Tag Archives: ホワイトニング

ホワイトニングは痛みがある?原因と予防法を解説!

2023年10月27日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

ホワイトニングをした女性

ホワイトニングは歯を白くする施術ですが、痛みを感じる人もいます。「歯を白くするために痛みを我慢しないといけないの?」と施術を悩む方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、ホワイトイングを受けることで痛みがあるのかどうかを解説します。痛みの原因や、痛みを感じないための予防法、痛みを感じたときの対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングは痛みがある?

歯が痛い若い女性

ホワイトニングは痛みがあるといわれています。

しかし、痛みの感じ方は個人差が大きいため、痛みではなくしみる、刺激を感じるという方もいます。むずがゆさを訴える方もいるでしょう。

ホワイトニングで痛みを感じるタイミングは施術中、施術直後、帰宅して数時間後など、人によってさまざまです。なかには、施術中や施術直後に痛みはなかったものの、就寝前に急に痛みが強くなって眠れなくなったという方もいます。

ホワイトニングによる痛みは一過性のものなので、長くても1〜2日程度で落ち着くでしょう。痛みが長く続く場合は、ホワイトニングによる痛みではない可能性があります。そのため、2日以上痛みが続いているのであれば、歯科医院で確認してもらいましょう。

ホワイトニングの痛みの原因

歯が痛い女性

ホワイトニングによる歯の痛みの主な原因は、薬剤による刺激です。

歯科医院で扱うホワイトニング剤の主成分は、過酸化水素です。歯科医院でホワイトニングを受ける場合、過酸化水素の濃度が35%程度と非常に高い薬剤を使用します。

過酸化水素は傷口の消毒やうがい薬など、日常的に使われているものなので、人体に取り入れることには問題ありません。

しかし、口腔内に濃度の高い過酸化水素を取り入れることで痛みを感じることがあるのです。痛みを感じる原因は、以下のとおりです。

薬剤が歯以外の部分に付着した

ホワイトニングで使う薬剤は高濃度ですが、歯に付着して痛みを感じる人は多くありません。ホワイトニング剤を使用して痛みを感じる理由の一つが、歯以外の部分に付着しているからです。

歯茎や口腔内の粘膜に付着すると、炎症を起こす原因になります。粘膜や歯茎の保護が不十分だった結果、薬剤が歯以外の部分に付着して痛みを引き起こしている可能性があるでしょう。

歯そのものにトラブルがある

虫歯や歯周病など、歯にトラブルが起きていると、痛みを感じる可能性があります。歯や歯茎の状態が不安定なタイミングでホワイトニング剤を使用すると、薬剤がしみて痛むのです。

歯が破損している

歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経と構成されています。

エナメル質は97%がハイドロキシアパタイトという結晶でできていて、神経が通っていません。つまり、歯の表面に薬剤が付着しても、しみる・痛む症状が出ることはありません。

ただし、象牙質には神経細胞の一部が無数に伸びているため、薬剤が付着すると痛みを感じます。歯が割れている、ひびが入っているなど、エナメル質を越えて象牙質に薬剤が浸み込んだ場合、痛みや刺激を感じるでしょう。

エナメル質が薄い

歯に何もトラブルがなく、歯茎の保護もしっかりとしているのに痛みがある場合は、もともと歯のエナメル質が薄いのかもしれません。

ホワイトニングをすると、薬剤が歯の中の着色物質を分解します。同時に歯に含まれている水分も分解するので、歯全体が脱水状態に陥ります。

エナメル質の下にある象牙質も脱水状態となって敏感になるでしょう。エナメル質が薄いと象牙質に刺激が伝わりやすく、痛みを感じやすいのです。

ホワイトニングで痛みを感じたときの対処法

薬を飲む男性

ホワイトニングで痛みを感じたからといって、痛みに耐え続けなければならないということはありません。ホワイトニングで痛みを感じたときの対処法は、以下のとおりです。

鎮痛剤を服用する

ホワイトニングの痛みは、神経に作用して起きているため鎮痛剤を服用すると和らぐ可能性が高いです。鎮痛剤は市販のものでも構いません。

鎮痛剤を使用すれば一時的に痛みは治まりますが、あくまで薬の作用です。薬が切れたタイミングで痛みが生じた場合は、根本的な原因を調べるために一度歯科医院を受診するとよいでしょう。

口の中を清潔にする

ホワイトニングで使った薬剤が口の中に残っていることで、痛みを感じている可能性もあります。うがいをする、歯磨きをするなど、口内を清潔にしましょう。

刺激のある飲食物を避ける

ホワイトニング後24時間は、歯の表面のペリクルという被膜が剥がれています。知覚が過敏になっているため、ふだんは刺激を感じない飲食物の刺激を感じることがあります。

辛いものや酸味のあるもの、炭酸飲料も痛みを引き起こす可能性があるでしょう。施術後24時間は、刺激のある飲食物を避けてください。

ホワイトニングで痛みを感じないための予防法

歯のケアをする人

ホワイトニングで痛みを感じたくないという方は、あらかじめ痛みに対応しておきましょう。

ホワイトニングで痛みを感じないための予防法は、以下のとおりです。

歯のトラブルを解決する

虫歯や歯周病、歯の欠損やひびなどは、ホワイトニングを受ける前に治療しましょう。治療後にホワイトニングを受ければ、痛みを感じにくくなるかもしれません。

ただし、治療直後は歯の状態が不安定で痛みを感じる方もいます。定期的に歯科検診を受けて、歯のトラブルを早期に発見し治療できる環境を整えておきましょう。

ホワイトニングを受けたいと思ったタイミングで歯のトラブルがなければ、スムーズにホワイトニングを受けられます。

市販品で歯のケアをする

市販品で歯のケアをすれば、ホワイトニングを受けたときの痛みを予防できるかもしれません。2つの製品をご紹介するので、参考にしてください。

ただし、痛みの予防に即効性は期待できません。ホワイトニングを検討している場合は、早い段階から使い始めてください。

知覚過敏用歯磨き粉

知覚過敏用の歯磨き粉には、神経伝達を防ぐ硝酸カリウムという成分が配合されています。歯の神経の過敏反応を抑えて、痛みを感じにくくするでしょう。

フッ素ジェル

フッ素ジェルは、エナメル質を強くする効果が期待できます。施術を受けて、薬剤の影響でエナメル質が薄くなるのを防ぎます。象牙質へ刺激が伝わることも防いでくれるでしょう。

ホワイトニングを受けると決めたタイミングから継続して使うと、痛みの予防につながるかもしれません。

まとめ

ホワイトニングした女性

ホワイトニングは、薬剤の影響によって痛みが出るケースがあります。

薬剤が口腔粘膜に触れる、歯が欠けているなど、さまざまな原因で痛むことがあるでしょう。ホワイトニングを受けようと考えたタイミングで、歯のコンディションを整えておいてください。

ホワイトニングで痛みを感じた場合は、鎮痛剤を服用する、口内を清潔にする、刺激のある飲食物を避けるなど、痛みが悪化しないように対応しましょう。

ホワイトニングの痛みを予防する方法としては、歯のトラブルを解決しておくこと、市販品で歯のケアをしておくことが挙げられます。虫歯や歯周病があると、ホワイトニングで痛みを感じるでしょう。ホワイトニング前に治療することが大切です。

今はホワイトニングを受けるか迷っている段階でも、定期検診に通って歯の健康を保っていれば、ホワイトニングを受けたいと思ったタイミングでスムーズに施術を受けられるでしょう。何かトラブルが起きても大掛かりな治療が必要ないことが多いので、定期的に歯科医院を受診してください。

対策してもホワイトニングの痛みが改善しない場合は、歯科医院を受診して対応してもらいましょう。

歯のホワイトニングを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

虫歯があるとホワイトニングはできない?注意点と虫歯予防法を解説!

2023年10月13日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

歯科医院でホワイトニングを受けて笑う女子

虫歯があってホワイトニングを受けたい場合、どちらを優先するべきか悩む方もいるでしょう。ホワイトニングの際に、虫歯が原因で痛みが生じることや、虫歯が悪化することなどは、避けたいと思う方が多いのではないでしょうか。

今回は、虫歯があるホワイトニングはできないのかどうかを解説します。虫歯治療後にホワイトニングをするときの注意点もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

虫歯があるとホワイトニングはできない?

斜め上を見て顎に手を当てた考える女性

虫歯の大きさや歯科医師の判断によりますが、虫歯があるとホワイトニングは行わないことが多いです。基本的には、虫歯治療を優先します。虫歯治療のあと何も異常がなければ、続けてホワイトニングを受けられます。

虫歯があるからホワイトニングができないわけではありません。きちんと処置が終わればホワイトニングをできる場合が多いです。

虫歯や歯周病など、歯や歯茎にトラブルがある状態でホワイトニングをすると、薬剤がしみる恐れがあります。歯科医院では、ホワイトニング前に必ず口内に異常がないか検査しますが、何かトラブルが見つかった場合は、治療を優先する歯科医院が多いです。

虫歯があるとホワイトニングできない理由

WHYと書かれた木のブロックを机に並べる

虫歯があるとホワイトニングできない理由は、以下のとおりです。

・ホワイトニング時に痛みが出る恐れがある

・虫歯が進行する可能性がある

・詰め物が外れることがある

それぞれ詳しく解説します。

ホワイトニング時に痛みが出る恐れがある

歯科医院で使用されるホワイトニングの薬剤は高濃度のため、刺激が強いです。虫歯で歯に穴があいていると、ホワイトニングの薬剤が浸透したときに強い痛みを感じるかもしれません。

虫歯ができると、虫歯菌によって歯の表面のエナメル質が溶かされ、歯に穴があきます。健康な歯はエナメル質がしっかりあるので、温冷刺激などあらゆる刺激から歯を守っているのです。

しかし、虫歯によって一部のエナメル質が失われた歯は、エナメル質の奥にある象牙質(ぞうげしつ)や、神経が露出することがあります。象牙質や神経にホワイトニングの薬剤が直接触れると、強い痛みを感じるでしょう。

健康な歯には、ホワイトニングの薬剤を使用しても問題ありません。

虫歯が進行する可能性がある

ホワイトニングは、理想の歯の白さになるまで何度か行う必要があります。歯科医院でのホワイトニングの場合、一度の施術で白さを実感できる方もいるでしょう。

しかし、歯科医師の指導のもと自宅で行うホワイトニングは、効果を実感できるまで2週間〜2か月程度かかるケースが多いです。理想とする白さによっては、さらに長い期間が必要になるでしょう。

ホワイトニングの期間が長くなると、ホワイトニング中に虫歯が進行する恐れがあります。虫歯は、早期に治療を開始できれば歯を削る量が少なくなります。歯へのダメージも抑えられるでしょう。

症状が進行して神経まで到達すると、神経を抜く処置が必要となる場合が多いです。治療回数が増えて治療期間が延び、費用も高額になるでしょう。

最悪の場合、抜歯をしなければいけない可能性もあります。大切な歯を守るためにも、早期に虫歯治療始める必要があるのです。

詰め物が外れることがある

虫歯治療の際は、削った部分を保護するために仮の詰め物を装着することがあります。

型取りをした詰め物や被せ物の完成を待つ間に一時的に装着するのが一般的です。削ったあとの歯は、象牙質や神経などが晒された状態です。刺激から歯を守る、すき間から再び細菌感染を起こさないなどの目的で使用されます。

仮の詰め物を装着している状態でホワイトニングをすると、ホワイトニングの薬剤によって外れることがあるでしょう。詰め物が外れると、痛むなどのトラブルが起きる可能性が高いです。

そのため、ホワイトニングよりも虫歯治療を優先したほうがよいとされています。

虫歯治療後にホワイトニングするときの注意点

黄色い机に置かれた!マーク

虫歯の治療後のホワイトニングは、すべて健康な歯にホワイトニングをする場合とは異なり、気をつけなければいけない点があります。

代表的な注意点は、以下の2つです。

・天然歯以外は薬剤が作用しない

・神経がない歯は効果が出にくい

それぞれ詳しく解説します。

天然歯以外は薬剤が作用しない

ホワイトニングの薬剤は、天然歯にのみ作用します。虫歯治療を行ってレジンなどの詰め物をしている部分や、セラミックなどの被せ物をしている人工歯は白くなりません。

ホワイトニングは、歯の表面にあるペリクルという膜を剥がし、エナメル質に作用して歯を白く見せる施術です。

しかし、人工歯にはエナメル質が存在しないため、薬剤が作用しないのです。虫歯治療後の詰め物や被せ物がある歯にホワイトニングを行うと、白くなる部分とならない部分があるため、色ムラが生じることがあるでしょう。

神経がない歯は効果が出にくい

虫歯が進んで神経を抜く処置をした歯には、一般的なホワイトニングの効果が出にくいです。

神経を抜く際は、歯の内部にある血管も除去します。血液が循環しなくなるため、象牙質にあるコラーゲンが蓄積して歯が変色します。

神経を抜いたことで変色した歯に一般的なホワイトニングをしても、薬剤はエナメル質の表面にしか作用しません。歯の奥の変色までは改善できないのです。

ホワイトニング直後は白くなったと感じても、変色のスピードにホワイトニング効果が追いつかず、すぐに歯が変色する場合もあります。

虫歯治療後のホワイトニング方法

歯科医院で治療を受けて笑う男性

虫歯治療後の歯には、天然歯と比較するとホワイトニング効果が出にくい場合があります。虫歯治療後の歯を白くする方法はあるのでしょうか。

虫歯治療後のホワイトニング方法は、以下のとおりです。

・詰め物や被せ物を変える

・ウォーキングブリーチをする

それぞれ解説します。

詰め物や被せ物を変える

詰め物や被せ物をした歯と天然歯は、色ムラが生じることがあります。色ムラが気になる場合は、詰め物などを作り直して色を整えるとよいでしょう。

虫歯治療に使われることが多いレジンという歯科用プラスチックは、吸水性が高いため変色しやすいです。時間の経過とともに黄ばむため、特に色ムラが気になる場合が多いでしょう。

ホワイトニング後の歯の色に合わせて明るめの色に作り直す方法や、セラミックなどの変色しづらい素材で詰め物や被せ物を作り直す方法もあります。

虫歯治療後すぐにホワイトニングの予定がある場合は、虫歯治療時にホワイトニングの予定があることを歯科医師に伝えてください。ホワイトニングで希望する白さの人工歯を装着してもらうとよいでしょう。

ウォーキングブリーチをする

神経がない歯を白くするには、歯の内部から白くする効果があるウォーキングブリーチが効果的です。一般的なホワイトニングよりも、白さを実感できる可能性が高まります。

ウォーキングブリーチは、歯に穴をあけて高濃度の薬剤を入れる方法です。定期的に薬剤を交換しながら、徐々に歯を白くします。

ウォーキングブリーチは、失活歯とよばれる神経を失った歯にしかできない治療ですが、歯を削る・抜くことなく歯を白く見せられるでしょう。

ホワイトニング中の虫歯予防法

自分の歯を指さして笑う女性

ホワイトニング中に虫歯にならないために、できることはあるのでしょうか。基本的には通常時と変わらない、以下のような虫歯予防法が挙げられます。

・毎日の歯磨きを欠かさない

・歯科医院で定期検診を受ける

それぞれ解説します。

毎日の歯磨きを欠かさない

虫歯予防には、毎日の歯磨きが非常に重要です。食後は歯磨きをする習慣を身につけましょう。

歯磨きが不十分だと、虫歯の可能性を高めることはもちろん、歯の表面に汚れが長時間残ることで、黄ばむ原因にもなります。ホワイトニングの効果を十分に発揮するために、毎日の歯磨きは欠かせません。

フロスや歯間ブラシなど、細かい部分の汚れを落とせるアイテムも使うことで、しっかりと汚れを除去できるでしょう。

外食した際などすぐに歯磨きできない場合は、食後にうがいをしてください。ある程度の汚れを落とせます。

帰宅後など、歯磨きできる状況になったらすぐに歯磨きしてください。常に口内を清潔に保つことを意識しましょう。

歯科医院で定期検診を受ける

歯科医院でホワイトニングを受ける場合は、毎回歯科医師が口内をチェックします。

しかし、歯科医師の指導のもと自宅で行うホワイトニングは、虫歯などのトラブルがあってもご自身では気づけないでしょう。3か月に1回の頻度で、定期検診を受けてください。

定期検診では、口内にトラブルがないかを確認し、歯のクリーニングなどを行います。毎日歯磨きをしていても、落としきれない汚れがあります。歯科医院で定期的に掃除してもらいましょう。

汚れがあると、ホワイトニングの効果が十分に発揮されないこともあります。プロのクリーニングは、ホワイトニングの効果を高めるうえでも重要です。

定期検診を受けることは虫歯の早期発見にもつながるので、必ず受けてください。

まとめ

ホワイトニングを行って白くなった歯

ホワイトニング時に虫歯があると、基本的には虫歯治療を優先します。虫歯がある状態でホワイトニングをすると、ホワイトニングの薬剤がしみる、詰め物が外れる、虫歯が進行するなどのリスクが考えられるためです。

虫歯治療が終わって問題が起きなければ、ホワイトニングを開始できます。虫歯治療後にホワイトニングをするときは、ご紹介した注意点を参考にしてください。

歯のホワイトニングを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

気になる歯の黄ばみ!原因ときれいにする方法を解説!

2023年9月26日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

黄ばんだ歯を見せる女性の口元

「前よりも歯の黄ばみが目立つ」など、歯の黄ばみにお悩みではありませんか。白く美しい歯は清潔感があり、第一印象がよく見えます。歯が黄ばんでいると、老けて見える、清潔感がないように見えるなど、人に与える印象を左右するでしょう。

歯の黄ばみの原因は、加齢や歯の質による内的要因と、歯の表面についた汚れによる外的要因の2つです。歯の黄ばみの原因と、きれいにする方法を知ることで、白く美しい歯が手に入るでしょう。

今回は、歯の黄ばみの原因ときれいにする方法を解説します。自宅で歯の黄ばみをきれいにする方法や、予防法などもご紹介するので、歯の黄ばみにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

歯の黄ばみの原因

頭からモヤモヤを出して悩む女子

歯の黄ばみの原因は、以下のとおりです。

歯の質

生まれつき歯が黄ばんで見える方がいます。象牙質の黄ばみがもともと濃いことや、エナメル質が薄く内側の象牙質が透けやすいことなどが原因です。

歯は、内側にある柔らかい組織の象牙質と、歯の外側にあるエナメル質の2層から成ります。象牙質はもともと黄味がかった色をしているため、エナメル質から象牙質の色が透けて見えるのです。

エナメル質の厚さや象牙質の色味は、髪の毛や肌の色と同じく、個人差があります。生まれつき象牙質の黄ばみが濃い場合や、エナメル質が薄い場合、象牙質の色が透けやすいため、歯が黄ばんで見えるでしょう。

加齢

こどもの頃や若いときは歯が白くても、加齢とともに徐々に歯は黄ばみます。加齢によって、象牙質の黄ばみが濃くなるといわれているからです。

食事や歯磨きなどによってエナメル質が削れることも、象牙質の黄ばみが透ける原因になるでしょう。

飲食物の色素

歯の黄ばみの原因の多くは、飲食物の色素汚れ(ステイン)が付着することです。特に、コーヒーや紅茶などのカフェインが含まれたものや、赤ワインやチョコレートなどのポリフェノールが含まれたものは、歯が黄ばみやすいといわれています。

飲食物だけでなく、ケチャップやソース、カレー粉などの調味料も、歯の表面が着色しやすいため注意が必要です。

タバコ

タバコに含まれるタールが歯の表面に付着すると、歯が黄ばみやすくなります。タバコによる黄ばみは、付着したばかりのタイミングなら歯磨きで落とせますが、定着すると頑固な汚れとなります。歯磨きでは除去できないでしょう。

磨き残し

磨き残しである歯垢は、1~2日経つと黄ばみのある歯石に変わります。磨き残しが多いと、歯が黄ばみやすいといえるでしょう。

磨き残しは虫歯菌や歯周病菌の棲み処になるため、磨き残しを放置すると虫歯や歯周病になることもあります。虫歯は黒いイメージがあるかもしれませんが、初期の虫歯は白く濁っている場合や、黄ばんでいる場合があるのです。歯周病が進行して黄ばみのある歯石が歯を覆うと、全体的に歯が黄色く見えるでしょう。

歯科医院で歯の黄ばみをきれいにする方法

歯科医院で歯の状態を見る女性

歯科医院で歯の黄ばみをきれいにする方法は、以下の2つです。

クリーニング

黄ばみの外的要因である着色や歯垢・歯石などの歯の表面についた汚れは、時間が経てば経つほど定着し、歯磨きでは取れなくなります。歯の表面についていた汚れが、時間が経つごとに内部にまで浸透することもあるでしょう。

歯磨きで取れない汚れは、歯科医院で定期的にクリーニングを受けて取り除かなければいけません。歯科医院では、超音波の機械を使って歯垢や歯石を効果的に取り除きます。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、歯磨きでは取れない汚れを徹底的に落とせます。歯の表面に汚れをつきにくくする効果もあるので、定期的にクリーニングを受けることで歯の黄ばみを予防できるでしょう。

ただし、歯科医院で行うクリーニングは、黄ばみの原因となる歯の表面についた汚れを落とす方法です。もともとの歯の色よりも白くできるわけではありません。

ホワイトニング

加齢やもとの歯の質などによる歯の黄ばみは、歯磨きやクリーニングなどでは改善できません。体質や歯の質による内的要因で歯の黄ばみがある場合、歯科医院でホワイトニングを受けるとよいでしょう。

ホワイトニング剤を歯の表面に塗ることで、歯の黄ばみを分解して歯の内側から漂泊できるため、もとの歯よりも白くできます。

ただし、ホワイトニングの効果は、個人差があります。1回の施術で白さを実感できる方もいれば、複数回施術が必要な方もいるでしょう。

ホワイトニングで黄ばみをなくせるかどうかは個人差がありますが、繰り返すことで確実に歯は白くなります。加齢やもとの歯の質による黄ばみに悩んでいる方や、自分の歯の色よりも白くしたい方は、検討するとよいでしょう。

自宅で歯の黄ばみをきれいにする方法

自宅で歯を磨く女性

自宅で歯の黄ばみをきれいにする方法は、以下の2つです。

磨き残しをなくす

歯の表面に着色や歯垢・歯石などの汚れがついた状態が続くと、定着して歯ブラシでは取り除けなくなります。歯が黄ばむ原因になるでしょう。そのため、毎日の歯磨きでできるだけ磨き残しをなくすことが大切です。

歯1本につき10~20往復を目安に、1本1本丁寧に小刻みに磨きましょう。汚れを取ろうと力を入れすぎて磨くと、歯の表面にこまかな傷がつき、余計に着色がつくかもしれないので注意してください。力が入りにくい鉛筆持ちで歯ブラシを持ち、歯ブラシの毛先が曲がらない程度の優しい力で磨きましょう。

歯ブラシだけでは大まかな汚れしか落とせないため、歯と歯の間や歯と歯茎の境目などには、歯間ブラシやフロスなどを使ってください。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う

毎日使用する歯磨き粉を「ステイン予防」「ホワイトニング効果」など、着色予防効果のあるものに変更するのも効果的です。毎食後に着色予防効果のある歯磨き粉を使うことで、飲食物の色素のよる汚れを落とし、歯の黄ばみを予防できるでしょう。

しかし、着色予防の効果はあっても、もとの歯の色よりも白くできる効果はありません。過度な期待はせず、あくまでも着色の予防として使いましょう。

市販の着色予防効果のある歯磨き粉には、研磨剤が入っていることがあるため注意が必要です。研磨剤は汚れを効率的に落とせますが、毎日使用することで歯の表面にこまかな傷がつくことがあります。

歯の黄ばみを予防するための歯磨き粉は、着色予防効果のある研磨剤が入っていないものを選ぶとよいでしょう。

歯の黄ばみを予防する方法

顎に手を当てて考える男女

日頃からできる歯の黄ばみを予防する方法をご紹介します。

黄ばみやすい飲食物を避ける

カフェインやポリフェノール、カテキンが含まれる飲食物や、色の濃い飲食物を避けましょう。歯が黄ばみやすい飲食物を避けることで、歯の黄ばみを予防できます。

コーヒーや紅茶、緑茶、赤ワイン、チョコレート、ミートソース、カレー、キムチなどは避けるとよいでしょう。豆腐や豆乳は色が白いですが、ポリフェノールの一種であるイソフラボンが含まれているため、歯が黄ばみやすいです。

しかし、色の濃い飲食物をすべて避けることは難しいです。コーヒーやチョコレートなどのお菓子や嗜好品などは1日1回だけと決めるなど、まずは頻度を控えるとよいでしょう。

着色しやすい赤ワインを白ワインや焼酎に変更するなど、同じアルコールでも色が薄いものに変更することも効果的です。

こまめに歯を磨く

歯の表面に汚れが付着している時間が長ければ長いほど、歯が黄ばみやすいといえます。何か飲食したあとは、できるだけ歯磨きをするとよいでしょう。毎食後すぐに歯を磨くことで、歯の黄ばみを予防できます。

しかし、忙しいときや外出先など、毎食後歯を磨くことが難しい場合もあるでしょう。歯磨きをできないときは、うがいをする、水を飲むなどで対応してください。

よく噛んで食べる

唾液には汚れを洗い流す効果があります。よく噛んで食べることで唾液の分泌を促せば、歯の黄ばみを防げるでしょう。

食事のあとに歯磨きできないときは、ガムを噛んで唾液の分泌を促すのも効果的です。

また、口内が乾燥していると歯の表面に着色汚れがつきやすく、歯が黄ばみやすいといえます。そのため、こまめに水分を補給することも歯の黄ばみ予防に効果があるでしょう。

禁煙する

タバコも歯の黄ばみの原因です。タバコに含まれるタールは時間が経つと歯の表面に定着するため、歯ブラシで落とすのが難しくなります。

歯の黄ばみを防ぐという点では禁煙するのが望ましいです。難しい場合は、こまめに歯磨きを行いましょう。定期的に歯科医院でクリーニングを受けることも忘れないでください。

定期的に歯科医院でクリーニングを受ける

定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、歯ブラシだけでは取り除けない汚れを徹底的に落とし、歯の黄ばみを予防できます。プロによるクリーニングを受けることで、歯の表面の着色汚れを予防する効果もあるため、歯が黄ばみにくくなるでしょう。

虫歯菌や歯周病の温床となる磨き残しを除去することで、虫歯や歯周病を予防できます。口内の健康を維持することにもつながるでしょう。

歯の黄ばみを予防するだけでなく、口内の健康を守るためには定期検診が欠かせません。何も症状がなくても、3~4か月に一度の頻度で通いましょう。

まとめ

鏡で歯の状態を確認する女性

歯の黄ばみの原因は、加齢や歯の質などによる内的要因と、着色や歯垢・歯石などによる外的要因の2つがあります。

歯の黄ばみの原因が着色や歯の汚れによるものであれば、毎日の歯磨きを丁寧に行うこと、歯科医院でクリーニングを受けることで、歯の黄ばみを改善できます。加齢や歯の質によって黄ばんでいる場合、歯の汚れを落としても黄ばみをなくすことは難しいため、歯科医院でホワイトニングを受けるとよいでしょう。

歯の黄ばみの原因はさまざまですが、どんな方でも飲食物や加齢によって徐々に黄ばみます。歯が黄ばむ原因を知り、黄ばみを予防することが重要です。定期的に歯科医院でクリーニングを受けることも大切でしょう。

歯の黄ばみが気になる方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

ホワイトニングができない人・白くできない歯について詳しく解説!

2023年9月12日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

歯の色のサンプルを並べる

ホワイトニングを行うと、ご自身の本来の歯の色よりも白くできます。歯の黄ばみに悩んでいる人に向いている施術です。

しかし、ホワイトニングはすべての人に効果がある方法ではありません。歯の質や体質などによって、ホワイトニングできない人がいるのです。

今回は、ホワイトニングができない人やホワイトニングの効果が出ない歯について解説します。ホワイトニングできない人が歯を白くする方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングとは?

オフィスホワイトニングを受ける女性

ホワイトニングとは、加齢や着色汚れによる歯磨きでは落とせない歯の黄ばみを、薬剤を使って除去する方法です。

歯の表面に過酸化水素という薬剤を塗布することで、黄ばみを分解して漂泊します。そのため、歯の黄ばみを落とすだけでなく、本来の自分の歯の色よりも白くできることが特徴です。

人体に害を及ぼさない程度の濃度の薬剤を使用するため安全ですが、歯の状態や体質などによっては悪影響を及ぼすことがあります。そのため、すべての人がホワイトニングできるわけではなく、お口や体の状態によってホワイトニングできないことがあるでしょう。

ホワイトニングができない人とは?

体の前でバツを作る女性

ホワイトニングできない人は、以下のとおりです。

18歳未満のこども

乳歯や生えたばかりの永久歯には、ホワイトニングの薬剤によるリスクがあると考えられています。そのため、18歳未満のこどもはホワイトニングを受けられません。

乳歯は永久歯よりも色が白いことが多いため、こどもの歯の黄ばみは着色汚れが原因といわれています。こどもの歯の黄ばみが気になる場合は、よく歯を磨く、歯科医院でクリーニングを受けるなどして対処しましょう。

虫歯や歯周病がある人

虫歯や歯周病がある場合、ホワイトニングの薬剤の影響で歯がしみる可能性や、歯や歯茎に炎症が起きる可能性があります。虫歯や歯周病の治療が終わればホワイトニングできることが多いので、まずは歯科治療を受けましょう。

妊娠中・授乳中の人

ホワイトニングの薬剤によって、胎児や乳児、母体に影響が出る可能性があるため、妊娠中や授乳中の人はホワイトニングできません。

つわりが起きやすい妊娠初期や育児が忙しい乳幼児期は、歯磨きが丁寧にできない場合や、定期的な通院が難しい場合も多いです。妊娠中や授乳中に歯の黄ばみが気になる原因は、着色汚れの可能性が高いでしょう。まずは歯科医院でクリーニングを受けるとよいでしょう。

歯にヒビがある人や知覚過敏の人

噛む力が強い、食いしばりがあるなどが原因で歯に細かなヒビがある人や、知覚過敏の症状がある人は、ホワイトニングできないことがあります。ホワイトニングの薬剤により歯がしみる・痛む症状が出ることがあるためです。

歯がしみるのは、エナメル質の下にある象牙質に刺激が伝わることが原因です。噛む力の強さや食いしばりなどが原因でエナメル質にヒビが入っている場合や、加齢や歯周病の影響で歯茎が下がって象牙質が露出している場合、ホワイトニングの薬剤の刺激が象牙質に伝わりやすいでしょう。そのため、知覚過敏の症状が出るのです。

ただし、ホワイトニングの薬剤の種類を変更したり薬剤の濃度を低くしたりすると、ホワイトニングできることもあります。歯がしみる症状が出やすい人や知覚過敏の症状がある人は、一度歯科医師に相談するとよいでしょう。

無カタラーゼ症の人

体内でカタラーゼという酵素を作れない疾患がある人の場合、ホワイトニングできません。オフィスホワイトニングでは歯の表面に過酸化水素を塗布しますが、無カタラーゼ症の人は過酸化水素を分解できないのです。

過酸化水素は少量であれば体に害はありませんが、無カタラーゼ症の人の場合、過酸化水素を分解できず、口内がただれる可能性があります。最悪の場合、口内の細胞が壊死する危険性があるでしょう。

光線過敏症の人

光線過敏症とは、日光によって肌に赤みや腫れ、かゆみなどの症状が出る疾患です。

オフィスホワイトニングの場合、歯の表面に薬剤を塗布したあと、光を照射することで歯を白くします。照射される光は日光とは違いますが、光線過敏症の人の場合、体に悪影響が出る可能性があるため、ホワイトニングできません。

成長が不十分な歯がある人

エナメル質形成不全や象牙質形成不全など、成長が不十分な歯の場合、歯に強い痛みがでることがあります。成長が不十分な歯がある人は、ホワイトニングできないので注意してください。

ホワイトニングで白くできない歯とは?

顎に手を当てて考える女性

ホワイトニングの薬剤で白くできない歯は、以下のとおりです。

虫歯治療した歯

ホワイトニングの薬剤は天然歯にしか反応しないため、虫歯治療したことのある歯の詰め物や被せ物はホワイトニングできません。

部分的にレジン(白い詰め物)やインレー(部分的な詰め物)がある場合、ホワイトニングによって白くなった自分の歯と詰め物の色に差が生まれることがあります。被せ物の場合も、隣の歯の色と差が生まれるでしょう。

神経のない歯

天然歯でも、神経が死んでいる歯にはホワイトニングの薬剤が反応しないため、神経のない歯はホワイトニングできません。

神経のない歯を白くしたい場合、歯の表面に薬剤を塗るオフィスホワイトニングやホームホワイトニングではなく、歯の中に薬剤を詰めるウォーキングブリーチという方法が適しています。

テトラサイクリンの影響がある歯

こどもの頃に服用した抗生物質の影響で変色した歯は、ホワイトニングの薬剤が効きにくいためホワイトニングできないことがあります。

軽度の変色であれば通常よりも長期間かけてホワイトニングすれば効果が出ることもありますが、グレーっぽく暗く変色している場合には、ホワイトニングの薬剤の効果が出ないことが多いです。

ホワイトニングができない人が歯を白くしたい場合はどうする?

ホワイトニング用のマウスピース

歯の質や体質によってホワイトニングできない人が歯を白くする方法は、以下のとおりです。

ホームホワイトニングをする

過酸化水素や光照射が原因でホワイトニングできない場合、ホームホワイトニングであれば行えます。

オフィスホワイトニングで使用する薬剤には過酸化水素が含まれますが、ホームホワイトニングでは過酸化尿素が含まれた薬剤を使用します。そのため、無カタラーゼ症の人でもホームホワイトニングは実施可能です。

オフィスホワイトニングよりもホームホワイトニングで使用する薬剤のほうが濃度が低いので、歯がしみる症状が出やすい人や歯にヒビが入っている人、知覚過敏の症状がある人でもホワイトニングできることがあります。

歯の質や体質によってホワイトニングできない人は、施術方法を変えることでホワイトニングできることがあります。まずは歯科医師に相談するとよいでしょう。

セラミック治療を受ける

虫歯治療をしたことがある歯やホワイトニングできない歯でも、セラミック治療を受ければ白くできます。

もともと詰め物や被せ物をしている場合、セラミックのインレー(詰め物)やクラウン(被せ物)にやり替えするとよいでしょう。歯の表面を一層削り、つけ爪のようにセラミックを貼り付けるラミネートべニアという方法もあります。

ただし、健康な歯を削る必要がある、歯を削ることで歯がしみることがある、虫歯になりやすくなるなどのリスクがあるため注意してください。

まとめ

ホワイトニングで白くなった歯のビフォアアフター

ホワイトニングは歯の表面に過酸化水素という薬剤を塗布することで、歯磨きだけでは取れない歯の黄ばみを分解し、本来の自分の歯の色よりも白くできる方法です。

ホワイトニングの薬剤による体へのリスクがある、18歳未満のこどもや妊娠中・授乳中の人、無カタラーゼ症の人はホワイトニングできません。ホワイトニングの薬剤によって歯がしみるなどの影響がでやすい、虫歯や歯周病の人や知覚過敏の症状がある人も、ホワイトニングは避けたほうがよいでしょう。

歯の質や体質によってオフィスホワイトニングできない人は、ホームホワイトニングを実施できることがあります。セラミック治療を受けることも方法の一つです。

ホワイトニングができない人でも歯を白くできることがあるので、歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。

歯のホワイトニングを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

歯のホワイトニングの費用はどれくらい?保険適用についても解説!

2023年7月14日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

ホワイトニングのビフォアアフター

「ホワイトニングに興味があるけれど費用はどのくらいかかるのだろう」「ホワイトニングは保険適用される?」などの疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、歯の4種類のホワイトニングの方法と、かかる費用、保険適用になるのかどうかを解説します。それぞれのホワイトニング方法や費用について理解することで、継続しやすいホワイトニング方法が見つかるでしょう。自分に合ったホワイトニングで、白く輝く歯を手に入れてください。

歯のホワイトニングの費用

黄色い机に置かれた?のブロックとコイン

ホワイトニングには、以下の4種類があります。

・オフィスホワイトニング

・ホームホワイトニング

・デュアルホワイトニング

・セルフホワイトニング

それぞれのホワイトニングの費用と特徴を解説します。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。歯科医師が歯の状態をチェックし、歯の表面の汚れを落とす事前クリーニングや歯を漂白するホワイトニングなど、一連の流れを全て歯科医院で行います。費用相場は、10,000~70,000円程度で、使用する薬剤や機材によって変動します。

オフィスホワイトニングのメリットは、歯科医師や歯科衛生士などの専門職しか扱えない薬剤や機材を使った施術を受けられるため、効果を感じやすい点です。

しかし、漂白作用がある成分の濃度が高い薬剤を使用するため、痛みが出る場合もあることがデメリットでしょう。

施術時間は30分~1時間程度で、通院回数は歯科医院によって異なります。通院予定の歯科医院に確認するとよいでしょう。

オフィスホワイトニングの効果の持続期間は3~6か月程度で、歯の表面の漂白効果が落ちてきた頃に、メンテナンスを受ける必要があります。メンテナンスでは、歯の着色状態に合わせ、初回と同様の施術内容を実施する場合や照射回数を減らして実施する場合があります。メンテナンスにかかる費用は施術内容によって変動するので、歯科医院に確認しましょう。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、専用の薬剤とマウスピースを使用して自宅で行うホワイトニングです。費用相場は25,000~50,000円程度です。費用の内訳は、マウスピース作成に15,000〜40,000円程度、薬剤(7日分×2)が10,000円程度となります。

マウスピースの装着時間は1日1~2時間程度で、効果を実感できるまでには早くても2週間程度を要する場合が多いです。自宅で安全に実施できるように、ホームホワイトニングで使用する薬剤の漂白成分の濃度は低いため、効果が実感できるまでに時間を要します。

自宅で手軽にホワイトニングができますが、効果が出るまで継続したホワイトニングの実施が必要で、実施中はカレーやコーヒーなどの色素が濃い食べ物を控えるなどの飲食制限が必要なため、面倒に感じる方も少なくありません。

また、薬剤の量や使用方法を間違えると、仕上がりの白さにムラが出る場合や、歯茎に炎症が起きる場合があります。使用方法を必ず守ってホワイトニングを実施しましょう。

ホームホワイトニングの効果の持続期間は6か月~1年程度と、比較的長い期間持続するとされています。ホームホワイトニングは、歯の内側の象牙質から徐々に白くしていくため、比較的長い期間の効果持続が期待できるのです。そのため、メンテナンス費用を抑えられる傾向があります。年に一度メンテナンスを行った場合、年間のメンテナンス費用は薬剤代の10,000円程度です。

ホームホワイトニングは、自宅でのホワイトニングの実施が苦にならず、長期間の効果を望む方に向いている方法といえます。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングとは、歯科医院でのオフィスホワイトニングと自宅でのホームホワイトニングを併用する方法です。まず、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士によるホワイトニングを受け、そのあとホームホワイトニングを繰り返すことで、より高い効果を期待できます。

デュアルホワイトニングの費用相場は、50,000~80,000円程度です。2種類のホワイトニング方法を併用するため、ほかの施術方法よりも高額になる傾向があります。

しかし、ほかの方法と比較して、効果が最も長いことがメリットです。デュアルホワイトニングの効果の持続期間は1~2年程度とされています。2年に一度のメンテナンスが必要ですが、メンテナンス時にはマウスピースの作成代がかからないため、初回よりも費用を抑えられるでしょう。

高く長期間の効果を期待する方は、デュアルホワイトニングを検討するとよいでしょう。

セルフホワイトニング

セルフホワイトニングは、美容サロンで自分で行うホワイトニングです。美容サロンは医療機関ではないため、歯科医師や歯科衛生士は在籍していません。サロンスタッフから手順の説明を受け、溶液の塗布やLED照射を自分で行います。歯科医師や歯科衛生士ではないスタッフが施術として口の中を触るのは違法行為にあたるため、自分で行う必要があるのです。

セルフホワイトニングの費用は2,000~5,000円程度でしょう。1回の施術時間は30分程度で、LED照射を2回程度繰り返す方法が一般的です。

美容サロンでは、歯科医院のように漂白効果のある薬剤は取り扱えないため、本来の白さに近づけるクリーニングの意味合いが強いです。持続期間は2~3週間程度のため、徐々に色戻りがみられます。効果を維持するためには、定期的な施術が必要になるでしょう。

月に2回のペースでセルフホワイトニングを利用した場合、年間のメンテナス費用は48,000~120,000円です。1回あたりのホワイトニング費用を抑えられるため、お試しでホワイトニングを受けてみたい若年層を中心に需要が高まっています。

歯のホワイトニングの費用を決める要素

机に置かれた手帳とペンと電卓

ホワイトニングの費用を決める要素は、以下の4つです。

・ホワイトニング方法

・メンテナンス費用

・使用する薬剤の種類と濃度

・クリーニング費用

前項で解説したとおり、それぞれのホワイトニングで使用する薬剤や機械、メンテナンス期間などが異なるため、費用に差が生じます。そのなかでもホワイトニングの費用を大きく左右するのは、使用する薬剤の種類と濃度です。

ホワイトニングの薬剤には2種類あります。歯の汚れを落とす薬剤と、歯を漂白する薬剤です。

歯を漂白する薬剤は歯科医師の診察と処方が必要なため、高価になる傾向があります。また、高濃度の薬剤は厚生労働省の許可を得て海外から輸入する必要があるため、高価になるのです。

白い歯を維持するには、3~6か月に一度を目安に、歯科医院で定期的なクリーニングを受ける必要があります。クリーニング費用は、種類や範囲によって異なるため、歯科医院に確認するとよいでしょう。

歯のホワイトニングは保険が適用される?

斜め上を見て顎に手を当てた考える女性

ホワイトニングは保険適用外です。

歯科で保険が適用されるのは、虫歯治療をはじめとした歯の機能を回復させるための処置です。ホワイトニングは審美目的のため、健康保険の対象外となります。ホワイトニングの費用に幅があるのも、ホワイトニングが保険診療ではなく自由診療のためです。

ホワイトニングの種類や使用する薬剤によっても費用が変動するため、歯科医院に詳細を確認し、自分が安心して施術を受けられる歯科医院を選びましょう。

歯のホワイトニングの効果を長持ちさせるためのコツ

TIPSと書かれた手帳とバインダー

歯のホワイトニングの効果を持続させるコツは、以下のとおりです。

・色素の濃い食品を控える

・こまめに歯を磨く

・喫煙を控える

・飲食前に水を飲む

・定期的にクリーニングを受ける

それぞれ解説します。

色素の濃い食品を控える

ホワイトニング効果を持続させるために、色素の濃い食品の飲食を控えましょう。色素の濃い食品は歯に浸透しやすいため、歯が着色して色戻りを早めます。

注意が必要な食品として、以下が挙げられます。

・カレー

・ミートソース

・コーヒー

・紅茶

・赤ワイン

上記のような色素の濃い飲食物を摂取した場合は、なるべく早めに歯磨きをしましょう。仕事や外出先などで歯磨きが難しい場合は、水でうがいするだけでも着色予防の効果が期待できます。

こまめに歯を磨く

歯の白さを維持するためには、こまめな歯磨きが必要です。食べかすなどが歯のすき間や表面に付着していると、歯の色素沈着に繋がります。

特に、ホームホワイトニングをしている方は、口の中に汚れが残っていると薬剤の浸透を妨げ、ホワイトニングの効果にムラが出る可能性があります。ホームホワイトニングを実施する前に、念入りに歯磨きをしましょう。

歯磨き粉の選び方にもポイントがあります。研磨剤入りの歯磨き粉は歯の表面を傷つけ、色素沈着しやすい状態を作り出す可能性があります。研磨剤入りの歯磨き粉は避けたほうがよいでしょう。色素沈着の予防には、950ppm以上のフッ素が高濃度に配合された歯磨き粉が適しています。歯の表面をフッ素でコーティングすることで、色素沈着を予防できるでしょう。

喫煙を控える

ホワイトニングの効果を持続させるには、喫煙量を減らす必要があります。

タバコに含まれるタールは黒みがかった茶色のため、色素が付着しやすいです。タールは、粘着性があり食べかすなどを吸い付けやすく、歯に色素が付着する一因となります。

禁煙や減煙が難しい場合は禁煙外来などを利用しながら、タバコの量を減らしていくとよいでしょう。

飲食前に水を飲む

ホワイトニングの効果を持続させるためには、食事の前に水分を摂り、歯を湿らせることも有効です。

唾液量の低下によって歯の表面が乾燥していると、着色汚れが付着しやすくなります。唾液は、食べかすを洗い流す自浄作用を持ち、口の中を清潔に保つ重要な役割があります。歯の表面に膜を張ってくれる牛乳を飲む、ガムを噛んで唾液の分泌を促すことも、着色汚れの予防に役立つでしょう。

定期的にクリーニングを受ける

ホワイトニングの効果を持続させるには、歯科医院での定期なクリーニングが必要です。

歯と歯の間や、前歯の裏側などは歯磨きがしづらく、セルフケアで完全に歯垢や着色汚れを防ぐのは困難です。歯科医院でのクリーニングでは、歯の表面についた茶渋やコーヒーなどの着色汚れを落とし、表面の汚れや黄ばみも除去できます。3〜6か月に一度を目安に歯科医院でのクリーニングを受け、ホワイトニングの効果を維持しましょう。

まとめ

自分の歯を指さして笑う女性

今回は、歯のホワイトニングの方法と費用、保険が適用されるのかどうかについて解説しました。

ホワイトニングには、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニング・セルフホワイトニングの4種類があり、施術方法や薬剤の違いから費用に差が生じます。

ホワイトニング後の白い歯を維持するには、定期的なメンテナンスと歯科医院でのクリーニングが必要です。ホワイトニングは審美目的で行われるため保険は適用されず、費用が高額になります。歯科医院によって費用が異なるので、事前に確認するとよいでしょう。

ホワイトニング効果を持続させるには、こまめな歯磨きに加え、カレーやコーヒーなどの色素の濃い食品を避ける、飲食前に水を飲む、減煙するなどが効果的です。

ホワイトニングは方法、によって費用に差がありますが、いずれも継続したメンテナンスやクリーニングが欠かせません。ホワイトニングの効果を維持するために、日頃から歯の着色予防を意識した生活を心がけましょう。

歯のホワイトニングを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。