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歯科矯正を始める適切な時期について

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

患者様から「子供の歯並びが気になるけど、どうしたらいいですか?」「歯科矯正は、いつ頃から始めるのが良いですか?」など、相談を受けることがあります。

鳥取市 歯医者 小児歯科

矯正治療を検討する際、多くの人が疑問に思われることですが、その答えは、歯並びの状態か、治療方法によって異なってきます。ですから適切な矯正開始時期は、さまざまな検査を行って上で説明しなければなりません。しかしながら、目安はしっかりとあります。本日は、そこをしっかりと説明したいと思います。

まず、矯正治療のタイミングは、大きく2つに分かれます。

歯列矯正は一般的にⅠ期治療(子供の矯正)とⅡ期治療(大人の矯正)に分かれます。

矯正治療

乳歯期(3〜6歳)

この時期の矯正治療は、矯正の初期治療と呼ばれ、主に不正咬合の予防を目的としています。予防的な歯列矯正ということから、予防矯正と言われることもあります。矯正治療は、いつからでもできますが乳歯の段階で歯列の異常に気づいて予防矯正することで、費用をかけずに治療することが可能になることがあります。では予防矯正ではどんなことをするのでしょうか。

床矯正で歯列が整い笑顔を見せる子ども

 【目的

・歯並びに悪影響を及ぼす悪習慣を直す (歯ぎしりなど)

・舌や口の周りの筋肉のバランスを鍛えるトレーニング (口腔機能療法)

・顎の成長のコントロール

などです。

適応症例としては、

🦷反対咬合

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 下顎前突

🦷開咬

鳥取市 歯医者さん 小児歯科 不正咬合 開咬

🦷交叉咬合

などがあげられます。

予防矯正においては、歯並びや噛み合わせの問題を直接的に改善するのではなく、将来の歯列不正を未然に防ぐことを目的としています。

一例をあげると、指しゃぶりや 舌癖、口呼吸などの悪習慣を直すことで顎の成長 を適切に促し、歯列不正を未然に防ぐようにします。これが3歳〜6歳頃に行う矯正治療です。

出っ歯の原因となる指しゃぶりが癖の子ども

混合歯列期(6〜12歳)

混合歯列期は、永久歯への生え変わりが始まる重要な時期です。この時期は、乳歯と永久歯が混在している時期で、顎の成長が活発なため顎の成長のコントロールができる時期です。この時期の矯正治療としては、顎の拡大装置を使用することで、歯列のスペースを確保し、永久歯が理想的な位置に映えるように誘導することが目的です。装置の種類としては、拡大床やリンガルアーチ などが、あげられます。また、部分的なワイヤー矯正も行うことがあります。この時期に治療を開始することで、将来的に抜歯が必要となるリスクが軽減する効果があります。

拡大床

床矯正の装置
床矯正の型取りと装置の作製の様子

 

リンガルアーチ

鳥取市 歯医者 小児歯科 小児矯正 リンガルアーチ(反対咬合)

部分的なワイヤー矯正

ワイヤーを使用した部分矯正

永久歯期(12〜18歳)

永久歯が生え揃ったこの時期は、本格的な矯正治療に最適な時期と言えます。この時期では、骨の成長がほとんど完了しているため歯を移動させるための治療が中心となります。そして審美や噛み合わせの正常化を目的とし矯正治療をを行っていく時期です。

成人期(18歳以降)

最近では、成長が完了した後の矯正治療の需要が急増しています。理由としては、大人でも効果的に矯正治療を受けることが可能になってきたからです。ただ、 治療開始のタイミングは、歯並びの状態や個々のニーズに応じて変化します。 適切な時期に矯正治療を開始すれば、 歯並びや噛み合わせをスムーズに改善することができ、治療期間の短縮 や患者様への身体的負担の軽減が期待できます。矯正治療のタイミングが結果に大きな影響を与えることは、治療を考える上で 非常に重要なことです。

八重歯を矯正して笑顔を見せる男性

大人の矯正治療

矯正治療は、大人になったらできないという考えを持っていらっしゃる方がいらっしゃいますが、それは間違いです。

最近では、目立たない装置や先進的な治療技術が進歩しており、大人でも気軽に治療を始めらることから、治療される方が増えています。

🦷透明なマウスピース矯正(インビザライン)

この装置は透明で目立たないため、仕事やプライベートでも安心して使用できます。 また、取り外しも可能なので食事もしやす 衛生的にも優れています。

🦷ワイヤー矯正

従来から使用されているのが ワイヤー矯正です。ワイヤー矯正の欠点は、装置が取り外すことができないため衛生的な面でマウスピース矯正に劣ります。また、ワイヤーが歯の表面にあるため、審美的によくありません。しかし、マウスピース矯正に比べ 適応症例が広く動かす力が強いため少しではありますが、マウスピース矯正に比べ 治療期間が短縮されます。

ワイヤー矯正をしている女性

この2つは、歯科医師と相談した上で治療法の選択をしてください。

最適な治療開始時期の見極め方

🦷初期診断

矯正治療を始める前には、初期診断が必要です。まず、X 線撮影、口腔内スキャン、歯の模型作成を通じて、審査診断を行わなければなりません。患者様の歯並びや顎の状態を詳しく把握し、最適な治療開始時期を提案していきます。

🦷不正咬合の種類と難易度

顎の大きさや位置の異常は、成長期での治療が効果的なケースが多いです。また、 反対咬合の場合は、早期に治療することが望ましいケースが多いです。歯の位置異常(叢生)のみの場合は、 永久歯萌出後の治療が望ましいと思います。 顎の大きさや位置の異常の場合は、3歳〜12歳までに行うことが多いです。また、後者の叢生治療の場合は、12歳以降に行うケースが多いです。

🦷仕事や学校や日常生活への配慮

矯正治療が、日常生活に与える影響を心配される声は多く聞かれます。仕事中の審美性や発音滑舌、 学校生活への影響や食事のしやすさなどとても不安に思われる方も多いです。 確かに、矯正治療の初期においては、一時的に違和感が出ることがありますが、その感じ方には個人差があります。しかし、現在では矯正方法の選択肢も増えており、患者様の生活習慣に配慮した治療計画を立てることが可能になっています。大切なのは、学校や仕事で私生活にどの程度の影響が出る可能性があるかを考え矯正時期を考えなければなりません。

🦷中高年での矯正治療

中高年での「矯正治療は無理」「 矯正治療は若い時にするものだ」と考えていらっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、矯正治療の可否は年齢で判断するものではありません。矯正治療においては、基本的に口腔内の状況に大きく影響しています。虫歯や歯周病があっては矯正治療は困難です。虫歯がなく、歯周組織が安定していれば、中高年であっても矯正治療は行うことができます。

まとめ

結果として、矯正治療の最適な開始時期は、個々の歯列不正の状況にもよりますが、一般的には永久歯が全て生え揃った12〜15歳くらいが理想とされています。ただ、顎の骨格に問題がある受け口 (反対咬合 )や 開口 、交叉咬合といった歯列不正は早期に治療した方がいい場合があります。 また、指しゃぶりや舌癖や口呼吸などによる悪習癖による不正咬合に対しては、早期に治療が必要となってきます。指しゃぶりに対しては、3歳までは様子を見て4歳以降は、日中は手を使う遊びを増やすなど、指しゃぶりをやめさせる工夫が必要です。舌癖や口呼吸に対しては、舌や唇や頬などのお口の周りの筋肉を鍛え正しい位置と機能を取り戻すためのトレーニング( MFT )口腔筋機能療法が必要となってきます。矯正治療を始める適切な時期は、患者様の歯並びの状況によって大きく左右されます。始める時期が多いのは、 Ⅰ期治療では、7歳〜8歳頃、 Ⅱ期治療では、12歳〜15歳頃です。 例外もありますので 必ず歯科医師としっかりとした相談の上 矯正治療を始めることが大切です。

きれいな歯並びで笑顔の女の子

歯列矯正を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。えんちょう

すきっ歯を矯正する方法!放置するリスクや治療期間、費用も

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

すきっ歯が気になる女性

前歯の間にすき間がある、いわゆるすきっ歯に悩んでいる人は少なくありません。見た目が気になるだけではなく、発音や噛み合わせ、虫歯・歯周病のリスクにも関係するとされており、放置すると様々な問題につながる可能性があります。最近では、大人になってからでも矯正治療によって改善をはかる人が増えており、装置の選択肢も広がっています。

今回は、すきっ歯を矯正で治す方法や費用、放置するリスクなどについて解説します。

すきっ歯とは

前歯がすきっ歯の女性

すきっ歯とは、歯と歯の間に不自然なすき間が空いている状態のことを指し、専門的には空隙歯列(くうげきしれつ)と呼ばれます。特に、前歯の中心にすき間ができる状態の正中離開(せいちゅうりかい)は目立ちやすく、見た目の悩みにつながることも少なくありません。

すきっ歯は見た目の問題だけにとどまらず、発音、咀嚼、虫歯や歯周病のリスクにも関係してくるため、放置せずに原因を見極めて対処することが大切です。

すきっ歯の主な原因

指しゃぶりをして眠る子供

すきっ歯の原因には、先天的なものと後天的なものがあります。ここでは、すきっ歯になる主な原因を紹介します。

遺伝

歯やあごの骨格に関する特徴は遺伝することが多く、両親のどちらか、あるいは両方がすきっ歯である場合、子どもにもその傾向がみられることがあります。特に、あごに対して歯が小さい、あるいはあごが通常よりも広い場合、永久歯が並ぶスペースが余ってすき間ができることが多いです。

指しゃぶりや歯ぎしり・食いしばりなどの癖

指しゃぶりや舌を前に強く押し出す癖、歯ぎしり・食いしばりなどの癖が長期間続くと、歯に過度な力がかかり、歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。

指しゃぶりは前歯に前方への力を加えるためすきっ歯になりやすく、舌で歯を押す癖も同様にすき間を広げる原因になります。歯ぎしりや食いしばりは上下の歯に強い圧力が加わり、徐々に歯が動いてすき間が生じることがあります。

これらの癖が大人になっても続いていると、矯正治療を受けても後戻りするリスクが高くなります。そのため、矯正治療と並行してこれらの癖を早期に見つけて改善することが大切です。

上唇小帯の異常

上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは、上唇の裏側と歯茎をつなぐひだ状の組織です。この上唇小帯が長かったり、幅が広かったりすると、前歯の間にすき間ができやすくなります。上唇小帯が前歯の間まで入り込んでいると、前歯の根元が押し広げられ、正しい位置に歯が並ばなくなるのです。

このような場合、矯正治療と合わせて上唇小帯の切除手術が必要になることがあります。

歯周病

歯周病が進行すると、歯を支えている歯槽骨が吸収されて歯が徐々に動きやすくなります。その結果、歯と歯の間にすき間ができ、すきっ歯になることがあります。

歯周病は進行性の病気で、一度失われた骨は自然には回復しないため、早期の治療と日常の口腔ケアが不可欠です。また、すき間ができることでさらに汚れが溜まりやすくなり、歯周病が悪化する悪循環にもつながる恐れがあります。

すきっ歯を放置するリスク

すきっ歯を放置して虫歯になった女性

すきっ歯を放置すると、見た目の印象だけではなく、健康面にも多くの悪影響を及ぼす可能性があります。ここでは、すきっ歯をそのままにしておくことによる主なリスクについて解説します。

虫歯や歯周病になりやすくなる

すきっ歯の状態では、歯と歯の間にすき間に汚れがたまりやすく、プラークや歯石が蓄積しやすい環境になります。歯ブラシが届きにくいため、セルフケアも不十分になりやすいです。

この影響でプラークがたまると、虫歯や歯周病を引き起こす原因になる恐れがあります。矯正によって歯並びを整えることで清掃性が向上すれば、口腔トラブルのリスクを大きく下げられるでしょう。

発音に支障をきたす

すきっ歯の状態だと、空気が漏れて不明瞭な発音になることがあります。特に、サ行やタ行など、舌先を歯の裏につけて発音する音に影響しやすいとされています。その結果、会話に自信が持てず、コミュニケーションに消極的になる方も少なくありません。発音のクセは成長とともに習慣化しやすいため、早めに対処することが重要です。

噛み合わせが悪くなる

すきっ歯を放置していると、上下の歯列のバランスが崩れ、噛み合わせに問題が生じることがあります。噛み合わせが悪いと、特定の歯に負担がかかって摩耗が進みやすくなり、顎関節への負担も増加します。

また、噛む力が偏ることで食べ物がしっかり噛めずに胃腸への負担が増えたり、肩こりや頭痛など全身症状にもつながったりする可能性もあります。正しい噛み合わせは、健康的な生活を送るうえで欠かせない要素の1つなのです。

すきっ歯を矯正する方法

マウスピース矯正とワイヤー矯正を伝える女性

大人がすきっ歯を矯正する方法は、大きくワイヤー矯正とマウスピース矯正の2つがあります。それぞれ適応範囲やメリット・デメリットが異なりますので、自分に合った治療法を選ぶためにも両者の違いを理解しておきましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ動かす方法です。長い歴史があり、様々な歯並びに対応できる信頼性の高い矯正方法として広く知られています。すきっ歯の矯正においても、効率的に歯を移動させられるでしょう。

一方で、口の中に常に装置を付けた状態になるため、慣れるまで話しにくかったり見た目が気になったりすることがあります。また、食事や歯磨きの際には注意が必要で、口腔内のケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

信頼できる歯科医師のもとで計画的に治療すれば、見た目にも機能的にも満足のいく結果を得やすい治療法といえるでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを段階的に交換しながら歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。目立ちにくく取り外しも可能なため、近年人気が高まっています。前歯部分だけのすき間や、隙間が大きくない症例であれば、マウスピース矯正で十分に対応できるケースも多いです。

ただし、重度の歯並びの問題には適応できない場合もあるため、事前に歯科医師に相談することが大切です。また、取り外しができる分、自分で装着時間の管理をする必要があります。1日20~22時間以上の装着が推奨されているため、食事や歯磨きのとき以外は装着するようにしましょう。

すきっ歯の矯正にかかる期間

すきっ歯の矯正にかかる期間のイメージ

すきっ歯を矯正する期間は、すき間の広さや治療方法によって異なりますが、一般的には6か月から2年程度が目安とされています。部分矯正であれば、早い方では3か月程度で歯並びが整うこともあります。一方、全体矯正の場合は、歯を少しずつ動かしながら全体の噛み合わせも整えるため、1年半から2年程度の時間がかかることもあります。

また、矯正治療が完了したあとには保定期間が必要になります。保定期間は整えた歯並びを安定させるための重要な期間で、通常は1〜3年程度とされています。

ただし、矯正期間は一律ではなく、歯の動きやすさ・装置の種類・治療への取り組み方・通院頻度などによって個人差があります。そのため、事前にカウンセリングでしっかりと治療計画を確認し、自分に合った矯正方法を選ぶことが大切です。

すきっ歯の矯正にかかる費用

すきっ歯の矯正にかかる費用を伝える歯科衛生士

すきっ歯の矯正治療は、基本的に健康保険の適用されない自費診療となります。治療費は、矯正方法や矯正する範囲、歯科医院の方針、治療期間の長さなどによって大きく異なります。

全体矯正では、ワイヤー矯正で60万円~150万円程度、マウスピース矯正で60万円~130万円程度が目安です。部分矯正では、ワイヤー矯正で30万円~60万円程度、マウスピース矯正で30万円~50万円程度が目安でしょう。

さらに、定期的な通院費用や再診料、場合によっては調整料金などが加算されることもあるため、総額での見積もりを確認しておくことが重要です。経済的な負担を抑えたい場合は、治療前に分割払いや医療ローンの利用についても相談しましょう。

まとめ

すきっ歯を矯正して嬉しそうに鏡を見る女性

すきっ歯は見た目の印象に関わるだけではなく、虫歯や歯周病になりやすい、発音に支障をきたす、噛み合わせが悪くなるなど、様々なリスクを伴います。矯正治療にはワイヤー矯正やマウスピース矯正などがあり、それぞれの治療方法のメリット・デメリットを理解することが大切です。

すきっ歯の矯正を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

進化する歯科医療 昭和~令和へ 

こんにちは。鳥取市東町にある山根歯科医院です。

みなさんは、昔の歯医者はどんなイメージを持たれていますか?

「痛い、怖い、歯を抜く」

特に昭和生まれの年代の方は、過去に虫歯の治療をしたときに、いきなり削られた、すぐ歯を抜かれた、歯石を取ってもらった時にかなり痛い思いをした、歯医者のあの音を聞くだけで、冷や汗が出てドキドキする…など。今でもトラウマになって歯医者が苦手な方もいらっしゃると思います。予防歯科が発展していなかったため、虫歯が進行し、痛みが出てから初めて歯科受診をし、その時にはもうすでに抜歯が必要な状況になることも珍しくありませんでした。こうした治療が痛みの原因となり、歯医者への恐怖心を抱く患者さんが多かったのです。現在の歯科治療は、昔と大きく変わってきました。

痛みのない治療 麻酔技術の向上

歯科治療に欠かせない麻酔も現代では技術の進化により痛みや恐怖心を最小限に抑えることができるようになってきました。

鳥取市 歯医者 麻酔
麻酔

表面麻酔

注射針を刺す前の歯ぐきにジェルやスプレー状の麻酔薬を塗布し、表面の感覚を麻痺させて注射の痛みを軽減させます。表面麻酔を行った後で注射をするとずいぶんとラクになります。

表面麻酔
表面麻酔

カートリッジウォーマー

麻酔液を人肌程度に温めることで、体内に入れた時の刺激を激減させます。

鳥取市 歯医者 麻酔 虫歯
ウォ―マー

極細針

非常に細い針を使用し、粘膜への組織破壊を最小限に抑え、刺した時の衝撃をほぼなくします。

注射針
注射針

電動注射器

電動注射器で麻酔をすると、人の手では難しい、ごく一定の優しい圧力で、ゆっくりと麻酔液を注入します。これにより麻酔液が入っていくときの「圧迫感」をほとんど感じさせずに麻酔を効かせることができます。

電動注射器
電動注射器

痛みの少ない歯石除去

昔の歯石除去は主に手動の「手用スケーラー」と呼ばれる鋭利な刃物で、歯茎に深く入り込み歯石をガリガリと削り落とす手法が一般的でした。痛みをともない、苦手な方も多いと思います。

キャビトロン(マグネット式超音波スケーラー)

振動が楕円を描いて分散するため、従来の超音波スケーラーと比較して痛みや独特の不快音が少ないのが特徴です。超音波による微細な気泡が弾ける衝撃波を利用し、歯周ポケット内の細菌や毒素を効果的に除去・洗浄します。

デジタルの技術向上

治療の精密化、短時間化、患者さまの負担軽減を実現しています。これにより早期発見、歯の寿命を延ばす身体に優しいアプローチが普及しています。 

デジタルレントゲン・CT

[被ばく量の減少] デジタルレントゲンは、従来のフィルム式に比べて被ばく量が約50%~90%(1/2~1/10)減少し微量です。健康被害もほとんどない安全なレベルです。

レントゲン検査の様子

アイテロ 3D光学口腔内スキャナー

[アイテロによる初期虫歯の診断] アイテロの3D光学口腔内スキャナー導入により、エナメル質の脱灰(虫歯の始まり)を読み取ります。また目視やレントゲンでは見つけにくかった、歯の隣接面の虫歯を早期発見できます。

[歯のすり減りや咬み合わせの不調のチェック] 歯がどこで当たっているか、噛み合わせのバランスをはっきりと見ることができます。

[ マウスピース矯正との関連] マウスピース矯正の適応判断・シュミレーション(ビフォー、アフター)を見ることができます。マウスピース矯正の型取りがでかます。

iTero 鳥取市 歯医者
iTero

セレック3D光学カメラ

光学式口腔内スキャナー】 印象材を使わずに口腔内を3D撮影し、高精度な型取りができ治療時間を短縮できます。 嘔吐反射が強い方の印象材(粘土の様な型とり)の苦痛を軽減します。

3Dプリンター

詰め物や被せ物を迅速に作成できます。

マイクロスコープカメラ

4K画質で80倍まで拡大可能細部。まで鮮明な画像で映し出されるので、その場で患者さまにお口の中の状況や虫歯の箇所を拡大して確認していただくことができます。

鳥取市 歯医者 虫歯 マイクロスコープ

素材の向上

 現代の歯科医療では、CAD /CAM、インプラントやセラミック、E-max、ジルコニアなどの新しい素材を使用した治療法が登場しています。昔はアマルガム、金属の詰め物や歯の被せ物が主流でしたが、これらの新しい素材は見た目や機能性に優れ、より自然な歯の形態を再現することができます。

審美歯科

虫歯などの病気治療だけでなく、「歯の白さ」「歯並び」「歯の形」といった見た目の美しさ(審美性)を追求する事が求められています。

ホワイトニング

現在はホワイトニングの技術も進化し、理想的な白さで色戻りしない状態まで実現できるようになりました。

鳥取市 歯医者 ホワイトニング

マウスピース矯正

歯の矯正もワイヤー矯正だけでなく、マウスピース矯正も導入しています。透明で目立ちにくいマウスピースを用いた矯正治療で、周囲に気づかれにくく歯並びを直す事ができます。3Dシミュレーションで治療後の歯並びを見ることができ、ゴールをイメージしやすく、確実な歯列矯正を可能にしています。口元のコンプレックスで悩んでおられる方も自信をもって笑顔になっていただけるよう、ご提案させたいただいています。

予防歯科

昔は、歯医者は「虫歯ができたら行く場所」でした。痛くなってから、我慢できなくなってから行くではなく、健康的な状態を維持する事が大切です。当院では3ヶ月毎の定期検診をおすすめしています。虫歯のチェック、歯周病の検査、歯のクリーニング、フッ素塗布に加え、患者さまが自身がお口の中の状態を把握して、セルフケアできるよう、サポートさせていただいています。

セレック治療をする歯医者 検診 歯科

口腔内環境は全身の健康

予防歯科も進化し、定期的な検診や歯石除去などの予防処置が普及していますが、昔は虫歯だらけで、進行止めの薬を塗って前歯が真っ黒なお子さんをよく見かけました。現在は保護者の予防意識も高く、子供のうちから口腔ケア、定期検診、フッ素塗布の普及により、保育園、学校検診でも虫歯の少ないお子さんが増えていると感じます。素晴らしいことと思います。

近年では、歯周病菌が血管に侵入し、全身をめぐると、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすことが分かり、お口の健康は全身の健康につながっており、健康寿命のカギを握っていると言えます。このように予防歯科は、生涯にわたってご自身の歯を守り、健康的な生活を送るための非常に重要なアプローチなのです。

インターネットの情報活

昔の歯医者選びは近所にあるから、家族みんなが行っているからと選んでいませんでしたか?

現在は、インターネットのサイトで患者さま自身が情報収集し、比較し、口コミや院内の雰囲気、治療方針を見て選ぶことが出来ます。また、歯科医院のネット予約は、スマートフォンの普及や利便性の向上を背景に、急速に普及し当院でも導入しています。電話より、いつでも気軽に空き状況を確認でき予約をとることができます。

SNS

SNSは、診療内容だけでなく院内の雰囲気やスタッフの人柄を「見える化」することができます。

当院もInstagramにて

・院長やスタッフによる情報発信

・院内の雰囲気

・症例のビフォーアフター

・おすすめ商品

など日々投稿しています。
不安を抱えている皆さまが投稿された写真や動画を見て、少しでも安心し、来院を決断する後押しとなればと思います。

カウンセリング

カウンセリングは、専門のTCスタッフ(トリートメントコーディネーター)が患者さまにしっかりと説明し、納得して治療を受けていただくために設けており、治療への不安を解消し、最適なプランを選ぶための場です。

「歯科医師と患者さまの架け橋」となりサポートします。

このように現代は、患者さまが恐れる痛みを軽減し、快適な治療を受けられるよう、歯医者では麻酔技術の進歩、歯科資材の進化と治療方法の多様化、患者さまとのコミュニケーションによる痛み軽減法が用いられています。これらの取り組みによって、昔に比べて歯科治療が格段に進歩し、安心して診療を受けられるようになってきました。その結果健康な歯を長く残す治療が可能になっています。

我々スタッフ一同、患者さまに寄り添い、「また行きたい歯医者」と思っていただけるよう日々励んでおります。

歯医者をもっと身近なものとして「歯をキレイにしに行こう。ついでに悪い所がないか診てもらおう。」と、美容院に行くような感覚で気軽に来ていただければ幸です。

山根歯科医院 鳥取市 東町 虫歯 歯周病 ホワイトニング 矯正 インプラント

気になることがございましたら、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

歯科治療における平均寿命について

こんにちは。鳥取市東町にある山根歯科医院です。

歯科治療における平均的な補綴物等の寿命は、治療の種類やメンテナンス、お口の環境や状態によって大きく変わってきます。当院では、「セラミック治療は何年もちますか?」 「インプラント治療は何年もちますか?」 と質問されることがあります。 この質問の答えは、なかなか難しいです。 セラミック治療と保険内の被せでは、一般的にセラミックのかぶせの方が長く持つと言えます。「何年もつか 」ということが大切ですが、どう使用し、どう管理するか。ということも重要です。このことによって、歯科治療の寿命が長くなったり短くなったりすることもあります。 代表的な治療ごとに目安とポイント 説明します。

🦷詰め物  (コンポジットレジン)

コンポジットレジンは、歯科用の白い樹脂素材で、比較的軽度な虫歯に使用される材料です。このコンポジットレジンは、保険適用で白色に詰めることができます。また1回の治療で完結することや 治療費が安価であることが利点としてあげられます。ただ欠点として劣化しやすく、変色や摩耗が起こりやすいです。コンポジットレジンは、3年〜5年くらいで劣化してきます。

🦷銀歯 (金パラインレー・クラウン)

銀歯は、金属素材でできた詰め物、あるいは、被せ物です。金属は、時間が経つにつれて劣化していきます。銀歯に使用される金銀パラジウム合金は、唾液によって溶け出し、また熱いものや冷たいものを摂取することによって、変形することがあります。劣化すると、銀歯と歯の間に隙間ができ、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。 一般的に金属インレーは5年、金属クラウンは7年、と言われています。お口の中の状態によっては、 一般的な寿命よりも短くなることがあります。銀歯の寿命を短くする要因としては、日頃の歯磨きを怠ることや、歯科医院での定期的なメンテナンスをしなかったりすると寿命は短くなります。 また、銀歯で注意することは、腐食した金属から金属イオンが溶け出し、歯や歯茎やが黒くなることがあります。また、金属アレルギーがある方は使用することができません。

🦷セラミック治療

セラミック治療は、審美性が高く変色 がほとんどなく、表面が滑沢になるため歯垢がつきにくい。という特徴があります。このことで、虫歯や歯周病になるリスクが、保険内の材料と比較して減少すると言えます。セラミック治療での被せの寿命は10〜15年くらいと言われています。

🦷インプラント治療

インプラントとは、失った歯の代わりに 顎の骨にチタン製の人工歯根を埋入、 その上に人工の歯を装着し噛む機能を回復する治療方法です。インプラント治療の寿命は、一般的に10〜20年以上と言われています。患者様から「インプラントは、どのくらいの期間持ちますか 」という質問を受けます。実は、インプラントの寿命はいろいろな条件によって異なります。インプラントの寿命を短くする原因をあげます。

✅ メンテナンス不足

✅ インプラント周囲炎

✅ 歯ぎしりや 食いしばり

✅ 喫煙習慣

などがあげられます。これらのことを考慮し、インプラント治療を行いインプラントの寿命を長くしなければなりません。

①定期的なメンテナンスをしっかり行う

インプラントのメンテナンスが不十分で プラーク やインプラントの周囲に残るとインプラント周囲炎になるリスクが高くなります。インプラント周囲炎になると、インプラントの周りの歯槽骨が吸収され、さらに進行するとインプラント体がグラグラと動揺し、抜けてしまうようになります。インプラント周囲炎は、歯周炎の一種と考えてください。

②喫煙を減らす

喫煙回数が多い人は、インプラントと骨がしっかり結合しないことがあり、インプラント治療の成功率が低くなることが言われています。また、インプラント治療がうまくいったとしても歯肉の血流が悪くなり、歯周病の感染を起こしやすくなります。インプラント治療を受ける場合は、喫煙を減らすか、できれば、禁煙の努力が必要です。

③歯ぎしりや食いしばりなどの軽減

インプラントは、人工的に作られた歯であるため、強い衝撃を与えると破折することがあります。歯ぎしりや食いしばりなどの過度な力が加わると、骨へのダメージが強くなりますり歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方には、睡眠時に装着するマウスピースをおすすめしています。 その他にも、元々歯周病体質の人、 あるいは、糖尿病疾患の人などは、要注意と言えます。インプラント治療を選択する際は、必ず歯科医師としっかりとコミュニケーションをとっていただきたいと思います。インプラント治療は、寿命を短くするリスクもありますが、10年保存率は90%以上であると思います。もちろん、しっかりとしたメンテナンスを行っていれば、20年以上 生存していくと思います。

🦷ブリッジ治療

ブリッジは、両隣在歯を大きく削っり、その歯を支えとして橋をかけるように冠を被せる治療法です。両隣りの歯を削ることになるので、場合によっては神経処置をすることもあります。ブリッジの場合は、ブラッシングがしにくく、歯垢が溜まりやすい状態になるので、虫歯になったり、歯周病に進行しやすくなります。 ブリッジの平均寿命は、だいたい 6年~7年と言われています。

ブリッジ

🦷入れ歯の治療

入れ歯の治療は、歯茎を支えにして入れ歯を維持しています。つまり、残っている周りの歯に留め金をつけて入れ歯を安定させます。歯茎を支えて噛むので自分の歯のように噛むことは困難です。また、違和感があったり喋りにくいという欠点があります。入れ歯の平均寿命は3年〜4年ぐらいです。入れ歯を長く使用すると経年劣化により、適合が悪くなり不具合が起こったりします。特に、保険適用の入れ歯は、レジンを材料としています。レジンは長く使い続けると変形したり、着色・変色を起こします。入れ歯の治療の場合は、定期的な調整や作り替えが前提の治療と言えます。

入れ歯

インプラント・入れ歯 ・ブリッジの寿命 の比較

インプラント 15年〜20年以上

ブリッジ 6年〜7年

入れ歯 3年〜4年  程度です。

以上のことから、長期間 に、しっかり噛める歯を手に入れ、審美的も重視したい方は、インプラント治療がおすすめです。

歯科治療においての寿命を左右する要因

①プラ-クコントロール 

毎日のブラッシング、歯間ブラシ、 デンタルフロスの使用が大切です。プラークコントロールが、不十分だと虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

②噛み合わせ( 歯ぎしり 食いしばり)

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、要注意です。せっかくセラミックの被せを装着しても、強い力が加わると破損することが起こります。 当院では、場合によりナイトガードを装着することをおすすめしています。

鳥取市 歯医者 歯ぎしり 食いしばり マウスピース 
鳥取市 歯医者 歯ぎしり 食いしばり マウスピース 

③定期的なメンテナンス

歯科医院での定期検診が重要です。当院では、3〜4ヶ月に一度 定期検診をおすすめしています。

定期検診の主な目的は以下の通りです。

☑️虫歯 歯周病の早期発見 早期治療

☑️専門家によるクリーニング (スケーリング PMTCなど)

☑️正しいブラッシング指導

☑️噛み合わせや歯ぎしりの有無

以上のことをチェックしましょう。定期検診を行うことで、虫歯や歯周病のリスクを抑制につながります。また、噛み合わせのチェックによって被せ物の破折や顎の不調予防にもつながります。

🦷まとめ

被せ物が外れたり壊れたりしてしまう原因を回避していれば、長く被せを使い続けることができます。そのために、特に重要なのが、日頃のセルフケアです。

そして、定期的に歯科検診を行うことによって、歯の寿命は大きく変わります。 「痛くなったら歯医者に行く。」という考えではなく、定期的に通って予防するという考え方を持っていただきたいと思います。歯科治療における歯の寿命は長くなり、口腔内の健康を長期的に守る最善策になると思います。今後は、しっかりメンテナンスを行い長く口の中の健康を維持していただきたいと思います。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

セラミック治療における選択肢と優先順位について

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

セラミック治療は、見た目の美しさだけでなく、機能回復を目的とした重要な治療方法です。ただし、全ての歯を一度にセラミックにするのではなく、口腔内の状況に応じて優先順位を決めることが、とても大切です。患者様の、お口の中でセラミック治療において、「銀歯を白くしたいが、どの白い歯にしたらよいか」あるいは、「銀歯を白い歯にやり替えたいが、費用の観点から一部分にしたい。」などのお悩みや質問をお受けすることがあります。このような質問をされた場合、どの歯を優先的にセラミックにするべきか考えなければなりません。本日は、セラミック治療を優先すべき歯についてお話します。

セラミック治療の目的によって優先すべき歯が変わる

セラミック治療の目的は、大きく2つに分かれます。1つは、「白い歯にすることで口元をきれいにする。」という審美的な目的。もう1つは、「虫歯や歯周病の再発を防止する。」という口の中の健康面を目的の2通りに分かれます。このことは、患者様のお口の中の状態や考え方によって変わります。

銀歯やセラミックなど様々な種類の被せ物の歯科模型

①見た目を改善したいという願望が強い患者様のセラミック治療

見た目では、前歯から順次治療していくことが望ましいと思いますが、前歯部の被せは、銀歯ではありませんが、以前のプラスチックの被せだと長年使用で黄ばんだ色に変色していることが多いです。まずは 、前歯部から治療していくことが第一選択になると思います。また、笑った時に見えることがある小臼歯などでも、銀歯が気になるのであれば、セラミック治療が必要だと思います。大臼歯部においても口を開けたりした時、銀歯が気になるのであれば、セラミック治療を行うことも必要になると思います。見た目の改善が目的の場合は、前歯部からセラミック治療を行うことが多いように思います。ただ、前歯部のセラミック治療は、左右の形・色調などのバランスがとても重要です。口腔内スキャン (型取り)を精密に行い 形状を試適し、患者様が納得していただける色 ・形 ・大きさにしなければなりませんので、かなり精密なセラミック治療を行います。

②痛みや感染のある歯におけるセラミック治療

セラミック治療は、どの歯でも最終的に行うことがあります。虫歯や歯周病など 痛みや炎症がある歯の場合は、まず、その歯の治療を行わなければなりません。神経まで虫歯が到達している場合は、根管治療、腫れや膿が溜まっている歯の場合は、感染根管治療、あるいは切開をし 膿を出す治療などを行い、炎症が消失してからセラミック治療を行うことになります。ただ、ここで注意しなければならないことがあります。抜髄根管の場合、 しっかりと根管治療を行った場合は、再治療の可能性は低くなりますが、感染根管治療で膿が溜まって切開した場合は、再治療になることが多いです。再治療になるリスクが高い歯においては、セラミック治療を行うかどうか、歯科医院で相談することをおすすめします。せっかく費用をかけてセラミック治療を行っても、また再治療になっては、元 も子もありません。

③セラミック治療と保険治療の違いと選択基準

多くの方がセラミック治療の利点として、「見た目の改善」が、まず浮かぶのではないでしょうか。もちろん、見た目は大切ですが、それだけではありません。機能性や耐久性など様々な要素を考慮する必要があります。

~被せ物の材料の種類と特性~

歯科治療で使用される被せ物には色々な材料があります 。

✿ 銀歯 (金銀パラジウム合金)

銀歯は、銀、パラジウム、 金 、銅 などが含まれている、金銀パラジウム合金です。強度は高く、保険適用なので安価になるのが利点です。ただ、虫歯になりやすく、 審美的によくありません。また、金属アレルギーを発症する可能性が高いというのも欠点です。

~セラミック材料の種類と特徴~

セラミックと言ってもいくつか 種類があります。

✿ オールセラミック

全てのものが、セラミックでできています。とても透明感があり、天然歯に近い色で仕上げることができます。また、金属は不使用なので金属アレルギーの心配はありません。

✿ ジルコニアセラミック

人工ダイヤモンドと呼ばれるジルコニアを使用した材料で、非常に強く割れにくいのが特徴です。奥歯のような強い力が加わる部位にも使用できます。

✿ ガラスセラミック(e-maxセラミック)

e-maxとは、ガラスセラミックの一種で、透明感が高く特に前歯部の被せに適した材料です。 e-max の最大の利点としては、天然歯に近い美しさです。光を適度に透過するため自然に見えます。色調の再現性がとても高く、審美性に優れた材料です。また、変色もなく生体親和性が高いことも利点としてあげられます。欠点としては、強い衝撃で割れるリスクがあります。例えば、歯ぎしりや食いしばりといった習慣がある方には、割れる 危険性がありますので注意が必要です。とはいえ、保険のかぶせに使用するプラスチックと比べると十分な強度があります。普通の衝撃では、ほとんど 割れることは少ないと言えます。歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、強度の強い ジルコニアの被せの方がおすすめです。

✿ ハイブリッドセラミック冠(CAD/CAM冠)

ハイブリッドセラミックは、歯科治療において、セラミックとレジン(プラスチック)を混合させた素材です。保険適用なので安価で白い歯ができるというのが最大の利点です。ただ、プラスチックを含むため長期的に見て 変色が起こりやすく、他のセラミックと比べて弱いので破折しやすいというデメリットがあります。白い被せではありますが、透明感は他のセラミックに比べてかなり劣ります。強度も弱く脱離や破折することが多いのが特徴です。

セラミック治療の目的に合わせた選択肢

セラミック治療には、複数の素材があります。そして、それぞれ 透明感、強度、 耐久性など様々な物で違いがあります。 どのセラミック治療を選択するべきか考えなければなりません。

①見た目を重視したい場合

前歯など審美性を求められる部位では、オールセラミックまたは、 e-maxをおすすめしています。透明感があり、周囲の色調がマッチングしてとても自然な感じに仕上がります。

②咬合力が強く加わる部位の場合

奥歯など噛む力が強くかかる部位では、 オールジルコニアをおすすめしています。ジルコニアは他のセラミックに比べ、強度や耐久性に優れており、臼歯部のセラミック治療には、最適だと考えられます。

③見た目と強度の両方を考えたい場合

審美性、強度、耐久性のバランスを重視したい場合は、ジルコニアをベースとしたジルコニアセラミックをおすすめしています。前歯から奥歯まで幅広く選択されるセラミック治療と言えます。

 セラミックは、1つ1つ 特徴があるため 目的や歯の位置に応じて、適したものを選ぶことが重要です。

後悔しないためのセラミック治療

セラミック治療は、見た目や強度などの以外にも保険適用の素材よりも優れている点があります。

🦷生体親和性が良い

セラミックは、歯茎への刺激が少ないのも特徴です。長期的に健康的なピンク色の歯茎を保つことができます。

🦷金属アレルギーが起こらない

セラミック治療では、金属を使用していないので、金属アレルギーの方でも安心して使用することができます。

🦷ニ次カリエスリスクの減少

セラミックは、表面が非常に滑らかで汚れが付着しにくいです。 精密に作成するため、被せ物と歯茎の隙間がほとんどないため、二次カリエスを減少することが期待できます。

しかし 欠点もあります。

保険適用外になるので、治療費が高額になります。また、セラミックの被せは、一定の強度を確保するため、銀歯と比較して天然歯を多く削る場合があります。セラミックは、優秀な材質ではありますが、永久的に保証されるものではありません。

そのため、日頃の口腔ケアをしっかりとしていないと、すぐに問題が起こることになります。日頃のセルフケアはもちろん 、定期検診と専門家によるクリーニング( PMTC )を定期的に行うようにしましょう。当院での検診間隔は、3ヶ月〜4ヶ月程度を目安としています。

まとめ

セラミック治療の選択肢は、審美的な要素、強度、耐久性、費用など総合的に考えることが重要になってきます。また、どの歯を優先的に治療するべきかは、目的によって優先順位も変わってきます。セラミック治療は、自費治療になるため 複数本で行うとかなりの高額になってきます。自分の目的や予算にあった治療計画を立てる必要があります。「どうしようか」と考えた時こそ、歯科医院でのカウンセリングを受けることをおすすめします。ご自分のニーズにあったセラミック治療をしていただきたいと思います。

歯の被せ物治療の流れを説明する歯科医師

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

ホワイトニングはどこでする?

こんにちは!

今年は、2026年の干支である「午(うま)」にちなみ、期間限定で県名を「鳥取県」から「馬鳥県(うまとりけん)」に改名した、鳥取県鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

昨年の6月から導入しました「ボーテ式 ホワイトニング」ですが、おかげさまで大変ご好評いただき、多くの患者様にご満足していただけるホワイトニングをご提供させていただいています。

近年、ホワイトニングはSNS(InstagramやTikTok)などの影響で「映え」を意識した芸能人のような白い歯への憧れや関心が高まり、ホワイトニングについての投稿を目にする機会も増えたと感じます。

ホワイトニングの方法もさまざまで、少し前までは歯科医院でのホワイトニングが主流でしたが、ホワイトニングサロンや市販のホワイトニングアイテムになどもたくさんあり、いざホワイトニングしようと調べてみると、「結局どこでやるのがいいのだろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

それぞれの特徴を比較しながら、自分に合った方法を選んでくださいね。

歯科医院(山根歯科医院)でのホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングは、医療ホワイトニングとも呼ばれ、国家資格を有する歯科医師・歯科衛生士が施術を行い、過酸化水素や過酸化尿素を主成分とした専用の薬剤を使用するので、最も効果と安全性が高い方法です。医療機関で行われるため、専門的な知識と技術のもとで施術が行われます。歯の表面の汚れだけではなく、内部の黄ばみを分解して内側から白くなります。

当院では、60時間以上の専門的な研修を受け合格したセラピストがが多数在籍しております。患者様を快適に施術させていただきます。

≪ホワイトニング方法≫

🦷オフィスホワイトニング(歯科医院で)

鳥取市 歯医者 ホワイトニング

🦷ホームホワイトニング(ご自宅で行う)

鳥取市 歯医者 ホワイトニング インビザ

🦷デリュアルホワイトニング(オフィスホワイトニング+ホームホワイトニング)

メリット

歯科医院での最大のメリットは、専用の薬剤を使用するため高い効果が期待できます。短期間で歯の白さを実感しやすいのが特徴です。歯科医師や歯科衛生士の管理のもとで施術が行われるため、安全性が高いのも安心できるポイントです。

さらに重要なのが、ホワイトニング前に口の中の状態をしっかり確認してもらえることです。虫歯や歯周病がある場合、そのまま治療を受けることができ、口腔内を整えたうえでホワイトニングを行えます。虫歯や歯周病がある状態でホワイトニングをすると、痛みやトラブルにつながる可能性もありますので、事前に適切な治療ができる点は大きなメリットです。

また、ホワイトニング後の歯の色に合わせて、詰め物や被せ物の調整・再治療の提案が受けられます。実は、詰め物や被せ物はホワイトニングでは白くならないため、ホワイトニング後の色に合わせて詰め物や被せ物を調整・再治療することで、さらに美しい口元に仕上がります。

歯を刺して笑顔の女性

デメリット

費用は他の方法と比べて高くなる傾向があります。また、通院が必要となる場合は、時間の確保も必要です。

机に置かれたカレンダーとファイル

【ボーテ式ホワイトニングの特徴】

歯を強くしながら白くできる!

研修を受けたプロフェッショナルが施術!

歯科医院で行う本物のホワイトニング!

飲食制限が不要!

しみない、痛くない!

時間をかけてカウンセリング!

鳥取市 歯医者 ホワイトニング

ホワイトニングサロンでのホワイトニング

ホワイトニングサロンは近年増えており、気軽に通えるのが魅力的で、初めての人でも利用しやすいのが特徴です。低価格で短時間で歯の表面の汚れを落とす「セルフホワイトニング」が主流になっています。ポリリン酸などを使用して、歯の表面の汚れ(ステイン)を落とし、本来の白さに戻します。

メリット

歯科医院に比べて費用が抑えられる。予約のハードルが低く、カフェ感覚で通えるのも魅力です。

デメリット

医療機関ではないため、使用できる薬剤や施術内容に制限があります。そのため、1回で白さを実感しにくい傾向があります。また、虫歯や歯周病の診断や治療は行えないため、口腔内にトラブルがある場合は別に歯科医院を受診する必要があります。

机に置かれた!マークの木のブロック

自宅で行う市販のホワイトニングアイテム

主に歯の表面の汚れ(ステイン)を除去し、歯の本来の白さを取り戻すアイテムで、手軽に自宅でケアができるのが特徴です。ホワイトニング歯磨き粉、ホワイトニングペン、マウスウォッシュ、ホワイトニングスポンジなど種類が豊富で、好みに合わせて自分のペースで続けられます。

メリット

最大のメリットは、費用を抑えられることです。ドラッグストアやネットなどで購入できるので、手軽に入手しやすいです。

デメリット

歯の表面の汚れ(ステイン)の除去や歯の表面のコーティングがメインなので、即効性は低く劇的には白くなりません。

🌸山根歯科医院おすすめケア商品🌸

ベリーホワイト

Nbトゥスペースト

ブリリアントモア

ルシェロ歯みがきペーストホワイト

オーラループ

どの方法を選ぶべき??

短時間でしっかり歯を白くしたい方や、安全性を重視したい方には、歯科医院でのホワイトニングが、おすすめです。特に、初めてホワイトニングをする方や、口の中の状態に不安がある方には適しています。一方で、「まずは気軽に試してみたい」「できるだけ費用を抑えたい」という方には、ホワイトニングサロンや自宅で行う市販のホワイトニングアイテムが向いています。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分の目的やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

ホワイトニングには、歯科医院・サロン・自宅といった複数の選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、どれが最適かは人によって違います。特に、効果や安全性を重視するのであれば、歯科医院でのホワイトニングが最も安心できる方法です。虫歯や歯周病のチェック・治療も同時に行えるため、トラブルを防ぎながら歯を白くすることができます。

大切なのは、「なんとなく選ぶ」のではなく、自分の目的に合った方法を選ぶことです。自分に合ったホワイトニング方法を見つけて、理想の白い歯を手に入れてください。

OKサインを出す笑顔の女性

また、ホワイトニングは見た目の美しさを手に入れるだけではなく、自分の口腔内の状態を見直す良い機会にもなります。ホワイトニングをきっかけに、虫歯や歯周病の早期発見・治療につながります。その結果、見た目だけではなく、日々の口腔ケアへの意識が高まり、口腔内全体の健康維持にもつながります。歯が白くなると、その状態を維持したいという気持ちが芽生え、歯磨きや定期的な検診をより大切にするようになる方もおられます。

歯科医院でのホワイトニングを行う場合は、施術だけではなく、その後のケア方法についてもアドバイスを受けることができます。適切なブラッシング方法や生活習慣の見直しで、白さを長持ちさせるだけではなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。こうしたトータルなケアが受けられる点も、歯科医院ならではの大きな魅力ですね。

ホワイトニングにご興味ある方

まずは無料カウンセリングしておりますので、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にごご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療、医療ホワイトニングなど、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

親知らずはいつ生える?抜歯をしたほうがよい親知らずも解説

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

親知らずがななめになっているイメージ

親知らずは、ふだんの生活のなかで強く意識する機会は少ないものの、ある日突然違和感や痛みとして存在に気づくことが多い歯です。特に奥に位置しているため自分では状態を把握しにくく、気づいたときには腫れや炎症が起きているケースも見られます。

また、親知らずは生え方や位置によって、口の中への影響が大きく変わるという特徴があります。問題なく機能する場合もあれば、周囲の歯や歯ぐきに負担をかけ、トラブルの原因となることもあります。

そのため、違和感が出てから対処を考えるのではなく、あらかじめ基本的な知識を知っておくことが重要です。

この記事では、親知らずはいつ生えるのか、親知らずは抜いたほうがいいのか解説します。

親知らずとは

埋まっている親知らず

親知らずとは、歯列の一番奥に生えてくる第三大臼歯のことを指します。上下左右に1本ずつ存在するのが一般的ですが、もともと歯の本数や顎の大きさには個人差があるため、すべてが生えそろわない場合や、まったく存在しないケースもあります。

現代人は食生活の変化により顎が小さい傾向があり、親知らずがきれいに並ぶためのスペースが不足しがちです。その結果、歯ぐきや骨の中に埋まったままの状態になったり、途中までしか出てこなかったりすることがあります。

また、斜めや横向きに生えることもあり、こうした状態がトラブルの原因となることがあります。

このように親知らずは、ほかの歯とは異なる特徴を持つため、状態に応じた適切な対応が求められる歯といえます。

親知らずはいつ頃生える?

親知らずが生えてくる年代の人たち

親知らずは、一般的に10代後半から20代前半にかけて生え始めることが多い歯です。

しかし、人によって生える時期にはかなり個人差があり、30代になってから生える人もいれば、一生生えてこない人もいます。これは、親知らずがほかの永久歯と比べて発現が遅く、顎の成長やスペースの有無に影響されやすいためです。

また、親知らずはもともと埋まったままの状態だったり、一部だけ歯ぐきから顔を出す半埋伏の状態だったりすることもあります。このような状態だと、本人が気づきにくいため、歯科医院でのレントゲン検査などにより確認されるケースも多くあります。

違和感がある場合や、歯並びに変化を感じたときは、歯科医院で相談しましょう。

親知らずの生え方

親知らずのイメージ

親知らずの生え方にはいくつかのパターンがあり、それぞれによってトラブルの起こりやすさが異なります。自分の親知らずがどのタイプに当てはまるかを知ることは、今後のケアを考えるうえで重要です。

真っ直ぐ生える

親知らずがまっすぐ生えている場合は、ほかの歯と同じように歯列に並びやすく、安定した状態といえます。噛み合わせにも大きな問題が出にくく、日常生活で強い違和感を覚えることもほとんどないでしょう。

ただし、歯列の一番奥に位置するため歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい点には注意が必要です。磨き残しが続くと虫歯や歯ぐきの炎症につながる可能性があるため、丁寧なケアが求められます。

横向きや斜めに生える

顎のスペースが不足している場合、親知らずが横向きや斜めの状態で生えることがあります。このようなケースでは、歯の一部が歯ぐきに覆われたままになることが多く、清掃が難しくなります。

その結果、汚れや細菌がたまりやすくなり、炎症や痛みの原因となることがあります。また、手前の歯に圧力がかかると、歯並びに影響が及ぶこともあるため、注意深く状態を確認することが重要です。

埋まったまま生えてこない

親知らずが歯ぐきや顎の骨の中にとどまり、外に出てこない状態も見られます。この場合、見た目では存在がわかりにくく、自覚症状がないまま経過することもあります。

ただし、完全に埋まっている場合でも、周囲の歯に影響が及ぶことがあります。例えば、隣の歯の根に圧力がかかることで違和感が出たり、内部で炎症が起こったりするケースもあります。

症状がない場合でも、定期的にレントゲンなどで位置や状態を確認しておくことで、将来的なトラブルの予防につながります。

親知らずが生えるときの症状

親知らずが生えてきて痛みが出ている女性

親知らずが生えてくる過程では、さまざまな変化が口の中に現れます。違和感だけで終わる場合もあれば、日常生活に影響が出るほどの症状につながることもあります。

まず多いのが、歯ぐきの腫れや痛みです。親知らずの周囲は汚れがたまりやすく、細菌が増えることで炎症が起こりやすくなります。特に歯ぐきの一部がかぶさっている状態では、磨きにくさも重なり、腫れやすくなります。

また、奥歯の違和感や圧迫されるような感覚を覚えることもあります。歯が出てくる過程で周囲の組織に影響が及ぶため、軽い痛みとして感じられることがあるのです。

さらに、口が開けにくくなったり、顎のあたりまで痛みが広がったりすることもあります。炎症が強くなると、発熱やリンパの腫れを伴うケースもあり、体調全体に影響が及ぶこともあります。

これらの症状は一時的に落ち着くこともありますが、繰り返し現れる場合は注意が必要です。違和感が続くときは、早めに歯科医院で状態を確認してもらうことが大切です。

親知らずは抜いたほうがいい?

親知らずは抜いたほうがいいかを考えている男性

親知らずは必ずしも抜かなければならないというわけではありません。生え方や口の中の状態によって、抜歯が必要かどうかは異なります。

抜いたほうがよいケース

ここでは、抜歯が勧められる主なケースについて詳しく見ていきましょう。

痛みや腫れを繰り返している場合

親知らずの周囲に炎症が起こり、腫れや痛みが何度も出る場合は、細菌が繁殖しやすい環境になっていると考えられます。一時的に症状が落ち着いても、原因が残っているため再び炎症が起こることが多く、同じ状態を繰り返しやすくなります。

こうした炎症が続くと、口が開けにくくなったり、食事や会話に影響が出たりすることもあるでしょう。症状が強くなると発熱やリンパの腫れを伴うこともあるため、早めに対応を検討することが重要です。

虫歯や歯周病のリスクが高い場合

親知らずは歯列の一番奥にあり、歯ブラシが届きにくいため、どうしても磨き残しが出やすい場所です。その結果、汚れが蓄積しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

また、親知らずだけでなく、その手前の歯にも影響が及ぶ点が大きな問題です。歯と歯の間に汚れがたまりやすくなり、気づかないうちに虫歯が進行することもあります。こうしたリスクが高い状態では、将来的なトラブルを防ぐための判断が求められます。

手前の歯に悪影響を与えている場合

親知らずの位置や向きによっては、手前の歯を押すような状態になることがあります。この影響により、歯並びに変化が出たり、軽い痛みを感じたりすることがあります。

また、親知らずと手前の歯の間は汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になりやすい部分です。特に歯の接触が強い場合は、見えにくい場所でトラブルが進行することもあるため注意が必要です。

経過観察になるケース

必ずしもすべての親知らずが抜歯の対象になるわけではありません。以下のような場合は、すぐに抜かず経過を見ていくことが一般的です。

まっすぐ正常に生えている場合

親知らずがまっすぐ生えており、ほかの歯と同じように並んでいる場合は、噛み合わせにも大きな問題が出にくい状態です。このようなケースでは、通常の歯と同様にケアを続けることで維持が可能です。

ただし、奥に位置しているため磨きにくさは残るため、丁寧なブラッシングや定期的なチェックが欠かせません。

痛みや炎症がなく安定している場合

親知らずが存在していても、痛みや腫れなどの症状がなく、歯ぐきの状態も安定している場合は、そのまま様子を見ることがあります。日常生活に支障がなければ、急いで処置を行う必要はありません。

ただし、将来的に状態が変化する可能性もあるため、定期的に歯科医院で確認してもらうことが大切です。

骨の中に完全に埋まっていて問題がない場合

親知らずが歯ぐきや骨の中に完全に埋まっており、外に出ていない状態でも、周囲に影響がなければ処置を行わず経過を見ることがあります。このような場合は自覚症状がないことが多く、存在に気づかないまま過ごしていることもあります。

しかし、まれに内部で炎症が起こったり、隣の歯に影響が出たりすることもあるため、レントゲンなどで定期的に状態を確認しておくことが重要です。

まとめ

親知らずのケアを推奨している歯科医師

親知らずは、生える時期や生え方、状態によって口の中への影響が大きく異なります。

一般的には10代後半から20代前半にかけて生えることが多いものの、個人差があり、生えてこない場合もあります。まっすぐ生えて問題がないこともあれば、横向きや埋まった状態によって、痛みや炎症、周囲の歯への影響が出ることもあります。

また、生える過程では歯ぐきの腫れや違和感が出ることがあり、症状が繰り返される場合は注意が必要です。抜歯が必要かどうかは、痛みや腫れの有無、虫歯や歯周病のリスク、手前の歯への影響などをもとに判断されます。

一方で、問題がなく安定している場合は経過を見ていくこともあります。大切なのは、自分の親知らずの状態を把握し、違和感がある場合は早めに歯科医院で相談することです。日頃のケアと定期的なチェックが、トラブルの予防につながります。

親知らずを抜くべきかお悩みの方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

虫歯の進行スピードと虫歯予防について

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

虫歯は、ゆっくり進行して行くので、のんびりと構えている方が多いと思います。実際には、個人差が非常に大きく条件によっては、思ったより早く進行することがあります。本日は、このことと関連して定期健診がなぜ必要なのか、また、虫歯の進行を抑制する方法などをお話します。

虫歯の進行

スピードについて

虫歯は、歯の表面から内部へと段階的に進行していきます。

①初期虫歯 (Co 初期脱灰)

初期脱灰は、エナメル質の表面が、白濁している状態を言います。穴はなく、また痛みもありません。白く濁ったように見えます。進行スピードは、数ヶ月から2、3年で適切なケアを行うことで 再石灰化を起こし 自然回復することもあります。

②エナメル質の虫歯 (C1)

エナメル質に小さな穴ができ始める状態です。ただ、症状は Co状態と同様に、ほとんど痛みはありません。進行スピードは、数ヶ月〜2年くらいです。ただし C₁の場合、症状か出ないとが多いので気づかず放置することが多いです。エナメル質の損傷がある場合は、次のエナメル質の内側に象牙質(C₂) への進行スピードは、Coに比べて 早くなります。ただ、C₁の場合でもエナメル質への損傷が比較的小さいケースは、進行しないで、数年経ってもそのままの状態のケースも珍しくありません。実は、このタイミングこそ丁寧な歯磨きとフッ素の効果が大きな役割を果たしていきます。どういうことかと言うと、歯が自分自身を治す再石灰化を促進し、虫歯の進行を完全に止めることができます。Co、C₁の状態では、特に適切なブラッシング、デンタルフロス 、歯間ブラシによる歯間清掃、フッ化物の活用が重要となります。フッ素の活用においては、フッ素含有の歯磨き粉を毎日使用し、また、歯科医院での定期的なフッ素塗布が重要となります。このことで、しっかりと虫歯の進行を遅らせること、あるいは最石灰化によって自然治癒が期待できるわけです。ただ注意しておくこととして、C₁の状態においてエナメル質内で少し穴が開いてる状態では、治療が必要となってきます。治療と言っても、通院一日でプラスチックレジンを充填し治療が完了しますので、患者様には、大きな負担がかからないと思います。

③象牙質までの進行した虫歯 (C2)

虫歯がエナメル質の内側の象牙質に達すると、虫歯の進行早くなります。スピードが速くなる理由として、C1よりC2のほうが、穴が大きく開くことが多いため、食べかすやプラークがたまりやすく内部への浸食が進みやすくなります。また、象牙質はエナメル質に比べて柔らかく、虫歯が進行しやすい構造になっています。このことから、象牙質まで虫歯が到達すると進行するスピードは、速くなります。また、C2の状態になると、甘いもの、冷たいもの、温かいものにしみるといった痛みが出ることがあります。症状が出たら早めに歯科医院を受診してください。早い人だと、2~3か月程度で虫歯が神経まで達する(C3)ことがあります。

④神経に到達した虫歯(C3)

C3の段階の虫歯になると、根管治療が必要となってきます。症状としては、だんだんと強いズキズキとした痛み、自発痛、噛んだときに痛む(咬合痛)などが現れてきます。

⑤虫歯が歯の根っこまで進行した状態(C4)

虫歯が神経まで到達したC3の段階で、そのまま放置しておくと感染が根管全体に波及します。やがて、根の先に膿がたまる(根尖病巣)ができ、歯ぐきが腫れたり、膿が外に出たりします。C4の段階になると、C3に比べて、しみるといった痛みが軽くなる一方、歯茎が腫れたり、咬合痛が強くなったり、噛めなくなったりします。根尖病巣が大きくなり、歯の崩壊が大きい場合は、抜歯をしなければならなくなります。特にC3からC4への進行は、とても速いのでC3の段階で痛みが出た時は、できるだけ早く歯科医院を受診してください。虫歯の進行速度は、虫歯の状態によって、進行速度は変わります。軽い虫歯の時は進行速度遅いですが、C3程度になると進行速度は速くなり、すぐにC4になってしまいます。虫歯の治療は早期発見、早期治療がとても大切です。

🦷乳歯の場合

虫歯の進行速度は、乳歯か永久歯かということ、年齢でも関連があります。

乳歯の場合は、永久歯に比べて、虫歯の進行速度は速いです。少し穴が見つかったと思ったら、すぐに痛みだし、虫歯が神経まで到達しているケースもあります。原因として、乳歯は永久歯に比べて柔らかいからです。それに加えて、子どもはチョコレート、アイスクリームなど、糖分の多いものを好むことや歯磨きが上手にできず、プラークが残っていることなどがあげられます。

子どもに虫歯が見つかった場合は、早めに歯科医院を受診してください。それと同時に日頃の歯磨きを丁寧にしてください。

🦷エナメル質の完成(25歳)

永久歯のエナメル質は、生えてきてから25歳くらいまで、時間をかけて硬くなっていき完成します。永久歯の生え始めは、幼若永久歯といわれていて、虫歯になりやすい時期です、永久歯が全部生え変わるのは、個人差もありますが、12歳くらいです。中学生くらいになると、一般の人は、幼若永久歯がないと思いがちですが、そうではありません。歯の表面のエナメル質が完成するのは、25歳くらいなので、それまでは特に注意して歯を磨く必要があります。

健康な歯
健康な歯

虫歯の進行を早める要因

虫歯は同じ段階でも、進行スピードは人によって異なります。その要因として、以下のものがあげられます。

歯磨き不足

歯磨き不足になると、プラークが口の中で長期蓄積することになります。特に歯と歯の間の虫歯は、プラークがたまりやすく急速に進行することがあります。

甘いものや間食が多い

糖分が多く含まれるものをたくさん摂取したり、間食の回数が多いと、口の中が酸性になっている時間が長くなり、歯が脱灰しやすい状態になります。そうなると、虫歯の進行スピードは速くなります。

唾液が少ない(ドライマウス)

ドライマウスになると、唾液による洗浄、殺菌作用が低下するため、虫歯の進行スピードは速くなります。対策としては、こまめな水分補給、よく噛んで食事をするなどのことを行う必要があります。

歯列不正によって磨き残しが多い

歯列不正になると歯ブラシの毛先が細部に届きにくく、プラークが残ってしまう可能性があります。歯列不正の方は、特に注意して歯磨きをしてください。また、歯と歯の間はプラークがたまりやすいので、歯間ブラシやデンタルフロスを必ず使用することをお勧めします。

定期検診を受けない

虫歯の治療は、基本的に早期発見、早期治療が大原則です。初期虫歯であれば、フッ素塗布や正しいブラッシング指導によって進行を防ぐことができます。こた、C2までの虫歯であれば、神経の処置をしなくても白い詰め物を詰めるだけで治療の負担は軽減されます。虫歯は、早期発見できれば簡単に治療できる疾患です。そのためには、定期検診はとても重要な役割を果たしています。当院では、3か月に1度の定期検診をお勧めしています。

まとめ

虫歯の進行スピードは、初期はゆっくり、段階が進めば進むほど早くなる傾向があります。そして、虫歯の進行スピードは、食生活(糖分接種の頻度、間食の回数)、唾液の量(ドライマウスになっていないかどうか)、正しいブラッシング、フッ素塗布、定期検診を受けているかどうかで大きく変わってきます。自分の歯を長く健康的に保つためには、「痛くなってから歯医者に行く」ではなく、虫歯予防のために歯医者に通う習慣(定期検診)を大切にしていただければと思います。

そして、虫歯が初期の段階で早期に対処するように心がけていただきたいと思います。

お口の健康についての疑問やお悩みがある方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

インビザラインで使用するマウスピースの枚数は?増えるケースも

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

インビザラインのイメージ

インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える矯正治療です。

矯正治療と聞くと、ワイヤーやブラケットが使われるケースをイメージする方が多いかもしれません。インビザラインは装置の取り外しが可能で目立ちにくく、日常生活への影響が少ないことから、近年人気が高まっています。

治療を検討している方が気になるのが、使用するマウスピースの枚数ではないでしょうか。どのくらいの枚数が必要なのか、枚数が増えることはあるのかなど、疑問に思っている方も多いでしょう。

今回は、インビザラインで使用するマウスピースの枚数について詳しく解説します。マウスピースの枚数が増えるケースについても解説しますので、インビザラインを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは

インビザラインのマウスピースを装着しようとしているイメージ

インビザラインとは、透明なマウスピース型の装置を用いて歯並びを整える矯正方法です。

従来のワイヤー矯正のように目立つ装置を使わず、見た目に配慮しながら治療を進められることから多くの方に選ばれています。また、食事や歯みがきの際にはマウスピースを外せるため、日常生活への負担が少ないのが特徴です。

インビザラインの治療は、まず口腔内を3Dスキャンで精密に記録し、一人ひとりに合った治療計画を立てるところから始まります。あらかじめ、コンピューターで歯の動く過程や最終的な歯並びをシミュレーションし、それに合わせてマウスピースを作成していきます。

矯正中はこのマウスピースを段階的に交換することで、少しずつ歯を動かしていきます。マウスピースは1日20〜22時間の装着が基本とされており、毎日しっかり装着することで計画通りに治療が進みます。

インビザラインで使用するマウスピースの枚数

たくさんのマウスピース

インビザライン治療では、段階的に形状が異なる複数のマウスピースを使用しながら歯を少しずつ動かしていきます。

マウスピースの枚数は症例ごとに異なり、軽度な歯並びの乱れであれば10〜20枚前後、中等度の場合は30〜50枚程度、複雑なケースでは50枚以上になることもあります。

1枚あたりの装着期間は一般的に1〜2週間とされており、枚数が多くなるほど治療期間も長くなる傾向があります。

マウスピースの枚数はどのように決まる?

3Dスキャンした歯並びを確認しながらマウスピースの枚数を決めるイメージ

インビザラインで使用するマウスピースの枚数は、事前の精密検査と治療計画によって決まります。

まず口腔内を3Dスキャンで記録し、そのデータをもとに歯の移動方向や最終的な歯並びのゴールが設定されます。この過程で、歯をどの程度動かすのかを細かい段階に分けていき、その段階数がマウスピースの枚数に反映されます。

歯を大きく動かす必要がある場合には工程が増えるため、枚数も多くなる傾向があります。また、見た目だけでなく噛み合わせや歯列全体のバランスも考慮されるため、軽度に見えるケースでも枚数が増えることがあるでしょう。

何枚目から効果を実感できる?

鏡を見て歯並びが整ってきたことを実感して喜ぶ女性

変化を感じるタイミングには個人差がありますが、一般的には5枚目あたりで歯が動いている感覚が現れ、10〜15枚目前後になると見た目の変化に気づく方が多い傾向があります。

これは、1枚ごとにごくわずかな力で歯を動かしていく仕組みのため、初期は大きな変化として認識しにくいことが理由です。

特に前歯のように視認しやすい部位は変化を感じやすい一方で、奥歯や噛み合わせに関する調整は時間を要することがあります。そのため、治療初期に大きな変化を求めるのではなく、段階的に整っていく過程を把握することが重要です。

また、マウスピースの装着時間や交換のタイミングが適切に守られているかによっても、変化の現れ方に差が出ます。計画に沿って進行することで、徐々に歯並びの改善を実感しやすくなるでしょう。

マウスピースの枚数が増えるケース

マウスピースが2枚増えることを知らせる歯科医

計画通りに進まない場合、追加のマウスピースが必要になることがあります。ここでは、治療が長引いてマウスピースの枚数が増える主なケースについて解説します。

マウスピースを正しく装着できていない

マウスピースが歯にしっかり密着していない状態では、適切な力が加わらず、歯の移動が計画通りに進みにくくなります。浮きやズレがあるまま使用が続くと、次のマウスピースが合わなくなることもあり、結果として再調整が必要になる場合があります。

そのため、装着時に違和感がある場合は、早めに歯科医院で確認を受けることが重要です。

マウスピースの装着時間・交換時期を守れていない

インビザラインで効果的に歯を動かすためには、マウスピースを1日20〜22時間装着し、定められた期間ごとに交換する必要があります。

しかし、食事や会話のたびに外したあと長時間そのままにしていたり、交換のタイミングを守らずに使用期間を延ばしたりしていると、計画どおりに歯が動かなくなります。その結果、マウスピースの枚数が予定よりも増えることがあります。

治療をスムーズに進めるためには、自己管理を徹底することが極めて重要なのです。

マウスピースを紛失・破損した

マウスピースは非常に薄いため、誤って落としたり、踏んだりすると割れることがあります。また、外食時に取り外してティッシュにくるんだままにしていると、誤って捨ててしまうケースもあるでしょう。

こうした紛失や破損が起こると、新しいマウスピースを作り直す必要があり、その分だけ枚数が増えることがあるのです。

治療計画と歯の動きにズレがある

インビザラインでは、治療開始前に歯の動きを予測した治療計画が作成されますが、実際の歯の動きがその計画通りに進まないことがあります。

例えば、歯が想定よりも動きにくかったり、予定された位置に十分に移動しなかったりすると、当初の治療計画にズレが生じる可能性があるのです。

こうした場合は、再度歯型を取り直し、追加でマウスピースを作製するケースがあります。

虫歯や歯周病になった

治療中に虫歯や歯周病が見つかった場合は、そちらの治療を優先する必要があります。歯や歯ぐきの状態が整っていないまま矯正を続けると、症状が悪化する可能性があるためです。そのため、一時的にマウスピースの使用を中断し、治療後に再開するケースもあるのです。

再開時には虫歯や歯周病の治療によって歯の状態が変わっていることもあり、その場合にはマウスピースの作り直しが必要になるケースも見られます。その結果、当初よりもマウスピースの枚数が増えることがあるのです。

マウスピースの枚数を増やさずに治療を終えるには

マウスピースの装着時間を守るイメージ

ここでは、計画通りに治療を完了させるために心がけたいポイントをご紹介します。

マウスピースの装着時間・交換時期を守る

インビザライン治療では、マウスピースを1日20〜22時間装着し、定められた周期で交換することが求められます。

装着時間が短かったり、交換のタイミングが遅れたりすると、歯の動きが計画どおりに進まず、結果として治療期間の延長やマウスピースの追加が必要になることがあります。

装着と交換のルールを守ることで、歯に一定の力を継続的に加えられ、スムーズな歯列移動が期待できます。

マウスピースを適切に保管する

マウスピースは取り外した際の扱い方が重要です。適切に保管できていないと、紛失や破損につながり、治療の進行に影響を及ぼす可能性があります。

そのため、外したあとは専用のケースに入れることが大切です。また、高温の場所に置くと変形する可能性があるため、保管場所にも注意が必要です。日常的に正しく管理することで、余計なトラブルを防ぎ、治療をスムーズに進めやすくなります。

口腔ケアを怠らない

インビザライン治療中は、口の中を清潔に保つことが重要です。歯やマウスピースに汚れが残ったままだと、虫歯や歯周病の原因となり、治療の進行に影響が出ることがあります。

食後は歯磨きを行い、マウスピースもきれいに洗ってから装着することが基本です。汚れが付いたまま使用すると、細菌が増えやすい状態になります。日々のケアを丁寧に続けることで、トラブルを防ぎながら治療を進めやすくなります。

まとめ

旅行先でのカメラ撮影を楽しんでいる歯並びの整った女性

インビザラインで使用するマウスピースの枚数は、治療計画に応じて異なります。また、治療の進み方や日々の装着状況によっては、途中で枚数が変わるケースもあります。

計画通りに進めるためには、マウスピースの装着時間や交換時期を守ることに加え、適切な保管や口腔内の清潔管理も欠かせません。こうした基本的な管理を丁寧に続けることで、治療のズレを防ぎやすくなります。

マウスピースの枚数だけに注目するのではなく、治療全体の流れを理解しながら取り組むことが、納得のいく結果につながります。

インビザラインを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

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歯磨き粉と歯科用品選び

こんにちは。鳥取市東町にある「山根歯科医院」です。

どの歯磨き粉を選んだらいいのか?のお悩みに向けて、歯科医院からの視点で「自分の口のお悩みに応じた歯磨き粉の選び方」と、当院でもおすすめしている製品をご紹介します。

毎日のブラッシングを、ただ“習慣”にするのではなく、自身のお口の状態に合わせて少しだけ意識を変えてみましょう。

念入りに口腔ケアをして口臭を防ぐ人

お悩み別おすすめ製品・特徴

虫歯ができやすい、フッ素でしっかり予防したい方

チェックアップシリーズ

チェックアップは、フッ化ナトリウム 1450 ppmの高濃度フッ素配合。

低研磨・低発泡で、歯や歯ぐきにやさしい使用感です。

• ポイント:フッ素は再石灰化を促す働きがあります。また、菌の代謝を抑えて酸を作る力を弱める作用があります。フッ素は歯を修復し歯を強くしてくれます。歯科医院としてもまずは“毎日のフッ素ケア”をおすすめします。

• 注意点 :フッ素だけで全てが解決するわけではなく、歯ブラシ選びや、定期検診にも定期的に行くようにしましょう。

お子様には・・・チェックアップコドモ

子ども用チェックアップは、虫歯予防に特化した子供向けの歯磨き粉です。泡立ちが少なく、優しい香味で仕上げ磨きにも使いやすいのが特徴です。

ポイント:低発砲、低研磨でお口に優しく、うがいが少量のお水でOK.

子供が嫌がりにくい味(イチゴやブドウなど)。年齢に応じて必要なフッ素濃度のものを選べます。

コンクールジェルコートF

コンクールジェルコートは、泡立ちが少ないジェルタイプで研磨剤を排除しており、じっくり丁寧に磨けます。フッ素配合で虫歯予防をサポートしながら、歯や歯茎を優しく守ります。ブラッシング圧が強い方や、口腔乾燥が気になる方におすすめです。仕上げ磨きや就寝前の使用にも適しています。歯周病予防、虫歯予防、口臭予防、炎症抑制が期待できます。また、高い殺菌予防があり、お口の中の粘つきも軽減してくれます。

 ・ポイント:少量でも充分な為、付けすぎないようにすること。使用後は有効成分を残すため、軽く吐き出す程度にし、強くゆすぎ過ぎないことです。

   また、インプラントをされている方向けに、フッ素は無配合ですが、

ジェルコートIPもオススメです。

歯周病予防、虫歯予防、炎症抑制、血行促進が期待できます。インプラントは、天然の歯に比べて感染に弱いですが、ジェルコートIPは研磨剤、発泡剤、フッ素無配号でインプラントにとってリスクとなる成分を排除しており、インプラントをしている方でも安全にお使いいただけます。そしてグリチルリチン酸が炎症部位に作用し、腫れた歯茎を鎮静化してくれる働きもあります。

飲食、喫煙などで「歯の黄ばみ」が気になる方

ブリリアントモア

ブリリアントモアは、ステインを浮かせて落とす歯磨き粉です。

研磨剤を多用せず、着色汚れをやさしくケアします。

• ポイント:見た目の白さを意識される方には、研磨しすぎず歯を傷めずにケアできる事が魅力です。

コーヒーやお茶で歯の色が気になる方、毎日の歯磨きで自然な白さを保ちたい方などにおすすめです。

• 注意点:「白さを劇的に変える」わけではなく、あくまで表面の色素除去・維持ケアです。歯の構造的変色や深い黄ばみには、医院でのホワイトニング併用が有効です。

冷たいもので「歯がしみる」「知覚過敏」が気になる方

知覚過敏

システマセンシティブ

システマセンシティブは、知覚過敏の“しみる”痛みを防ぐ設計です。

歯周病予防成分や高濃度フッ素も併せ持っており、低研磨・低発泡で歯ぐきにもやさしい。

• ポイント:知覚過敏はいったん痛みが出るとブラッシングを控えてしまいがちですが、そうすると歯周病リスクも上がります。こちらの歯磨き粉で、磨きやすい環境を作ることも大切です。冷たい・熱いものを食べたり飲んだりした時に歯が染みる方、ブラッシング時の痛みが気になる方などにおすすめです。

• 注意点:しみる症状が長く続く場合や進行している場合は、歯科医院でのチェックも必要です。

歯ぐき、歯周病、口臭が気になる方

デンタルペースト α

デンタルペーストαは、歯周病・口臭予防に特化したハミガキ剤です。

フッ素配合、日常使いに最適な設計です。

• ポイント:歯茎の腫れ、出血が気になる方、歯周病リスクを減らしたい方などにおすすめです。歯周病ケアは、毎日の積み重ねが重要です。歯磨き粉選び+正しいブラッシング+定期検診でサポートしましょう。

• 注意点:口臭対策、歯周病ケアには、歯磨き粉だけでなく、定期的な歯科クリーニングも併せて行うとより効果的です。

その他のお口の補助用具

1.フロス

歯ブラシでは約50~60パーセントほどしか汚れは落とせないといわれていますが、フロスを使うことで約80パーセント程度落とすことができます。虫歯の約90パーセントは、歯と歯茎の間から出来るともいわれているので、フロスの併用は重要です。また、フロスは歯茎の中(歯周ポケット)にも入り込めるので、歯周病、歯肉炎の予防、改善にも効果的です。そして、歯の間に詰まったプラークや食べカスを除去することで口臭予防にも繋がります。種類も色々あるので、自分に合った物を探してみるのも良いですね。できれば毎日(夜一回でも)使うことが理想的です。

2.歯間ブラシ

歯間ブラシは歯と歯の隙間が広い方向けで、ブリッジを入れている方や、歯茎が下がっている方、歯周病がある方には特に効果的です。歯間ブラシはプラーク除去率が高く、フロスよりも広い面を一気に掃除することが出来るので、清掃効果は約85~95パーセント程あります。正しく使えば歯茎の血流改善や歯肉炎の改善など、歯茎マッサージ効果があります。ただし、サイズの種類が幅広くあり、サイズ選びが重要なので、歯科医院でサイズチェックをしてもらうことが理想的です。サイズが小さすぎると汚れが落ちにくく、サイズが大きすぎると歯茎を傷つける原因になってしまいます。

3.マウスウォッシュ

マウスウォッシュは液体の為、ブラシが届かない場所まで行き渡ります。薬用タイプのマウスウォッシュは歯周病菌の増殖を抑えたり、口臭、歯肉炎を予防することができます。ただし、歯磨きの代わりにはならないため、歯磨き後の仕上げなど併用して使うことが理想的です。

選び方の流れ

1. 自分のお口の悩みを振り返る・虫歯になりやすい・黄ばみが気になる・冷たい。熱いものが染みる・歯ぐき、口臭が心配。など

2. その悩みに最適な歯磨き粉、または補助具を選ぶ

3. 歯磨き粉だけで安心せず、ブラッシング方法・歯ブラシの状態・定期健診も大切です。

4. 歯ブラシは毛先が広がってきたら交換をしましょう。

5. 歯科医院に行き、定期チェック、クリーニングも行いましょう。

インプラント治療後にセルフケアをしている人

まとめ

大切な事は、「自分に合った製品を選ぶ」「正しい使い方を続ける」ことです。今回ご紹介した4つの製品は、歯科医院として患者さんに安心してご紹介できるラインナップです。

もし、気になる症状や、どれを選べばいいか迷っているという方がいらっしゃれば、鳥取市東町にある山根歯科医院スタッフまでぜひご相談ください。お口の健康を、一緒に守っていきましょう。

当院は、痛みに配慮した優しい治療を心がけて診療を行っています。むし歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療や小児歯科、インプラント治療など、幅広い診療に力を入れています。

ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。



診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0857-38-2118へ

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