電話する

地図

予約・問合せ

メニュー
ヘッダーオファー

歯周病と全身疾患の関連性とは?

歯周病は口の中の病気で、全身疾患への関連性はほとんどないと考える人も多いかと思いますが、実はそうではありません。本日は歯周病と全身疾患の関連性についてお話しします。

 

歯周病とは、口の中に歯垢が溜まり、その歯垢の中にある細菌が歯肉の炎症を起こし、さらに進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)を吸収し、歯がグラグラして歯茎が腫れたり歯が抜けたりする病気です。歯を失う三大原因のひとつです。実はこの歯周病の原因菌が全身疾患の原因となっているケースが多いことをご存じですか?特に全身状態が悪く抵抗力が落ちている高齢者には注意が必要です。

歯周病 全身疾患 鳥取市 歯医者

歯周ポケットに潜む歯周病イメージ

 

ではどんな全身疾患が歯周病に関連あるのでしょうか?

 

・感染性心内膜炎
・糖尿病
・誤嚥性肺炎
・妊娠中の場合、早産・低体重出産
・認知症

 

などがあげられます。

 

歯周病と感染性心内膜炎の関係

歯周病は、口の中の歯肉に歯周病菌が繁殖し、血管を通して全身に歯周病菌が広がることで感染症が起こってきます。心臓の弁膜に歯周病菌が付着し、心内膜炎を起こすこともあります。心内膜炎が悪化すると敗血症を起こし、心臓だけでなく様々な臓器に炎症が起こってきますので注意しなければなりません。

歯周病 全身疾患 鳥取市 歯医者

 

 

歯周病と糖尿病の関係

糖尿病が原因で起こる合併症のひとつとして歯周病が上げられます。糖尿病になると歯周病になりやすくなりますし、悪化しやすくもなります。まさに悪循環です。糖尿病になっている人の多くは歯周病に苦しんでいる人が多いのが現状です。糖尿病の患者さんは免疫力が低下しているためさまざまな感染症にかかりやすい状態になっています。歯周病菌に対しても抵抗力が低下しているため、歯周病になりやすく悪化しやすいです。

歯周病 全身疾患 鳥取市 歯医者

 

 

歯周病と誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、唾液や食べ物を誤って気管に飲み込んでしまいそのことによって肺に感染が起こり肺炎を起こす現象です。誤嚥性肺炎の患者さんの痰などからは、歯周病菌が検出されます。この菌が肺炎を悪化させてしまいますので誤嚥性肺炎の予防には歯周病の予防が不可欠です。歯のクリーニング、歯石除去などを行い、常に口の中を清潔に保つことが大切です。定期的に歯医者さんに行ってしっかりとしたブラッシング指導やスケーリング、PMTCをしてもらうことをおすすめします。

歯周病 全身疾患 鳥取市 歯医者

 

 

歯周病と早産(低体重児出産)の関係

妊娠中の方は体の抵抗力が弱っているため歯周病菌が増殖しやすく感染症を起こしやすいです。感染症を起こす原因菌(歯周病菌)が子宮に入っていくと、子宮が刺激を受けて早産や低体重児出産を起こすと言われています。妊娠中は歯科検診を定期的に受けて、治療が必要であれば早めに治療をおすすめします。妊娠中は、母体だけではなくお腹の赤ちゃんのお口の健康を維持するためにも、歯周病の予防や治療は不可欠です。

歯周病 全身疾患 鳥取市 歯医者

 

歯周病と認知症の関係

歯周病が脳神経にも影響を及ぼすの?、と不思議に思われる方も多いかと思います。実は歯周病は認知症にも関連性があります。歯周病に罹り、口の中の歯肉にある歯周病菌が血管を通して脳の毛細血管に感染して、さらに神経細胞が感染して脳血管認知症を起こす原因になると言われています。また、認知症の方は歯周病によって歯を失った方が多いとも言われています。

 

歯周病は口の中の病気ではありますが、進行するといろいろな病気を併発したり悪化させたりします。いつまでも健康な身体でいるためには歯周病の予防、早期治療はとても重要です。毎日のセルフケア(ブラッシング)や定期的にかかりつけの歯医者さんに行って口腔ケアをしっかりとすることをおすすめします。

 

歯周病について何か気になることがあればお気軽にご相談ください。

削らない虫歯治療、ドックベストセメント

むし歯の治療といったら、歯をゴリゴリ削ったり、神経を抜いたり…と痛いイメージがあるのではないでしょうか?当院では、歯をできるだけ削らない、神経や歯を抜かない虫歯治療「ドックスベストセメント(Doc’s Best Cement)」を導入しています。歯髄保護と抗菌作用を持つ銅セメントにより“むし歯菌を削らないでミネラルで殺菌する”という画期的な治療法です。

 

ドックベストセメント治療とは…

ドックベストセメントは、アメリカで開発されたミネラル成分を含んだ特殊な歯科薬剤です。ミネラルを成分としたセメントで、銅イオンと鉄イオンの殺菌力により虫歯菌に侵された部分を殺菌し、削らずに治療を行う方法です。歯に塗布したドックベストセメントからは金属イオンによる殺菌効果が持続するため、一度ドックベストセメント治療をすると殺菌力が永続的に続き、虫歯の再発リスクが低くなります。また、ミネラルの作用により歯の再石灰化が徐々に促されるという特徴もあります。安全性の高い持続的な殺菌力を利用して、むし歯菌がそれ以上に増えにくい環境を作ります。症例は選びますが、痛みが少なく通常なら神経を抜かなければならない場合でも神経を残すことが可能です。

 

鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント

 

 

治療の流れ

➀虫歯の表面のぐずぐずになっている部分を手用の器具で除去します。

鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント

 

②神経を刺激しないように虫歯の表面を温めた消毒液で洗います。

鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント

 

 

➂虫歯の内部に浸透する薬剤とドックベストセメントを混ぜ、虫歯の表面に何層か塗布しその上からドックベストセメントを入れ虫歯を覆います。

鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント

 

 

④さらに上から封鎖用のセメントを入れ経過を見て、ドックベストセメントを残したまま通常の詰め物をして、治療は完了します。

鳥取市 歯医者 無痛治療 ドッグベストセメント

 

ドックベストセメント治療のメリット・デメリット

メリット

・歯を削る量が少なくて済むため痛みをほぼ感じない
・神経を抜くリスクが減る
・治療時間、治療回数が少ない
・神経を残す確率が上がり、歯の寿命が長持ちする
・殺菌力が長く再発しにくい
・歯周病の改善にもつながる
・抗生剤などの薬剤を使わない
・子どもにも安心して使用できる

 

デメリット

・すべてのむし歯や歯痛に効くわけではない
・成功率は100%ではない
・自費診療
・金属アレルギーの方には適さない場合もある

 

ドックベストセメント治療の注意点

象牙質まで及ぶある程度の大きさのむし歯が対象になりますが、すべてのむし歯に対応できるものではありません。むし歯の位置や大きさ、痛みのある場合などは適応できないことがあります。また、治療の成功率は80%と高いとは言え、虫歯の状態によってドックベストセメントのみの治療で完治するとは言い切れない場合があることをご了承ください。

 

ドックベストセメントは虫歯菌を殺菌し、永続的な殺菌効果は認められると言われていますが、必ず虫歯にならない歯にする治療ではありません。歯磨きや日々のケアも他の歯と同様に必要です。ケアが行き届いていないと別のところから虫歯が発生することもあります。虫歯治療に効果的なドックベストセメント治療でも、定期的に検診をして口腔ケアをしていきましょう。

 

ドックベストセメント治療についてご質問等ございましたらお気軽にお尋ねください。

小児歯科のおはなし(矯正編)

保護者の方から子どもさんの歯並びについて相談をいただくとき、「いつごろから矯正治療を始めたら良いですか」とよく質問があります。また、「矯正治療は全部永久歯に生えかわってからするものだ」と思われている方も多くいらっしゃるかと思います。実は、矯正治療を始める時期は個人の口腔内の状態によって異なることをご存知でしょうか。一般に、小児矯正においては「一期治療」と「二期治療」に分けられます。

 

一期治療

乳歯が永久歯に生えかわる時期(6~12才)ぐらいまでの矯正治療です。一期治療の場合、乳歯と永久歯が混合している時期(混合歯列期)のため、歯列矯正を行うだけでなく歯列不正の原因を取り除くということも重要になってきます。歯列不正の原因を取り除くことによって歯列不正が治っていく場合もあります。つまり、一期治療で終了するケースもあります。

 

二期治療(成人矯正)

二期治療は永久歯に全部生えかわってから行う矯正です。時期としては、第二大臼歯が生える時期、13歳以降です。二期治療では図のようにブラケットを歯に着けて歯列不正を矯正していきます。顎と歯の大きさのバランスが悪く歯を移動させることが困難な場合、上下左右の4番目の歯を抜歯してスペースを確保し、矯正治療を行っていきます。前述した一期治療をすることによって、抜歯をすることなく二期治療に移行して歯列不正を治すことができる可能性は高くなります。二期治療はだいたい1~2年くらいで、通院の間隔は1ヶ月1回です。保定期間の場合は、3~4ヶ月に1回です。まれに歯に着けていた装置が外れることがあります。そのような場合はすぐかかりつけの歯科医院を受診してください。

鳥取市 歯医者 小児歯科 小児矯正 ブラケット

ブラケット

 

一期治療と二期治療のメリット

一期治療では、上顎の発育をコントロールすることによって二期治療の必要性がなくなる可能性があります。二期治療では永久歯の歯列不正を治すことにより審美的な面でのコンプレックスが解消されます。また矯正することによって、口腔用が清潔になって虫歯や歯周病になるリスクが大きく減少します。

 

 

小児矯正でよく使われる装置

ヘッドギア(上顎前突の場合(出っ歯))

大臼歯を後方移動させ上顎の成長を抑制する装置です

鳥取市 歯医者 小児歯科 小児矯正 ヘッドギア(上顎前突の場合(出っ歯))

 

チンキャップ(下顎前突(反対咬合))

下顎の成長を抑制する装置です

鳥取市 歯医者 小児歯科 小児矯正 チンキャップ(下顎前突(反対咬合))

 

FIKO(アクチバトール)(噛み合わせの改善)

上顎の成長の抑制と下顎骨の成長を促進します

鳥取市 歯医者 小児歯科 小児矯正 噛み合わせ アクチバトール

 

リンガルアーチ(反対咬合)

弾線によって、1~2歯の移動を行います

鳥取市 歯医者 小児歯科 小児矯正 リンガルアーチ(反対咬合)

 

矯正治療における注意事項

歯に装置を装着することによってプラークがつきやすく、また歯磨きもしにくいので虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。しっかりとブラッシングをして、プラークコントロールを行ってください。定期的に歯医者に行き予防歯科を行いましょう。また、ガムやキャラメルなどを食べると歯に着けた装置が外れてしまう可能性が高くなるため、食べ物には充分に気をつけてください。

 

矯正治療は成人になってからも行うことができます。しかし、上下顎の成長が終わってから始めるより、顎が成長している子どもの時から始める方が良いケースも多くあります。治療法や矯正を始める適正な時期もありますので、矯正治療を考えている方は早めにかかりつけの歯科医院に相談されることをおすすめします。

 

小児矯正治療について何か気になることがあればお気軽にご相談ください。

小児歯科のおはなし(不正咬合編)

最近では、子どものむし歯は減少傾向にあります。しかし、乳歯列期(3歳頃から6歳頃まで)の不正咬合が若干増加の傾向にあります。不正咬合とは、歯並びが不揃いで上下の歯がきちんと噛み合わない病気のことです。食べ物をしっかり噛めないだけではなく、歯の掃除も不十分になり、歯周病や虫歯を引き起こすこともあります。

 

子どもの不正咬合の原因

大きく分けて3つあげられます。

 

➀遺伝

両親が上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)になっている場合、子どもも親の遺伝の影響で骨格が似ているため出っ歯や受け口になるケースが多いです。

 

➁むし歯

むし歯は小児の歯並びに大きく影響してきます。例えばC₃(歯髄まで虫歯が進行している状態)になると食事をしていると痛みが走ることがあります。そうすると虫歯によって痛む場所を避けて、別の歯で噛むようになります。そうなると、顎の発育やそのあたりの筋肉の発育に悪影響を及ぼし不正咬合を起こしてしまいます。その他に虫歯がC₄まで進行してやむなく乳歯を抜いた場合、永久歯の交換期であれば問題ありませんが、そうでない場合抜いた乳歯の両隣の歯が傾斜して、のちに永久歯が正しい位置に萌出できなくなり、不正咬合を起こしてしまいます。

 

➂口腔習癖

口腔習癖で代表的なものは指しゃぶり、おしゃぶりです。その他には舌癖、唇をかむ、爪を噛む、口呼吸などが挙げられます。

 

子どもに多い不正咬合の種類

以下の4つがあげられます。

 

①上顎前突(出っ歯)

上の前歯が強く前に傾斜したり、上の歯並び全体が前に出ている状態のことです。上下の顎の発育バランスが悪かったり、下唇を噛むことが原因とされています。永久歯の前歯が生え揃う8歳くらいからの矯正治療がおすすめです。

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 上顎前突(出っ歯)

 

②叢生(そうせい)

歯がねじれたり、重なり合ってガタガタになってしまっている状態のことです。

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 子供の歯並び(叢生)

 

③下顎前突(受け口)

下の前歯が強く前に傾斜していたり、下の歯並び全体が前に出ている状態のことです。これは、遺伝や顎の発育バランスが原因とされています。前歯で食べ物が食べにくく、発音が不明瞭になり顎関節症を引き起こすリスクがあります。早期ですと5歳ぐらいから治療が必要になることがあります。

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 下顎前突

 

④開咬

奥歯を噛み合わせた時に、前歯に隙間ができている状態のことです。長期の指やしゃぶりやおしゃぶりの使用、口呼吸などが原因とされています。指しゃぶりやおしゃぶりの使用などが終わり、6歳~8歳くらいから矯正治療を始めることをおすすめします。

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 開咬

 

以上の中では、叢生(そうせい)が一番多く見られます。

 

 

不正咬合の予防法と治療法

 

小児の不正咬合を予防するには、口腔習慣の改善が必要です。

 

口呼吸の改善

口を閉めるように心掛けさせる。

 

指しゃぶり

永久歯に生えかわる時期までにやめさせるよう注意する。

 

舌癖

舌癖があると舌で前歯を押す力が働き、出っ歯や、開咬になります。予防法として、「あいうべ体操」※1、「口輪筋トレーニング法」※2がおすすめです。

 

 

あいうべ体操 ※1

「あー」「いー」「うー」「べー」と1日1回、10回セットで行う体操です。
この体操を行うことによって、舌を正しい位置に矯正することができます。舌癖がある子どもに有効な予防法です。

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 あいうべ体操

あいうべ体操

 

口輪筋トレーニング法 ※2

舌癖によって、口の周りの緩んでいる筋(口輪筋)を鍛える方法です。特殊な装置を使用することになるので、一度歯医者さんに行って相談してください。

 

虫歯の治療

虫歯になって痛みがでると、痛みのある歯を避けて食事をするようになります。そうなると子どもの顎の成長に影響が出てきます。また、虫歯のため乳歯早期喪失した場合、不正咬合になりやすいです。そのため、虫歯の予防・治療はしっかりと行わなければなりません。

 

遺伝による場合

遺伝によって親と骨格が似ているため不正の咬合になっているケースは歯科矯正治療が必要な場合が多いです。早めに歯医者に相談されることをおすすめします。診査、診断によって歯科矯正を適切な時期に始めることが重要です。

時々、保護者の方から「子供があまり気にしてない。このままにしておいてもかまいませんか?」という質問をされることがあります。不正咬合を放置すると下記のような症状が起こります。

・虫歯、歯周炎のリスクが高くなる
・発音がしにくくなる
・顎関節症(顎の痛み)が出てくる
・嚙みにくい

 

「歯の噛み合わせが悪いだけ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、不正咬合になってしまうと、体に様々な影響が出てしまいます。不正咬合の種類によって矯正を始める時期、矯正装置、矯正期間も変わってきます。不正咬合がある場合は、早めに歯医者さんに相談して、適切な処置を行うことをご検討ください。

 

子どもさんの不正咬合について何か気になることがあればお気軽にご相談ください。

小児歯科のおはなし(治療編)

みなさんは小児歯科の治療についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?定期検診で来院された際に行うフッ素塗布やブラッシング指導、シーラント(虫歯になっていない臼歯の細かい溝に樹脂をコーティングして虫歯になりにくくする処置のこと)、食事指導などが思い浮かぶかもしれません。これらはだいたい予防歯科の範囲になりますが、とても重要なことです。しかし、すでに虫歯がある程度進行してしまうと予防処置だけでは難しくなってしまいます。

 

本日は小児歯科の虫歯治療についてお話しします。

 

仕上げ磨き中にお子さんの口腔内に虫歯を見つけたり、幼稚園・保育園や学校の歯科検診結果の用紙をもらった時に歯医者に行かれることが多いかと思います。ほとんど場合、「痛くなる前に早く虫歯の治療をしてほしい」と保護者の方は言われます。しかし、小さな子どもほど歯医者さんで聞こえる音や器具が怖くて泣いてしまったりして治療がなかなか困難なケースがあります。そのような状態で無理やり治療すると、怖がって動いた時に頬っぺたや舌を傷つけることがあり危険です。また、子どもの頃に恐怖体験をすることで歯医者さんがトラウマになって、大人になっても歯医者さん嫌いになったりすることもあります。

 

鳥取市 歯医者 小児歯科 虫歯治療

 

 

当院では、小さな子どもでも安心して治療にのぞめるように、様々な取り組みをしています。

 

そもそも子どもが歯医者さんを嫌がる理由は、歯を削る、麻酔をするといった怖いイメージがあるからかと思います。深い虫歯で子どもがとても痛がっている場合は治療を優先することがありますが、ほとんどの場合まずは歯医者さんに慣れるためのトレーニングから始めます。

 

小児歯科における当院の取り組み

トレーニング

歯医者さんに行って何をされるか不安な気持ちがあります。痛い思いをすると恐怖心を抱いてしまいます。なので、まずは歯みがき指導、器具(バキューム・タービン)を口の中に入れる練習から行います。少し慣れてから治療を行うようにしています。

 

保護者の方への説明

子どものむし歯の状況、治療法を説明します。

 

鳥取市 歯医者 小児歯科 虫歯治療

 

子どもへの対応

歯科治療が怖かったり、泣いたりしている子どもにはできるだけ優しく対応し、何かひとつでもできるようになったら褒めてあげるようにしています。可能な限り恐怖心を取り除いて安心させてあげることが必要だと考えています。

 

鳥取市 歯医者 小児歯科 虫歯治療

 

できるだけ痛みの少ない治療

C₃(虫歯が神経まで達した状態で、激しい痛みを伴う)まで進行した治療では、局所麻酔をする必要があります。できるだけ痛みを感じないように表面麻酔を施し、子どもの様子を見ながらゆっくりと麻酔をし、無理のない治療を心がけています。

 

続いて、小児歯科の治療ではどのようなことをするのか、虫歯の進行度順にお話しします。

 

小児歯科における当院が行う治療

進行度:Co(エナメル質表面が一時的に溶けている状態)

当院ではCo程度の初期段階のむし歯の場合、歯を削ることはせず、フッ素塗布を行います。

 

進行度:C₁(歯の表面のエナメル質が溶けて穴があいた状態)

虫歯が軽度の場合は、虫歯の部分を削ってプラスチック(レジン)を詰めるようにしています。局所麻酔をすることなく、治療回数も一回で終わります。

 

進行度:C₂(エナメル質内部の象牙質まで虫歯が進行した状態)

C₂程度になると虫歯が表面のエナメル質だけでなく象牙質まで虫歯が進行している状態です。C₁と同様にプラスチック(レジン)を詰めます。また、歯全体が虫歯になっている場合は型を取ってかぶせものを入れることもあります。

 

進行度:C₃(虫歯が神経まで達した状態で、激しい痛みを伴う)

C₃程度のむし歯の場合、むし歯が神経(歯髄)まで進行しています。このようなケースは歯髄処理を行います。

 

進行度:C₄(虫歯菌により歯はすっかり溶けて根だけになった状態)

C₄の場合、歯のほとんどが虫歯になり、根っこだけが残っている状態です。このような場合は抜歯することが多いです。ただ小児の場合は成人と違って、C₄状態になっていてもそのまま経過観察することがあります。何故かというと、いずれ乳歯は抜けて永久歯が生えてきますが、その永久歯が生えてくるスペースを確保するためにそのままにしておくことがあります。しかし、永久歯が生えるまでかなり時間がかかり両隣の乳歯が傾斜してくる可能性がある場合は、保隙装置(歯列の裏側に装着して、ワイヤーのバネの力で歯の傾きを矯正する装置)を装着することをお勧めします。

鳥取市 歯医者 小児歯科 虫歯治療

保隙装置(舌側弧線装置)

 

乳歯に関する質問では、「乳歯がグラグラしているのになかなか抜けないけどどうしたら良いですか?」とよく聞かれます。通常、乳歯がグラグラしてきた場合は永久歯が生えてきたことが原因の場合が多いです。お子さんからグラグラした乳歯に痛みや不快感を訴えられる場合や、乳歯が抜けきらないうちに横から永久歯が生え始めた場合は早めの抜歯をおすすめします。

 

子どもの歯科治療と成人の歯科治療は共通している点が多いですが、当院では小児歯科の治療を行う場合は極力痛みを感じさせないよう配慮しています。痛みを感じなければ、子どもも段々と治療において協力的になってくるケースが多いです。また歯医者に行って不安な気持ちにさせないように子どもを褒めたり、励ましたりすることも大切だと考えています。

小児歯科の治療について何か気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

小児歯科のおはなし(予防編)

小児歯科とは、まだ歯が生えてきたばかりの乳幼児から、中学生くらいまでの幅広い年代の患者さんがメインです。この年代のお子さんは、お口の中が毎日劇的に変化していくため、大人と同じ歯科治療(一般歯科)では対応できないケースもあります。ですので、ただ虫歯を治すだけではなく、お子さんの成長に合わせた治療計画をたてて、きれいな永久歯を正しい位置に生やし、健康なお口の状態に育てるというとても重要な役割を担っています。また、子どもたちにとって痛くない治療、怖くない治療に取り組むことも必要です。

 

当院で行っている小児歯科の取り組みについては下記のとおりです。

 

予防習慣と虫歯に対する正しい知識を身につける

当院では子どもが虫歯にならないために、予防習慣を身に着けることが大切だと考えています。そのためには正しい知識を身につけておかなければなりません。

 

虫歯は放っておくとどんどんひどくなり、痛みが出たり、腫れたりします。大きな穴ができた時にはかなり虫歯が進行しているケースが多いです。痛み等の症状が出てくると、偏食になったり食事をあまりしなくなったりします。そうなると、小児の場合は顎の成長の妨げになります。顎の成長に影響がでてくると歯列不正が起こってきます。また心理的な影響がでることもあります。「乳歯は永久歯になるから大丈夫」と考えていると大変なことになってしまいます。

 

虫歯ゼロを目指す

虫歯を作らないようにするためには次の3つのことが重要です。

 

1)正しい歯磨きを行う

まず、正しい歯磨きを行うということはどの世代でも重要なことです。ただ、お子さんの場合歯磨きを嫌がるケースがあります。無理やり歯磨きをさせようとすると余計にストレスに感じてしまいます。

 

お子さんに歯みがきをさせるためには…

・お子さんにあった大きさの歯ブラシを使う
・味の付いた歯磨き粉を使用する(アップル味やブドウ味など子供が好む味の付いた歯磨き粉)
・歯磨きが上手にできたら褒める
・機嫌が良い時に歯磨きを行う
・保護者も子どもと一緒に歯磨きをする
・子どもが歯磨きをした後は保護者が仕上げ磨きをする
・特に奥歯は磨けていないことが多いのでしっかりと磨く

 

子ども用 歯ブラシ・歯みがき粉

子ども用 歯ブラシ・歯みがき粉

 

 

2)食生活の改善

糖分の多い食べ物はできるだけ避けるようにしましょう。特に気をつけなければならない代表的な食べ物は、チョコレート・キャラメル・アイスクリームなどです。子どもなら誰でも好むおやつですが、ついつい与えてしまうとそれに対しての欲求がエスカレートしてしまいます。特に味覚の安定していない3歳ごろまでに与えてしまうと我慢ができなくなってしまいますので3歳までは糖分の多い食べ物については気をつけましょう。また一日に何度もダラダラと甘いものを与えてしまうと口の中に食べ物が溜まりやすく虫歯になるリスクが高くなりますので、間食の時間を決めて規則正しい食生活を目指しましょう。

 

3)歯質の強化

歯質の強化において大切なのはフッ素塗布です。歯医者さんで定期的にフッ素塗布を行っている方もいらっしゃると思いますが、ご家庭でも日頃からフッ素入りの歯磨き粉を使用してしっかりと磨いてください。歯磨き粉に配合されているフッ素の効果を上げるために、フッ素入りの歯磨き粉を使用して歯磨きをした後のうがいは一回だけにすることをお勧めします。

 

唾液検査

唾液検査をすることで、虫歯や歯周病のなりやすさ、口臭があるかどうかが分かります。また検査によってデータ化されたお口の健康状態に合わせて予防プログラムを作成し、口腔ケアのご提案をさせていただきます。例えば虫歯になりやすいデータが出た場合は、定期検診の間隔を短くし、食生活指導ではおやつの指導(キシリトール配合の食べ物)などをします。キシリトール配合の代表的な食べ物はキシリトールグミ、キシリトールガムなどです。特に、キシリトールガムを噛むことによって唾液中のカルシウム濃度が高くなります。そうすることで歯の再石灰化を起こしやすくし、さらに唾液の分泌が促進され、口の中の自浄作用が促進され虫歯予防効果につながります。ただし、虫歯を予防するには歯磨きをしっかりすることが一番大切です。歯医者さんに行って、正しいブラッシング指導をしてもらい、しっかりと歯磨きを行ってください。

 

小児歯科について何か気になることがあればお気軽にお問い合わせください。

世代ごとの予防歯科を考えよう!

「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて8020(ハチマルニイマル)運動が始まったのをご存じですか?口腔内に20本以上の歯があれば、食生活においてほぼ満足することができると言われています。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでのあいだ、健康な歯を保つことが大切です。しかし、世代によって予防歯科の方法が変わってきます。年齢ごとに起こりやすいトラブルを想定し、それに合わせたケアやその知識を身につけておく必要があります。

本日は世代ごとの予防歯科についてお話ししたいと思います。

 

胎児期(妊娠中のお母さん)の予防歯科

妊娠中は、歯や歯肉に炎症が起こりやすい時期です。また、妊娠中に虫歯になると生まれてくる赤ちゃんも虫歯になるリスクが高くなります。

 

妊娠初期

つわりがあり、なかなか歯磨きができないこともあるかと思います。そのような場合はヘッドの小さい歯ブラシで歯磨きをしてみましょう。また、虫歯予防にはフッ素配合の歯みがき剤の使用をおすすめします。どうしても歯磨きが困難な場合は、マウスウォッシュを使用してみてください。

コンクールF

コンクールF

 

妊娠中期(安定期)

この時期は体調も比較的安定しているため歯科治療に適しています。歯医者を受診して、しっかりと歯石除去、PMTCを行ってください。

 

子ども(新生児期0歳~幼少期6歳)の予防歯科

生後半年くらいから乳歯が見え始め、この頃から虫歯になるリスクが高まっていきます。できるだけ家庭内感染などを抑えられるよう、家族みんなの口腔内ケアをして虫歯菌を減らしておきましょう。

 

歯科医院でできる予防方法は4つあります。

 

シーラント

永久歯の溝にフッ素入りの樹脂を流し込むことによって、虫歯の予防を行ないます。

シーラント

シーラントによる虫歯予防

 

 

フッ素塗布

乳歯、あるいは生え始めの永久歯は虫歯になりやすいです。フッ素塗布を行って、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化して虫歯の予防を行います。

 

ブラッシング指導

歯磨きをしていても正しいブラッシング法を身につけていないと予防効果はありません。当院では、歯科衛生士が正しいブラッシング法を分かりやすくアドバイスしていきます。

 

食事指導

むし歯にならないようにするためには、食生活も大切です。特におやつを食べる時間、食べ方について指導を行います。おやつを食べる際は時間を決めて、間食の回数を減らすことをおすすめします。また、ダラダラと時間をかけて食べていると食べ物が口の内に滞在する時間が長くなり虫歯になるリスクが高くなります。できるだけ短時間で食べ終わるようにしましょう。

 

少年期・思春期(6歳~20歳)の予防歯科

乳歯から永久歯へと生え変わるこの時期は、お口の中も身体も大きく変化していきます。お口の健康を維持することで、全身の健康につなげることができます。永久歯が生えそろい、親知らずが生え始める子もいます。歯と顎のバランスにも注意してみてください。また、デンタルケアに関する正しい知識をしっかり身につけることで、虫歯予防だけでなく歯周病予防・口臭予防にも役立ちます。ほかにも、顎関節症の症状が出始めるのもこの年代からになります。

 

定期検診

虫歯チェック、口臭チェック、歯周病チェック、変色チェック、細菌検査を定期的に受けることをおすすめします。

 

成人期(20~40歳)の予防歯科

この年代の方に一番気をつけていただきたいのが、歯周病です。歯みがきすると出血があるようなら要注意です。口臭の原因にもなります。また、喫煙習慣や食事、不規則な生活など生活習慣の見直しもとても大切です。

 

ブラッシング指導

歯科衛生士が正しいブラッシング指導を行います。虫歯リスクの高い方、歯周病になりやすい方、インプラント治療を行っている方、入れ歯を使用している方など、おひとりおひとりにあったブラッシング指導を行います。

 

歯石除去

歯石はただ歯を磨くだけでは取れません。特に歯肉の中にある歯石を放置しておくとどんどん歯周病が進行していきます。当院では、歯科衛生士がや超音波スケーラーを用いて除去していきます。

 

手用スケーラー

手用スケーラーで歯石除去

 

超音波スケーラー

超音波スケーラーで歯石除去

 

PMTC

機械を使って歯面に付いた汚れ(バイオフィルム)をしっかり除去します。

 

フッ素塗布

PMTCを行った後、フッ素塗布を行います。フッ素塗布を行うことによって虫歯の発生率はかなり抑えることができます。

 

定期検診

当院では3~4ヶ月に1回の定期検診をお勧めしています。定期検診を行うことによって、早期発見、早期治療ができます。そうすることでお口の健康を長く維持することに繋がります。

 

壮年期・老年期(40~60歳以上)の予防歯科

この時期の口腔内ケアへの意識や行動で、その後も自分の歯を維持できるかどうかが分かれると言っても過言ではありません。予防歯科の定期検診を積極的に活用しましょう。年齢を重ねていくと自分自身で正しく歯みがきをすることが難しい場合があるかもしれません。そのような場合、当院では訪問診療を行い、口腔ケアをサポートしています。

 

入れ歯をしている方

汚れが入れ歯の内面に付着しやすく、そのまま放置をしていると口内炎やカンジダ症が起こってきますので、入れ歯のお手入れをしっかりと指導します。残存歯においては、正しいブラッシング法を指導し、できるだけ歯を失うことがないように努めていきます。最近では歯周病が原因で、誤嚥性肺炎を起こすケースが増えてきているので注意が必要です。

 

歯ぎしりをする方

高齢者になると咬む力によって歯が割れることがあります。特に歯ぎしりをしている方は注意されてください。歯ぎしりの予防にはマウスピースを使用することをおすすめしています。

 

長い人生、自分の歯で美味しく食事を楽しむためにも普段からの予防歯科を心がけていただけたらと思います。

予防歯科について何か気になることがあればお気軽にご連絡ください。

歯周病ってどんな病気?~ペリオウェイブで無痛治療~

現代社会において、25歳以上の約80%の人が歯周病と言われていることはみなさんも知るところになってきているのではないでしょうか。歯周病になると、歯だけではなく歯茎や骨に大きなダメージを与えるため、治療をせず歯周病が進行すると歯が抜け落ちてしまう、という恐ろしい病気です。

 

従来の歯周病治療方法

人の口の中には約500種類以上の細菌が生息しており、その中の数種類の菌が歯周病を引き起こし炎症が起こり始めます。従来、歯周病菌に対する処置法は抗生物質の投与が一般的でした。しかし、抗生物質は細菌に対して非常に有効ですが、長期使用により耐性菌が生産され、あまり効かなくなってしまいます。

 

最先端の歯周病治療、ペリオウェイブ

当院では、歯周病治療にPDT(Photo Dynamic Therapy)光線力学療法の「ペリオウェイブ」システムを導入しています。ペリオウェイブとは、非熱ダイオード・レーザー技術と歯周病治療用光感作溶液とを組み合わせ、歯周病菌のみを特異的に殺菌できるという光科学殺菌システムです。インプラント周囲炎に対しても効果的で注目されている歯周病治療のバイオテクノロジー光殺菌技術です。また悪玉バクテリアが無くなり健康な歯茎にもなります。気になる口臭も軽減することができます。

 

ペリオウェイブ治療の特徴

・薬を一切使用しない
・耐性菌が発生しない
・副作用が起こりにくい
・何回でも処置できる
・全く痛みを伴わない
・短時間で行われる治療

 

最大の特徴としては、抗生物質を使用しない治療というところです。抗生物質を使った治療を繰り返すうち抗体ができてしまい薬の有効性が減少してしまうという問題を解決することができます。加えて、痛みを伴わない治療としての特徴を持っています。ペリオウェイブのレーザーは、歯周病の原因となる細菌と歯周病による組織破壊の原因となるもの以外にはダメージを与えない治療法なので、ほぼ痛みを感じません。

 

ペリオウェイブの治療のしくみ

バイオジェルと呼ばれる染色液で歯周病菌を染めます。このバイオジェルは光感受性物質と呼ばれ、光を吸収することで化学反応が起こり活性酸素を大量に発生させる事ができます。この生体に安全な活性酸素は細菌を死滅させます。

 

治療の流れ

①バイオジェルを歯周ポケットに注入する

バイオジェルを注入

バイオジェルを注入(青い部分)

 

②無熱レーザーを1分間照射する

無熱レーザーの照射

無熱レーザーの照射

③死滅した菌を洗浄する

 

 

治療の適応症例

・歯肉炎
・歯周炎
・根管治療
・インプラント歯周炎
・ヘルペス
・口内炎
・カンジダ症

 

治療ができない方

・無カタラーゼ症の方
・光感受性発作のある方

 

治療の効果をあげるためには…

ペリオウェイブは旧来から行われている歯石除去などの治療と併用することによってより効果を発揮する治療法です。これらの治療が不十分であるとペリオウェイブでもその効果を期待することができませんのでしっかりとした前治療が必要となります。

また、インプラントのメンテナンスや、矯正中の歯周病治療薬剤を使いたくない方妊娠中の方薬剤アレルギーの方に適しています。

自分の歯と同じようにインプラントにも歯周病菌は発生してしまいます。せっかく埋めたインプラントもメンテナンスを怠ると周りの骨が溶けてしまい抜けてしまうことがあります。できるだけ長く使い続けるためにも定期的なPDT治療によるクリーニングが有効です。

矯正治療でワイヤーを装着している期間は、どうしてもブラッシングが行き届かなくなり歯肉炎等の症状が出ることがあります。定期的なPDT治療で衛生的な口腔内環境を保つようにしましょう。

 

ペリオウェイブは保険適用外の治療となるため自費診療になりますが、痛みもなく、副作用もなく、治療も短時間で終えることができます。光化学殺菌によるペリオウェイブ・システムにより、歯周ポケット内にある病原菌の細胞を破壊して健康な歯周組織を回復します。また何度でも治療を受けることができます。当院では、患者様お一人お一人に専用の治療器具、バイオジェルを使用し、感染予防に努めておりますのでご安心ください。

最先端歯周病治療ペリオウェイブについて興味関心がございましたらお気軽にお問い合わせください。

部分入れ歯で快適生活♪

なんらかの原因で歯を失ってしまった場合、歯医者さんから部分入れ歯を勧められることがあるかもしれません。反対側で噛めるからだいじょうぶ!、とそのまま放置されたり、ちゃんと噛めるかな?、見た目は大丈夫かな?と不安を感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に若い方は、周りに相談するのも抵抗感があり悩まれることが多いようです。

そもそも、

部分入れ歯ってどういうもの?

部分入れ歯はインプラントやブリッジと何が違うの?

見た目は自然なの?

など、気になることは多いと思います。

 

部分入れ歯とは、歯を失ったスペースを埋めて歯の機能を補う装置のことです。口腔内の状況に合った部分入れ歯を装着することで、食べ物をしっかり咀嚼したり、飲み込むことができます。また、歯を失う前と同じように発音が可能になるので会話も不自由なくできるようになります。そして歯が欠損している部分を補うことで見た目の審美面も補うことができます。

 

今回は、部分入れ歯を選ぶメリットや、部分入れ歯の特徴をご紹介します。

 

部分入れ歯の構造

部分入れ歯の構造

部分入れ歯の構造

 

人工歯・・・歯の部分は硬質レジンでできていて、歯の大きさや色は選択可能です
義歯床・・・歯茎部分で、ピンク色の歯茎の色になっています
クラスプ・・・入れ歯を残存歯に固定するためのパーツです
レスト・・・部分入れ歯の沈下を防止するための維持装置です

 

部分入れ歯のメリット・デメリット

メリット

・インプラントやブリッジに比べて短時間で治療が出来る
・インプラント治療のような外科的手術の必要がない
・適用範囲が広い
・歯を削る量が少ない

 

デメリット

・食べたものが粘膜と床の間に入って詰まりやすい
・咬合力がインプラント、ブリッジに比べて劣る
・クラスプが見えて見た目が悪い
・寿命が約4年と短い
・違和感がある
・クラスプがかかっている歯に負担がかかる

 

制作手順

➀削合
レスト、クラスプがかかる歯の形態を修正するため削合します

➁印象採得
口の中の型を取ります

➂咬合採得
咬み合わせを取ります(多数歯欠損の場合は2~3回咬合採得を行うこともあります)

④人工歯排列
義歯床に人工歯を排列し、上下の咬み合わせをみて正しい位置にあるかを確認します

➄部分入れ歯の完成
再度人工歯の排列、上下の咬み合わせにズレが無いかを確認し、場合によっては微調整を行うことがあります

⑥義歯調整
強く当たっている部分の調整を行います
新製したばかりの部分入れ歯は強く粘膜に当たって、傷ができて痛みが出ることがあります。痛みが出ていなくても噛み合わせや装着感をチェックする必要がありますので、義歯の完成後は少なくとも一回は来院してください。

 

部分入れ歯の種類

保険適用の入れ歯

義歯床の材質はプラスチック、人工歯は硬質レジン歯、クラスプは金属のバネです。保険適用なので安価ではありますが、いろいろな欠点があります。まず、義歯床はプラスチックでできているため、破折しやすいです。人工歯は硬質レジンでできていて、長期間使用していると摩耗してきます。そうなると咬みあわせが悪くなります。またクラスプ(留め金)は金属でできているため審美面での問題があります。

部分入れ歯

部分入れ歯

 

 

自費の入れ歯

➀ノンクラスプデンチャー
金属のクラスプ(留め金)を使用していない義歯です。歯茎の部分も本物の色に近いため審美的に優れた義歯です。保険の入れ歯に比べて強度や柔軟性があるのでかなり薄く作ることができるため、違和感が少なくなります。また、金属を使用していないため金属アレルギーの心配がありません。

 

ノンクラスプの部分入れ歯

ノンクラスプの部分入れ歯

 

 

➁金属床
保険の入れ歯に比べて強度があります。そのため、破折することが少ないです。また、強度があり保険の入れ歯に比べて薄く作ることができるので、ノンクラスプデンチャーと同様に違和感が少ないです。金属床のメリットは熱伝導性あるため、温度感を感じながら食事ができます。保険の入れ歯の場合は味が変わったという声を時々耳にしますが、金属床の場合はほとんどありません。保険適用の入れ歯でお困りの方は、自費の入れ歯を考えてみてもいいかもしれません。

金属床の部分入れ歯

金属床の部分入れ歯

 

 

部分入れ歯の取り扱いについて

部分入れ歯の場合、食事の後は水洗いをしっかりして綺麗にしておくことが大切です。それと同時に残っている自分の歯をしっかりとブラッシングしましょう。自宅で入れ歯を洗うときは義歯用ブラシで丁寧に洗ってください。汚れがついていると、菌が付着し、入れ歯の変形の原因になります。また入れ歯を外しているときは水につけておいてください。乾燥状態にすると、入れ歯が変形して合わなくなります。入れ歯洗浄剤を使用することもお勧めします。

長い人生、できるだけ多く自分自身の歯を残すことはとても大切です。不便な歯や、歯が抜けてしまったところをそのままにせず、きちんと治療をして口腔内の機能を改善することで日々のストレスも軽減されるかもしれません。そのひとつの方法として、このブログが部分入れ歯をご検討いただく機会になればうれしく思います。

部分入れ歯のことで何か気になることがあればお気軽にお問い合わせください。

痛くない歯科治療って?~無痛治療~

みなさんの中で、歯科治療ってどんなイメージがありますか?

「痛い!」

「怖い!」

「何をされるのかわからない!!」

といったイメージを持たれている方が多くいらっしゃるかもしれません。

子どものころに、歯医者さんで虫歯の治療を受けた時に痛い思いをした…とお話を伺うことがよくあります。そのようなトラウマが原因で歯医者に行きづらくなった人も多くいらっしゃるかもしれません。その結果、虫歯が進行して治療が困難になり、最悪の場合抜歯になるといったケースも時々見受けられます。そうならないためにも早期発見・早期治療、また虫歯や歯周病の予防のために定期的にメンテナンスを受けていただくことがとても重要です。しかし、「痛い!」、「怖い!」、「何をされるのかわからない!!」といったイメージはなかなか取れないのが現状でしょうか。

そもそも痛くない歯科治療ってあるの?、と疑問を抱かれるかもしれません。

 

当院では、患者さんに安心して歯科治療を受けていただけるよう、痛くない治療(無痛治療)のための工夫をしています。

 

痛くない治療(無痛治療)の工夫点

 

麻酔の仕方

歯科治療を行うときに麻酔が痛いと、恐怖や不安を抱いてしまいます。当院では麻酔の仕方に気を配っています。

 

表面麻酔

麻酔をする部分に表面麻酔をあらかじめ塗布します。麻酔は注射針を刺されたときに痛みを感じやすいです。その痛みを和らげるために、注射針を刺す前に表面麻酔を塗布するようにしています。

 

表面麻酔

表面麻酔

 

極細の針を使用

注射針は太いものよりも細いものの方が、痛みが少なくなります。

 

注射針

注射針

 

電動注射器

急激なスピードで麻酔液を注入すると圧力が刺入した箇所にかかり痛みを感じやすくなります。当院では電動注射器を使用してゆっくりと時間をかけ、一定のスピードで麻酔液を注入していきます。

 

電動注射器

電動注射器

 

麻酔が効いたのを確認してから治療

麻酔を行っても、すぐに効かず痛みを感じることがあります。一度痛みを感じると、患者さんは不安になってしまいます。当院では麻酔が効いたことを確認してから治療を行うようにしています。

 

抗生剤、痛み止めの処方

特にインプラント治療のような外科的処置を行った場合、麻酔が切れた後に痛みが出ることがあります。治療後には必ず化膿を防ぐための抗生剤と痛み止めを飲んでいただくようにしています。

 

歯科用レーザーの活用

レーザー治療は痛みを軽減させるために必要な治療法です。初期の歯周病、口内炎、象牙質知覚過敏などではレーザー治療によって痛みをほとんど感じることなく治療することができます。

 

レーザー

レーザー

 

患者さんに安心いただくための環境づくり

痛みの感じ方は個人差があります。「痛い治療をされる!」と思って来院されると、本来あまり痛みを感じない治療でも痛みを増強させることに繋がります。当院では、初めて来院された患者さんには、まず不安に思っていることや気になっていることをしっかりとヒアリングさせていただき、納得のいく説明を行い、できるだけ不安を解消して安心していただける環境づくりを行ってから治療を行うようにしています。

 

カウンセリング

カウンセリング

 

早期発見・早期治療

虫歯、歯周病の治療は「痛い」と思っている方が多くいらっしゃると思いますが、初期の段階では麻酔も必要なく無痛治療を行うことができます。しかし、虫歯や歯周病が進行してしまうと根管処置が必要になったり、最悪の場合には抜歯をしなければならなくなります。そうなると麻酔が切れた後は「ズキズキ」するような痛みが起こりやすくなります。以上のことから無痛治療を受けるためには、予防・メンテナンスが重要になってきます。

 

今後も患者さんの不安を解消して満足していただける治療を行っていきたいと思います。
歯科治療のことで何か気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。



診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0857-38-2118へ

診療時間
9:00~12:30
9:00~13:00
14:30~19:00
-
-
-
/
/
/
-
-
-
/
-
/
休診日:日曜日午後・祝日午後・木曜日
★ 変則診療時間:土曜日午後14:30-18:00
ご予約・お問い合わせはこちら
山根歯科医院の外観
フッターオファー

© 2021 山根歯科医院