的が違います。

スポーツ中に注意すべきこと

①マウスピースの清潔さを保つ

スポーツ後は、汗や汚れが付着していることが多いため、一度、マウスピースを取り外して、しっかりとと洗浄してください。定期的にマウスピースを洗浄することで、お口の中が衛生的になり、虫歯や歯周病の予防になります。

②定期的なチェックを受ける

スポーツ中に力が加わって、マウスピースが変形したり、破損したりすることがあります。当院では、アタッチメントが、外れた方もいらっしゃいました。アタッチメントが外れると、マウスピースが、浮いたり思うように歯に矯正力が加わらなくなります。定期的な診断を受け、マウスピースが浮いていないかどうかを確認しなければなりません。

③矯正用マウスピースと、スポーツ用マウスガードの併用

スポーツと言っても、ランニング、陸上競技、ヨガなどは、矯正用マウスピースを装着したままで大丈夫だと思いますか、接触の激しいスポーツ、格闘技などの場合は、矯正用マウスピースだけでなく、スポーツ用マウスガードの使用も考えなければなりません。かなり違和感はありますが、可能であれば矯正用マウスピースの上からのスポーツ用マウスガードを装着することをお勧めします。そうすることで、格闘技などの接触の多いスポーツにおいても矯正器具や、歯を保護することができます。

スポーツ選手は歯科矯正を

スポーツ選手にとって矯正用マウスピースは、面倒なイメージがあります。特に矯正用マウスピースの上にスポーツ用マウスガードを使用するというのは、とても違和感があるように感じます。しかし歯科矯正をすることによって、歯並びが良くなると色々なメリットがあります。

・ 噛み合わせが安定し力を発揮しやすくなる 

歯列が正常になり、上下の歯が正しく噛み合うようになると、歯をしっかりと噛みしめられます。体幹に力が入りやすくパワー発揮が安定してきます。そのため力を使う競技では、身体の安定性が向上してきます。

・外傷リスクの軽減 

上顎前突などの不正咬合の場合、転倒や接触プレーで、前歯が破折するリスクが高くなります。歯科矯正によって、歯並びが正常化すると外傷リスクが軽減します。

・呼吸しやすくなる

歯並びや顎の位置によっては、口腔内のスペースが狭くなり舌の位置の異常が起こることがあります。歯列矯正をすることで舌のスペースが広がり、呼吸がしやすくなることがあります。特にマラソンなどのスポーツでは、呼吸のしやすさは重要な要素となります。

・必要な栄養素を摂りやすくなる

歯科矯正で噛み合わせが良くなると、食べ物を効率よく噛めるようになります。 硬いものや、弾力性のあるものなどいろいろな食べ物をしっかりと噛めるようになるため、スポーツ後のエネルギー補給や必要な栄養素をしっかりと摂取することができるようになります。このような点は、特にスポーツをされる人の大きなメリットになっています。

~補足〜 水分補給について

運動中の水分補給は、とても大切だと思います。マウスピースを装着したまま水を飲むことは問題ありません。ただ、スポーツドリンクなど、糖分を含む飲み物は、虫歯や歯周病のリスクが高くなるためマウスピースを外して飲むことをおすすめします。

まとめ

マウスピース矯正では、激しいスポーツであっても工夫していれば、矯正治療を継続することができます。スポーツをしているからと言って、歯科矯正をためらう必要はないと思います。マウスピース矯正では、取り外しができるので、外傷リスクの軽減、呼吸しやすくなる、といったメリットがあるので、スポーツをしている人にとっては、相性の良い矯正方法と言えると思います。しかし、スポーツの種類によっては、装着したまま行うか、外してスポーツマスクガードを使用するかを考えていかなければなりません。 その点を注意していけば、矯正治療できますのでご安心ください。スポーツで最大限に能力を発揮するためにも矯正治療で正しい噛み合わせに直すことは、とても大切です。スポーツをしながら歯列不正を治したいたい方は、歯科医師にご相談していただきたいと思います。

OKサインを出す笑顔の女性

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

大人の歯の矯正にかかる費用は?保険が適用されるかも解説!

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

大人の歯の矯正にかかる費用を考えるイメージ

歯並びが気になって、矯正治療を検討している方も多いのではないでしょうか。なかには「大人になってからでもできるの?」「費用はどのくらいかかる?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、大人の歯の矯正にかかる費用や、治療の流れと費用の内訳、健康保険と医療費控除について解説していきます。矯正治療を検討している方や、費用に不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてください。

大人の歯の矯正にかかる費用

ワイヤー矯正をしている女性の口元

歯の矯正と一口に言ってもその方法はさまざまで、それぞれ費用に違いがあります。ここでは、代表的な矯正方法ごとの費用についてご紹介していきます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面または裏側にブラケットとワイヤーを取り付けて行う、もっとも一般的な矯正方法です。歯の1本1本に力を加えやすいため歯の移動をコントロールしやすく、幅広い症例に対応できます。

表側矯正

表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを取り付けて歯を動かすもっとも一般的な方法です。広く普及しているため、治療経験が豊富な歯科医師も多く、さまざまな症例に対応しやすいです。

費用の目安は全体矯正で60万円〜100万円程度です。部分的に行う場合は、20万円〜40万円程度で受けられることもあります。表側矯正は実績が多く、確実性を重視する方に選ばれる傾向があります。

裏側矯正(リンガル矯正)

裏側矯正は、歯の裏側(舌側)にブラケットを取り付ける方法です。表側矯正と同じように高い治療効果が期待でき、対応症例も豊富です。

最大のメリットは、矯正していることがほとんどわからない点です。そのため、見た目や人前での印象を気にする方に人気です。

ただし、ブラケットやワイヤーが舌の近くに装着されるため、装着当初は発音や滑舌に違和感を覚えることがあります。また、装着する際に細かい作業が必要になることから、治療には高度な技術が求められます。その結果、治療費が高額になりやすい点には注意が必要でしょう。

費用の目安は、全体矯正で80万円〜150万円程度、部分矯正で50万円〜80万円程度です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製のマウスピースを定期的に交換しながら歯を少しずつ動かす矯正法です。装置が目立ちにくく、取り外しも可能なため、食事や歯磨きがしやすいという利点があります。

軽度から中等度の歯並びの乱れに効果的とされており、近年人気が高まっています。

費用の相場は全体矯正でおよそ70万円〜100万円、部分矯正で30万円〜60万円程度です。

歯の矯正治療の流れと、各段階にかかる費用

レントゲン検査の様子

歯の矯正治療にはいくつかの段階があり、それぞれで費用が発生することがあります。治療の流れを理解することで、どのタイミングでどのくらいの費用がかかるのかイメージしやすくなるでしょう。

ここでは、初診から保定期間まで、一般的な費用感とともに詳しく解説します。ただし、治療費用をまとめて支払うトータルフィー制度を導入している歯科医院もあります。その場合、調整料などは発生しないこともあります。

詳しい費用の内訳については、治療を受ける予定の歯科医院で確認するようにしましょう。

初診相談(無料~1万円円程度)

歯列矯正を検討し始めたら、まずは歯科医院で初診相談(カウンセリング)を受けるのが一般的です。この段階では、口腔内の状態や歯並びのチェック、矯正治療が必要かどうか、治療期間やおおまかな費用の説明などが行われます。

初診相談は無料で提供する歯科医院も多いです。有料の場合は5,000円程度が一般的ですが、適応可否を判断するための検査の料金と合わせて1万円程度で提供している歯科医院もあります。

カウンセリングの際に疑問や不安を解消しておくことが重要です。また、治療に関する説明をしっかり行ってくれるかなど、信頼して治療を続けられる歯科医院かどうか確認しておくと良いでしょう。

精密検査・診断(3万円~5万円程度)

カウンセリング後、治療方針を決定するために精密検査を行います。検査内容には、レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯型採取、必要に応じてCT撮影などがあります。

これらの情報をもとに、歯の位置や骨の状態、噛み合わせのバランスなどを総合的に評価し、治療計画を立てていきます。費用は3万円〜5万円程度が一般的ですが、検査内容によって異なります。

矯正装置の装着(30万円~120万円程度)

矯正装置を装着し、歯の動かし方に関する詳しい説明を受けます。装置の種類によって費用に大きな幅があり、装着方法や見た目、使用する素材によっても価格が変わります。

調整・通院費(1回あたり3,000〜5,000円程度)

矯正治療中は、1ヶ月に1回程度の頻度で通院して装置の調整を受ける必要があります。通院ごとに費用が発生するケースが多く、1回あたり3,000円〜5,000円程度が目安となります。

通院回数は治療の進行や個人差によって異なりますが、トータルでの負担額は計画的に確認しておくことが大切です。

保定期間の費用(5万円~10万円程度)

矯正装置を外したあとに設定されるのが、保定期間です。この期間は、せっかく整えた歯並びを安定させるためにとても重要です。

保定期間には、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナーには、取り外しができるタイプや固定式のタイプなどがあり、使用する期間は2〜3年ほどが一般的とされています。リテーナーの費用は5万円〜10万円程度が相場です。

この期間も定期的な通院が必要で、保定装置に破損がないか、歯の位置がずれていないかなどを確認します。通院の頻度は矯正中より少なくなりますが、リテーナーの破損や再作製が必要になる場合は、別途費用がかかることもあります。

歯の矯正治療に保険は適用される?

歯の矯正治療に保険は適用されるのか考えるイメージ

歯列矯正は基本的に見た目の改善を目的とする治療であり、ほとんどの場合で健康保険の適用対象外とされています。自由診療として扱われるため、全額自己負担となります。

ただし、ごく一部ではありますが、特定の条件を満たすことで医療費控除の対象になったり、保険が適用されたりするケースがあります。先天的な疾患によって噛み合わせに問題が生じているケースや、顎変形症と診断されたケースなどが該当しますが、ご自身で判断するのは難しいので、歯科医師に相談してみましょう。

歯の矯正治療にかかった費用は医療費控除の対象?

歯の矯正治療にかかった費用は医療費控除の対象になるのか考えるイメージ

結論から言うと、大人の矯正治療も医療費控除の対象になる場合があります。医療費控除とは、1年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費が一定額を超えた場合、確定申告を行うことで税金の一部が戻ってくる制度です。

ただし、矯正治療が医療費控除の対象となるかどうかは、その治療が医療上必要と判断されるかによって変わります。噛み合わせが悪いことで、食事がしづらい、発音に支障があるなど、機能的な問題を改善することが目的の場合、医療費控除の対象となる可能性があります。一方で、見た目を良くしたいという審美目的だけの矯正は対象外とされます。

また、治療にかかった費用だけでなく、通院のための交通費も医療費控除の対象に含めることができます。対象となる交通費は、基本的に公共交通機関の運賃であり、自家用車のガソリン代や駐車場代は含まれません。

まとめ

ワイヤー矯正を始めた笑顔の女性

歯の矯正は、健康な口元をつくるために大切な治療です。費用は高額になりやすいですが、方法や通院先によっては費用を抑えることも可能です。

ご自身に合った矯正方法を見つけ、納得のいく治療を受けるための参考にしてみてください。

矯正治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

抜歯する時の判断基準

こんにちは。

鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

皆さんは、歯医者さんに行かれた時、「歯を抜いた方がいいですよ」と言われたらどう思いますか。多くの人は、「ええっ」と思うことが多いと思います。ただ、少数の人は、あまりに歯が痛いので、「もういっそのこと 歯を抜いてください!」と言われる方もいらっしゃいます。歯を一度失ってしまうと、二度と生えてきません。抜いた部分には、何か 補綴物を装着しなければなりません。歯を残すことで、長期的にお口の健康を守れるかどうかの重要な判断基準になります。できる限り歯を保存するのが、基本的な方針ではありますが、場合によっては、歯を抜くことがお口の健康を維持するための 最善の選択肢になることもあります。 本日は、どのような時に抜歯を行うか、その判断基準についてお話しします。

虫歯の進行度

虫歯の進行度によって、抜歯が必要なケースがあります。虫歯には、進行度によって Co、 C₁ 、C₂、C₃ 、C4と5つに分けられます。
 
Co・・・歯の表面が 脱灰し、白濁や茶色い変色のみで、痛みがない虫歯
 
 
C₁・・・エナメル質内部の虫歯
 
C₂・・・象牙質まで進行している 虫歯
 
C₃・・・歯髄(神経)まで進行している虫歯
 
C₄・・・歯冠が崩壊し歯根だけが残っている状態
 
 
以上の5つに分けられます。
 
 
Co〜 C₂までのほとんどの歯は、保存治療が適用になります。抜歯になるケースは、C₄の状態です。C₃の状態の場合の多くは、根管治療を行い治すことができます。まれに歯髄が壊死し重症化している場合は、根管治療をしても症状が改善しないことがあります。このような場合は、C₃であっても抜歯することがあります。
 
 
 
 
虫歯による抜歯での、判断基準になるものが、虫歯の部位です。 一般的なCo〜 C₂のように歯冠部も虫歯になっているケースは、歯の保存は可能ですが、歯冠は残っていても歯の根の奥に虫歯が進行しているケースや歯茎よりも深い位置に虫歯が進行しているケースは、抜歯になることがあります。
 
 
 

重度な歯周病

歯は、歯槽骨 という骨で支えられています。歯周病が進行すると歯を支えている骨が吸収し、骨が大幅に失われると歯がグラグラと動揺して、強い痛みが出ることがあります。このような状態になると歯周病治療を行っても症状の改善が見られることがなく、やむなく抜歯が必要となってきます。歯周病の進行度には、「歯肉炎」から始まり「軽度」「中等度」「 重度」の4つのステージがあります。
 
歯肉炎
この段階では、歯茎に炎症は見られる程度です。歯槽骨には、まだ影響が及んでいない状態です。歯肉炎は、適切な治療を受ければ改善します。

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軽度な歯周病
軽度な歯周病では、少しではありますが、歯を支えている歯槽骨が溶け出している状態です。歯肉炎に比べ歯茎の炎症が進行し、赤みや腫れがひどくなっている状態です。また、歯と歯茎の間に隙間ができたり、汚れがたまりやすくなります。歯周病治療やスケーリング、ルートプレーニングが必要となってきます。この段階では、抜歯をすることはほとんどありません。

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中等度な歯周病
中等度の歯周病になると、さらに歯茎の腫れや炎症が悪化し、歯周ポケットも深くなります。症状としては、歯茎が下がって歯が長く見えてきます。また、歯がグラグラと動揺したり、口臭が出てくることもあります。この段階になると、自覚症状が強く現れます。咬合痛などの強い痛みが出てくることも多くあります。 こうなると歯周病治療では、困難なケースになり、抜歯が必要となってくることもあります。
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重度な歯周病
歯周病がさらに進行し重度な歯周病になると、歯が大きくグラグラするようになります。その他の症状としては、食べ物が噛めない、歯と歯茎の間から膿が出る、 口臭が強くなる、などです。 このような場合、ほとんど抜歯が第一選択となります。患者様から保存を希望されることがありますが、重度な歯周病の歯を残しておくと細菌が増殖し、隣接する歯に歯周病が広がってきます。そして他の歯まで抜歯しなければならなくなることがあります。ですので重度な歯周病と判断された場合は、抜歯が必要となるケースが多いです。歯周病は、歯肉炎や軽度な歯周病の段階では自覚症状が出ることが少ないですので、口の中の健康を維持するために、歯科医院での定期検診が大切です。
 
 
 
 
 

痛みや炎症のコントロールが困難なケース

痛みや炎症のコントロールが困難なケースにおいての原因は、次のようなことが考えられます。
 
✅歯根破折
✅歯の根の先に膿の袋(根突病変)  など考えられます。
 
【歯根破折】
神経を治療した歯に強い咬合力が加わると歯根が破折してしまうことがあります。歯根が破折してしまった場合は、抜歯が抜歯が必要となることが多いです。ただ、歯冠破折の場合は、根管治療を行うことによって保存できるケースが多いです。
 
 

鳥取市 歯医者 歯ぎしり 食いしばり マウスピース 破折

       
 
【歯の根突に膿の袋】
 
歯の根突に膿が溜まっている場合は、まず、根管治療を行います。しかし、根管治療を行っても、痛みが改善しない場合は、抜歯を検討します。
根突病巣は、レントゲン写真を確認しますが、大きい根突病巣の場合は、抜歯をお勧めしています。
歯根破折や歯の根突に大きな膿が溜まっている場合は、無理に残すよりも、抜歯して感染源を取り除く方が安全なこともあります。
 
 
 
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親知らずの抜歯

親知らずは、問題になりやすいことが多いです。その原因として次のようなことが上げられます。

斜めに生えているケースがある

1番奥にある歯で、清掃が難しい

虫歯になりやすく、治療が困難なケース

このようなケースでは、抜歯を検討します。

鳥取市 歯医者 親知らず

矯正治療のための抜歯

歯並びや口元のバランスを整えるため、あえて健康な歯であっても抜歯をすることがあります。代表的なものが、矯正治療における便宜抜歯です。これは、出っ歯や叢生などの歯列不正において、歯をきれいに並べるスペースを作る目的で行います。一般的には、左右の小臼歯を抜歯することが多いです。

  

過剰歯

過剰歯は、誰にでもあるわけではありません。過剰歯があると、すぐに問題になるという訳ではありません。ただ、放置していると、過剰歯が他の歯の萌出を妨げたりして、歯並びに悪影響を及ぼす可能性があります。「歯がなかなか生えてこない」「歯並びが気になる」といった症状がある場合は、早めに歯科医院を受診してください。レントゲンを撮ると過剰歯が埋まっていて、それが原因で歯列矯正を起こしているケースがあります。このような場合は、早めに過剰歯を抜歯する必要があります。

【抜歯をする前に確認するべき事】

年齢 

全身状態 

治療後の選択肢

年齢

一般的に若い患者様では、健康な人であれば、抜歯しても回復が早く問題はありませんが、高齢者の方においては、全身状態、基礎疾患があるかどうかを確認しなければなりません。

全身状態

一般的に、健康な人では、基本的に大丈夫なことが多いですが、全身疾患がある人においては、気を付けなければなりません。糖尿病、心臓病、血液疾患がある人は抜歯のリスクが高くなることがあります。このような患者さんにおいては、かかりつけ医師に相談の上、抜歯を検討しなければなりません。

抜歯後の選択肢

抜歯後どのような治療方法があるか、患者さんに説明する必要があります。抜歯した後の欠損部位においては、インプラント、義歯、ブリッジの治療の選択肢があります。抜歯をする前には、必ず説明するようにしています。

 

まとめ

〜抜歯は最後の手段〜
 
当院での歯科治療においては、「できるだけ残す」が、基本となります。歯を抜く判断基準としては、重度な虫歯、重度な歯周病、歯根破折、病巣の大きさ、矯正治療における便宜抜歯など様々な要因を考慮し、判断していきます。できるだけ歯を残すことは大切ですが、抜歯の症例の歯を無理に保存しようとすると、かえって隣の歯に悪影響を及ぼすことになり、口の中の健康を損なうことにつながります。
抜歯は、決して悪い治療ではなく、将来のお口の健康を守るための選択肢になることもあります。抜歯を選択される場合は、歯科医師からしっかりと説明していただき、ご納得された上で治療を受けていただきたいと思います。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

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入れ歯安定剤の使用について

こんにちは。鳥取市東町にある山根歯科医院です。

本日は、よくご質問を受ける入れ歯安定剤について様々な観点からご説明したいと思います。

入れ歯安定剤の「2つのメリット」

1.痛みの改善

入れ歯安定剤は、入れ歯の内面に塗布することで、入れ歯の硬い部分が歯ぐきに直接当たらないようにできます。このため、痛みを和らげる効果があります。

入れ歯安定剤には、以下の種類があります。

・クリームタイプ

・粉状タイプ

・シートタイプ

クリームタイプの安定剤はクッション性が高く、痛みを感じにくい傾向があります。

2.入れ歯が外れにくくなって会話がしやすい

入れ歯の内面が歯ぐきにピッタリと合っておらず過度な隙間が生じている状態では、空気が入りやすくなり外れやすくなります。入れ歯安定剤を使うと、入れ歯の内面と歯ぐきの隙間がなくなり、ピッタリとくっつくようになるため、空気が入りにくくなり、会話中に外れえてしまう心配がなくなります。粘着力が強く、入れ歯が外れにくい製品には、クリームタイプの安定剤が多いです。

入れ歯安定剤の「4つのデメリット」

1.入れ歯の手入れがしにくい

粘着性が強いタイプの安定剤は、入れ歯の内面に残りやすく、また、こびりつくことがあります。入れ歯の内面に塗った安定剤が取りきれず、不衛生になりやすくなります。安定剤が残ったまま新たな安定剤を付けてしまうと、入れ歯の内面と歯ぐきの形が合いにくくなり、食事の際、かめないと感じる可能性が高まります。

鳥取市 歯医者 入れ歯 

2.菌が繁殖する

入れ歯安定剤には、口の中の水分を吸収して歯ぐきに密着するタイプがあります。水分を吸収するタイプの安定剤は、ほかの安定剤よりも口の中の水分を奪いやすく、口の中の渇きを感じやすくなるほか、ドライマウスを引き起こすことがあります。

ドライマウスとは、唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥した状態のことです。唾液には、抗菌作用、免疫作用、希釈・洗浄作用など、様々な効果があります。唾液の分泌量が減少すると、この効果も薄れてしまいます。口の中の乾燥状態やドライマウスが長く続くと、口の中の細菌が増殖しやすく、歯周病や誤嚥性肺炎を発症するリスクが高まります。

<誤嚥性肺炎について>

口の中に入れた食べ物は、食道を通り胃に運ばれるのが、通常の流れです。高齢になるにつれ、唾液の分泌量だけではなく、食べ物を飲み込む「嚥下(えんげ)機能」が弱っていることがあります。

食べ物が口の中に入ると、食べ物をかみ砕きながら、唾液と混ざり合い、飲み込みやすくする形(食塊:しょっかい)を作ります。

食塊形成が上手くできず、また、嚥下機能が低下していると、食塊や水分を食道へうまく送ることができません(不顕性誤嚥:ふけんせいごえん)。肺や気管支の方へ食べ物や細菌が誤って流入(誤嚥)してしまった結果、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。

3.適切な噛み合わせにならない

入れ歯は、噛み合わせのバランスを考慮した設計となっています。入れ歯安定剤が適切に使用されていない場合、噛み合わせのバランスが崩れてしまう可能性があります。噛み合わせの位置が変わってしまうと、入れ歯を支えている歯や歯ぐきなどに負担がかかりすぎ、ダメージを与えてしまっているということがあります。

顎の骨の吸収

例えば、総入れ歯の場合、安定剤を痛みのある部分だけに付けたとします。痛みのある部分にだけ安定剤をつけると、その部分だけ厚みが出てしまうため、今までの噛み合わせと位置が変わり、ズレた位置で噛むことになるのです。

ズレた位置で噛むことが癖になると、一部分だけに噛む力が集中するようになり、入れ歯を支えている歯ぐきに過度な力がかかるようになります。歯ぐきの下には顎の骨があり、継続的に過度な力がかかると、骨の細胞が破壊され、吸収してなくなってしまいます。

骨が吸収されると同時に歯ぐきの位置も変わり、へこんだような形になります。見た目が悪くなることもあります。部分入れ歯の場合、残っている歯にバネをかけることで入れ歯を支えます。安定剤がバネの部分に入ると上手く装着できず、使えなくなってしまうことがあります。

顎関節症の原因になる

安定剤の継続使用による噛み合わせのズレは、顎関節症を引き起こす原因になることもあります。顎関節症とは、耳の横あたりにある関節や筋肉などに負担がかかることで、口が開けにくくなったり、痛みが出たりする症状のことです。

噛み合わせのバランスがズレた状態で負荷がかかると、耳の横あたりにある下顎を支えている関節や周辺の筋肉などが緊張した状態になり、上手く機能しなくなります。

特にクッション性の高い入れ歯安定剤を使用すると、入れ歯を作ったときの噛み合わせから変わりやすく、バランスが崩れ、どこかに負担が大きくかかるようになるのです。

4.入れ歯安定剤に依存するようになる

入れ歯安定剤を使用したら痛みが消えた、入れ歯が外れにくくなったという経験は、今まで悩まされていた症状から解放されるため、手放せないアイテムと感じます。

「入れ歯安定剤のない状態では、また痛い思いをしそう…」

「会話をしているときに外れるのが嫌だ」など、

不便な状態になるのが怖いため、このようなトラブルが起きる前から安定剤を使用するようになります。そして、一時的な使用ではなく、継続して安定剤を使用し、手放せなくなります。この結果、噛み合わせが安定しないといった口の中の変化が生じ、通院回数が増えたり、入れ歯を何回も作り直したりするといった原因になるのです。

入れ歯に安定剤は必要ない?

入れ歯が完成するまでの工程が精密であるほど、自分にあったオーダーメイドの入れ歯になり、歯ぐきに馴染みやすくなります。

口の状態にピッタリの入れ歯を作ることができれば、安定剤を使用する必要はありません。

ただし、どんなにぴったりな入れ歯が出来上がっても、これまで使用していた入れ歯との質感の違いに慣れる、口の中になじむといった時間は必要ですし、数回の調整は必要です。

入れ歯安定剤は、使えば使うほど、むしろ安定しないガタガタの入れ歯に変えてしまう恐れがあります。ガタガタになった入れ歯を使い続けると、骨や歯ぐきがどんどん痩せ、痩せていないときよりも安定した入れ歯を作るのは、難易度が高くなります。それこそ、安定剤に頼らないと入れ歯が使えないような口の状態になるのです。

まとめ

入れ歯安定剤を使う前に歯科医院へ

お盆やお正月休みといった長期の休診で受診することができない、歯科医院の予約がなかなか取れない、行く都合がなかなかつくれないといった場合、一時的な対処法として、入れ歯安定剤を使うことはやむをえないでしょう。

長期間の入れ歯安定剤の使用は、入れ歯の内面にくっついて外れにくくなることで不衛生になる、噛み合わせがガタついた入れ歯となるほか、歯ぐきや顎の骨にダメージを与えてしまう可能性があります。

本来、入れ歯安定剤は必要ありません。口の状態に合った入れ歯を使うことが前提だからです。入れ歯安定剤を使う前に1度、かかりつけの歯科医院で入れ歯の状態を診てもらうのがオススメです。

入れ歯を作ってから期間が経っているのにもかかわらず、痛みや外れやすい状態が続く場合にも、1度歯科医院で相談しましょう。

入れ歯安定剤の使いすぎにより歯ぐきや骨が痩せた状態では、口の中にピッタリ合う入れ歯を作るのは難易度が高くなります。このような状態になる前に、入れ歯が全く合わないと思ったら、なるべく早めに入れ歯の相談をすると良いでしょう。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

山根歯科医院 鳥取市 東町 虫歯 歯周病 ホワイトニング 矯正 インプラント

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マウスピース矯正を成功させる秘訣

こんにちは。鳥取市東町にある山根歯科医院です。

透明で目立たないマウスピース矯正は、近年非常に人気が上昇しています。

マウスピースの浮きがきになる女性

以前からのワイヤー矯正に比べて審美的によく、取り外しも可能なので、食事も問題なく摂れることや歯磨きもしやすいので、口腔衛生にも優れた治療と言えます。しかし、マウスピース矯正は、すべての歯列不正に適応できるわけではありません。マウスピース矯正を選択する前に、ご自分の歯列不正がマウスピース矯正に適しているかどうか判断し、その上で治療計画を立てて、行わなければなりません。適さない症例でのマウスピース矯正は、患者様が思うように治療は進みません。また、マウスピース矯正を行う際には、注意事項がいくつかあります。注意事項を守らないと矯正期間が長くなったり、思うように歯が移動しないといったケースが起こってきます。

本日は、マウスピース矯正を成功させる秘訣についてお話しします。

インビザラインのイメージ

マウスピース矯正の適応症の見極め

まず、マウスピース矯正を行う上で考えていかなければならないことは、マウスピース矯正の適応症かどうかです。その判断は、レントゲン検査など精密な審査・診断が必要となってきます。

《主な適応症例》

🦷軽度軽度~中度の叢生 (軽いガタつき)

🦷空隙歯列 (すきっ歯・歯と歯の間に隙間があいている)

🦷上顎前突 (出っ歯・前歯を2㎜程度引っ込めるような軽度なケース)

🦷下顎前突 (受け口・歯の傾きが原因の軽度なケース)

🦷矯正後の後戻りのケース

以上のようなケースが適応症例と言えます。

歯のレントゲン写真を見ている医師と患者 

《注意が必要な歯列不正》

✖重度な叢生

✖大きな嚙み合わせのズレ

✖骨格性に問題がある場合

✖抜歯を伴う大幅な歯の移動が必要となるケース

以上のケースは、マウスピース矯正では、困難な場合が多いです。

マウスピース矯正とはどんな治療か説明する歯科医師

このようなケースでは、歯科医師や矯正専門医と相談した上で、マウスピース矯正かワイヤー矯正で行うか選択しなければなりません。

自己管理の徹底

ワイヤー矯正は、固定式のため歯科医師が調整していきますが、マウスピース矯正では、自分で管理を徹底していかなければなりません。

マウスピース矯正における自己管理の5つのポイントをお話しします。

①マウスピースの装着時間を守る

②マウスピース 交換のタイミングを守る

③チューイー(咬合補助具)をしっかり使う

④口腔内を清潔に保つ

⑤定期的な通院・チェックを怠らない

①マウスピースの装着時間を守る

マウスピース矯正で最も多い計画通りに治療が進まない原因は、装着時間の不足です。マウスピース矯正は、1日20〜22時間の装着が必要です。取り外しができるため、ついつけるのを忘れ、装着時間が短くなっているケースがあります。装着時間が不足すると歯が計画通りに移動せず、次のマウスピースをつけようとしても合わなくなってしまいます。そのため治療期間が長くなったり、追加費用がかかったり、場合によっては、歯並びがきれいにならないことがあります。食事の時と、歯磨きをする時以外は、必ず装着するようにしてください。

マウスピースの装着時間イメージ

②マウスピースの交換のタイミングを守る

マウスピースの交換は、1週間〜2週間とされています。早すぎる交換は、歯や歯根に負担がかかります。また、遅すぎる 交換は、治療の停滞を招いてしまいます。 マウスピースの交換を進めるうちに、歯並びにズレが生じてしまうことがあります。このような場合は、1つ前のマウスピースを装着したり場合によっては、新しくマウスピースを作り直すことがあります。マウスピース矯正では、1日の装着時間だけでなく、次のステップへ進めるタイミングも重要となってきます。

マウスピース矯正を装着しようとしている女性の口元

③チューイー(咬合補助具)をしっかり使う

軽視されがちなのが、チューイーを噛むことです。マウスピース矯正では、マウスピースを装着するだけでは、不十分です。マウスピースが装着した時に、歯に確実に密着していなければなりません。よくあるケースでは、マウスピースを装着したのはいいのですが、歯に密着していないで 微妙に浮きがあることがあります。マウスピース矯正は、マウスピースが少しでも浮きがあると、思い通りに歯は動きません。チューイーをしっかり噛むことによって、マウスピースの微妙な 浮きを防ぐことができます。マウスピースを装着する際は、毎回、チューイーを噛むことを習慣化してください。

④口腔内を清潔に保つ

マウスピース矯正中は、食後の歯磨きが不十分な状態でマウスピースを装着すると、歯とマウスピースの間にプラークがたまり、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。虫歯ができてしまうと矯正治療を中断し、虫歯治療をしなければならなくなるケースがあります。そうなるとマウスピース矯正治療の変更が必要となってくることがあります。また 、歯周病が進行すると歯を動かすことが難しくなり、マウスピース矯正自体が、できなくなるケースがあります。プラークや歯石など、お口の環境に悪影響を及ぼすものは、できるだけ除去しておかなければなりません。毎食後の歯磨きの徹底 、フロスや歯間ブラシの使用、また、マウスピース の毎日の洗浄は、しっかりと行いましょう。

二次カリエス予防でフロスを使うイメージ

⑤定期的な通院やチェックを怠らない

定期的な通院 チェックは、マウスピース矯正 に限らず、ワイヤー矯正でも言えることです。口の中のクリーニングや歯が計画通りに移動しているかどうかなどをチェックしなければなりません。また、マウスピース矯正の場合は、アタッチメントが外れていないか、マウスピースが浮いていないか、あるいは噛み合わせには問題ないか、などをチェックしていきます。アタッチメントが外れている場合は、再度付け直しをしなければなりません。

後戻り防止

患者様の中に「歯並びが綺麗になった!」「やっと矯正治療が終わった!」と思われる方がいらっしゃいます。ただ、歯並びが整っても、ここで何もしないとすぐに 後戻りをして歯並びが悪くなってしまうことがあります。人によっては、かなり歯並びが歪んでしまうこともあります。これは、マウスピース矯正に限ったことではなく、ワイヤー矯正においても言えることです。矯正治療後は、リテーナー(後戻り防止装置)をつけなければなりません。 期間としては、1年〜3年ぐらいが目安となります。特に治療直後の最初の6ヶ月〜1年は後戻りしやすいと言われています。マウスピース矯正では、ビベラリテーナーという後戻り防止装置をつけるようにしています。治療後の6ヶ月〜1年間は、1日に20時間程度の装着することをおすすめしています。そして、1年以降においては、少しずつ装着時間を減らしていくようにしています。リテーナー(保定装置)の使用においては、定期的なチェックを受けてください。そして整えた歯並びが、長期的に維持できるようにしていきたいと思います。

マウスピース管理の補足

マウスピース矯正において、マウスピースをなくしたり破損したりすることも、 治療が進まない 原因となります。マウスピースの破損や紛失した場合、マウスピース矯正は、一時的に中断することになります。そして作り直しをしなければなりませんが、この場合 1つ前のマウスピースを使用していきます。これが治療の遅延になります。マウスピースの管理は、しっかりと行ってください。

マウスピース矯正の治療期間イメージ

まとめ

マウスピース矯正は、適切に行えば、とても優れた治療法ですが、計画通りに行かないこともあります。原因としては、装着時間の不足、マウスピース管理不良、 適応症例かどうかなどがあげられます。

《マウスピース矯正の成功の秘訣》

◎適応症例かどうかを見極める 

◎装着時間を守る(1日20時〜22時間装着) 

◎チューイーを正しく使う

◎マウスピースの管理をしっかり行う

◎口腔内を清潔に保つ

◎保定までしっかりと行う

◎定期的な通院 ・チェックを怠らない

これらを正しく守ることで、見た目だけでなく噛み合わせも安定した満足度の高い結果が得られると思います。そして、マウスピース矯正によって理想の歯並びを手に入れていただきたいと思います。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

矯正治療を終え歯列が整った笑顔の女性

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マイオブレースの特徴と費用を解説!保険適用できるかどうかも

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

小児矯正で使用するマイオブレース

歯並びの問題は、見た目の印象に大きく関わるだけではなく、噛み合わせや全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。そのため、近年注目されているのがマイオブレースという治療法です。顎の成長を促し、自然に歯並びを整えるという特徴から、子どもの矯正治療として関心が高まっています。

「費用はどのくらいかかるの?」「保険は適用できるの?」など、費用について不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、マイオブレースにかかる費用について解説します。保険は適用されるのか、医療費控除の対象となるのかについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

マイオブレースとは

女の子がマイオブレースを装着する様子

マイオブレースとは、3歳から15歳頃までの子どもに対して行われる矯正治療です。一般的な矯正治療では歯を動かすことが中心になりますが、マイオブレースでは歯が正しく並ぶための顎の発育や舌、口腔周囲筋のトレーニングを重要視しています。

ここでは、マイオブレースの特徴について解説します。

歯並びが改善する

マイオブレースは、歯そのものを直接動かす矯正装置とは異なり、歯並びが悪くなる原因を取り除くことで自然な歯並びを促す治療法です。舌の位置や口の周りの筋肉の使い方、呼吸の仕方など、歯を支える周囲の環境が整うことで、歯が自然に正しい位置へと導かれます。

特に、乳歯から永久歯へ生え変わる時期に使用すると、顎の発育をサポートし、歯並びが整いやすくなるでしょう。

悪習癖を改善する

マイオブレースは、舌の位置、口呼吸、口元の筋肉の使い方など、歯並びに悪影響を及ぼす悪習癖を改善するための訓練も行います。舌を正しい位置に置くこと、鼻呼吸を習慣化すること、唇をしっかり閉じることなどを身につけるのがトレーニングの目標です。

その結果、将来的な噛み合わせや発音、姿勢にも良い影響を与えることが期待できます。

将来的に矯正のリスクを軽減させる

マイオブレースは、歯並びが悪化する原因を早期に改善することで、将来的に本格的な矯正治療が必要になるリスクを軽減できる可能性があります。たとえば、舌の位置や口呼吸の癖を放置すると、歯が前方に押し出されたり、歯列が狭くなったりすることがあります。

放置すると、歯並びを整えるために、歯を大きく動かさなければならないケースもあるでしょう。

しかし、マイオブレースによって口腔習癖が改善され、歯並びに悪影響を与える原因がなくなれば、自然な発育を促せます。その結果、将来必要になる矯正治療が軽度で済む可能性があるのです。

マイオブレースの費用

マイオブレースの費用のイメージ

マイオブレースの費用は、治療内容や期間、装置の交換頻度、通院回数などによって大きく異なります。一般的な相場としては、30万円〜50万円程度が目安です。

費用の内訳は、治療開始前のカウンセリング費用や検査費用、装置代や定期通院の費用などです。しかし、歯科医院によっては、別途費用が発生する場合もあります。治療を開始する前には、費用の内訳と、別途必要な費用について確認しておきましょう。

マイオブレースには保険が適用される?

マイオブレースには保険が適用されるのか考える女の子

マイオブレースには、基本的に保険が適用されません。予防を目的とした矯正治療であり、医療行為としての保険適用の基準には該当しないためです。医療保険が適用されるのは、顎の骨格的な異常を伴う咬合異常など、厚生労働省が定めた条件を満たしている場合に限られます。

マイオブレース矯正は噛み合わせや機能の改善も見込める治療法ですが、基本的には自費診療となる点を理解しておきましょう。

マイオブレースは医療費控除の対象になる?

マイオブレースは医療費控除の対象になるのか疑問をもつ子供

マイオブレースを含め、歯科矯正治療の費用は、条件を満たせば医療費控除の対象になることがあります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に受けられる所得控除です。確定申告することで、所得税や住民税を軽減できます。

医療費控除を受けるためには、審美目的ではなく、治療や機能回復が目的である必要があります。例えば、発音や咀嚼に支障がある場合や、顎の成長や骨格的な問題がある場合は、医療的な必要性が認められるケースが多いです。

一方、軽度の歯並びの乱れや見た目の改善だけを目的とした矯正は、医療費控除の対象外となることがあります。お子さまのケースでは条件を満たすかどうかは、歯科医師に相談してみましょう。

マイオブレースの費用を抑える方法

マイオブレースの費用を抑えるイメージ

ここでは、マイオブレースの費用を抑えるための方法を紹介します。

分割払い・デンタルローンを活用する

分割払いやデンタルローンを利用すると、トータルの費用を安くするわけではありませんが、月々の支払額を抑えられるのはメリットです。歯科医院によっては、手数料や利子なしで分割払いが可能なケースもあります。

デンタルローンは歯科治療専用のローンであり、一般的なカードローンよりも金利が低いのが特徴です。

ただし、基本的には手数料や利子がかかるため、一括で支払うよりも総額は高額になります。一括で支払うよりもどの程度高くなるのか、毎月支払う金額に無理はないか確認したうえで利用を検討しましょう。

複数の歯科医院を比較する

マイオブレースは保険が適用されない自由診療であるため、歯科医院ごとに費用設定が異なります。同じ治療内容でも、数万円以上の差が出ることもあるため、複数の歯科医院でカウンセリングを受けて比較するのも費用を抑えるコツです。

費用だけでなく、説明の丁寧さや医院の雰囲気、実績なども合わせて確認すると、安心して治療を進められるでしょう。

マイオブレースの注意点

マイオブレースの注意点のイメージ

ここでは、マイオブレースの治療を検討する際に理解しておきたい注意点について解説します。

装着時間を守る必要がある

マイオブレースの効果を最大限に引き出すためには、装置の装着時間を守ることが重要です。日中1〜2時間と就寝中の装着が推奨されており、毎日継続することが歯並びや口腔機能の改善につながります。

装着を忘れたり、自己判断で使わなかったりすると、治療の進行が遅れるだけでなく、治療の目的自体が達成できなくなる恐れもあります。

トレーニングをしなければならない

マイオブレースでは、装置の装着と並行してトレーニングを行う必要があります。舌の位置、口の使い方、正しい呼吸法などを習得し、悪習癖を改善することがトレーニングの目的です。

基本的には歯科医師の指導のもと、自宅で毎日数分間、繰り返し練習する必要があります。例えば、舌を上顎に正しく置く練習や、鼻で呼吸することを意識づけるエクササイズなどがあります。

お子さま本人がやる気を持って取り組むには、保護者のサポートが重要です。保護者の方も一緒に取り組み、励ましながら進めましょう。

定期的に受診が必要である

マイオブレース治療中は、歯科医院で定期的にトレーニングの進捗をチェックしてもらうことが大切です。マイオブレースの効果をチェックされるほか、口腔内の健康状態を確認し、必要に応じて歯磨き指導や生活習慣に関するアドバイスが行われます。

「子どもが装置の装着を嫌がるときにどうすればよい?」「トレーニングの仕方が合っているかわからない」など、悩みや不安があれば歯科医師に相談しましょう。

まとめ

マイオブレースで矯正をしている男の子

マイオブレースは、歯を直接動かすのではなく、顎の成長や舌・口周りの筋肉の使い方、呼吸習慣などにアプローチすることで、歯並びが乱れる原因そのものを改善する矯正治療です。特に成長期の子どもに適しており、将来的に本格的な矯正治療が必要になるリスクを軽減できる可能性があります。

マイオブレースの費用は、30万円〜50万円程度が相場です。保険は適用されませんが、噛み合わせや機能改善を目的とした治療であれば、医療費控除の対象になる場合があります。治療費用の内訳や、総額を確認することも大切です。

歯や顎の状態によっては、ほかの治療が勧められる場合もあります。お子さまの歯並びが気になる方は、まず歯科医師に相談しましょう。

マイオブレースを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

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全身の健康と歯並びの関連性

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

歯並びについて真っ先に思う浮かぶことは、見た目や顔全体との調和といった審美性ではないでしょうか。矯正治療で歯並びを治すのは、見た目が気になることから希望する人が多いかと思いますが、歯並びは、見た目だけではなく、全身の健康にも深く関係しています。本日は、全身の健康との関連性について、ポイントごとにわかりやすく説明したいと思います。

虫歯や歯周病のリスク軽減

歯並びが悪いと、一番影響を受けやすいのが,

口腔内です。歯並びが悪く、歯が重なり合っていると、歯ブラシの毛先が届きにくい部分ができてしまいます。磨き残しができてしまうということは、食べ物やプラークが残ってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。また、歯並びが悪く噛み合わせが悪い場合(開咬など)は、食べ物をうまく咬むことができないため、唾液の分泌量が減少してしまいます。唾液は口腔内環境を維持する働きがあり、洗浄作用、緩衝(中和)作用、抗菌作用などがあります。

<唾液の働き>

洗浄作用

口の中に残った食べ物や細菌を洗い流し、虫歯や歯周病のリスク軽減に役立っています。

緩衝作用

口の中が酸性になっているとき、唾液の力によって中和され、中性に保とうとする作用です。

抗菌作用

リゾチームといった酵素や、免疫グロブリン(IgA)、ラクトフェリンなどタンパク質が細菌の繁殖を抑制します。

歯並びを治すことで噛み合わせが良くなり、唾液の分泌量が増えると、虫歯や歯周病のリスクが低下しやすくなります。特に、歯周病においては、初期の段階で自覚症状が少なく、症状を感じた時には、かなり進行していることが珍しくありません。場合によっては、抜歯しなければならないことがあります。日本では、歯を失う原因の第1位は、「歯周病」です。歯並びをよくするということは、虫歯や歯周病のリスクを減らすことにつながります。

鼻呼吸の促進による免疫力の向上

歯並びが改善してくると、口を閉じやすくなり、自然と鼻呼吸をする習慣が身につきやすくなります。逆に歯並びが悪いと口呼吸が多くなる傾向にあります。口呼吸が続くと、口の中が乾燥するため(ドライマウス)、唾液の抗菌作用が十分に働くことができません。鼻は、ウィルスやほこりなどの異物が体内に入るのを防ぐフィルターの役割を果たしており、鼻呼吸を行うことで免疫機能を保つことができます。

消化器官への負担軽減

歯並びが悪いことで咬み合わせが悪いと、食べ物を効率よく、十分にかみ砕くことができません。十分の咀嚼されていない食べ物は、胃や腸といった消化器官に大きな負担をかけてしまいます。矯正治療によって歯並びが改善されると、食べ物が効率よく咀嚼できるようになります。これにより、胃や腸の負担が軽減され、食後の不快感が減少します。また、咀嚼効率が良くなると、食べ物に含まれる栄養素の吸収率も向上し、消化器官の負担が減少するだけではなく、栄養不足や全身の免疫力の向上にもつながります。

顎関節症

顎関節症は、顎関節に痛みや違和感が生じる症状の総称です。顎関節症の原因の1つに、咬み合わせが悪いことが挙げられます。咬み合わせが悪いと顎関節に無理な力が加わることで、顎関節の炎症や痛み、開口障害を引き起こすことがあります。また、顎関節症は、顎の痛みだけではなく、頭痛や肩こりなどの症状も現れることがあります。顎の痛みが出たと当院へ来られた方の中に、歯列不正による咬み合わせの不良が原因というものがありました。この方は、矯正治療を行い、咬み合わせが改善されたことで、顎関節症が治癒しました。

発音・言語障害

歯並びは、発音にも大きく影響します。特に前歯の位置や形状は、「サ行」「タ行」「ラ行」などの発音に重要な役割を果たしています。歯並びが悪いと、舌や唇が特定の位置にあたりにくくなりため、発音が不明瞭になったり、別の音に聞こえたりすることがあります。開咬の場合、奥歯だけで咬んでいて、前歯は全く咬んでいない状態になります。このような状態になると、舌が正しい位置に当たることができないため、いわゆる「舌足らず」の発音になってしまいます。発音の問題は、コミュニケーションの障壁になるだけでなく、心理的な負担がかかってくることもあります。上手に発音できないことで、人前でのコミュニケーションに自信を失うことになります。矯正治療で歯並びを改善すると、発音の明瞭さが向上することになります。発音しやすくなることで、コミュニケーション能力全体の向上にもつながり、仕事上でのストレスがなくなったという話も聞きます。当院でも、矯正治療で歯並びが改善したことにより、「人前で話すことに自信が持てるようになった」という声も耳にします。

友人と笑顔で楽しそうに会話する学生たち

心理的影響

歯並びは、「食べる」「噛む」だけではなく、笑顔、表情、発音、コミュニケーションに深く関係しています。そのため、歯並びの状態は、知らず知らずのうちに自己肯定感や気持ちの安定にも影響を与えることが多いです。

<自己肯定感への影響>

歯並びが気になると笑顔に自信が持てなくなり、人前で笑うのをためらったり、口元を手で隠す習慣がついていたり、コミュニケーションにも大きく影響します。

このようなことが積み重なることで、「人に見られることが恥ずかしい」といった感情を持つことが多くなり、自己肯定感の低下につながります。

<対人関係でのコミュニケーションへの影響>

歯並びが悪いため、口元にコンプレックスがあると、初対面の人に対して笑顔がえったり、会話中に口をあまり開かなくなったり、人との距離を取りがちになったりします。その結果、「話しかけにくい人」「自分から人間関係を広げにくい」など、コミュニケーションにブレーキがかかることもあります。逆に歯並びが改善することで口元に自信が持てるようになり、笑顔や表情が自然と豊かになり、積極的に人とコミュニケーションが取れるようになったという報告もよく耳にします。美しい笑顔やコミュニケーションは、自分自身にとっても、周りの人にとってもとても良い影響をおぼします。

睡眠への影響

歯並びや噛み合わせの問題は、睡眠の質にも大きな影響を及ぼします。特に噛み合わせが悪いと、睡眠中に無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことがあります。歯ぎしりや食いしばりを睡眠中にすることにより、顎や首の筋肉の緊張を引き起こして眠りが浅くなったりいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になったりします。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠時に呼吸が一時的に止まる病気で、日中の倦怠感や集中力の低下、睡眠の質の低下にもつながります。また、歯列不正や噛み合わせが悪いことから口呼吸になりやすい傾向にもあり、呼吸が不安定になりやすく、睡眠の質の低下にもつながります。口呼吸は、ドライマウス(口腔乾燥症)の原因や虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

<歯並びに影響する睡眠時の姿勢>

上記では、歯並びが睡眠時に影響することをお伝えしましたが、実は、その反対に、睡眠時の姿勢が歯並びに影響を与えてしまうことがあります。

横向きの姿勢

横向きに寝ると、下にした側の頬の筋肉が発達し、さらに左右の歯が内側に押し込まれるため、歯並びが悪化します。

うつぶせ寝

うつぶせ寝は、頬骨や下顎骨に大きな圧を加えてしまい、顎や歯が歪んでしまいます。また、日常の中で頻繁にうつぶせ状態になると、顔が曲がってしまう危険性があります。できる限り、うつぶせ寝は避けください。

仰向け

仰向けで寝ることがベストです。仰向けで寝ることによって、顎や歯に余計な圧が加わることがなく、歯列に影響を及ぼすことはありません。できるだけ仰向けで寝ることを心掛けてください。

まとめ

歯並びは、見た目や審美的美しさだけでなく、

①虫歯や歯周病のリスク

②消化器官への負担

③鼻呼吸の促進による免疫力

④顎関節症のリスク軽減

⑤言語、発音への影響

⑥心理的影響

⑦睡眠の質

など、様々なところに影響を及ぼします。歯並びを治すということは食事や口腔内の健康維持はもちろんのこと、精神面においてもよい影響を及ぼします。歯並びが気になる方は、見た目だけの問題としてだけではなく、全身の健康に関連する要素として捉え、専門医にご相談することをお勧めします。そして、最適な治療により、見た目だけでなくいつまでも全身の健康を維持していただきたいと思います。

気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

鳥取市 歯医者 山根歯科医院

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

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八重歯の矯正は大人でも受けられる?放置するリスクや治療法、費用を解説

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

八重歯の矯正は大人でも受けられるのか考えるイメージ

「八重歯の矯正治療は大人になってからでも受けられるの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。特に、見た目を気にされるような職種の場合「目立たずに矯正したい」と思う方も多いでしょう。目立ちにくい矯正方法も登場しており、社会人であっても安心して治療を受けられるようになっています。

この記事では、八重歯の原因や放置するリスク、矯正方法、治療期間、費用などについて詳しく解説します。

八重歯とは

八重歯が目立つ大人の口元

八重歯とは、歯が歯列から外れて生えた状態を指します。特に、日本では外側に飛び出した上の犬歯を八重歯と呼ぶことが多く、笑ったときに見える歯として可愛いとされることもあります。

しかし、歯科的には歯列不正の1つとされ、噛み合わせの不具合や歯の清掃性の低下など、さまざまな問題を引き起こす原因にもなります。八重歯は、虫歯や歯周病、顎関節症のリスクを高める可能性もあるため、できるだけ早期に矯正治療などの対応を検討することが望ましいといえるでしょう。

八重歯の原因

八重歯になる原因はさまざまですが、主に遺伝的な要素と後天的な要因が関係しています。

あごの大きさと歯の大きさのバランスが合っていないと、歯がきれいに並びきらず、スペースの足りない場所に歯が斜めに生えることがあります。特に、日本人はあごが小さい傾向にあるため、八重歯が起こりやすいです。

さらに、子どものころの悪習癖も、八重歯の原因になることがあります。例えば、長期間の指しゃぶりや舌で歯を押す癖、口呼吸などは、歯並びや噛み合わせに影響を与えます。

大人でも八重歯の矯正はできる?

大人でも八重歯の矯正はできるのか考える男性

大人になってからでも、八重歯の矯正は可能です。成長期を過ぎていても歯を動かすことはできるため、年齢を理由に諦める必要はありません。

八重歯を放置するリスク

八重歯をそのままにしていると、見た目だけではなく、口腔内や全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。歯並びの乱れが原因で磨き残しが増えたり嚙み合わせのバランスが崩れたりすることで、さまざまなトラブルが引き起こされるため注意が必要です。

以下、八重歯を放置することで生じるリスクを紹介します。

虫歯や歯周病になる

八重歯を放置していると、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。歯が重なり合っている部分は歯ブラシが届きにくく、汚れがたまりやすいためです。プラークや歯石が蓄積しやすくなり、その結果として、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

また、八重歯があると口を閉じにくくなるため、口内が乾燥しやすくなります。唾液の循環が悪くなると細菌や汚れが流されず、虫歯や歯周病が進行しやすくなります。

奥歯に大きな負担がかかる

歯が適切な位置にないと、食べ物を噛んだときなどに奥歯に過剰な力がかかります。その結果、歯のすり減りや欠けなどが起こりやすくなるかもしれません。

さらに、上下の歯が正しく噛み合わないことにより、咀嚼力が一部の奥歯に偏り、顎関節や周囲の筋肉への負担が増加します。これが、顎関節症のリスクを高める要因となります。

奥歯への負担が長期にわたって蓄積すると、口腔機能全体の低下を招くおそれがあるのです。

肩こりや頭痛の原因になる

八重歯によって噛み合わせのバランスを崩れると、あごに過度な負担をかけることがあります。これにより、筋肉の緊張や血流の悪化が起こりやすくなり、首や肩の筋肉が影響を受け、肩こりや慢性的な頭痛を引き起こすことも考えられます。

大人が八重歯を矯正する方法

八重歯の矯正方法を選択する様子

大人が八重歯を矯正する場合、主にワイヤー矯正とマウスピース矯正の2つの方法があります。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、そこにワイヤーを通して力を加えながら歯を動かしていく矯正方法です。八重歯の矯正にも広く使用されており、重度なケースや複雑なケースにも対応できる点が大きな魅力です。

近年は歯に装着するブラケットやワイヤーの種類が増えており、一般的な金属製のものに加え、目立ちにくい透明や白色のセラミック製なども選択できる場合があります。これにより、見た目が気になる方でも矯正治療を続けやすくなっています。

また、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正や、目立ちやすい上の歯には裏側に、下の歯には表側に装着するハーフリンガル矯正といった方法もあります。

ただし、いずれの方法でも装置が常に歯に取り付けられているため、食事や歯磨きの際には違和感を覚える場合があります。特に、ブラケットの周辺に汚れが溜まりやすいため、丁寧に歯磨きを行うことが重要です。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、プラスチック製の透明なマウスピースを用いて段階的に歯を動かしていく矯正方法で、軽度から中等度の八重歯に有効です。ワイヤー矯正と比べて装置が目立ちにくいため、仕事柄人前に出る機会が多い方でも安心して治療を続けられます。また、食事や歯磨きの際に取り外しができるため、口腔衛生を保ちやすいのもメリットです。

ただし、歯並びの乱れが重度な場合やあごの骨格に問題がある場合などは、マウスピース矯正だけでは十分な改善が見込めないことがあります。そのような場合は、ワイヤー矯正か、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の併用が検討されます。

大人の八重歯を矯正する場合にかかる期間

大人の八重歯を矯正する場合にかかる期間のイメージ

大人の八重歯矯正にかかる期間は、歯並びの乱れの程度や治療範囲などによって変動します。

全ての歯を移動させる全体矯正では1〜3年ほどかかることが多く、歯を動かす距離が長くなるほど期間が延びる傾向があります。前歯部分のみなど、一部の歯を移動させる部分矯正では、6か月から1年程度で治療が完了することもあります。

なお、八重歯の矯正では、歯を並べるスペースを作るために抜歯が必要になることもあります。その場合、治療期間が長くなる可能性もあるでしょう。検査の結果によっては、歯を削って必要なスペースを作るIPRなどで抜歯せずに対応できることもあります。

また、矯正治療後は、歯を安定させるための保定期間が必要です。矯正治療で動かした歯はすぐには安定せず、元の位置に戻ろうと動くためです。

保定期間中は、保定装置(リテーナー)を装着して歯の位置を安定させていきます。保定期間は、矯正治療にかかった期間と同程度、もしくはそれ以上必要とされています。

大人の八重歯を矯正する場合にかかる費用

大人の八重歯を矯正する場合にかかる費用のイメージ

大人の八重歯の矯正には基本的に保険が適用されず、自費診療となります。そのため、歯科医院によって料金に大きな幅があります。

一般的に、ワイヤー矯正では50〜150万円程度が相場です。目立ちにくいセラミックブラケットや裏側矯正を選択すると、さらに高額になることもあります。マウスピース矯正では30〜100万円程度が目安です。いずれの方法も、治療の複雑さや治療期間などによって費用が変動します。

また、八重歯の矯正では抜歯が必要になることもあり、その場合は1本あたり数千円〜2万円程度の追加費用がかかります。さらに、治療後の後戻りを防ぐリテーナーの費用も、1万円〜5万円程度かかることが一般的です。

治療の前には必ず見積もりを取り、支払い方法や予算も含めて歯科医師としっかり相談することが重要です。

まとめ

八重歯を矯正して笑顔を見せる男性

八重歯は、虫歯や歯周病のリスク増加、噛み合わせの不調につながるなど、矯正したほうが良い歯並びとして知られています。大人になってからでも矯正は十分可能で、現在では目立ちにくいマウスピース矯正や、複雑な症例にも対応できるワイヤー矯正など、選択肢も豊富です。

治療期間や費用は選択する矯正方法によって異なりますので、八重歯が気になる方はまずは歯科医院で相談してみましょう。自分に合った矯正方法を見つけることから始めてみてください。

八重歯の矯正治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

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自分に合った歯ブラシ・歯間ブラシの選択基準

こんにちは。

鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

歯磨きを行う上で、自分に適した歯ブラシを選ぶことはとても大切なことです。適切ではない歯ブラシを使っていると、口の中の清掃率が落ちてしまい、食べかすやプラークなどがたまり、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。また、歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。本日は、自分に合った歯ブラシ・歯間ブラシの選択基準についてお話しします。

鳥取市 歯医者 歯みがき

歯ブラシの選択基準

歯ブラシを選択する上で考えなければならないことは、歯ブラシのかたさ、歯ブラシのヘッドの大きさ、毛先の形状です。そして、自分の口の状態を考えて歯ブラシを選択しなければなりません。

歯ブラシの毛のかたさ

スーパーやドラッグストアなどの歯ブラシコーナーには、「かため」「ふつう」「やわらかま」など、硬さに応じて歯ブラシが並んでいます。「かため」は、歯や歯ぐきを傷つけそうだし、「やわやかめ」の歯ブラシはあまり歯の汚れがとれそうにないので、無難な選択肢として「ふつう」を使われる方が多いように思います。ただ、歯ブラシのかたさは、口腔内の状態や使用目的によって選択することが、とても大切です。

やわらかめ

やわらかめの歯ブラシは、毛先が柔軟で歯茎への刺激が少ないのが特徴です。やわらかめの歯ブラシは、歯ぐきが腫れやすい方、出血しやすい方、歯周病の治療中の方、歯ぐきの状態が良くない方に適しています。ただし、歯ブラシの毛先がやわらかいため、歯の清掃効率が悪くなり、歯に汚れや残りやすいのが欠点です。時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。

ふつう

清掃力とやさしさのバランスが良いのが特徴です。正しい力加減で磨ける方には、「ふつう」のかたさが推奨されています。歯ぐきが健康である人、虫歯、歯周病予防をバランスよく行っている人、正しいブラッシングを行っている人などは「ふつう」のかたさの歯ブラシを使用してください。一般的な硬さで、多くの人にお勧めしています。

かため

「かため」の歯ブラシは、短時間で汚れが落ちた感じがするのが特徴です。食べかすやプラークを物理的にしっかり除去する力が強く、清掃率が高いといえます。ただし、強い力で磨くと。歯や歯ぐきを傷つけるリスクも向上します。「かため」の歯ブラシを使用することで、歯肉退縮、あるいは歯がすり減る(くさび状欠損)になるリスクが高くなります。また、歯肉退縮やくさび状欠損が起こることによって、象牙質知覚過敏症を引き起こすことがあります。「かため」の歯ブラシを使用する場合は、歯科医師、歯科衛生士の指示に従ってください。

口の状態に合わせた歯ブラシのかたさや毛先の選択

口腔内が健康な多くの人には「ふつう」のかたさをお勧めしています。以下に該当する場合には、「やわらかめ」の歯ブラシをお勧めしています。

歯ぐきから出血する、腫れている人

知覚過敏症がある人

矯正治療中の人

インプラントの周囲

歯ぐきから出血する、腫れている人

歯周病の治療を受けている方は、多くの場合、「やわらかめ」あるいは「超極細毛」の歯ブラシをお勧めしています。歯周病が進行している人は、歯周ポケットが深い部分があるため、「やわらかめ」あるいは毛先が細かいタイプを使用することによって、歯周ポケットを清掃しやすくなります。ただし、歯周病の進行によって歯ブラシの適切な硬さが変わることがあります。必ず、歯科医師や歯科衛生士の指導を受けてください。

歯磨き時出血した人

《知覚過敏症がある人

知覚過敏症には、歯と歯ぐきにやさしい「やわらかめ」の歯ブラシを選択してください。また、「極細毛」の歯ブラシを使用することをお勧めしています。かたい歯ブラシを使用すると、歯の表面が傷つき、症状を悪化させるリスクが高くなります。また、知覚過敏症の人には、知覚過敏の方向けの歯磨き粉もあわせ、歯を優しく磨くことが必要です。代表的な歯磨き粉として、シュミテクトなどがあります。当院でも、シュミテクトの使用をお勧めしています。

《矯正治療中の人

矯正治療中は、装着の周囲に食でかすやプラークが、溜まりやすいです。歯ブラシの硬さにおいては、矯正装置の損傷や、歯茎を傷つける恐れがあるので、柔らかめの歯ブラシをお勧めします。また、奥歯やワイヤーの隙間を磨く時は、小さめのヘッドで磨くのがお勧めです。

ワイヤーを使用した部分矯正

《インプラントの周囲

インプラント周囲の歯茎は、デリケートに出来ているケースが多いため、硬めの歯ブラシはNGです。柔らかめの歯ブラシをお勧めします。ただ、インプラントの周りに問題がない場合は、「ふつう」のものを使用しても構いません。

インプラント 鳥取市 歯医者

歯ブラシの大きさ

歯ブラシの大きさは、奥歯まで無理なく届き、細かく動か設大きさが理想です。目安は、上の前歯が収まる程度(約2cm)が目安といわれています。当院では、ヘッドが小さめをお勧めしています。ヘッドが小さめの場合は、小回りがきき、歯と歯ぐきの境目に毛先が届きやすいのがメリットです。

例えば、奥歯や親知らずをしっかり磨きたい人、歯並びが悪い人、矯正治療中の人などは、細かいところを注意して磨く必要があります。このような方には、小さめなヘッドの歯ブラシをお勧めしています。

大きめのヘッドの歯ブラシは、あまりお勧めしていません。なぜなら、ヘッドが大きすぎる場合、歯ブラシが奥歯のさらに奥に入りにくく親知らず周囲などが特に磨きにくいからです。「ヘッドの大きな歯ブラシのほうが早く磨ける」「きれいに磨ける」という考えをお持ちの方もいるかもしれませんが、そればかりではないので気を付けましょう。歯ブラシの大きさは、歯ブラシの大きさは、基本、上の前歯2本分が収まる程度の幅が多くの人に合いやすいサイズです。

歯間ブラシの選択基準

歯と歯の間の清掃には、歯間ブラシは必要です。

歯間ブラシのサイズには、4S、SSS、S、SS、M、L、LLという7段階に分かれています。これは、歯間ブラシの太さを表しています。患者様から「歯間ブラシを使いたいけど、どのサイズを使ったらいいですか」と問い合わせがあります。歯間ブラシのサイズの選択は、歯と歯の隙間の大きさによって選択しなければなりません。サイズがあっていないと十分な清掃ができないだけではなく、歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。できれば、歯間ブラシのサイズはもちろんのこと、使用方法も歯科医院で指導を受けていただくことをお勧めします。

鳥取市 歯医者 歯間ブラシ

初めて歯間ブラシを使用する人

歯間ブラシを初めて使用する場合は、最も細い4Sサイズを使用することをお勧めします。いきなり太いサイズを使用すると、無理やり押し込んで歯ぐきを傷つけてしまう危険性があるからです。細いサイズから使用することで、歯ぐきを傷つけつリスクが少なくなります。

部位によってサイズを選択

歯と歯の間の隙間は、部位によって大きく異なります。一般的に前歯の歯間は狭く、奥歯は広くなる傾向にあります。また、歯周病や加齢によって歯間の隙間が広くなる傾向にあります。このように歯間の隙間によって、サイズを決めていきます。

多くの場合、前歯部では、SSSまたはSSサイズ、奥歯でSSまたはSサイズ、歯周病が進行して歯間の隙間が広いケースでは、MやLサイズを使用することがあります。

<正しいサイズのチェック方法>

自分にあったサイズかどうかをチェックする方法があります。

・引っかかりがなくスムーズに入る

・入れたときに軽い抵抗感がある

・痛みや出血がない

◎引っかかりがなくスムーズに入る

歯間ブラシを使用する際に引っかかりなくスムーズに入ることが重要です。強く押し込まないと入らない場合は、サイズが大きすぎる可能性があり、歯ぐきを傷つけてしまいます。

◎入れたときに軽い抵抗感がある

歯間ブラシを使用する際、抵抗感がなく簡単に入るケースはサイズが小さすぎる可能性があります。

◎痛みや出血がない

使用後に出血がある場合は、サイズが大きすぎて無理やり押し込んでいる可能性があります。ただ、出血の原因が軽度な歯ぐきの炎症の場合もあるので、正しく使用して1週間くらい出血が出ている場合は、歯科医師に相談することをお勧めします。

鳥取市 歯医者 歯間ブラシ

まとめ

日頃使用している歯ブラシや歯間ブラシの大きさ選びは、口腔ケアを行う上でとても重要なことです。また、歯ブラシのかたさにおいては、「ふつう」が基本で、歯ぐきの状態や症状によって「やわらかめ」を選択することがあります。ただ、「かため」においては、歯磨きの仕方によって歯ぐきを傷つけることがあるので、あまり推奨されていません。

また、歯間ブラシのサイズにおいては、基本的に細いサイズから始めていき、歯冠の隙間によってサイズを決めていただければと思います。

鳥取市 歯医者 歯磨き

本日は、歯ブラシや歯間ブラシの大きさの選択基準についてお話してきました。自分が、どの歯ブラシがいいのか、歯間ブラシのサイズはどれがいいのか迷うときは、歯科医院での指導を受けてもらえればと思います。正しい歯ブラシ選びが口腔内の健康を維持していくうえでとても大切なことです。

気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

高度総合歯科治療について

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

患者さまの中で、歯科で虫歯治療、歯周病治療、また、抜歯は口腔外科、歯並び治療は矯正歯科というように分けて考えていらっしゃる方の少なくないと思います。以前は、患者様の希望に応じて、インプラントのみ、歯周病治療のみ、虫歯治療のみ、といった特定の治療を目指してきました。しかし、最近では、あらゆる角度から患者様のお口の中を診断し問題となる点、あるいは、失われた咀嚼機能、失われた審美的要素の回復などを目指しています。当院では、お口の中をその「一部分」だけでなく「全体」を一つの単位として考え、様々な歯科分野を連携させて行う治療(高度総合歯科治療)を患者様に提供できればと考えています。本日は、高度総合治療についてお話しします。

高度総合歯科治療の考え方

 高度総合歯科治療は、お口の中の歯、 歯茎、 噛み合わせ、見た目(審美性)、 歯並びなどが全て関係しています。例えば、虫歯の治療が完了しても噛み合わせが悪いと再発し、虫歯になる。また、歯周病が完治していないのに被せ物を装着しても再治療が必要になってくる。歯列不正があると清掃性が悪くなり、虫歯や歯周病の再発率苦が高くなる。このように、一つの分野の治療を完了するだけでなく、様々な視点で治療計画を立て治療を正確に完了することが、高度総合歯科治療の考え方です。

どのような治療を組み合わせるのか

虫歯治療、歯周病治療 、口腔外科、インプラント、審美歯科、 矯正歯科 、予防歯科など全ての歯科治療を考慮し、高度総合歯科治療が成り立っています。高度総合歯科治療が必要な場合は、あらゆる分野の知識を必要とする包括治療を行わなければなりません。治療期間は、長期化することが多いため、患者様としっかりカウンセリングを行い、治療を継続していきます。

高度総合歯科治療が必要な人

・治療を繰り返している

・同じ歯が何度も虫歯になる

・詰め物やかぶせがよく外れてしまう

・2、3年前に治療した歯が再度痛みが出てくる

このような人は、注意が必要です。部分的に治す治療では、一時的に良くなっても長期的に見ると問題が起こることがあります。例えば、虫歯の治療をしました。 しかし虫歯の治療したのはいいのですが、虫歯の原因が噛み合わせや歯列不正、清掃不良といった 根本的原因がある場合は、その原因を改善しない限りは、また虫歯になる可能性があります。 高度総合歯科治療では、この根本的原因を、治すことから始まります。

虫歯や歯周病を同時に指摘されている人

・虫歯が複数本ある

・歯茎の腫れや出血がある 

・歯が動揺している

これらの症状が重なっている場合は、高度総合歯科治療が必要となってきます。なぜなら、虫歯を除去し被せ物を装着しました。この治療、皆さん どう思いますか。 歯周病が進行している状態で被せ物を装着しても歯を支える歯周組織が炎症を起こしていると、長持ちはしません。 虫歯治療と歯周病治療を同時に行うことがありますが、被せ物を装着する時は、歯周病治療が完了していなければなりません。当院では、このような場合、 虫歯治療 よりも歯周病治療を優先するケースが多いです。

多数歯欠損や C₃ 〜 C₄の虫歯が多い人

歯を失ったまま 長期間放置している人、 噛み合わせが大きく崩壊していて 上手に 噛めない人 などは、高度総合歯科治療の対象となります。C₃〜 C₄の虫歯が多い場合は、まず虫歯治療を行い、被せ物を装着しなければなりません。また、歯を失った部分においては、インプラントやブリッジ、入れ歯のいずれかを装着していきます。そして、欠損補欠と残存歯の治療を行い、咬合再構成をしていきます。 欠損補綴+虫歯治療+歯周治療の組み合わせでの治療が必要となります。

審美性と機能性を同時に求める人

見た目だけでなく、長期間使用できる歯を希望する人においては、セラミック治療など審美性に優れた材料を使用する必要があります。それと同時に、歯列不正がある場合は、歯列不正の治療を考えなければなりません。例をあげて説明します。

鳥取市 歯医者 歯並び

例えば、1本歯を失って両隣在歯が傾斜しているケースがあります。このケースの場合、傾斜したままでブリッジを装着しても審美的に改善が困難です。また、予後においても問題があります。このようなケースの場合は、一度矯正治療で傾斜している歯を元に戻し、欠損補綴を行うのが望ましいと言えます。矯正治療と補綴治療が重要となってきます。

歯を失う
歯を失う ⇩

 

傾斜してくる
傾斜してくる ⇩
真っ直ぐに戻してから補綴物を入れる
真っ直ぐに戻してから補綴物を入れる 

 

高度総合歯科治療のメリット・デメリット

《メリット》

・根本原因から治療をすることができる

虫歯だけあるいは、歯周病だけを治すのではなく、噛み合わせ、歯並び、セルフケアなど様々な方面から審査 診断をし原因を明確にしていくことが可能になります。そのことで再治療や再発のリスクを軽減することが期待できます。

・長期的に歯の健康を維持できる

その場限りの治療ではなく、口腔外科、矯正治療、インプラント、噛み合わせ治療など様々な面から、治療の審査・診断を行うため精度の高い治療になり、歯の寿命も延びやすくなります。

鳥取市 歯医者 審美歯科

・全身の健康維持

高度総合歯科治療を行うことによって、口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすことになります。

・治療の全体像が明確になる

治療順序、期間など事前に患者様にご説明し、お互いが共有することができます。 そして治療に対する不安や迷いが少なく安心して治療を受けやすくなります。

保険が適用される入れ歯の特徴を説明している歯科医師

《デメリット》

・治療期間が長い

段階的に治療を進めていく中、かなりの治療期間がかかることがあります。時として、1〜2年ぐらいかかることがあります。

・費用が高額になりやすい

高度総合治療においては、自費治療が含まれていることが多い。( 矯正治療、インプラント治療、 セラミック治療など)

ワイヤー矯正中の歯磨きにかかる費用のイメージ

・通院回数が多くなる

治療に時間がかかるだけでなく、咬合 調整やメンテナンスにも通院しなければならないことが多いです。そのため通院回数が多くなる傾向にあります。

机に置かれたカレンダーとファイル

まとめ

高度総合歯科治療は、今の問題を解決するだけでなく、なぜこのような問題が起こったのか、原因を追求し治療を行うこと、そして将来起こる可能性がある問題点を考え、「歯を長く守る治療」と言えます。そして再治療をしないための治療と言えます。 その分、治療期間や費用は、かかってしまいますが、 メリットデメリットを念頭に入れ、治療することをおすすめします。

本日は、少し難しいお話だったかもしれませんが、長期的に口腔内の健康を維持していく上では、必要なケースもあります。私は、歯が弱いので仕方がない。と思っていらっしゃる方でも、頑張って治療をしていくことにより、口腔内の健康を維持できると思います。今後も一緒に頑張りましょう。

鳥取市 歯医者 検診

気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。



診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0857-38-2118へ

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