【矯正治療に関する質問】
Q:矯正中は痛みますか?
A:虫歯や歯周病のように激痛やまったく嚙めない、ということはありません。歯科矯正中はブラケット(歯並びの矯正の際に歯に装着する装置の名前)にワイヤーを装着することによって歯列を治そうという力が歯に持続的にかかります。そのため歯根のまわりが炎症し、軽い痛みが出ることがあります。特に治療初期に起こることが多いです。弱い力で歯を動かすので7~10日間ぐらいで気にならなくなることが多いです。ほとんどが違和感程度で治ることが多いです。
Q:矯正治療の期間は、どれぐらいですか?
A:2年ぐらいでだいたい終了します。個人差があるので多少ずれがあります。矯正装置を外した後は後戻りを防止するために2~3年保定装置をつけます。
Q:矯正治療はいつから始めたら良いですか?
A:12~13歳頃から始めるケースが多いです。その理由の一つとして、第二大臼歯が萌出していて、なおかつすべての歯が乳歯から永久歯に置き換わった時が最適なためです。場合によっては早くに矯正を始めることもあります。始める時期についてはかかりつけの歯科医院にご相談ください。
Q:矯正歯科は抜歯が必要だと言われたのですが、必ず抜歯が必要ですか?
A:治療上、抜歯が必要なことがあります。便宜抜歯といって矯正治療では正しい位置に歯を並べるために第一小臼歯を抜歯して全体を横に広げることがあります。可能な限り抜歯をせずに第二大臼歯を後方に移動させてスペースをつくり矯正治療を行うようにしています。
Q:矯正治療中に食べてはいけないものはありますか?
A:基本的に食べ物の制限はありません。ガムやキャラメルなど歯と歯にくっつきやすいものは矯正装置が外れたり破損したりする可能性があるので控えた方が良いと思います。
Q:虫歯と矯正治療を同時にできますか?
A:矯正治療中に虫歯ができた場合は、 一旦 矯正治療を止めて 虫歯治療を行う必要があります。治療をする前に虫歯があるかどうかを確認しなければなりません。また矯正治療中は虫歯にならないように注意する必要があります。
Q:部分的な矯正はできますか?
A:はい。 当院では、部分矯正も行っています。例えば、上の歯並びが気になる場合は、上の歯並びのみ矯正することは可能です。ただ、矯正治療を行う場合、全体の噛み合わせを考慮して行うことが多いです。
Q:矯正治療後に後戻りしますか?
A:矯正装置を外した直後は、歯が動揺していることが多く、後戻りしてしまうことがあります。当院では、後戻り防止のため、保定装置(リテーナー)を使用します。保定装置を使用することで、後戻りを防ぐことができます。
Q:矯正治療中の歯磨きは大変ですか?
A:矯正中は通常よりも大変になります。(ワイヤーの場合)
ワイヤー矯正の場合、装置部分にプラークが溜まりやすくなり、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。時間をかけて丁寧に磨く必要があります。マウスピース矯正の場合は、取り外しができるため、通常の歯磨きと変わりません。
Q:矯正治療は何歳まで受けられますか?
A:矯正治療において、一般的に何歳でも治療は可能です。
嚙み合わせが悪いケースを放置しておくと、だんだん治療が難しくなります。
できるだけ早く治療を開始することをお勧めします。
Q:矯正治療中に妊娠が分かりました。大丈夫ですか?
A:基本的に問題はありません。
つわりが激しい時期は、治療や通院が難しくなるケースもありますが、矯正治療においては問題ありません。
Q:マウスピース矯正とワイヤー矯正ではどちらを選択するべきですか?
A:マウスピース矯正、ワイヤー矯正には、それぞれメリット・デメリットがあります。
マウスピース矯正は透明で目立ちにくく、取り外しが可能で食事や歯磨きをしやすいのが特徴です。
ただ、22時間以上装着しなければなりません。
ワイヤー矯正の場合、固定されているため装着時間を気にせずに治療を続けることが出来ます。
見た目が気になる方にはお勧めできません。
また、どちらかを選択する時は歯並びの状態も考慮しなければなりません。
その為、歯科医師と相談して最適な方法を選ぶことが重要です。


