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急に歯が痛む原因と対処法 (応急処置を含めて)

こんにちは。鳥取市東町にある『山根歯科医院』です。

歯の痛みが突然襲ってきた経験はありませんか?

虫歯になって痛がる女性

当院でも激痛や頬が腫れたりする患者様が来院されます。このような時どう対応すべきでしょうか?また、歯科医院での応急処置についてお話しします。まず、歯が急に痛む原因を考えなければなりません。 歯が急に痛む原因には、次のことが考えられます。虫歯・歯周病・知覚過敏症・ 智歯歯周炎・根尖性歯周組織炎・歯根破折などが挙げられます。

急に歯が痛む原因

虫歯

歯が急に痛む原因として最も一般的なのは、虫歯の進行によるものです。虫歯は、C 1 ~C 2ぐらいの進行度で強い痛みが出ないことが多いですが、虫歯が歯の神経まで到達してくると、激しい痛みを生じることがあります。虫歯が原因で強い痛みが生じてくる場合は、歯髄炎と判断し抜髄(根管治療)を行うことが多いです。

C1
C2
C3

・歯周病

歯周病が原因と考えられる場合、歯垢や歯石の蓄積が原因で起こることが多いです。口腔ケアをしっかり行ない、定期検診において、歯科医院で歯石除去を行う必要があります。ただ、歯周病が重症化すると歯茎の腫れや歯の動揺などの症状が現れてきます。歯の動揺がひどい場合は、歯周病がかなり進行しており、抜歯になることが多いです。歯周病は、日本人の約7割が発症していると言われています。歯科医院での定期的チェックはもちろんのこと、少しでも違和感を感じたら歯科医院での受診をおすすめします。

歯周病

・知覚過敏症

歯の神経が刺激を受けやすくなり、冷たいものや、熱いものにしみることがあります。知覚過敏症の原因としては、くさび状欠損のような、歯の表面の摩耗が原因とされています。知覚過敏症の対処法としては、適切な歯磨きやフッ素含有の歯磨剤の使用がお勧めです。 ただ、知覚過敏症の症状が強い場合は、 根管治療をしなければなりません。 早期発見・早期治療か大切です。

虫歯でマウスピース矯正が後戻りして気にする女性

・智歯歯周炎

親知らずがある場合、歯肉や隣の歯を押してしまい、強い痛みを生じることがあります。特に親知らずが斜めに生えている場合は、歯磨きをしても汚れを除去することが困難な場合があります。その場合は親知らず付近の歯肉が炎症を起こし、激痛を生じたり腫れたりすることがあります。強い症状が出た場合は、抗生剤・鎮痛剤を投与し、炎症を軽減させた後に親知らずを抜歯することが多いです。

鳥取市 歯医者 親知らず

・根尖性歯周炎

根尖性歯周炎は、歯の根の先に感染が起こることによって引き起こされます。根尖性歯周炎になると歯の根尖部の歯肉が腫れたり、強い痛みが生じることがあります。特に、噛んだ時に激痛が生じることが多く、食事の時に物が噛めないということが起こってきます。治療法としては、根管治療を行うことになります。また、抗生物質や鎮痛剤の投与も必要になってきます。

・歯根破折

歯根破折の原因は、主に外部からの衝撃や歯ぎしり食いしばりなど過度の咬合力によって起こります。特に、根管治療を行った歯は、歯質の強度が低下しているため、強い力が加わると破折の原因となります。歯根破折が起こると破折部から細菌が入り、感染し歯肉が腫れたり強い痛みが生じてきます。歯根破折の場合は、抜歯になるケースが多いです。よくあるケースでは、歯が突然痛み出したので歯科医院で診てもらうと、「抜歯しなければなりません」と言われ、「いきなり抜歯と言われても 」と驚かれる方もいらっしゃいます。ただ、歯根破折で抜歯する人は、少なくありません。歯を失う原因として、1位は 歯周病 、2位は虫歯 、3位が歯根破折です。今後は、メンテナンスが普及し歯周病や虫歯のリスクが低下すると歯根破折が抜歯の原因のトップになる可能性があるかもしれません。

急な痛みを和らげる方法

応急処置についてお話しします。主な方法として、次のものがあげられます。優しく歯を磨く・ぬるま湯でうがいをする・鎮痛剤を服用する・食事の工夫をする・歯科医院を受診する・患部を冷やす などです。

・優しく 歯を磨く

歯垢やプラークを除去することにより、外部の刺激を軽減し痛みを緩和することができます。硬い歯ブラシや過度な力で歯磨きをしないようにしてください。軽い力で歯磨きを行うようにしてください。

・ぬるま湯でうがいをする

急な歯の痛みを和らげる方法としては、まず ぬるま湯でうがいをすることです。できれば、ぬるま湯に塩を少々溶かし、うがいをすることをお勧めします。塩水には、殺菌作用があり口腔内の細菌を減少させる効果があります。そのことにより、炎症を抑え痛みを緩和することが期待できます。ただし、強くうがいすると刺激が強くなるので、ゆっくりとうがいをしてください。

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・鎮痛剤の服用

急な歯の痛みを和らげる方法として、鎮痛剤の服用があげられます。鎮痛剤の服用には、用量を考えなければなりません。過剰に摂取すると胃腸障害を起こすことがあります。必ず医師の指示に従って正しい薬の選択、そして適切な量を服用してください。

・食事の工夫

歯の痛みがある時は、食事も気をつけなければなりません。固い食べ物や刺激の強い食べ物できるだけ 控えてください。

・歯科医院を受診

急な歯の痛みを和らげる方法として、まずは、歯科医院を受診することです。歯の痛みの原因を正確に把握し、適切な治療や処置を受けなければなりません。よくあるケースでは、「鎮痛剤を服用し、歯の痛みがなくなったので大丈夫。」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 鎮痛剤の服用で一時的に痛みがなくなっても、再度痛み始める可能性があります。また、口腔内の疾患がさらに進行することもあります。早期発見・早期治療は、いつも念頭に入れていただきたいと思います。

・患部を冷やす

歯の痛みの初期対応として、患部を冷やすことです。アイスパックや保冷剤をタオルでくるみ、患部を冷やしてください。ただし、長時間冷却することは注意しなければなりません。数分間、患部を冷却し、 5分間休憩し、また数分間冷やす。という感じで行ってください。冷却によって血管を収縮し、炎症や腫れが抑制され痛みが少し和らぐことができます。

急に歯が痛んだ時にしてはいけないこと

患部を触る・お酒を飲む・お風呂に長く入るなどです。

・患部を触る

歯が痛い時、患部が気になって指で触ったりする方がいらっしゃいます。患部を手や指で触ると雑菌が入って炎症を起こす可能性があります。また、歯を強く噛んだりすると痛みがさらに強くなることがあります。痛む歯においては、刺激を与えたり負担をかけないように気をつけてください。

・お酒を飲む

歯の痛みがある場合は、お酒は控えてください。アルコールは、血管拡張作用をもたらし、口腔内に流れる血液の量が増え痛みが強くなることがあります。

・お風呂に長く入る

入浴も飲酒と同様に血管拡張作用があり、痛みが強くなることがあります。お風呂においては、入浴ではなくシャワー 程度にするか、もしくは、ぬるいお湯に短時間入浴をおすすめします。入浴時間は、最小限にすることをお勧めします。

まとめ

歯がズキズキ痛んだ時の応急処置として、優しく歯を磨く、鎮痛剤の服用、食事の工夫、ぬるま湯でうがいをすること等が、基本となります。 しかし、これらは単なる一時的な対処法です。なぜかというと、痛みの原因を確定し、その原因に対して適切な治療を行わなければ、完全な解決には至りません。そのためには、早めに歯科医院を受診し、適切な治療を受けていただくことをお勧めします。

ズキズキした痛みから解放され、いつまでも 口の中の健康を維持してもらいたいと思っています。

歯の痛みによる虫歯治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

鳥取市 歯医者 検診
山根歯科医院

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

乳歯の虫歯は放置しても大丈夫?治療しないリスクを解説

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

乳歯が虫歯になった男の子

お子さまの乳歯に虫歯が見つかっても「どうせ永久歯に生え変わるから、そのままにしておこう」と考える保護者の方もいるかもしれません。

しかし、乳歯の虫歯を放置すると、次に生えてくる永久歯や、将来の歯並びにまで悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、乳歯が虫歯になりやすい理由と、治療せずに放置するリスクについて解説します。お子さまが虫歯治療を嫌がる場合の工夫や虫歯の予防策についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

乳歯は虫歯になりやすい?

乳歯は虫歯になりやすいか考える親子

乳歯は、永久歯に比べて虫歯になりやすいといえます。ここでは、乳歯の虫歯のリスクが高くなる理由について解説します。

エナメル質が薄い

乳歯は、永久歯と比べてエナメル質が薄いという特徴があります。エナメル質は、歯の表面を覆っている硬い組織です。細菌や熱による刺激などから、歯の内側の象牙質や神経を守る役割を担っています。

しかし、エナメル質は酸に対しては強くありません。虫歯は、細菌が糖分をエサとして酸をつくり出し、エナメル質を溶かすことで発生します。

乳歯のエナメル質は、永久歯のエナメル質と比べて半分ほどの厚みしかありません。そのため、酸によってエナメル質に穴が空きやすく、虫歯が発生しやすいのです。

歯磨きが上手にできない

乳歯の生えている12歳頃までの子どもは、歯磨きが上手にできないケースがほとんどです。特に低年齢の子どもは、歯磨きの必要性を十分に理解できず、保護者による仕上げ磨きも嫌がる場合があります。

毎日の歯磨きが十分にできていない場合、細菌が繁殖して虫歯のリスクが高まります。

甘い食べ物や飲み物を好む

子どもの食生活も、乳歯が虫歯になりやすい理由のひとつです。甘い食べ物や飲み物を好んで頻繁に摂取する場合、口の中が酸性に傾き、歯が溶けやすい状態が続きます。

飴やキャラメルなど、口の中に糖分が残りやすいお菓子を食べたり、だらだらとお菓子やジュースを口にしたりする習慣も虫歯のリスクを高めます。

乳歯の虫歯を治療しないことによるリスク

乳歯の虫歯を放置して体調が悪くなった男の子

「乳歯はいずれ抜けるから問題ない」と考えて放置すると、永久歯に生え変わったあともさまざまなトラブルを引き起こしかねません。ここでは、乳歯の虫歯を治療しないことによるリスクについて解説します。

心身に悪影響を及ぼす

虫歯が神経に到達すると、強い痛みが生じます。痛みが激しくなると、しっかりと噛んで食べることが難しくなり、栄養が不足して成長発達に悪影響を及ぼすおそれがあります。

また、強い痛みがあると精神的なストレスも感じやすくなるでしょう。痛くて眠れなくなったり、日中の活動に集中できなくなったりする可能性もあります。

永久歯の形や色に異常が発生する

乳歯の下では、生えてくる予定の永久歯が成長しています。乳歯の虫歯が進行して歯の根の先にまで炎症が及ぶと、下にある永久歯に悪影響を及ぼしかねません。

例えば、永久歯の形成が妨げられ、形がいびつになったり、表面のエナメル質がうまく作られずに変色したりする可能性があります。虫歯になった乳歯が抜けたあと、健康な永久歯が生えてくるとは限らないのです。

歯並びや噛み合わせが悪くなる

虫歯が原因で乳歯を早く失うと、その隣の歯が空いたスペースに倒れ込み、本来生えてくる永久歯のスペースが不足する場合があります。その結果、永久歯が正しい位置に生えることができず、歯並びが乱れたり、噛み合わせが悪くなったりする可能性があるのです。

将来的に矯正治療が必要になるケースも考えられます。

子どもが虫歯治療を嫌がる場合の工夫

虫歯治療を嫌がる女の子

お子さまが虫歯治療を嫌がることは少なくありません。お子さまが安心して治療を受け、お口の健康を取り戻すには、保護者の方のサポートが不可欠です。

ここからは、子どもが虫歯治療を嫌がる場合の工夫について紹介します。

小児歯科を選ぶ

お子さまの歯科治療には、小児歯科を専門とする歯科医院や、子どもの扱いに慣れている歯科医師やスタッフがいる歯科医院を選びましょう。歯科医院のホームページを見て、子どもへの対応が工夫されているか、普段子どもの虫歯治療をしているかを確認してみてください。

また、キッズスペースがあるなど、お子さまがリラックスできる環境であるかもポイントです。

前向きな言葉掛けを行う

保護者の不安な気持ちは、お子さまに伝わるものです。まずは保護者自身がリラックスし「歯をきれいにしてもらおうね」などとポジティブな言葉掛けを行いましょう。

治療後に褒めることも大切です。決して「言うことを聞かないと歯医者さんに連れて行くよ」といった脅し文句は使わないようにしてください。

歯医者の絵本の読み聞かせやごっこ遊び

歯科医院に行く前に、歯科医師に関する絵本の読み聞かせをしたり、歯医者さんごっこをしたりするのもひとつの方法です。歯科医院の雰囲気に慣れさせ、治療の流れを事前に体験させることで、お子さまの不安を軽減できる場合があります。

お子さまが、歯科医院は怖くないというイメージを持てるよう、楽しめる遊びを取り入れるのがポイントです。

慣れることから始める

低年齢のお子さまや、歯科医院を怖がるお子さまは、慣れることから始めるケースが多いです。最初は診察台に座ってみるだけ、口を開ける練習をするだけ、歯ブラシで軽く触れるだけなど、お子さまのペースに合わせて段階的に進めていきます。

本格的に治療を始めるまでには時間がかかるため、できれば虫歯になる前から歯科医院に慣れておくことが理想です。一度も歯科医院に行ったことのない場合や、少しでも異常を感じた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。

虫歯を予防するためには

虫歯予防に定期歯科検診をする子ども

乳歯の虫歯が重症化するほど、大掛かりな治療が必要となり、お子さまの心身ともに負担を与えます。そのため、普段から虫歯予防を心がけることが大切です。

ここでは、虫歯を予防するための方法について解説します。

毎日の歯磨きを丁寧に行う

虫歯予防の基本は、毎日の丁寧な歯磨きです。乳歯が生え始めたらすぐに、保護者の方がガーゼや綿棒で拭き取り、徐々に歯ブラシへと移行しましょう。小学校低学年までは、お子さま自身で磨いた後、必ず保護者の方による仕上げ磨きを行ってください。

特に、奥歯の溝や歯と歯の間、歯茎の境目は磨き残しが多いため、意識して丁寧に磨くことが重要です。

食生活を見直す

おやつやジュースの与え方を見直すことも大切です。甘いものや粘着性の高い食品は、虫歯菌のエサとなりやすいため、与える時間や量を決め、だらだら食べを避けましょう。おやつの後は、お水やお茶を飲ませたり、歯磨きをしたりする習慣をつけると虫歯予防に効果的です。

よく噛んで食べることも、唾液の分泌を促し、虫歯予防につながります。

フッ素を塗布する

フッ素は、歯の質を強くし、虫歯菌の活動を抑える効果があります。歯磨きの際には、フッ素が含まれる歯磨き粉を使用しましょう。

歯科医院では、より高濃度のフッ素を歯に塗布できます。乳歯だけでなく生え始めの永久歯にも有効なため、歯科医師と相談して適切なフッ素活用法を取り入れましょう。

定期的に歯科検診を受ける

歯の変色や痛みなどの症状がなくても、定期的に歯科検診を受けましょう。歯科医院では、虫歯を早期発見して治療できるだけでなく、歯のクリーニングやフッ素塗布などの予防処置を受けられます。

お子さまの歯並びや、磨き残しの状況に合わせたブラッシング指導も受けると、普段の歯磨きの質も向上できます。また、普段から歯科医院に慣れておくと、虫歯になったときにもスムーズに治療を受けられるでしょう。

定期検診の頻度は、お口の中の状況によっても異なりますが、3ヶ月に一度程度が目安です。歯科医院を受診する習慣をつけ、お子さまの歯の健康を守りましょう。

まとめ

乳歯の虫歯を治療して笑顔の親子

乳歯の虫歯は、痛みによって栄養不足やストレスにつながるだけでなく、のちに生えてくる永久歯の健康や、将来の歯並びに悪影響を及ぼしかねません。

お子さまが安心して虫歯治療を受けるためには、子どもの治療に慣れている歯科医院を選びましょう。歯医者に関する絵本の読み聞かせを行ったり、ポジティブな言葉を掛けたりするのも大切です。

まだ歯科医院を受診したことのない場合や、気になる症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。

乳歯の虫歯治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

歯科治療を中断するリスク

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

歯科治療は、1回で終わるものもありますが、症状が進行するほど治療期間が長くなってしまうため治療を中断される方がいらっしゃいます。

歯科治療中断のきっかけは、どのようなものがあるでしょうか?

治療中断のきっかけ

1. 痛みがなくなった

虫歯や歯周病などの痛みや腫れが一時的に治ったことで、治療を中断してしまうことがあります。しかし、痛みや腫れが一時的に改善したとしても、虫歯や歯周病は進行している可能性があり、そのまま放置すると、より深刻な状態になる可能性があります。

2. 時間が取れなくなった

仕事や育児、学業などが忙しくなり、通院の時間を確保できなくなることがあります。特に、根管治療は通院回数が多いことから、中断してしまう人もいます。

机に置かれたカレンダーとファイル

3. 経済的な理由

治療費が高額になると、経済的な負担から治療を中断してしまうことがあります。特に、高額な保険外診療や自費診療は、治療費が大きくかかるため、中断の理由になりやすいです。

インビザラインGoにかかる費用のイメージ

4. 予約をキャンセルしてしまった

予約の約束を忘れてしまったり、都合が悪くなってキャンセルしてしまうことがあります。一度予約をキャンセルすると、再度予約を取りづらくなるため、そのまま治療を中断してしまうこともあります。

5. 引っ越し

転居先の歯医者を探すのが面倒で、今まで通っていた歯医者で治療を中断してしまうことがあります。

6. 精神的な理由

歯医者に行くのが不安だったり、治療に対する不満や不信感などが、治療中断のきっかけになることがあります。

ワイヤー矯正が痛くて気になっている女性

7. 仮歯の装着

仮歯が入ったことで、ある程度咬めるようになったからと、治療を中断してしまうことがあります。しかし、仮歯はあくまで一時的なものであり、そのまま放置すると、歯や顎の構造に悪影響を及ぼす可能性があります。

8. 治療が一段落した(と思う)

虫歯の治療で詰め物がされたり、歯周病の治療で歯茎が改善されたりすると、治療が完了したと思い込んで中断してしまうことがあります。しかし、これはあくまで表面的な改善であり、根治には至っていない可能性があります。

これらのきっかけで治療を中断した場合、以下のリスクが生じる可能性があります。

🦷虫歯や歯周病の進行

🦷歯の喪失

🦷歯の神経を失う

🦷治療費の増大

🦷治療期間の延長

🦷歯並びの乱れ

🦷口腔内の細菌感染など

【症例】

歯の型を取ったまま放置!!

歯の型を取ったあと1~3か月経過すると、かぶせ物と歯の形がずれてしまうことがあります。 そのため、再び調整に時間がかかったり、最悪の場合は作り直しになってしまいます。仮歯は時間が経過すると、次第に磨り減り、被せ物をするために削ったスペースもどんどん失われます。 そのため、時間が経過してから改めて治療再開しても、被せスペース不足のため、追加で元の歯を削ることになってしまいます。 特に歯の神経をギリギリまで削り保存した場合は、神経を残せなくなってしまうこともあります。

歯の神経を取ったまま放置!!

歯の神経を取り除いたり、歯の神経が腐ってしまい歯の根の治療(根管治療/こんかんちりょう)を行っている場合の中断は、非常に危険です。歯の根の治療は、むし歯などの影響によって細菌に汚染されて根管(神経があった管)を消毒し薬で封鎖する処置のことを指します。この治療を途中で中断してしまうと、再び根管に細菌が入ってしまい放置しておくと根の周囲に膿ができたり、むし歯が根の方まで侵入し、最悪の場合に歯を抜かないといけなくなってしまいます。歯の内部は外側のエナメル質や象牙質に比べて弱く、長く放置されると虫歯が進行したり根の内部が汚れたりします。歯の根に関わる治療は、痛みの有無に関わらず、治療に回数を要します。歯の状態を悪化させたり、寿命を縮めてしまわないよう、最後まで治療しましょう。

応急処置のみで放置!!

親知らずなどが腫れた際、歯の周囲を洗浄したり、膿を出すため歯茎の一部を切開するなどの応急処置を行う場合があります。 処置により病状が改善すると、つい完治したかのように感じてしまいますが、それはとても危険です。応急処置は症状を軽減させることが目的で、根本的な原因を治す治療ではありません。そのままにしていると病気が進行し、さらにひどい痛みや腫れを引き起こします。症状が落ち着いたら根本的な治療を受ける事が必要です。

仮歯が入ったので放置!!

仮歯が入ると、見た目も機能も回復するため、そのまま治療を中断している方もいらっしゃると思います。仮歯はあくまで一時的なもので、長期間の使用には適していません。放置すると、虫歯の再発、噛み合わせの乱れ、仮歯の破損などが起こり、最終的な治療に支障をきたす可能性があります。その結果、治療がやり直しになることもあります。

抜歯をしたまま放置!!

抜歯した後、痛みがなくなり目立った不安もないからと歯を失った部分を放置する方がいらっしゃいます。そのままにしておくと、隣の歯が空いたスペースに倒れてきたり、咬み合う歯が伸びてきて歯列を乱す可能性があります。抜歯をしたら、失った歯を補う治療まで必ず完了させましょう。

体の前でバツを作る女性

歯科治療中断が歯周病に及ぼす影響

歯科治療中断は、歯周病の進行を招き、歯の寿命を縮める可能性があります。歯周病は「サイレントキラー」とも呼ばれるように、痛みが出ないまま進行するため、治療中断による悪化に気づかないことがあります。歯周病は歯を支える骨を溶かし、最終的に歯を失う原因となります。

🦷歯周病の進行・・・治療を中断すると、歯周病菌が増殖し、歯周組織の炎症が悪化します。

🦷 歯の支えとなる骨の破壊・・・ 歯周病菌が骨を溶かすことで、歯がグラグラし、最終的に抜歯が必要になることがあります。

🦷全身の健康への影響・・・歯周病は、心臓病、脳卒中、糖尿病などの全身疾患のリスクを高めることが知られています。

🦷 再治療の必要性:・・・治療を中断後、再度治療を受ける場合、より複雑な治療が必要になる可能性があります。

セラミックの歯が取れたときに注意点のイメージ

まとめ

歯科治療を中断すると、様々なリスクがあることを覚えておきましょう。痛みがなくなったからといって、安易に治療を中断せず、最後まで治療を続けることが大切です。

治療が終了したので定期検診

歯の治療が終わった後、定期検診を受けることは、口腔内の健康を維持し、虫歯や歯周病などの早期発見・治療に繋がる重要なステップです。一般的には、3ヶ月から6ヶ月に1回のペースで受けられる事をおすすめします。

治療が終了しても歯医者の定期検診を怠ると、虫歯や歯周病の悪化、再発リスクが高まります。早期発見・治療のため、定期検診は継続するようにしましょう。

セラミック治療後にメンテナンスをしている人

定期検診を怠ることによるリスク

・虫歯や歯周病の悪化 治療が終わったからといって安心せず、定期的に検診を受けることで、早期に虫歯や歯周病を発見し、重症化を防ぐことができます。

・再発リスク 治療後に定期検診を受けないと、再び虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

・歯並びや噛み合わせの後戻り  矯正治療後に定期検診を受けないと、せっかく整えた歯並びや噛み合わせが元に戻る可能性があります。

・インプラントの寿命短縮 インプラント治療後も定期検診を受けないと、インプラントの寿命が短くなる可能性があります。

・口腔内の他の疾患 定期検診では、虫歯や歯周病だけでなく、他の口腔内の疾患も早期発見できる可能性があります。

様々な事情により治療の途中で中断された場合、気まずさを感じて再通院しづらいこともあると思います。

カウンセリングで正直な気持ちを伝える

当院では、トリートメントコーディネーター(TC)によるカウンセリングも行っております。患者様と歯科医師との間の架け橋となり、患者様の心理的なサポートを行い、安心して治療を受けられる環境を作るよう努めております。 恐怖心や不安な気持ち、歯科医師には言いにくい事もご相談ください。

また治療中、しばらく来院できない期間がある場合は、患者様のスケジュールに合わせてできる限り柔軟に対応しています。治療内容を変更したり、今後の治療計画を提案したりすることができますのでご相談ください。

当院は、基本的に患者様の状態を理解し、適切な治療や指導を行うことを目指しています。治療を中断してしまった方は勇気を出して可能な限り早めに受診し、治療を再開していただきますようお願いします。

鳥取市 歯医者 山根歯科医院

何か気になる点がございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

季節ごとの口腔ケアについて

こんにちは。鳥取市東町にある”山根歯科医院”です。

私たちの身体は、季節の変化によって様々な影響を受けています。気温や湿度の変化など、口腔内の状態やリスクも少しずつ変化していきます。そこで本日は、季節を通じて口の中の健康維持していくために季節に合わせた口腔ケアについてお話したいと思います。

鳥取市 歯医者 歯磨き

春の口腔ケア

春は、新生活が始まり環境が大きく変わる季節です。そのことでストレスを感じやすくなる季節と言っても過言ではありません。ストレスは、唾液の分泌量が減少し、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

鏡で歯並びを見て笑う女性

春の口腔ケアのポイント

花粉症対策 、ストレスケア 、新生活の スタートなどがあげられます。

花粉症対策

花粉症で鼻が詰まる方は、口呼吸を招き、口が乾燥するリスクが高くなります。水分をこまめにとったり、うがいをすることをお勧めします。 また、部屋を乾燥させないように加湿器の使用もお勧めです。 ガムやタブレッとなどで、 分泌の促進させることも良いでしょう。

ストレスケア

ストレスは、体内の免疫力を低下させ 細菌感染を起こしやすくなります。規則正しい生活を送り、しっかりと睡眠するようにしてください。また、食事においては、バランスの取れた食事を取るように心がけてください。ストレス解消法として、適度な運動やリラクゼーション法なども取り入れても良いかもしれません。

春の食生活

春は、新鮮な野菜や果物が出回る季節です。これらの食材には、口腔の健康に有益な栄養素は含まれていますが、その反面、苦味があったり糖分の多い食材もあります。食後の口腔ケアは、丁寧に行わなければなりません。

新生活のスタート

春になると、環境が変わり不安も多く抱いている人もいるかもしれません。そんな時は、心機一転し、新しい歯ブラシに変えたり、歯医者さんで定期検診を受けるなど、新しい生活のスタートに合わせた口腔ケアを始めるようにしてください。

夏の口腔ケア

夏は気温が高く 湿度も高いため口腔内の環境が悪化しやすい季節です。発汗による体内の水分不足が原因で、唾液の分泌量が減少してきます。唾液の分泌量が減少すると、ドライマウスとなり、むし歯や歯周病リスクが高くなります。また、夏になると、アイスクリームやジュース、スポーツドリンクなどの甘い飲料の摂取が増えてくることで、虫歯になりやすくなります。

インプラント後の口臭が改善された人

夏の口腔ケアのポイント

水分補給、歯磨き、紫外線対策と口唇ケア、栄養バランスのとれた食事などがあげられます。

水分補給

暑い夏の季節になると、多くの人が口が乾きドライマスという状態になりやすいです。これは、高温多湿な状態になると、人間の体は、常に水分を蒸発させてしまいます。これにより、体内の水分不足に陥り脱水症状になったり、口腔内が乾くドライマウスになるというわけです。ドライマウスになると、口腔内の細菌やウイルスが増殖しやすくなります。これにより、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。ドライマウスを予防、あるいは、脱水症状の予防を行うため、こまめな水分補給も必要となります。ただ、糖分の多いジュースは、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。水やお茶を摂取するようにしてください。

適切な 歯磨き

夏になると、アイスクリームや 清涼飲料水といった、糖分の多い飲み物や食べ物が欲しくなります。全く食べてはいけないというわけではありません。食べた後は、必ず 歯磨きを行うようにしてください。以前は、食後に歯を磨くことをおすすめしていましたが、最近では、食後30分頃に磨くのが良いと言われています。丁寧に、食べカスを残さないように磨いてください。また、外出先でも歯磨きができるように携帯用歯ブラシやレンタルリンスなどの使用もお勧めします。

紫外線予防

紫外線は、歯の着色を促進させます。唇にも悪影響を与えます。唇のひび割れも起こすことがあります 。日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどをして紫外線対策を行ってください。

バランスの取れた食事

夏場では、特に栄養バランスが取れた食事を心掛けることが大切です。夏バテによって食欲が低下したり、ビタミンC や カルシウム不足になる人がいます。特にビタミンC は、歯茎の健康に重要な栄養素です。ビタミンC が豊富に含まれている果物や野菜を積極的に摂取するようにしましょう。

秋の口腔ケア

秋になると、寒暖差で体調を崩しやすい時期です。そのため体調不良になり、免疫力が低下し、口腔内内の細菌感染を引き起こしやすくなります。また、食欲の秋で食べる量や回数が増えがちな季節です。

秋の口腔ケアのポイント

バランスの良い食事、唾液の分泌を促進、食後の歯磨きの徹底、口腔乾燥症対策などがあげられます。

バランスの良い食事

秋は、柿や栗など糖分を多く含む食材が豊富な季節です。これらの食材をとても栄養価は高いですが、糖分を多く含むため、虫歯のリスクが高くなります。ビタミンC が豊富な果実や野菜を摂取しましょう。

唾液の分泌を促進

秋は、気候が大きく変化する季節です。気温が低下し大気中の水分量が減少し、湿度も低下してくる時期です。この湿度の低下が、口腔内に悪影響を及ぼすことがあります。口腔内は、常に唾液によって潤いがありますが、外気の温度の低下により、口の中の水分が少なくなりドライマウスを起こすリスクが高くなります。この口の乾き(ドライマウス)の予防として、唾液の分泌の促進をさせることが重要です。 唾液分泌を促進する方法として、ガムを噛むことをお勧めします。 特にキシリトールを含むガムは、唾液分泌促進効果と同時に、虫歯予防効果も期待できます。ただ、キャラメルのようなものだと糖分が含まれているため、虫歯になるリスクが高くなり。また、ガムはシュガーレスのものを選んでください。 そして、食事中にしっかりと噛んで食べることです。よく噛むことは、唾液分泌の促進につながります。

食後の歯磨きの徹底

秋は、「食欲の秋」と呼ばれていて、食事の量や回数が増える季節でもあります。 食事した後は丁寧に歯磨きを行うようにしてください。最近では、食後にすぐに歯磨きをすることは、エナメル質を傷つけると言われています。 30分後に歯磨きをすることをお勧めします。また、何か気になることがあれば、早めに歯科医院を受診してください。

口腔乾燥症対策

秋は、湿度がだんだんと低下する季節です。また、口腔乾燥症になる可能性があります。部屋の湿度50%程度に調整する必要があります。加湿器を使用したり、こまめに水分を取ることをお勧めします。

冬の口腔ケア

冬は、1年で最も口腔内が乾燥しやすい季節です。冬の乾燥した空気は、口腔内に悪影響を及ぼす可能性があります。口の中が乾燥することによって、口臭・虫歯・歯周病の原因になることがあります。 

冬の口腔ケアのポイント

室内の湿度50%程度に保つ(保湿) 、バランスの取れた食生活、 風邪インフルエンザ予防、適切な口腔ケア

保湿

冬の最も大きな特徴は、空気の乾燥です。また、室内の気温が低下することにより室内の湿度は、さらに低下し乾燥状態になります。このような状態では、口腔内が乾燥状態になりやすく 虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。できるだけ室内の湿度を50%程度にするため、加湿器を使用することをお勧めします。

 バランスの良い食事

冬になると、寒さによるストレスのため免疫力低下になる傾向があります。そこで重要となってくるのがバランスの良い食事です。この食事によって免疫力を高める必要があります。そのためには、ビタミン C やビタミンD が多く豊富に含まれている果実や野菜を積極的に取るように心がけてください。

食事 歯磨き

風邪やインフルエンザ予防

冬は風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすい季節です。全身の免疫が低下すると、当然 口腔内の抵抗力も低下し、口内炎や虫歯になるリスクが高くなります。手洗い・うがいを徹底することが大切です。

歯周病菌が会話中口から広がっている様子

適切な口腔ケア

冬こそ、より注意深く、口腔ケアを必要とします。食後の歯磨きはもちろんのこと、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、歯と歯の間の汚れをしっかりと除去してください。

まとめ

季節によって口腔ケアのポイントは、変わってきます。 口腔ケアも季節に応じて変えることで、長期的 に健康な口腔内を維持することができます。また、日々の小さな工夫することで、大きな病気を予防することができます。季節に合わせた口腔ケアで、いつまでも健康なお口を維持していただきたいと思います。

子どもの受け口を治療して笑顔を見せる家族

何か気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、歯科医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

矯正治療で抜歯が必要な理由とは?注意点やタイミングも

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

ワイヤー矯正の装置とマウスピース矯正の装置を持って笑顔の女性

矯正治療を進めるなかで、抜歯をする場合があります。

ただし、すべての患者さまに抜歯が必要になるわけではありません。「矯正治療のときに抜歯をする理由は?」「どのタイミングで抜歯を行うの?」といった疑問をおもちの患者さまもいるでしょう。

この記事では、矯正治療で抜歯が選択される主な理由や抜歯を避けられるケース、抜歯をするときの注意点、抜歯のタイミングなどについて詳しく解説します。矯正治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

なぜ矯正治療で抜歯をすることがあるのか?

なぜ矯正治療で抜歯をすることがあるのか考える女性

矯正治療で抜歯が必要になる理由は、以下のとおりです。

歯を並べるスペースが不足している

あごの大きさに対して歯のサイズが大きいと、歯が均等に並べるスペースが確保できません。そのまま矯正治療を進めると、歯が押し合って、噛み合わせの乱れを引き起こす可能性があります。

抜歯によってスペースを確保し、歯列全体を無理なく動かせるようにすることで、整った歯並び・噛み合わせを目指します。

前歯が突出している

前歯が大きく前に傾斜して口元が突出していると、口を閉じにくくなります。また、前歯が突出していると見た目の問題だけでなく、空気が漏れて発音しにくくなる可能性もあります。このような場合、前歯を後方に移動させるために、抜歯をすることがあるのです。

あごのずれが大きい

上下のあごの骨格のズレは、矯正治療だけでは改善できないことがあります。本来は外科手術が必要となる場合もありますが、患者さまの負担を軽減したいときには抜歯をして矯正治療を行い、あごのずれを補正することがあるのです。

ただし、抜歯で対応が難しい場合は、外科的治療が必要になるケースもあります。

親知らずが歯並びに影響を及ぼしている

親知らずが横向きや斜めに生えていると、隣の歯を押して歯列が乱れることがあります。その状態で矯正治療を進めると、思うように歯を動かせない可能性があるのです。

このように、歯並びに影響を及ぼすリスクがある場合には、親知らずを抜歯してから矯正治療を始めるケースがあります。

矯正治療で抜歯が必要ないケース

OKサインを出す笑顔の女性

矯正治療で抜歯が必要ないケースは、以下のとおりです。

歯を並べる十分なスペースがある場合

抜歯は主に歯を並べるスペースを確保するために行います。

しかし、歯を並べるスペースが十分にある場合は、抜歯をせずに歯列を整えられることが多いです。

歯並びや噛み合わせのズレが軽度の場合

歯並びや噛み合わせのズレが軽度の場合にも、抜歯をせずに矯正治療を進められるケースがあります。ほんのわずかなガタつきであれば、歯の側面を削るディスキングという処置を行ったり、歯列弓を広げたりすることで、抜歯なしで歯列を整えられることがあるのです。

すきっ歯の場合

すきっ歯とは、歯と歯の間に隙間がある状態のことです。すきっ歯の場合、歯と歯の間に十分な余裕があるため、抜歯を必要としないことがほとんどです。

矯正治療で抜歯をするときの注意点

治療期間と費用のイメージ

矯正治療で抜歯をするときの注意点は、以下のとおりです。

治療期間が長くなる可能性がある

抜歯をすると歯列に大きな隙間が生じます。そのスペースを閉じるためには歯を大きく動かす必要があるため、治療期間が長くなるケースがあるのです。

歯は1ヵ月に0.5mm程度しか動かすことができません。抜歯によって治療期間が長くなる可能性があることを理解し、継続的に歯科クリニックで経過を確認するようにしてください。

費用負担が増す可能性がある

矯正治療において抜歯をする場合は基本的に保険が適用されません。自由診療となるため歯科医院によって費用は異なりますが、1本あたり5,000円〜2万円程度かかるケースが多いです。抜歯本数が多いと、その分費用がかかるため、事前に抜歯の費用を確認しておくと安心です。

抜歯後の注意点

抜歯後の注意点のイメージ

抜歯後には、以下の点に注意して過ごしましょう。

しっかりとガーゼを噛む

抜歯後はしっかりとガーゼを噛んでください。ガーゼをしっかりと噛むことで止血ができます。ガーゼの交換回数も最小限にしましょう。

うがいは優しく行う

抜歯後にうがいをするときは優しく行いましょう。強くブクブクうがいをすると血餅がはがれる恐れがあります。血餅とは、血液が固まってできた塊で、傷口を守る役割があります。

血餅がはがれると、骨が露出して痛みが生じる可能性があります。そのため、抜歯後にうがいをするときは口内を軽くゆすぐ程度にとどめることが大切なのです。

抜歯部を除いてブラッシングをする

抜歯当日は患部を避けてブラッシングをしましょう。患部に歯ブラシが当たると出血したり血餅がはがれたりする可能性があるためです。ほかの歯は通常どおりに磨いてください。翌日からはやわらかい毛先の歯ブラシを使って磨きましょう。

激しい運動や長時間の入浴を避ける

血行が促進されると抜歯部から出血するリスクが高まります。そのため、抜歯当日はジョギングなどの運動、長時間の入浴は控えてください。体温の上昇を抑えることで、治癒をスムーズに促せます。

飲酒・喫煙を控える

アルコールは血管を拡張させるため、抜歯をした箇所から出血するリスクが高まります。また、喫煙をすると血流が悪くなり、免疫力が低下することから傷の治りが遅くなる可能性があります。細菌感染を引き起こすリスクも高くなるでしょう。

そのため、抜歯後は飲酒と喫煙を控えることが大切です。

柔らかい食事を摂る

硬い食べ物を噛むと、抜歯部に負担がかかり、痛みや出血を誘発することがあります。抜歯当日はおかゆやスープ、プリン、ヨーグルトなどの柔らかいものを中心に摂取し、噛む動作を最小限に抑えましょう。傷口への刺激を避けつつ栄養を確保することが重要です。

どの歯を抜歯する?

抜歯のイメージ

矯正治療で抜歯対象となるのは、噛み合わせや咀嚼機能への影響が少ない歯です。前歯から数えて4番目の第一小臼歯、あるいは5番目の第二小臼歯を選ぶことがほとんどでしょう。

これらの小臼歯は前歯や大臼歯と比べて咀嚼への影響が少ないため、抜歯後も日常生活に支障が出にくいというメリットがあります。得られたスペースを使って歯列を後方へ効率的に動かし、理想的な歯並びを目指します。

ただし、先天性欠如歯や過去に大きな治療を受けた歯などがある場合は、小臼歯以外を抜歯することもあります。親知らずが斜めや横向きに生えており、歯並びに影響を及ぼす可能性がある場合には、親知らずを抜歯するケースもあるでしょう。

抜歯をするタイミング

抜歯をするタイミングのイメージ

抜歯を伴う矯正では、初回のカウンセリングと精密検査を経たうえで、矯正装置を装着する前に抜歯を行うのが一般的です。先に歯を抜いてスペースを確保し、そのあとワイヤーやマウスピースなどの装置を装着して歯列を整えます。

ただし、上顎前突や下顎前突のように歯を後方へ大きく移動させる必要がある場合は、治療の途中で抜歯することもあります。

どの時点で抜歯を行うかは、治療計画と患者さまの歯やあごの状態に応じて歯科クリニックで判断します。どのタイミングで抜歯を行うかは歯科医院で確認しましょう。

まとめ

自然の中でリフレッシュする爽やかな笑顔の女性

矯正治療での抜歯は、歯を並べるスペースの問題を解消し、整った噛み合わせと歯並びを実現するために行われます。

ただし、すべてのケースで抜歯が必要になるわけではありません。歯を並べるスペースに余裕がある場合や軽度の歯並びの乱れ、すきっ歯の場合は、抜歯をせずに治療を進められるケースもあります。

抜歯は治療計画に沿って行われます。抜歯後はガーゼで圧迫止血をする、優しくうがいをする、丁寧にブラッシングをするなどの指示を守る必要があります。歯は一度抜くと元には戻せないため、歯科医師とよく相談して納得したうえで治療を進めましょう。

歯列矯正を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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口臭の原因と対処法

こんにちは。 鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

皆さんの多くは、「口臭」を経験されたことがあると思います。あるケースとして、起床後は、口の中のねばつき感が口臭を感じることがあるかと思います。口臭は、社会生活において大きなコンプレックスの原因となることもあり、多くの人の悩みでもあると思います。本日は、口臭の原因とその対処法についてお話します。

口臭の原因

口臭には、大きく分けて生理的口臭病的口臭外的口臭があります。

生理的口臭

誰にでも起こる自然な口臭で、以下のような原因があります。

①起床時の口臭

睡眠中は、唾液の分泌が減少することにより、口腔内の細菌が増殖し口臭が発生しやすい。

②空腹時・緊張時

空腹時や緊張状態の時においても、」唾液の分泌量が減少し、細菌が増殖しやすい環境になり口臭が発生しやすくなります。生理的な口臭は、唾液の分泌量に影響されると考えられています。口腔内には、たくさんの細菌が潜んでいますが、唾液の自浄作用によって、細菌の増殖が抑制されています。しかし、状況によっては、唾液の分泌量が減少することにより、口臭が発生することになります。起床時、空腹時、緊張時などのほかにストレスを感じた時、あるいは、加齢によるものものなども考えられます。

病的口臭

病的口臭とは、何らかの病気で口臭が発生しているものですが、多くの場合(80~90%)が口の中の原因と考えられています。

歯周病

歯周病は、口臭の原因の一つです。歯周炎によって歯茎が炎症を起こし、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の隙間に細菌が溜まることで、口臭が発生します。特に、歯周病菌が作り出す揮発性硫黄化合物(硫化水素やメチルメルカプトン)が強い口臭の原因となります。

口臭の強さと歯周病の関係

①歯周ポケットの深さ

歯周ポケットが深くなればなるほど、日常の歯磨きでは、プラーク汚れを除去することが困難になり、歯周病の病原菌が増殖しやすくなります。歯周ポケットが5㎜以上になると、口臭が強くなる傾向にあると言われています。

②膿の有無

歯周病がある程度進行すると、歯の周りから膿が出ることがあります。この膿の有無も口臭に大きく関連しています。

③歯の動揺度

歯の動揺も歯周病がかなり進行している状態に現れる症状です。歯がグラグラしてくると、歯を支えている骨(歯槽骨)が吸収され、歯周ポケットが深くなり、細菌の増殖も活発になり、口臭が強くなります。

歯科 虫歯 歯周病

虫歯が口臭の原因とケース

虫歯が原因と考えられるケースは、大きく分けて2つあります。1つは、虫歯の穴に食物残渣が詰まる場合です。虫歯によって大きな穴が生じて、そこに食べ物などが詰まり、長時間放置していると、悪臭が生じることがあります。食物残渣は、細菌が分解する過程で腐ることがあるからです。2つめは、虫歯がかなり進行し、歯の神経まで広がっていると口臭が強く出ることがあります。歯の神経まで、虫歯が到達すると、歯の神経が虫歯菌によって腐敗するからです。虫歯が初期の段階(C2まで)の場合は、口臭はほとんど発生しません。

全身疾患による口臭

口腔内の状態が良いと考えられる場合は、全身疾患が原因で発生している可能性が高いです。口臭を伴う疾患として、糖尿病、肝臓疾患、呼吸器疾患などが考えられます。多くの場合、口臭の原因は、口腔内の問題で起こることが多いですが、全身疾患が原因で発生することもあります。その場合、早期発見が鍵となりますので、気になる症状がありましたら、早めに医療機関への受診をおすすめします。

マウスピース矯正で受け口を治す場合の注意点のイメージ

外的口臭

外的口臭とは、食べ物や飲み物、タバコなど口に入れたものが直接的な原因で発生する口臭のことです。例えば、ニンニクやニラなどの臭いの強い食べ物を摂取すると、一時的に口臭が強くなることがあります。代表的な例として、食べ物では、ニンニク、ニラなど、飲み物はアルコール類、嗜好品は、タバコなどです。外的口臭が原因と考えられる場合、原因となるものを摂取しなければ、比較的に早く口臭は改善することができます。端的に言うと、臭いの強い食品を摂取しない。タバコをやめる。アルコールの飲酒量を減らす。などの試みをすれば改善できるということです。

口臭の治療法と対策

口臭の治療法としては、原因によって異なってきますが、主な方法は次の通りです。

お口の中のケア 

日頃から、正しいブラッシングを丁寧に行うことです。さらに歯と歯の間の清掃には、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使用し、しっかりとプラークを除去することが大切です。また、舌の清掃も大切です。舌ブラシなどを使用して舌苔をしっかり除去するようにしてください。 そして、歯科医院でのクリーニングをおすすめします。口臭の原因の80%〜 90%は、口の中の病気、 歯周病、 または虫歯によるものです。定期的に歯科医院でのクリーニングを行い歯科予防をしっかりとしなければなりません。

鳥取市 歯医者 歯間ブラシ

口腔乾燥の予防

口臭の原因として、唾液の分泌量の減少があげられます。唾液の分泌量は、1日1 L ~1.5 L ありますが、 ストレスなどの理由で減少してしまうことがあります。お口の中でも乾燥すると細菌が増殖し、虫歯や歯周病のリスクが向上するのはもちろんのこと、口臭を発生する原因にもなります。唾液の分泌量を増やし予防する必要があります。そのために、次の2つのことを心がけて食生活を送ることをお勧めします。

よく噛んで食べる

水をこまめに摂取する

よく噛んで食べることは、唾液の分泌量が増加し、虫歯予防や消化を助けストレスの緩和にもつながります。

まとめ

口臭は、全世代に共通した悩みになっています。若い世代においては、3人に1人が口臭を気にしていると言われています。当院では、口臭に悩んでいる患者においては、唾液検査を行っています。唾液検査では、口臭の有無はもちろんのこと、歯周病や虫歯のリスクがどの程度かを知ることができます。当院では、口臭の改善方法や虫歯や歯周病の予防方法なども患者様の声をお聞きした上でしっかりと サポートしていきたいと思っています。

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唾液検査 鳥取市 歯医者 口臭

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当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

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なぜ再発?二次カリエスの原因や予防法を解説!

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

虫歯が再発して痛い女性

「治療を終えたはずの歯が、また痛み出した」という経験はありませんか。それは、二次カリエスと呼ばれる、過去に処置を施した歯の内側や隙間から再発する虫歯かもしれません。表面からは気づきにくく、症状が出たときには神経まで進行しているケースもあります。

再治療を避けるためには、毎日のセルフケアと定期的な診察が必要不可欠です。

この記事では、二次カリエスの仕組みや予防策、治療方法について詳しくお伝えします。

二次カリエスとは

二次カリエスのイメージ

二次カリエスとは、過去に虫歯の治療を受けた歯に、再び虫歯が生じる状態を指します。虫歯部分を削って詰め物や被せ物で補ったあと、その補綴物(ほてつぶつ)の下や周囲の歯質に再度虫歯ができることで起こります。

とくに、詰め物や被せ物のわずかなすき間から細菌が侵入するケースが多く、外見では異常に気づきにくいため、見逃されやすいです。

初期には自覚症状が少なく、違和感や痛みを感じる頃にはすでに進行していることが多いです。たとえば、冷たい飲み物でしみたり、噛むときに軽い不快感があったりといった変化は、虫歯が神経に近づいているサインの可能性があります。

問題をさらに複雑にするのが、治療後の歯は一見正常に見えるという点です。口内で目立った異変がなくても、補綴物の内側で虫歯が広がっている場合があります。そのため「前に治した歯なのにどうして?」と、進行してから事態を把握する人も少なくありません。

また、過去に銀歯やプラスチックなどで治療をした人ほど、素材の劣化や適合性のズレによって、再感染のリスクが高まることがあります。

二次カリエスの原因

二次カリエスの原因を説明するイメージ

二次カリエスになる原因はさまざまですが、多くは治療後のケア不足や補綴物の劣化に関係しています。ここでは、二次カリエスを引き起こす主な原因について詳しく解説します。

詰め物や被せ物の劣化・すき間

時間が経つと、詰め物や被せ物は経年劣化によって変形したり、歯との間にわずかなすき間が生じたりします。このすき間は目に見えないほど小さいことも多く、そこに唾液や食べかす、細菌が入り込むことで虫歯が再発します。

特に、保険診療で用いられる銀歯は、変色や腐食が起きやすく、長期的に見るとリスクが高くなります。

セメントの劣化

詰め物や被せ物を固定するために使用するセメントも、時間の経過とともに劣化します。接着力が弱くなると、補綴物がわずかに動いたり、内部に細菌が侵入したりする原因となります。セメントの耐久性は素材や術式によって異なるため、定期的なチェックが必要です。

また、口内の温度変化や咀嚼時の圧力、唾液の影響も経年劣化の要因となり得ます。長年同じ補綴物を使い続けている場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。

セルフケアの不足

歯磨きが不十分だと、詰め物の周囲にプラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。特に、補綴物の境目は段差が生じやすく、歯ブラシの毛先が届きにくいため、磨き残しが発生しやすい場所です。その結果、知らない間に虫歯菌が繁殖して二次カリエスが進行します。

フロスや歯間ブラシの未使用

歯と歯の間のケアを怠ると、詰め物の周囲に汚れが残りやすくなります。歯間ブラシやデンタルフロスは、歯ブラシでは届きにくい隙間の汚れを落とすために有効ですが、これらを使わないと、二次カリエスのリスクが高まります。

噛み合わせの変化

時間とともに噛み合わせが変わることで、補綴物に過剰な力がかかるようになると、すき間や浮き上がりが起きやすくなります。また、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人も注意が必要です。歯に過度な負担がかかることで、詰め物がズレたり欠けたりし、そこから細菌が侵入するリスクがあります。

定期検診を受けていない

二次カリエスが発生しても、早期に発見・対処すれば進行を食い止められます。

しかし、歯科医院での定期検診を怠ると、二次カリエスに気づくタイミングが遅れ、進行してから治療を受けることになりやすいです。これにより、治療の難易度や費用が増す原因にもなります。

二次カリエスを予防するためには

二次カリエス予防でフロスを使うイメージ

ここでは、二次カリエスを防ぐために実践すべきポイントを紹介します。

丁寧なブラッシングを心がける

二次カリエスを予防する上で最も基本となるのが、日々の丁寧な歯磨きです。治療済みの歯のまわりには小さな段差やすき間が生じやすく、そこにプラークが溜まりやすいです。

そのため、歯と詰め物の境目を意識しながら、適切なブラッシングを行うことが重要です。歯ブラシは毛先の細いタイプを使い、力を入れすぎず優しく磨きましょう。

フロスや歯間ブラシを活用する

歯と歯の間や補綴物の周囲など、歯ブラシだけでは磨ききれない場所はたくさんあります。デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、そうしたすき間の汚れをしっかりと取り除けば二次カリエスの発生リスクを大幅に下げられます。

フッ素入りの歯磨き剤を使う

フッ素には歯質を強化し、虫歯菌の酸による脱灰を防ぐ働きがあります。毎日の歯磨きでフッ素配合の歯磨き剤を使用することで、詰め物の周囲や歯の根元部分の虫歯リスクを減らす効果が期待できます。

また、歯科医院でのフッ素塗布も定期的に受けると予防効果が高まります。

定期的な歯科検診を受ける

見た目には問題がなくても、補綴物の下で虫歯が進行していることがあります。こうした二次カリエスを早期に発見するためには、定期的に歯科検診を受けることが欠かせません。

通常は3~6ヶ月に一度のペースで通院し、補綴物の状態や噛み合わせの変化をチェックしてもらいましょう。必要に応じて再接着や補修を行うことで、大きなトラブルを未然に防げます。

食生活を見直す

糖質を多く含む食事や間食が多いと、虫歯菌の活動が活発になり、二次カリエスを発症する原因となります。ダラダラ食べを控え、間食の回数を減らすことで口腔内の環境を改善しましょう。

また、キシリトール入りのガムやタブレットなどを取り入れることも、虫歯予防に効果的です。

歯ぎしりや食いしばりに注意する

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、補綴物に過度な負担がかかり、すき間が生じやすくなります。これが結果的に細菌の侵入経路となり、二次カリエスを引き起こす可能性があります。

就寝中にナイトガード(マウスピース)を使用するなど、歯科医師に相談しながら対策をとりましょう。

二次カリエスの治療法

再発した虫歯を治療している患者

ここでは、二次カリエスに対して行われる代表的な治療法についてご紹介します。

再治療による詰め物・被せ物の交換

もっとも一般的なのは、虫歯になった詰め物や被せ物を一度除去し、虫歯の部分を削ったうえで再度補綴処置を行う方法です。

軽度であれば、コンポジットレジン(樹脂)やインレー(詰め物)で対応可能です。虫歯が広範囲に及ぶ場合や歯の神経近くまで進行している場合は、クラウン(被せ物)での修復が必要になります。

根管治療(歯の神経の治療)

二次カリエスが進行し、歯の神経(歯髄)まで達している場合には、根管治療が必要です。虫歯菌に感染した神経を取り除き、根管内を丁寧に洗浄・消毒したうえで、薬剤で密封します。その後、土台を立ててクラウンを被せることで、機能を回復させます。

根管治療は回数がかかることもありますが、歯を抜かずに保存するためにはとても重要な処置です。

抜歯

残念ながら、虫歯の進行があまりにも深刻で歯根や周囲の骨まで大きく損傷している場合には、抜歯を選択せざるを得ないこともあります。抜歯後には、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどの補綴治療を検討する必要があります。抜歯を回避するためにも、早期発見と早期治療が非常に重要です。

まとめ

虫歯の再発を治療して笑顔の女性

二次カリエスとは、一度治療を終えた歯に再び虫歯が発生する状態で、気づきにくく進行しやすいのが特徴です。詰め物や被せ物の隙間から細菌が入り込むと、知らない間に歯の内部が侵され、神経や歯根にダメージを与えることもあります。

進行すれば抜歯が必要になる場合もあるため、早めの対処が重要です。毎日の丁寧なケアと歯科医院での定期的なチェックによって、再発のリスクを抑えましょう。大切な歯を長持ちさせるためには、予防の積み重ねが欠かせません。

二次カリエスの治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

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知覚過敏症の原因と対処法について

こんにちは。鳥取市東町にある山根歯科医院です。

冷たい水や飲み物、甘い食べ物などを口にすると、しみる、あるいはブラッシング時に接触などの刺激で歯に一時的に痛みを感じる方は、少なくないと思います。この原因として考えられるのが、知覚過敏症です。知覚過敏症は、主に歯の表面のエナメル質が薄くなったり、歯ぐきが下がすることがげいすることが原因で起こります。本日は、知覚過敏症の原因と対処法についてお話します。

知覚過敏症の原因

強すぎるブラッシングによるもの

知覚過敏症の原因として、一番多いのが強い力での歯磨きによるものです。むし歯や歯周病の予防には日頃からのブラッシングはとても大切です。しかし、過度な力でブラッシングをしてしまうと歯ぐきが退縮し、歯の根元がくびれて、楔状欠損になってしまいます。力の加減をコントロールしながら、歯と歯ぐきの間、歯と歯の間を丁寧に磨くことが重要です。力加減がコントロールできない場合は、電動歯ブラシを使用することもお勧めです。

歯ぎしりや食いしばりによるもの

歯ぎしりとは歯を無意識にすり合わせたり、強く嚙みしめたりすることを指します。主に睡眠中に起こることが多いですが、歯ぎしりには2つの種類があります。それは、グラインディングクレンチングです。

グラインディング(歯をすり合わせる)

上下の歯を強く擦り合わせる状態を言います。自覚症状がない方いらっしゃいます。一緒に寝ている家族の方だと分かると思いますが、ギリギリと音がします。

・クレンチング

クレンチングとは、上下の歯を強く嚙みしめる習癖のことです。グラインディングのような音は、あまりしませんが、顎や顔の筋肉に圧力がかかることがあります。

グライディングやクレンチングの歯ぎしりの原因には、ストレスや嚙み合わせが悪い場合などが、考えられます。この歯ぎしりや食いしばりをしていると、歯の表面に過度な強い力が加わることで、歯の表面のエナメル質がすり減ってしまいます。象牙質がむき出しになり、冷たい物や熱いものにしみるといった症状が出てきます。また、歯ぎしりは、歯や歯茎に強い力が加わるため歯肉が下がり、歯根が出てて、しみる症状が出る原因となります。

歯周病によるもの

歯周病は、歯を支える歯を支える歯茎や歯槽骨が吸収されていきます。歯周病が進行すると歯槽骨が吸収し、歯の根の部分が露出してきます。歯の根の部分が露出してくると、歯の神経に刺激が伝わりやすく、なり、症状が出てきます。歯周病が進行すると、根管治療を行わなければならなくなることもあります。

歯周病(健康ではない状態)
歯周病が進んできている状態

ホワイトニングによるもの

医院で行われるホワイトニングで使用される薬剤は、歯の表面の汚れや色素を除去する効果もありますが、その過程で歯の神経に刺激がかかりやすくなることがあります。ほとんどの場合、一時的なもので、ほぼ症状は消失していきます。症状が続く場合は、早めに歯科医師に相談してください。

鳥取市 歯医者 虫歯 歯周病 ホワイトニング

治療法

知覚過敏症の治療法は、基本的に原因に応じた治療です。

歯磨きの仕方に注意

知覚過敏症は、過度な力で歯磨きををしていることが原因のことが多いです。患者様の中には、ゴシゴシと力を入れて磨くことで、歯の表面の汚れが落ちるイメージがあるのではないでしょうか。意外と力を入れても磨けていないケースも多く歯や歯茎を傷つけていることが多いです。正しい歯磨きの仕方をマスターすることが大切です。歯磨きをするときは歯ブラシを小刻みに動かし、ソフトタッチで歯面に当てて磨くことを心掛けてください。知覚過敏が気になる方は、知覚過敏用の歯磨き剤の使用をお勧めします。知覚過敏用歯磨き剤には、硝酸カリウムが含まれています。カリウムイオンが象牙細管内でバリアとなり、歯の神経に届く刺激を緩和します。また、研磨剤が含まれていない歯磨き剤をお勧めします。

鳥取市 歯医者 歯磨き

薬の塗布・コーティング剤の使用

歯科医院で知覚過敏症と診断された場合、まずはじめに選択される治療法としては、薬物の塗布です。知覚過敏は、エナメル質が摩耗し エナメル質の内側にある象牙質が、表面に露出し、象牙質に刺激が加わることで、歯がしみる症状が出てきます。露出した象牙質に薬の塗布、あるいはコーティング剤で象牙質を覆うことでら外部からの刺激を遮断し、症状を抑制していきます。

マウスピースの使用

知覚過敏症の大きな原因として、歯ぎしりがあげられます。歯ぎしりが原因と考えられる場合は、歯ぎしりを治さないと知覚過敏症は治りません。しかし 歯ぎしりの原因は、ストレスや不安、習癖など様々なことが考えられ、治すことは困難です。歯ぎしりを直接治すことはできなくてもマウスピースを使用することにより、歯ぎしりによるエナメル質の摩耗や歯周組織の損傷を防止することができます。そして長期間 マウスピースを使用することによって、歯ぎしりそのものが治ることがあります。歯ぎしりの治療法としては、まず選択されるものとしては、マウスピース作製です。

鳥取市 歯医者 マウスピース

歯周病治療

歯周病が原因で知覚過敏が起こっている場合は、歯周病を治さなければ、知覚過敏症は治りません。よくあるケースですが、歯周病になり歯茎が下がり象牙質が露出したため、歯がしみる という症状が出てくることがあります。このように 歯周病が原因で知覚過敏症を併発している場合のプラークコントロールや、歯石除去を徹底的に行わなければなりません。 その上で必要であれば、薬の塗布や コーティング剤で充填 など、知覚過敏の治療もあわせて行わなければなりません。

レーザー治療

最近では、様々な医療においてレーザー治療が使用されています。歯科治療において、虫歯や歯周病などの疾患にもレーザー治療が行われています。知覚過敏の場合、露出した象牙質にレーザー照射することによって、象牙質に加わる刺激を 象牙質細管に伝わらないようにし、歯がしみる症状を軽減させることができます。 その他の使用法として、レーザー治療は、口内炎の治療にも使用されることが多いです。

根管治療 (抜髄)

知覚過敏症が上記の治療を行っても治らない場合があります。このような場合は、根管治療(抜髄)を行うことがあります。根管治療を行うことにより、歯のしみる痛みを消失することができます。 ただ、根管治療を行うとことにより、歯の変色や歯が脆くなるといったマイナス面もあります。知覚過敏において、根管治療を行う時は、様々な治療を行っても症状が改善しない場合に行います。

鳥取市 歯医者 根管治療

まとめ

知覚過敏症は、主にエナメル質が摩耗して象牙質が露出して起こる痛みです。軽い症状の場合は、生活習慣の改善、適切なブラッシング法を行うことによって治ってきますが、症状がなかなか改善しない場合は、早めに歯科医師にご相談ください。早期治療がとても重要です。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

自分に合うのはどれ?ワイヤー矯正の主な種類と選び方

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

ワイヤー矯正中のイメージ

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して力をかけ、歯列を整える矯正方法です。ワイヤー矯正ときくと、笑ったときに金属の装置が目立つものをイメージする方も多いかもしれません。

しかし、ワイヤー矯正には歯列の表側に装着するものだけでなく、裏側に装置を取り付ける方法もあります。また、目立ちにくい装置を選ぶことも可能です。

本記事では、ワイヤー矯正の種類やブラケット・ワイヤーの種類、ワイヤー矯正を選択するメリットや注意点などについて解説します。ご自身に合った矯正方法や装置の選び方についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ワイヤー矯正の種類

ワイヤー矯正の表側矯正と裏側矯正のイメージ

ワイヤー矯正には、以下の3種類があります。

表側矯正

表側矯正とは、歯の表側(唇側)に装置を装着する方法です。ワイヤー矯正の中でも最も一般的な方法といえます。笑ったときに装置が目立つという欠点はありますが、食事や発音に影響を与えにくく、幅広い症例に対応できるというメリットがあります。

裏側矯正

裏側矯正とは、文字通り歯の裏側(舌側)に装着する方法のことです。矯正装置が歯の裏側に隠れるように取り付けるため、見た目に影響を与えにくいという特徴があります。

その一方で、表側矯正に比べて費用が高額になる点や装置が舌の動きを制限して発音しにくくなる点については注意が必要です。また、装置が歯の裏側に取り付けられるためブラッシングの際に確認しにくく、清掃性が悪くなる点もデメリットのひとつといえるでしょう。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、表側矯正と裏側矯正を組み合わせて行う方法です。具体的には、人目に触れやすい上の歯列には裏側矯正、目立ちにくい下の歯列には表側矯正を行います。

ハーフリンガル矯正は、表側矯正に比べて装置が目立ちにくく、裏側矯正よりも費用が抑えられるという特徴があります。表側矯正に比べれば費用が高くなる点や適応症例が限られる点はデメリットといえます。

治療に使用されるブラケットの種類

治療に使用されるブラケットのイメージ

歯の表面に取り付けるブラケットには、主に4つの種類があります。以下では、それぞれの特徴について解説します。

メタルブラケット

メタルブラケットとは、金属製のブラケットで最も一般的なものを指します。メタルブラケットは装置が銀色で目立ちやすいですが、強度と耐久性に優れており、破損しにくいという特徴があります。

また、ワイヤー矯正の中でも費用が最も抑えられるというメリットがあります。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットとは、文字通りプラスチック素材で作られたブラケットです。装置が透明で目立ちにくいため、見た目が気になる方にも人気です。

ただし、プラスチックでできているため、金属製に比べて強度や耐久性が劣ります。また、強度が低いためメタルブラケットのように強い力をかけることができず、適応症例が限られます。

かけられる力が制限されることにより、治療期間が長引きやすいこともデメリットといえるでしょう。

セラミックブラケット

セラミックブラケットとは、陶材で作られたブラケットです。セラミックの被せ物と同様に陶器の素材で作られているため、自然な白さや透明感が特徴です。強度や耐久性にも優れており、金属製やプラスチック製のブラケットに比べると費用が高くなります。

ジルコニアブラケット

ジルコニアブラケットとは、セラミック素材の一種であるジルコニアを使用して作られた装置です。ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が高い素材です。

また、表面が滑らかで汚れが付着しにくいという特徴もあります。その他にも、ワイヤーとの摩擦が少なく、他のブラケットに比べて弱い力で歯を動かすことができるため、痛みが軽減できることもメリットのひとつです。

ただし、他のブラケットに比べて費用が高くなります。

治療に使用されるワイヤーの種類

治療に使用されるワイヤーのイメージ

治療に使用されるワイヤーの種類には、以下のようなものがあります。

メタルワイヤー(ノンコーティング)

メタルワイヤーとは、最も一般的に使用される銀色のワイヤーです。丈夫で耐久性にも優れていますが、目立ちやすいというデメリットがあります。

ホワイトワイヤー

ホワイトワイヤーとは、銀色のワイヤーに白い塗装やロジウムコーティングが施されたものを指します。白く塗装されたものは歯に馴染みやすく目立ちにくいですが、2ヵ月程度で塗装が剥がれ、銀色のワイヤーが露出します。

一方、ロジウムコーティングが施されたものは完全な白色ではなく、白銀色をしていますが、コーティングが長持ちしやすいという特徴があります。いずれにしても、メタルワイヤーの費用よりも10万円程度高くなることが一般的です。

ワイヤー矯正を選択するメリット

ワイヤー矯正を選択するメリットのイメージ

ワイヤー矯正を選択するメリットは、以下の通りです。

幅広い症例に対応できる

ワイヤー矯正では、歯を大きく移動させることや細かく調整することが可能です。そのため、幅広い症例に対応できるというメリットがあります。マウスピース矯正では治療ができないと判断された重度の症例であっても、ワイヤー矯正ならば治療できるケースもあるでしょう。

装着時間を管理する必要がない

ワイヤー矯正の装置は固定式ですので、自分で装着時間を管理する必要はありません。そのため、自己管理が苦手な方やマウスピースの着脱や洗浄に手間をかけたくない方にも選ばれています。

装置をつけたまま飲食ができる

ワイヤー矯正では硬い物や粘着性の高い物、着色しやすい物は控える必要がありますが、基本的に装置をつけたまま飲食が可能です。マウスピース矯正の場合、水以外のもので水分補給をしたりする際には、必ず装置を外して歯磨きをしてから再装着をしなければなりません。

その点、ワイヤー矯正は装置を着脱する手間なく、コーヒーブレイクや水分補給ができます。

ただし、着色や虫歯予防のために、飲む前後に口をゆすぐなどのケアは必要です。

ワイヤー矯正を選択する場合の注意点

ワイヤー矯正を選択する場合の注意点のイメージ

ワイヤー矯正を選択するメリットは複数ありますが、注意すべき点もあります。主な注意点は、以下の通りです。

装置が目立ちやすい

ワイヤー矯正にはいくつかの種類がありますが、いずれにしても装置は目立ちやすくなります。装置を歯の裏側に固定する裏側矯正であっても、口を大きく開けて笑ったり至近距離で会話をしたりする際には、装置が見えることもあります。

発音に影響が出る

ワイヤー矯正には、ブラケットを歯の裏側に装着する裏側矯正があります。この場合、装置が目立ちにくいというメリットがありますが、舌の動きが制限されるため発音に影響が出やすくなります。

人前で話しをする機会が多い方や接客業の方などにとっては、日常生活に影響が出る可能性も考えられるでしょう。

痛みが出やすい

ワイヤー矯正では、ワイヤーを調整しながら歯に大きな力をかけて動かします。そのため、弱い力で段階的に動かすマウスピース矯正に比べて痛みが出やすくなります。

ご自身に合ったワイヤー矯正の方法の選び方

自分に合ったワイヤー矯正の方法を選ぶイメージ

ご自身に合った方法や装置を選ぶためには、まずはご自身が何を重視したいのかを明確にする必要があります。例えば、見た目を重視したい方であれば、裏側矯正やハーフリンガル矯正、表側矯正で目立ちにくいブラケットやワイヤーを選択したりする方法があります。

また、とにかくコストを抑えたいという方であれば、メタルブラケットやメタルワイヤーを使用した表側矯正が良いかもしれません。

「目立ちにくいものがいいけれど、予算が限られる」という方は、ハーフリンガル矯正を選択したり予算に合わせてブラケット・ワイヤーを選択したりすることも可能です。なお、歯科医院によっては対応していないこともありますので、事前に確認するようにしましょう。

まとめ

ワイヤー矯正で美しい歯並びになった女性

ワイヤー矯正にはいくつかの種類があり、目立ちにくい方法や目立ちにくいブラケット・ワイヤーを選択することが可能です。

ただし、それぞれ費用が異なりますので、予算も考慮した上でご自身に合ったものを選びましょう。「自分に合った方法が知りたい」「実際の装置を見てみたい」という方は、お気軽に歯科医院へご相談ください。

ワイヤー矯正を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

夏だ!海だ!ボーテ式ホワイトニング!!

こんにちは。鳥取市にある「山根歯科医院」です。

当院は、6月13日から新しく「ボーテ式ホワイトニング」を導入しております。

近年ホワイトニングのニーズが高まり、医療ホワイトニングだけでなくセルフホワイトニング店も鳥取市でも増えてきている印象があります。歯が白くなり美しくなることで、自信を持ち素敵な笑顔に繋がります。若々しさや清潔感、好印象を与えることにより、コミュニケーショ力も上がります。ホワイトニングはたくさんのメリットを含む一方で、ホワイトニングは痛い、しみる、飲食制限があるなどの不安の声もお聞きします。

鳥取 歯医者 ホワイトニング

今日は、様々なホワイトニングがあるなかで、当院が選んだ「ボーテ式ホワイトニング」の特徴をお話していきたいと思います。

「ボーテ式ホワイトニング」の特徴

🦷歯を強くしながら白くできる!

ボーテ式ホワイトニングは、アパタイトペーストが配合してあり、アパタイトにより歯のエナメル質が再石灰化されハイドロシキアパタイトとなり、歯を強くして、虫歯予防になります。歯を強くしながら白くすることできる、画期的なホワイトニングです。

歯科医院でクリーニングを受けた美しい歯

🦷研修を受けたプロフェッショナルが施術!

ボーテ式ホワイトニングは、ホワイトニング専門クリニック「ホワイトニングサロンBeaute」を拠点として、講師が全国の歯科医院に技術接遇指導をしています。セラピスト全員が国家資格を持つ歯科医師・歯科衛生士であり、研修を受け合格した者だけが施術を行います。歯科医院専用の薬剤を使用してホワイトニングを行いますので、希望する白さを目指せるのが特徴です。

鳥取市 歯医者 審美歯科

※ホワイトニング剤には過酸化水素・過酸化尿素という医薬品の漂白成分が含まれており、法律上取り扱えるのは歯科医院(医療機関)のみです。

🦷歯科医院で行う本物のホワイトニング!

ボーテ式ホワイトニングは、セルフホワイトニング店やエステ店のホワイトニングとは異なります。ボーテ式ホワイトニング研修を受けた歯科医院のみで行う本物のホワイトニングです。結果にこだわり高品質なサービスを提供しつつ、従来の相場に比べ、通いやすいリーズナブルな料金設定です。

マウスピース矯正ですきっ歯を治すときにかかる費用イメージ

🦷飲食制限が不要です!

ホワイトニング後にコーヒー・紅茶を控えるべきと聞いたことはありませんか?ボーテ式ホワイトニングでは、施術後の飲食制限がございません!施術後に歯の表面をアパタイト配合ペーストでコーティングを行います。そのため、着色しにくくなり、施術直後でもコーヒー・紅茶などお好きな物を召し上がりいただけます。

鳥取市 歯医者 ホワイトニング 

普段の食事などで着色が気になる場合には、専用の歯磨き粉もございますのでご安心ください。

🦷しみない・痛くない!

薬剤に痛み・しみに配慮したホワイトニングがボーテ式ホワイトニングの特徴です。施術中は、不快感をできるだけやわらげられるよう、痛みやしみを予防する成分を配合した薬剤を使用します。

普段から知覚過敏がある方は、一時的にしみる場合もございますが、その際の対処法もご用意していますので、ご安心ください。

🦷時間をかけてカウンセリング!

ホワイトニングをされたい理由やお悩みをじっくり聞いて、期間や目標のお色、お似合いになるお色、また短時間で色戻りしにくいところまでしっかりとご提案させていただきます。

鳥取 歯科 ホワイトニング

日本人の歯は先天的にエナメル質が薄い特徴があり、比較的歯が黄色いく、平均の歯の白さはA2と言われています。

歯の黄ばみの原因

歯の表面の黄ばみ

歯の表面の黄ばみの原因として、飲食物(コーヒー・紅茶、カレーなど)、喫煙によるヤニなどの生活習慣による着色があります。

歯の内部の黄ばみ

歯は外側から「エナメル質」「象牙質」「神経」の3層構造です。歯の内部の黄ばみは黄色い象牙質が透けて見えている状態です。加齢によりエナメル質が薄くなり、象牙質が厚みを増すので、黄ばみが目立つようになります。また、遺伝や抗生物質の服用による黄ばみもあります。

クリーリングで歯は白くなる?

クリーニングは、専用の機械を使って歯の表面の着色・歯垢・歯石を取り除けますが、歯の内部の黄ばみはホワイトニングでないと白くなりません。

ホワイトニングは、歯の表面と内部の黄ばみを分解して白くなります。

ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング

歯科医院でプロにおまかせのホワイトニング。院内で歯の表面にホワイトニング薬剤を塗り、LEDライト当ててホワイトニングする方法です。

鳥取市 歯医者 ホワイトニング

特徴としては、痛くない、しみない、寝ている間に終わりますのでリラックスして受けていただけます。特に即効性があるのが大きな特徴で、一回の施術で白さを実感していただけます。回数を重ねるにつれ、さらに白くしていくことができます。ただし、色戻りする傾向があります。

~施術の流れ~

  カウンセリング

  気になる歯の黄ばみのお悩みをうかがい、歯の状態、施術内容についてご説明いたします。

2 シェードチェック

  シェードガイド(色見本)を使い、現在の歯の色を確認します。

3 歯の表面をクリーニング

  歯の表面の汚れを落とし、薬液を浸透しやすくします。

4 リップセラム塗布

  唇を保護するためにオーガニックのリップセラム(リップクリーム)を塗ります。

5 ホワイトニング剤塗布

  歯の表面にホワイトニング薬液を塗布します。

6 LEDライト照射

  LEDライトを8分間照射します。

  2クール目以降は薬液を拭き取り、再度塗布して照射します。

7 コーティング

  アパタイト配合ペーストで歯の表面をコーティングします。

8 シェードチェック

  うがいの後、施術後の歯の色を確認します。

鳥取市 歯医者 ホワイトニング

ホームホワイトニング

ご自宅で好きな時間に行うホワイトニング。

院内で型取りをして作成したオーダーメイドのマウスピースにホームホワイトニング薬剤を入れ、1回30分~2時間程度装着します。毎日~3日に1度低濃度の薬剤を使用しますので、色ムラなくじっくり白くしていきます。白さを実感できるまで時間はかかりますが、ホワイトニング後の色戻りがしにくいのが特徴です。

鳥取市 歯医者 ホワイトニング インビザ

~施術の流れ~

1 カウンセリング

  気になる歯の黄ばみのお悩みをうかがい、歯の状態、施術内容についてご説明いたします。

2 シェードチェック

  シェードガイド(色見本)を使い、現在の歯の色を確認します。

3 歯の型取り

  マウスピースを作成するために歯の型取りをします。

4 マウスピース&薬剤のお渡し

  マウスピースとホームホワイトニング薬液をお渡しします。

5 ホワイトニング開始

  ご自宅や好きな場所で、ホームトニングを開始します。

6 シェード確認

  一定期間後、どれくらい白くなったかシェードチェックし確認します。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する最も効果的なホワイトニング方法。

短期間で集中的にホワイトニングを行うので、短期間で目標の白さが実感でき、また白さが長持ちしますので、ホワイトニングの価値を実感していただけます。

鳥取市 歯医者 ホワイトニング
鳥取市 歯医者 ホワイトニング

~ボーテ式ホワイトニングのよくあるご質問~

ℚセルフホワイトニングやエステ店のホワイトニングとの違いは何ですか?

セルフホワイトニングやエステ店は医療機関でないため、法律上歯を白くする成分が配合された薬剤を扱えません。
そのため、「ホワイトニング」と謳っていても、実際は歯の汚れをとり明るくするのが限界です。

ボーテ式ホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニングであり、医薬品を使用しているため、歯の内部の黄ばみまで白くできます。

元々の歯の色以上に真っ白にできるのがボーテ式ホワイトニングです。

ℚ1回のホワイトニングでどれくらい白くなりますか?

1回で白さを実感していただけます。

もともと黄ばみの濃い歯をブリーチシェード(陶器のような白さ)にしたい場合は、ホワイトニングを重ねることが必要です。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用すると最もスムーズにブリーチシェードに到達できます。

ℚホワイトニングでしみ・痛みはでますか?

従来のホワイトニングでは、ホワイトニング中・後に知覚過敏症状が出ることがありますが、一過性の症状で治ります。

ボーテ式ホワイトニングではしみを予防する成分を配合しておりますので、しみ・痛みがでにくいようになっています。

ℚ1回のホワイトニングで白さはどれくらいもちますか?

個人差はございますが、およそ3ヶ月から10ヶ月程度といわれています。

ブリーチシェードまで到達すると、後戻りが少なく、自宅での簡単なホームケアで白い歯を保ち続けることが可能です。

ℚ詰め物や差し歯は白くなりますか?

ホワイトニング薬剤は詰め物や差し歯には反応しませんので、白くなりません。
天然の歯のみに作用します。

まとめ

ボーテ式ホワイトニングは、最初のカウンセリングでしっかりと患者様のお悩みや目標のお色などをお聞きし、患者様にひとりひとりに合った施術方法などをご説明、ご提案させていただきます。今までのホワイトニングで効果を実感できなかった方や、ホワイトニングは痛い、しみる、飲食制限があるなどのマイナスのイメージを払拭してくれるボーテ式ホワイトニングは、これから多くの患者様のニーズにお応えし、より素敵な笑顔へ導いてくれると感じております。精一杯サポートさせて頂きますのでご安心ください。

まずは無料カウンセリングしておりますので、ご予約お待ちしております。

鳥取市 歯医者 山根歯科医院

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、歯科ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。



診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0857-38-2118へ

診療時間
9:00~12:30
9:00~13:00
14:30~19:00
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休診日:日曜日午後・祝日午後・木曜日
★ 変則診療時間:土曜日午後14:30-18:00
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