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セラミック治療後に歯科医院でメンテナンスを受ける理由とは?

2024年5月17日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

セラミック治療後にメンテナンスをしている人

セラミックは表面が滑らかで歯垢がつきにくく、二次虫歯になりにくいのが特徴です。

とはいえ、セラミック治療後は定期的にメンテナンスを受ける必要があります。「セラミック治療が終わったのにどうしてメンテナンスを受けなければならないの?」「メンテナンスでは何をするの?」など、セラミック治療後のメンテナンスについて疑問をおもちの方もいるかもしれません。

そこで今回は、セラミック治療後に歯科医院でメンテナンスを受ける理由やセラミックの寿命が短くなる原因、メンテナンスの流れなどについて詳しく解説します。

セラミック治療後に歯科医院でメンテナンスを受ける理由

セラミック治療後にメンテナンスをしている人

セラミックの歯は変色しにくく、寿命が長いといわれているものの、メンテナンスを怠ると寿命が短くなることも考えられます。

まずは、セラミック治療後に歯科医院でメンテナンスを受ける理由について解説します。

虫歯や歯周病の予防・早期発見

セラミックの歯は、銀歯などの金属歯のように温度変化によって変形することや成分が溶け出すことがありません。そのため、土台となる歯との間にすき間ができにくく、詰め物・被せ物の下が虫歯になりにくいといわれています。

とはいえ、毎日のケアが十分におこなわれていない場合には、虫歯や歯周病のリスクは高くなります。土台となる天然歯が虫歯になると再治療が必要になり、歯周病になると最悪の場合には歯が抜け落ちることも考えられます。

虫歯や歯周病を早期に発見するためには、歯科医院で定期的にチェックを受けることが大切なのです。

歯科医院でのメンテナンスでは、普段のケアで取り除けない細かい部分に付着した汚れや歯石を除去してもらえます。また、歯科指導が受けられるため、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。

破損や劣化の予防・早期発見

セラミックは強度が高く、劣化しにくい素材ではありますが、強い負荷がかかることで欠けたり割れたりすることがあります。

特に、日常的に歯ぎしりや食いしばりの癖がある方や重い荷物を持ち上げる仕事をしている方、力を使うスポーツをしている方などは、歯に負荷がかかりやすく、セラミックの歯が破損する可能性が高いでしょう。

細かいひびが入った場合などは、患者さん自身で気付くことは難しいです。歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、セラミックの歯が破損していても早期に発見・対処できます。

噛み合わせのチェック

噛み合わせの状態は、加齢や生活習慣などによって少しずつ変化していきます。セラミック治療を施した時点で噛み合わせに問題がなかったとしても、時間の経過とともに噛み合わせが変化して不具合が生じることもあるのです。

例えば、噛み合わせが合っていない状態で放っておくと、セラミックの歯に負担がかかって欠けたり割れたりするリスクが高まります。また、噛み合わせが合っていないと、あごの関節に負担がかかり顎関節症を引き起こすことも考えられるでしょう。

顎関節症になると、口の開閉に問題が生じるだけでなく、肩こりや頭痛、めまいといった症状が現れることもあるため、定期的に歯科医院で噛み合わせの状態を確認してもらう必要があるのです。

セラミックの寿命はどれくらい?

セラミックの歯の寿命のイメージ

セラミックの寿命は一般的に10年〜15年程度といわれていますが、患者さんによっては15年〜20年以上使い続けられる方もいます。

実際には、患者さんの口腔内の状態や口腔ケアの状況などによって寿命は大きく変わります。長く使い続けられることもあれば、短くなることもあるのです。

セラミックを長く使い続けるためには、適切にケアを行い、定期的にメンテナンスを受けることが大切です。

セラミックの歯の寿命が短くなる原因

虫歯になった人

セラミックの寿命は、いくつかの原因によって短くなることがあります。

ここからは、セラミックの寿命が短くなる原因について解説します。

虫歯や歯周病

セラミックの詰め物・被せ物自体が虫歯になることはありません。

しかし、セラミックの詰め物・被せ物の土台となるのは天然歯であるため、天然歯が虫歯になることは十分に考えられます。セラミックの表面には歯垢が付着しにくいとはいえ、毎日のケアを怠ると徐々に汚れが蓄積して虫歯になることも考えられるでしょう。

また、歯と歯ぐきのすき間や歯と歯の間などにも歯垢は蓄積します。そのまま放置すると、歯周病になるリスクが高まり、土台となる歯を支えられなくなるケースも考えられます。

歯ぎしりや食いしばり

セラミックの歯は強度が高いといわれていますが、衝撃に弱いという欠点があります。例えば、日常的に歯ぎしりや食いしばりをしている場合には、セラミックの歯が割れたり欠けたりするリスクが高まります。

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに行っていることも多いため、気づかないうちにセラミックの歯にダメージが及んでいることもあるでしょう。

噛み合わせの不合

先にも述べましたが、噛み合わせが合っていない状態では、セラミックの歯に負荷がかかり、破損の原因となります。噛み合わせは少しずつ変化するため、定期的に歯科医院を受診して、噛み合わせに問題がないか確認してもらうことが大切です。

硬い歯ブラシの使用

セラミックの歯は金属の歯に比べると傷がつきにくいと言われています。

しかし、硬い歯ブラシで日常的に歯を磨き続けると、表面に細かい傷がついて劣化の原因となるのです。また、セラミックの歯と歯ぐきの境目の部分を強く磨くと、歯ぐきに傷がついて炎症を起こすことも考えられます。

歯科医院で行うメンテナンスの流れ

メンテナンス中に歯磨き指導されている女性

ここからは、歯科医院で行うメンテナンスの流れや内容について解説します。

口腔内の状態をチェック

まずは、口腔内の状態をチェックします。虫歯や歯周病になっている部分やなりそうな部分はないか、普段のケアでよく磨けていない部分はないかなどをチェックします。このとき、セラミックの歯に欠けや割れがないかも丁寧に確認します。

歯磨き指導

虫歯や歯周病を防ぐためには、歯科医院でのメンテナンスだけでなく、毎日のセルフケアが重要です。歯科医院でのメンテナンスでは、歯科衛生士が患者さん一人ひとりの歯並びに合った歯磨き方法の指導やアドバイスをおこないます。

普段の歯磨きで磨き残している部分や磨きにくい部分のケアについて指導を受け、自宅でのケアに活かしましょう。

クリーニング

歯科医院のメンテナンスでは、歯のクリーニングも行います。

歯垢が溜まって石灰化し、硬い歯石になると、歯磨きで取り除くことはできません。歯科医院で行う歯のクリーニングでは、専用の機械や器具を使用して、毎日の歯磨きでは取り除くことができない歯と歯の間の汚れを丁寧に除去します。

定期的にクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病を予防でき、セラミックの歯を長持ちさせることにもつながるのです。

最終確認

最後に、クリーニング後の歯や歯ぐきの状態、噛み合わせなどの確認を行います。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合には、就寝時に使用するマウスピース(ナイトガード)の型取りも必要に応じておこないます。

セラミック治療後にメンテナンスを受ける頻度

セラミック治療後のメンテナンスの頻度イメージ

歯科医院でメンテナンスを受ける頻度は、3ヵ月に1回が目安といわれていますが、実際には患者さんの口腔内の状態によって異なります。例えば、虫歯や歯周病のリスクが高い方は1〜2ヵ月に1回、リスクの低い方は3〜6ヶ月に1回でよい場合もあります。

お口の状態が良好に保てていればメンテナンスを受ける頻度は少なくて済むでしょう。通院の負担を減らすためにも毎日のケアを丁寧におこなうことが重要なのです。

まとめ

笑顔の女性

セラミック治療後は定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。

セラミック自体が虫歯になることはないものの、詰め物・被せ物の下が虫歯になることはあるため、定期的に歯科医師に確認してもらう必要があるのです。

セラミックの寿命は10〜15年程度といわれていますが、メンテナンスを怠ると寿命が短くなる可能性があります。セラミック治療後、定期的にメンテナンスを受けていれば、セラミックの歯に何か問題が起こっていても早期に発見・対処できます。

セラミック治療後は歯科医師に指示されたとおり、メンテナンスを受けましょう。噛み合わせなどに違和感がある場合には、早めに相談してください。

審美歯科治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

〜最新機器と歯科治療〜

2024年5月15日

最近は、デジタル化が進み 新しい器具が多く出てくるようになったように思います 。このことによって 、歯科治療において大きく変化しています。
ここ近年の代表的なものを本日は、紹介いたします。

 

★ネクストビジョン (マイクロスコープ)

最近では 、歯科治療を行う場合、歯科医師あるいは 、歯科衛生士が ルーペを使用して治療にあたっているところが多いのではないでしょうか。このルーペは、およそ2〜3倍ほど治療部位を拡大し、見ることができます。

以前ですと、虫歯かどうかとか、 歯周病がどこまで進行しているかどうか など、見落とすこともありましたが 、このルーペ により ほとんど見落とすことがなくなりました。また、治療部位を拡大することにより 細部までしっかり観察することができ、 治療の制度が上がります。さらに歯科治療で口腔内の微細な構造を把握するために使用されるようになったのがマイクロスコープです 。

マイクロスコープは 8 〜 30倍 、種類によっては 、80倍ぐらいまで拡大することができます。 拡大することによって、歯の構造・ 歯の状態を細かく見ることができます。 小さな虫歯や微小な欠損をしっかりと把握することができます。 そして 歯科治療において確実で精密な治療が可能になってきます。

マイクロスコープは、治療の向上だけでなく 、患者様へのカウンセリングにも大いに役立っています。 当院では、10年ぐらい前は、レントゲン写真(パノラマ X 線写真)を撮影し、ご説明させていただいておりました 。確かにそれでも 専門分野に特化した方なら理解できたかもしれません 。しかし、 患者様はどうでしょうか。わからない方も多いのではないでしょうか。 マイクロスコープで撮影し 患者様ご自身の口腔内の状態を見てもらうと多くの方は、こんな状態になっているんだと、納得していただけると思います。 患者様が安心して 歯科治療を受けていただくためにマイクロスコープは、大いに役立っていると言えます。

鳥取市 歯医者 虫歯 マイクロスコープ

 

★iTero (アイテロ)

アイテロは、 当院では口腔内スキャナーとして使用しています。多くの歯科医院でマウスピース矯正を行う時に使用されることが多いです 。アイテロを使って患者様、お一人お一人の歯型模型のデータを取得し、治療前と治療後の状態を予測し シュミレーションを行います。それに基づき 治療計画を立案していきます。

このシュミレーションが、 患者様に納得できる治療として 受け入れやすくなります。 そして 従来の印象材で歯型を取り、そこに石膏を流して模型を作成する方法と比べ 、精密な治療ができ 矯正治療の期間が短くなる メリットがあります 。その他の機能として、 歯肉の状態、 虫歯の有無 、咬合状態などを見ることができます。

 

アイテロもマイクロスコープと同様に 患者様のカウンセリングに大いに役立っています。

 

★Primescan (プライムスキャン)

プライムスキャンは、アイテロと同様に最新のデジタル歯科技術の機器です 。プライムスキャンも患者様の口腔内の状態 ・虫歯の有無 ・歯周病の進行度を診断するために使用しています 。当院では、主にセラミック冠、ジルコニア冠、 CAD CAM 冠など、被せ物を作製することに使用しています。 従来は、虫歯治療の場合、 歯を削った後に印象材で歯型を取り石膏を流し 模型を作り 、それをもとに被せ物を作製していました。
最近では、歯を削った後、口腔内をスキャンすることによってデジタル化され 被せ物を作製することができます 。このことによって、印象材を使用した苦しい 型取りから解放され患者様の負担が軽減されることとなります。 また 、従来の方法に比べて 精密な型が得られることから、 精度の高い補綴物が作製できるようになりました 。作業効率もよく、短時間で補綴物が作製できるようになったことも大きな特徴です。

 

 

★CEREC Primemill (セレック プライムミル ミリングマシン)

セレック も最近の最新機器の一つです。 このセレックは、CAD CAM 冠やジルコニア冠を口腔内スキャナーでデータ化された物を元に作製するのに必要な機器です。
セレックシステムとは、 口腔内の歯、 (虫歯治療などで削った後の歯)を プライムスキャンで高精度なスキャンを行い 、それをもとに データ化し コンピューターソフトウェアを使用して被せ物の設計を行います。 次に、設計が完成するとセレック ミリングマシンで設計されたデータをもとに 削合していきます。 そして表面を滑らかにするために調整 ・研磨を行い 被せ物の完成となります。 このように セレックシステムを使用すると短時間で高精度な被せ物を完成させることができます。 セレックシステムは、セラミック、ジルコニア、 CAD CAM などの材料を使用する時に用いられます。 アイテロ、プライムスキャン、 セレックは高精度なデジタル技術を使用しており 従来の歯科治療に比べて 効率性もよく 高精度な治療ができるようになり 革命的な治療技術の向上につながっているように思います。

 

 

★CEREC Speed Fire (セレック スピードファイヤー)

セレックシステムにおいて 、プライムスキャン、 セレック ミリングマシーンと来ればもう一つは 、スピードファイヤーがあげられます。
これは、ジルコニアや セラミックを焼成するためのファーネス(電気炉)です。CAD CAM を作製する時には、使用しません。 従来の焼成には、6〜8時間ぐらいかかっていました。 このスピードファイヤーを使用すると、1時間ぐらいでできるようになったのです。 実はポーセレンでも ジルコニアでも 強度や耐久性を向上させるため 焼成して 材質そのものの硬度をあげなければなりません 。それが、このスピードファイヤーによって 短時間で行えるようになったと言えます。

 

 

★CT

CT は 、医科医療分野で広く使用されていると思いますが、歯科の分野でもかなり広まりつつあります。 歯科用 CT は、 3次元的 画像を撮影し、 口腔内の組織の状態を詳細に把握することができます 。虫歯の有無 、歯周病の進行度、 根尖病巣の有無などをしっかりと確認することができます。 従来は、 パノラマ X 線写真だけの診断でしたが、 病変を見落とす 可能性もあります 。歯科用 CT で診断をすれば 見落としはほとんどありません。 歯科用 CT を使用する 歯科治療の代表的なものとして、インプラント治療があげられます 。インプラント治療においては、 歯槽骨の状態や骨量 、    下顎神経、オトガイ神経の位置など様々なことを考慮して、 治療計画を立てていかなければなりません。 インプラント治療によって、下顎神経、オトガイ神経などを傷つけてしまうと麻痺が起こってしまいます。

安全なインプラント治療を行うためには 歯科用CTは、必要不可欠なものです。
その他 、パノラマレントゲン写真で判断しにくい ケースは、インプラント治療の時だけではなく 、歯科用CT を撮影することも重要です。
例えば、 根尖病巣の大きさなどを確認する時や、歯牙破折が起こっている疑いがある時は 、歯科用 CT を撮影することがあります。破折の方向によっては、 パノラマレントゲン写真では、写っていないことがあります。 疑いがあれば、 歯科用 CT を撮影することが大切だと思います。

 

歯医者 むし歯 歯周病 CT

 

まとめ

最近の歯科治療は、総合的にデジタル化が進み 多くの治療が効率よく 高精度にできるようになってきているように思います 。また、 これからも 治療技術は、日進月歩といった感じで進んでいくように思います。 当院では、新しい機器や技術を取り入れ 患者様に安心して満足していただける治療を行っていきたいと考えております。

また、気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。

 

インプラントを除去するケースは?費用や除去後の対処法も解説!

2024年5月10日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

除去されたインプラント体

インプラントは長期間にわたって使用が可能ですが、ときには除去しなければならないことがあります。

どのような場合にインプラントを除去しなければならないのでしょうか。また、インプラントを除去する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

今回は、インプラントの除去が必要となるケースや除去にかかる費用、除去後の対処法について詳しく解説します。

インプラントを除去するケース

インプラントの除去中のイメージ

インプラントの除去が必要なケースは、以下のとおりです。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、インプラント周りの組織に炎症が起こる病気です。インプラント周囲炎の主な原因は、不十分な歯磨きやメンテナンス不足による細菌感染です。また、インプラントに過度の力がかかりすぎることも原因の一つとされています。

インプラント周囲炎が進行すると顎の骨が吸収されて、インプラントがぐらつき、噛むのが難しくなります。さらに顎の骨の吸収が進むと、最終的には除去が必要になるのです。

そのため、歯茎の腫れ・出血など、インプラントやその周囲に異常を感じた場合は、早めに歯科医院を受診することが重要です。早期に対処できれば、インプラントの除去を避けられるでしょう。

インプラントの破損

インプラントそのものが破損した場合も、除去の対象となります。インプラントはチタン合金などの強度の高い金属で作られています。

しかし、食事や歯ぎしりなどによってインプラントに負荷がかかり続けると、破損することがあるのです。

破損したインプラントをそのままにすると、インプラント周囲炎を発症したり、噛み合わせが悪くなったりなど、さまざまな問題が発生することがあります。そのため、インプラントが破損した場合は、除去しなければならないのです。

金属アレルギーの発症

金属アレルギーがある方でもインプラント治療を受けることは可能です。

インプラントにはチタンという金属が使用されることが一般的です。チタンは生体親和性が高く、金属アレルギーの主な原因となるニッケルやコバルト、水銀、パラジウム、クロムなどの金属は含まれていません。

ただし、非常に稀にではありますが、チタンに対してアレルギー反応を起こす方もいます。チタンによってアレルギーの症状が現れていると分かったら、インプラントを除去しなければなりません。

インプラント治療を考えているけれども金属アレルギーが心配という方は、事前に歯科医師にそのことを伝え、アレルギーテストを受けるとよいでしょう。

神経損傷

私たちの顔にはたくさんの神経が通っており、特に口の周りに多く存在します。これらの神経は感覚を司るもので、顔の感覚や動きに関わっています。

下顎には下歯槽神経という神経が通っています。この神経は歯の根っこの近くを通っているため、損傷しないようにインプラント体を埋め込む必要があるのです。

もし、神経を損傷すると感覚麻痺やしびれなどの症状が現れる可能性があり、症状が改善されない場合は、インプラントを除去する必要があります。

インプラント治療による神経損傷を防ぐためには、治療前の検査が非常に重要です。より詳細な検査ができる歯科用CTを導入している歯科医院を選ぶと良いでしょう。

上顎洞への迷入

上の奥歯の部分には上顎洞という空洞があります。この部分の骨は他の部分に比べて薄くなっており、インプラントを埋め込む際に、インプラントがその位置からずれて上顎洞側に移動し、さらには鼻腔内に入り込むことがあります。

このようにインプラントが予定の位置からずれることをインプラント体の迷入といい、インプラントが上顎洞に迷入すると、鼻から膿が出たり、鼻の中に違和感が生じたりします。そのため、迷入したインプラントは除去しなければならないのです。

インプラントはどのように除去する?

除去されたインプラント体

インプラントの除去方法は骨の状態によって異なります。

まず、顎の骨の吸収が進んでいる場合は、引っ張るだけで取り出せることがあります。この場合は、顎の骨を削る必要はありません。

一方で、顎の骨が残っている場合には、特殊な器具を使ってインプラントを取り出します。インプラントのネジを埋め込むときと逆方向に回してゆっくりと抜き取ります。

状況によっては、周囲の顎の骨を少し削る場合もあります。これは、インプラントが顎の骨にしっかりと固定されていて、簡単には抜けない時に行われる方法です。

インプラントの除去は局所麻酔を用いて行われるため、手術中の痛みはほとんどありません。

しかし、インプラントの除去後は、手術した部分に痛みや腫れが出ることがあります。痛みや腫れは数日で治まることがほとんどですが、痛みや腫れがひどい場合や、症状が長引く場合は、歯科医師に相談しましょう。

インプラント除去にかかる費用

インプラントの除去にかかる費用のイメージ

インプラント除去にかかる費用は、保険が適用される場合と、自費診療の場合で異なります。

保険適用の場合

インプラントを埋め込んだ歯科医院以外で除去の手術を受ける場合は、保険が適用されます。また、除去の手術を行う前には、レントゲン画像を準備する必要もあります。

保険診療でインプラントを除去する場合にかかる費用は、3割負担で1本あたり1,400円程度です。

自費診療の場合

インプラントを埋め込んだ歯科医院でインプラントを除去する場合は、保険が適用されません。保険が適用されない場合、インプラントの除去にかかる費用は全額自己負担になります。

しかし、多くの歯科医院では患者さんの負担を軽減するために保証制度を設けています。治療後に発生するかもしれない問題に対して、ある程度の保証を行うというものです。

保証の内容は歯科医院によって異なりますが、インプラント治療後に予期せぬ問題が発生した際に、無償または一部負担で再治療を受けられるようになっています。

インプラント治療を検討している場合は、保証制度について事前によく確認するようにしましょう。

インプラント除去後は再治療できる?

インプラント除去後の再治療のイメージ

インプラント除去後、再治療できるケースとできないケースがあります。

以下に詳しく解説します。

再治療できるケース

インプラントを除去した原因を改善できれば、再治療を受けることが可能です。

インプラント周囲炎が原因でインプラントを除去した場合、細菌感染部を完全に取り除き、炎症が改善されていれば再治療を受けられます。また、神経損傷によってインプラントを除去した場合、神経の状態が改善されたのを確認できたら、再治療が受けられます。

再治療できないケース

再治療できないケースは、手術後に再度トラブルになるリスクが高い場合です。

再治療ができないケースは、主に以下のとおりです。

炎症や細菌感染が改善されていない

炎症や細菌感染が改善されていないと再治療はできません。炎症や細菌感染が完全に改善されていないと、新しいインプラントを入れても同じ問題が再発する可能性があるためです。

喫煙習慣がある

喫煙習慣がある方も再治療を受けられない場合があります。喫煙によって血流が悪くなると、インプラントと顎の骨が結合しにくくなります。

さらに、喫煙によって血流が悪くなり、免疫力が低下すると、インプラント周囲炎などの問題を引き起こす原因となるのです。

喫煙者は必ずしも再手術を受けられないというわけではありませんが、喫煙習慣があると治療に影響を及ぼす可能性があるため、手術前に喫煙習慣を見直すことが勧められるのです。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方も再治療を受けられない場合があります。インプラントを埋め込んだ部分の顎の骨が少しずつなくなることを、骨吸収といいます。

特に、歯ぎしりや食いしばりの癖があると無意識のうちに歯に強い力を加えてしまうため、インプラントに過度の負担がかかり、骨吸収が起こりやすいとされています。

顎の骨が減るとインプラントをしっかりと支えられなくなり、結果的にインプラントの除去または脱落につながることがあるのです。再治療を受けるためには、歯ぎしりや食いしばりの癖を改善する必要があるでしょう。

まとめ

インプラント除去について説明している歯科医師

インプラントは入れ歯やブリッジに比べて長期的に使用できる点が魅力ですが、場合によっては除去しなければならないことがあります。その主な理由として、インプラント周囲炎やインプラントの破損、神経損傷、インプラントの迷入などが挙げられます。

インプラントを除去した後に再治療を受けるときは、除去の原因が完全に改善されている必要があります。例えば、インプラント周囲炎が原因の場合、完治していることが再治療の条件です。また、直接的な原因が改善されたとしても、喫煙している人は再治療を断られるケースがあります。

インプラントの除去を避けるためにも、適切にケアを行い、定期的にメンテナンスを受けましょう。

インプラントを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

〜歯石の除去して歯の健康維持を〜

2024年5月8日
こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。
お口の中の歯垢・歯石、ご存知ですか?
お口の中にたまる汚れとしては、「歯垢(しこう)」が有名です。歯垢は、プラークとも呼ばれるもので、その中には、 無数の細菌が含まれており、虫歯や歯周病の原因となります。そんな歯垢が石のように硬くなったものを「歯石 (しせき)」といいます。歯石は、取り方に注意が必要で、放置すると歯周病のリスクも上昇させます。
歯石とは
歯石とは、一言で言えば歯垢が硬くなったもののことで、歯みがきでみがき残した歯垢は 、およそ2日間ほどで歯石へと変わってしまうと言われています。
 歯石は歯磨きでは取れない
歯石は、一旦歯に付いてしまうと歯ブラシでは取れないのです。歯みがきがしにくい「歯と歯ぐきの境目」や「歯と歯の間」に できやすく、また歯石の表面はデコボコしているため、そこにさらに歯垢が付いて歯周病の原因となってしまいます。
 歯石は歯周病を悪化させる
歯石に住み着く細菌は、歯周病、口臭などのトラブルを引き起こす恐れがあります。 歯石は、つきやすい人、つきにくい人がいます。これは体質的なものが関係している場合もあれば、 お手入れの良し悪しが関係している場合もあります。歯石自体は無害ですが、歯石に付着した細菌は 歯周病の原因となり、歯周病が進行するとお口の中だけでなく、全身の病気を引き起こす原因になることもあります。

歯石をつくらせないためには?

歯石が形成されてしまう原因は、歯垢の除去が不十分であ ることにあります。
硬い歯石に変化すると除去が困難になってしまいますが、 軟らかい歯垢の時点では、セルフケアで除去することが可能 です。歯垢が歯石へと変化する前に、歯ブラシやデンタル フロス・歯間ブラシを使って歯垢を除去しましょう。
また、取り除ききれない歯垢・歯石は、歯科医院で定期的に除去してもらいましょう。

ご自宅でできる歯のケア

① 歯ブラシで歯磨き
歯磨き剤は少量で十分です。えんぴつのように軽く持ち、 歯と歯茎の間に45度の角度で毛先をあてるようにします。
また当院では、衛生士が患者様お一人お一人に適したブラッシング方法をお伝えさせていただきます。
② フロスや歯間ブラシで歯の隙間の掃除
歯の隙間の汚れは歯ブラシだけでは落とせません。歯間の 大きさによって、狭い部分はデンタルフロス、広い部分は 歯間ブラシを選択します。歯ブラシと併用することで、汚れの除去率がアップします。
当院では、衛生士が患者様お一人、お一人に適した歯間ブラシサイズをお伝えさせていただきます。
  
③ 舌ブラシを使って舌の掃除
舌の表面を奥から前、中から外の方向にやさしくこするよう にします。強くこすると舌を傷つけることになります。
④ 薬用成分配合の洗口剤を使ってうがい
口腔ケアでは口の中を清潔に保つ目的があるのでブクブク うがいを中心に行います。口腔内の保湿をするうえでも効果 的です。
歯石ができやすいのは、唾液が分泌される下あごの前歯 の内側(舌側)部分や上あごの奥歯の外側(頬側)部分の 歯です。歯磨きを行う際にはこれらの箇所を特に意識し、 歯石の付着を予防しましょう。
【歯石がつくことによって歯周病が進行】

歯石を除去するためには?

歯石除去を自分で行うという方もいるかもしれませんが、 自己流で行うと誤って歯や歯肉を傷めてしまいかねませ ん。歯石は歯科医院で除去してもらいましょう。
歯石取りの頻度は、3~6ヶ月に1回程度 が適切です。期間に幅があるのは、お口 の状態によって歯石の形成速度も大きく 変わるからです。
歯石除去・歯のクリーニングを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正 インビザライン part 3

2024年5月1日
ここ数年で、マウスピース矯正が注目されるようになってきました。 以前からあるワイヤー矯正と、どちらを選択しようか迷う方がいらっしゃると思います。
歯科医院で言われるのは、自己管理できる人 、そして マウスピースが適応症例かどうか 、歯ぎしり 食いしばり があるかどうか などで、どちらかに選択されるか決められるのではないでしょうか。
【ワイヤー矯正】
  
【マウスピース矯正】
  

《マウスピースでの歯の動かし方》

少しずつ違ったマウスピースを1〜2週間、定期的にマウスピースを交換し歯を動かしていきます 。患者様によっては、 マウスピースを交換するだけで矯正できると思うと、不思議に感じられる方も少なくないのではないでしょうか。
マウスピース矯正の場合、 歯の表面に歯の色と同様な色をしたプラスチックの突起を付与します。 これを アタッチメントと言います 。これは口腔内スキャン (アイテロ)を行い、 患者様一人一人にあった 治療計画を作成するにあたり、 どの歯の、どの位置にアタッチメントを付与するべきかをあらかじめ決めなければなりません。
アタッチメントは、白い突起のようなもので少し違和感はありますが、 マウスピースを装着していれば、 ほとんど気になりません。
このアタッチメントと付与することによって、歯に加わる力(咬合力)を分散し調整することができます。 アタッチメントを付与することで、正確に歯を移動させることができるので マウスピース矯正 においては、 必要なものとなります。
もう一つ 、マウスピース矯正を行う場合よく使用される処置があります。 歯と歯の間を 削る 処置です。
【IPRアタッチメントが組み込まれた治療計画】
この処置のことを、IPRと呼ばれています。
ワイヤー矯正の場合、 歯を移動させるスペースを確保するため、 小臼歯の抜歯を行うことが多いのですが、 マウスピース矯正の場合は、 IPR を行うことが多くあります。
歯を削ると歯が痛んで、虫歯になったり、 知覚過敏症を引き起こすのではないか。と心配される方がいらっしゃいます。でも、安心してください。 歯を削ると言っても歯の表面のエナメル質を0.1mm 単位で少し削る程度です。歯の健康に影響が出るような量を削ることはありません。
一般の歯科治療で使用する器具で IPR を行うと 、削る量が多くなって歯の健康を損なう可能性が出てきます。
IPRを行う場合は、 IPR 専用の器具を使用します。 代表的なものは、 CC ストリップス や IPR 専用ダイヤモンドバーです。 このような専用器具を使用して 0.1mm 単位で少しずつ削るようにしています。
IPR の技術によって患者様の歯の形態を整えることができ 、審美的な面で矯正治療を仕上げることが可能になってきます。 しかし 、マウスピース矯正で IPR を必ず行う処置 かというとそうではありません。
もちろん 行なわない ケースもあります。例えば 、前歯部の軽度な 正中離開の場合では IPRは使用しません。
ただ、使用されない ケースは、ほんの一部でほとんどの場合は行う処置です。 マウスピース矯正 全体の9割近くは、IPR  を行うことになります。 マウスピース矯正を行うには、 アタッチメントの付与、 IPR の2つの処置がほとんどのケースで必要です。
ただ、どこにアタッチメントを付与すればいいのか 、アタッチメントの形状はどのようなものなのか、 どの歯に IPRをすべきなのか、など考えなければなりません 。
当院では 、マウスピース矯正でインビザライン の治療計画を立てるためのシュミレーションソフトウェアを使用しています。 これは、クリーン チェックと呼ばれています。このクリーン チェックを行うため 、口腔内スキャンをし、作製した歯の3 D モデルを用いて歯をどのように動かしていくか 、コンピューターで予測し、治療計画を 綿密に練っていきます 。そして 、アタッチメントの形状、 どの歯につけるか、IPRの有無、などを決めていきます。
 IPRと アタッチメントを 歯に付与してから、マウスピース矯正が開始となります。 歯が動く原理は、マウスピース矯正も ワイヤー矯正も同じです。 しかし 歯に矯正力をかける方法は違います。 マウスピース矯正の場合は 、歯並びと マウスピースのズレによって矯正力がかかるのに対し 、ワイヤー矯正の場合は、 ワイヤーを曲げて 元の形に戻ろうとする力が力となり 歯を動かしていきます。 マウスピース矯正よりも ワイヤー矯正の方が歯にかかる 力は強くなります。 また、 ワイヤー矯正の方が力が強い分 、歯を移動させるスピードが速いため、同じ歯列矯正であれば 、治療が短期間で終了することになります。

《マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリットデメリット》

《マウスピース矯正 》
★メリット
・取り外しが可能で口腔ケアがしやすい
・透明なので 目立ちにくい
・金属を使用しないので金属アレルギーの心配がない
・矯正力が弱いので 痛みにくい
・取り外しが可能なので普通に食事をすることができる
★デメリット
・自己管理が必要
   (マウスピースを紛失すると 再度 マウスピースを作製しなければならない)
・ 適応症例が限定される
・1日20時間以上 装着する必要がある
   (つけ忘れがあると効果が薄れ治療期間が長くなる)
《ワイヤー矯正》
★メリット
・矯正力が強いため 矯正期間が短い
・ マウスピース矯正に比べて 適用症例が多い
★デメリット
・取り外しができないため 口腔ケアが困難
・食事に注意する必要がある
  (例えば、ガムやキャラメルといった粘着性のものを食べると矯正器具が外れたりする)
・ 矯正力が強いため マウスピース矯正と比べて痛みが生じやすい
・金属アレルギーの方は 困難
・ 金属を使用し装置が目立ってしまう。
・舌や粘膜を傷つく 傷つけてしまうことがある
最近、矯正治療において、マウスピースでの矯正が増えているように思います。 患者様にその理由を聞くと 矯正装置が目立たないから。普通に食事ができるから。 と答えられる方が多いように思います。 しかし、マウスピース矯正にも デメリットがありますのでその点は考慮していただきたいと思います 。

 《マウスピース矯正の適用症例》

・前歯の隙間(正中離開)
・軽度な前突
・軽度な叢生
・1歯だけの反対咬合
 ・軽度な 八重歯   などです。
マウスピース矯正を希望される方は、一度シュミレーションを行い マウスピース矯正が適応症例かどうかを確認する必要があります 。
 

《マウスピース矯正では困難な症例》

・重度な叢生
・重度な上下前突
・咬み合わせがズレている
・歯の傾斜が強い
このような症例は、マウスピース矯正だけでは困難なケースだと思います。
ワイヤー矯正の選択が必要となってきます。 歯列不正と言っても、色々なケースがありますので 、患者様がどのような 歯列 不正なのかによって 治療方法も変わってきます 。矯正治療を行う場合は、まず カウンセリング し、治療計画を綿密に練ってから、治療開始しなければならないと思います。
本日は、マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較についてお話ししました。
また、何か気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。

金属アレルギーの方がセラミック治療を受けたい場合はどうする?

2024年4月26日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

金属アレルギーの人

金属アレルギーがあり、セラミック治療を検討している方も多いのではないでしょうか。セラミック治療は陶器などに使われる陶材を使用しておこなわれるため、金属アレルギーの方でも受けることが可能です。

ただし、歯科治療に用いられるセラミック素材の中には、一部に金属を使用しているものがあります。金属アレルギーの方は素材選びに気をつけましょう。

今回は、金属アレルギーの方がセラミック治療を受けたい場合の素材の選び方や、金属アレルギーの症状などについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

金属アレルギーの方がセラミック治療を受けたい場合はどうする?

セラミックの歯

 

セラミックとは、陶材のひとつのことで金属成分は含まれていません。そのため、金属アレルギーの方でもセラミック治療を受けることが可能です。

しかし、セラミック治療にはいくつか種類があり、中には金属を使用するものが存在します。金属アレルギーの方の場合は当然ながらアレルギー反応が出る可能性が高いため、治療方法は慎重に検討する必要があるでしょう。

金属アレルギーの方が使用できるセラミック素材とそうでないものがありますので、事前に歯科医師へ金属アレルギーであることを伝えましょう。安全に使用できる素材を選ぶことが大切です。

金属アレルギーの方が避けたほうがいいセラミックの素材は?

金属アレルギーの方でも治療可能なセラミック素材

先にも触れましたが、セラミックの種類の中には金属を含むものがあります。メタルボンドは金属を含むため、金属アレルギーの方は避けるべきでしょう。

メタルボンドとは、内側に金属フレームを使用し、人の目に触れる表面にセラミックを焼き付けた素材のことです。金属アレルギーの方が使用すれば、何らかのアレルギー症状があらわれる可能性があるため避けたほうがよいでしょう。

金属アレルギーの方でも使用できるセラミックの素材

セラミックの素材

では、どのようなセラミック素材であれば、金属アレルギーの方でも安心して使用できるのでしょうか。ここでは、金属を含まない素材について詳しく解説します。

オールセラミック

オールセラミックとは、文字通り全てセラミックだけでできた素材のことです。天然歯に近い色や光沢が得られるため、審美性を重視したい方に選ばれる傾向があります。

また、経年劣化もしにくくすき間ができにくいことから、二次虫歯になりにくいというメリットもあります。

ただし、他の素材に比べると強い負荷によって割れやすいことがデメリットです。そのため、強い負荷がかかりやすい奥歯には不向きで、前歯の治療に使用されることが多いです。

フルジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれている素材です。フルジルコニアは、ジルコニアのみでつくられた素材なので、金属アレルギーの方でも使用できます。

オールセラミックに比べて強度や耐久性が高く、奥歯の治療にも対応可能です。そのほかにも、汚れに強く変色しにくいという特徴があります。

ただし、ジルコニアは天然歯よりも硬いため、噛み合わせに問題がある場合は天然歯に負荷をかけて傷つけることがある点に注意しましょう。歯ぎしりや噛みしめなどの癖がある方も、ジルコニアの硬さによって天然歯が割れたり欠けたりする可能性があります。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、歯科用プラスチックのレジンとセラミックを混ぜ合わせてつくられた素材です。プラスチックの強度の低さをセラミックで補い、レジンの柔軟性が衝撃吸収性を高める相性のよい組み合わせといえるでしょう。

審美性については、セラミックが混ざっている分レジンよりも変色はしにくいですが、プラスチックが混ざっているためオールセラミックよりも白さや透明感には欠けます。

費用は比較的安価で、近年はCAD/CAMシステムでの対応に限り、ハイブリッドセラミックの保険適用が可能になっています。保険が適用されるためにはいくつかの条件があるため、かかりつけの歯科医院で対応しているかどうか確認してみるとよいでしょう。

e-max

e-maxは、ニケイ酸リチウムガラスを用いた素材のことで、ガラスのような透明感のある見た目が特徴です。通常のセラミックよりも強度が高いですが、ジルコニアの強度には劣ります。

e-maxはほぼすべての部位に対応できますが、歯ぎしりや食いしばりなど歯に強い負荷がかかるような癖がある方は、適応外となる可能性があります。

金属アレルギーの症状

金属アレルギーの症状が出ている人

金属アレルギーときくと、金属に触れた部分が赤くただれるような症状をイメージする方が多いのではないでしょうか。もちろん接触部位に症状があらわれる金属アレルギーもありますが、接触部位とは離れた部位に症状が現れるケースもあるのです。

ここでは、金属アレルギーの症状について詳しくみていきましょう。

接触性の皮膚症状

接触した部位に生じる金属アレルギーの症状として、最もイメージしやすいものは接触性皮膚炎でしょう。接触性皮膚炎では、金属製のネックレスをつけていた部分が赤くただれたり痒くなったりします。

金属が汗などの体液と反応することによってイオン化し、体内へ蓄積されることにより引き起こされます。接触性皮膚炎の場合は、金属が直接肌に触れないようにするれば症状が改善することもあります。

接触性の口腔症状

歯科で使用する金属製の詰め物や被せ物、矯正器具などによって、口の中の粘膜や歯肉、舌にまだら模様がみられたり、口内炎のような症状があらわれたりすることもあります。

先にも述べましたが、体液との反応によりイオン化し、体内に蓄積されることで金属アレルギーを発症します。そのため、金属を使用する治療をおこなったあと長期間経過してから金属アレルギーの症状が出ることも考えられるのです。

場合によっては、味覚障害が出てしまうようなケースもあります。歯科治療で金属を使用するときには、金属アレルギーの有無にかかわらず慎重に検討したほうがよいでしょう。

全身性の症状

金属アレルギーでは、直接金属に触れた部位から離れた部位に症状が出ることもあります。その代表例が、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)です。

掌蹠膿疱症では、手のひらや足の裏に水ぶくれや膿を含んだぶつぶつ(膿胞)ができます。そのほかにも、ぶつぶつのできた部位が赤みをおびてカサカサしたり、ひび割れたりするような症状がみられることもあります。

このような症状は、一見歯科領域とは関係ないように感じるため、水虫を疑って皮膚科を受診する方も多いです。顕微鏡による真菌検査で判別をおこなうのが一般的でしょう。

実際のところ、掌蹠膿疱症の原因は明確になっているわけではありません。歯科金属以外にも、虫歯の根元にある病巣や、扁桃炎、喫煙習慣などが関連して引き起こされるのではないかといわれています。

いずれにしても、金属アレルギーが疑わしい場合や不安に思う場合には、歯科治療を受ける前にアレルギー検査を受けることが大切です。

まとめ

セラミックの歯

セラミックは、金属アレルギーの方でも安心して使える歯科素材です。セラミックやジルコニア、e-maxなどいくつか種類があるため、使用する部位や予算に合ったものを選ぶとよいでしょう。

ただし、セラミック治療に用いられる素材の中には、一部に金属を使用したものも存在します。安心・安全に治療をおこなうためにも、金属アレルギーがある方は歯科医師へ必ず伝えるようにしてください。

なお、近年は金属アレルギーの方が保険適用内で受けられるセラミック治療もありますので、ぜひご気軽にご相談ください。

セラミック治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正・インビザライン part 2

2024年4月24日

マウスピース矯正を希望している方が年々増えてきています。

マウスピース矯正は、大きく分けて2つあります。1つは、インビザライン、もう一つは、クリアアライナー アソアライナーです。現在では、三次元シュミレーションソフトによって、正確に歯の動きを想定しマウスピースを使用し、矯正を行っていくインビザラインが主流になっています。今では世界中で1400万人がインビザラインでの矯正を行ったとデーターがあります。当院でも、マウスピース矯正を行う場合は、インビザラインを使用しています。

 

インビザライン治療の流れ

①カウンセリング

マウスピース矯正治療前に まず、最初に行うことは、カウンセリングです。多くの場合、患者様が、歯科医師にたいして、どのように歯並び改善したいのか、矯正方法としてマウスピース矯正かワイヤー矯正かなど、矯正方法の希望を患者様からお聞きします。その他に、インプラント治療を過去におこなったことがあるかなどの治療歴、歯ぎしりや食いしばり と言った習癖があるか、抜歯や歯を削合する事に抵抗があるかどうか、など矯正治療に関連性があることをお聞きします。

 

②精密検査

精密検査では、口腔内検査・口腔内写真撮影・顔貌写真撮影・パノラマレントゲン撮影・歯科用CT・歯型模型採取を行います。模型採取においては、口腔内で印象材を使用して型どりし、そこに石膏を流す方法と、口腔内スキャナーで撮影し、歯型を三次元的にデータ化し歯型を作製する方法と、二通りあります。当院では、後者の口腔内スキャナーを使用しています。

 

③治療計画の説明

シュミレーションでの確認
マウスピース矯正の場合、 ワイヤー矯正と比べて、 症例は限定的なものとなります。 マウスピース矯正の適用症例 かどうか確認しなければなりません。 当院では、口腔内スキャン アイテロを使用して矯正前と矯正後の状態を 3 D 画像で シュミレーションを行います。シュミレーションを見ながら治療計画のご説明をさせていただきます。

 

                                                        シュミレーション画像

 

以前では マウスピース矯正を希望して治療したが、 マウスピース矯正で納得いく 結果ができなかった。 という声を聞くことがあります。 しかし最近では、矯正治療する前に シュミレーションをして、どの症例がマウスピース矯正に適しているかを判断できるようになりました。 マウスピース矯正を希望していても、適応症例でなければ ワイヤー矯正をすることになります。 適応症例であると確認できたら、 スキャナーで採取した歯型データをインビザライン本社へ送ります 。マウスピース矯正 においての治療計画を立案し、 シュミレーション動画が出来上がります。 マウスピース矯正とワイヤー矯正の大きな違いは、ここにあります。 マウスピース矯正の場合は、 矯正前に シミュレーションを行って治療計画を立案していくことになります。 一方、 ワイヤー矯正は、印象材で型取りをした 石膏模型 とレントゲンを参考にして、歯科医が頭の中で考えて治療計画を立案することになります。 この点が大きな違いです 。そして、 シュミレーションされた 治療計画が問題なければ、マウスピースの発注をすることになります。 3週間〜1ヶ月程度でマウスピースが完成します。 そこで マウスピース矯正の治療を開始となります。

《注意》マウスピース矯正をする前にしておくこと                   虫歯や歯周病は マウスピース矯正をする前に、しっかりと治療しておく必要があります。 例えば 、マウスピース矯正を開始してから虫歯治療を行うと、虫歯の治療を行った歯が形が多少 変わることになります。 仮に、虫歯が進行して処置を行ったとします。 歯髄処置を行った歯の形は、大きく変化してしまいます。 そうなるとマウスピースが合わなくなってしまいます。 虫歯や歯周病の処置は 、マウスピース矯正を開始する前に治療しておく必要があります。

➃マウスピース矯正の開始

マウスピース矯正の開始をしたら、まず行うことは、マウスピースの装着・取り外しの練習です。 初めて義歯を入れる時も 取り外しや装着の練習は、どこの歯科医院でもされると思います。 マウスピースも同じです。 誤った装着の仕方をすると、歯茎を傷つけたりします。 初めは戸惑いもあると思いますが、 慣れれば難しくないと思います。
次に、 マウスピースの注意事項を確認してください。
★毎日20時間以上 、マウスピースを装着する。 食事中、 歯磨き時以外は装着する。
★マウスピースは、2週間ぐらいで交換する。
★自己管理をしっかり行う。 マウスピースを紛失すると再度マウスピースの新製をしなければならないので、費用と矯正 期間が長くなる。
★通院は、1ヶ月に1度です 。必ず 来院してください。

 

矯正治療終了と保定

満足のいく 歯並びになったら、マウスピース矯正の終了となります。 矯正期間は、部分矯正の場合は6ヶ月程度、全部矯正の場合は、2年程度かかります。 また、抜歯を必要とする矯正の場合は、 マウスピース矯正だけでは困難なケースがありますので、ワイヤー矯正を併用でマウスピース矯正を行うことがあります。

矯正終了後は保定を行います。矯正終了の場合 、マウスピース矯正に限らず ワイヤー矯正においても 矯正終了後は 保定をすることになります 。治療が終了し 綺麗な歯並びになっても 後戻りして歯並びが悪くなることがあります 。矯正終了後は、後戻りを防止するため 保定装置 (リテーナー)を装着します。 保定期間は、だいたい1年から2年ぐらいです。保定期間中は 6ヶ月に1回ぐらいのペースで 来院していただきます 。その時は 、歯並びのチェックはもちろんのこと、虫歯の有無 ・歯周病の有無・噛み合わせのチェックなどを行います。

ここ数年、 マウスピース矯正が普及しつつあります 。大きな要因は3つあると思います 。1つ目は綿密な治療計画を立てることができるようになったことが挙げられます 。2つ目は 歯科矯正する前と歯科矯正した後のビフォー・アフターがシュミレーションで予測できるようになったこと。 3つ目は、マウスピース製作において 精度が上がったことが挙げられます。

これは、 3 D デジタル技術が進んだことが挙げられます。 以前は 口腔内を印象材で型取りし、 それに石膏を流して 石膏模型を作り マウスピースの装置を製作していました 。しかし、最近では、光学スキャンを使用してデータ化し 精密なマウスピースを作成することができるようになりました。 また、 シュミレーションを作ることもでき 前もって 患者様のにどのように 歯が動くことができるか 、そして 矯正治療前と治療後のビフォーアフターを示すことができ、 患者様にも安心とご納得していただける治療を受けることができるようになったことも 、マウスピース矯正が普及した要因の一つだと考えています。 精密なマウスピース矯正を作製することにより、以前よりも早く正しい位置に歯を移動させることができるようになり  矯正期間も短くなりました。

歯並びが気になる方、 また何か気になる点があれば お気軽にご相談ください。

インプラント治療後の歯磨き!注意点や歯磨き粉の選び方を解説!

2024年4月19日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

インプラントについて説明している歯科医師

インプラントは人工物ですが、しっかりと歯磨きをしないと口腔トラブルの原因になります。

「インプラント治療後はどのように歯磨きをしたらいいの?」「歯磨き粉を使ってもいいの?」など、インプラント治療後の歯磨きについて疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。

そこで今回は、インプラント治療後の歯磨きの方法や歯磨き粉の選び方について解説します。インプラント治療後の歯磨きについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療後にしっかり歯磨きをしないと

インプラントの歯磨き

インプラントは、人工物なので歯磨きしなくても問題ないと思っている方がいるのではないでしょうか。結論から述べると、インプラントは人工物なので虫歯になることはありません。

しかし、インプラント周囲炎を発症する可能性があります。インプラント周囲炎とは、インプラント周囲の組織が炎症を起こす疾患で、インプラントを失う大きな原因のひとつといわれています。

インプラント周囲炎に罹患するとインプラントを支えるあごの骨や歯茎が炎症を起こします。初期は歯茎の炎症や出血などの自覚症状がみられ、進行するとインプラントを支える骨が溶けだして、最終的にはインプラントが抜け落ちることもあります。

インプラント周囲炎の原因はインプラント周囲に残るプラークです。インプラント周囲炎を予防するためには、しっかりと歯磨きをして、インプラント周囲に残ったプラークを除去することが重要といえます。

インプラントの寿命を長く保つためにも、歯磨きをしてしっかりとケアすることがポイントになるでしょう。

インプラント治療後に歯磨きをするときのポイント

インプラント治療後の歯磨きのポイント

インプラント治療後に歯磨きをするときのポイントについて、以下に解説します。

毛先が細い歯ブラシを使う

インプラント治療後は、毛先が細い歯ブラシを使用するとよいでしょう。

インプラント周囲炎を予防するためには歯の表面に残るプラークを除去する必要があります。毛先が細い歯ブラシを使用するとインプラントと歯茎の境目までしっかりと磨くことができるでしょう。

ただし、毛先が細い分、当たる面積が少ないため汚れを落とすのに時間がかかります。そのため、しっかりと時間をかけて丁寧に磨く必要があるでしょう。

補助清掃用具を使う

歯ブラシだけでは歯と歯の間などの細かい部分に付着した汚れを落とすことは難しいです。デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使用して磨き残しがないようにしましょう。

ご自身の歯並びに合った補助清掃用具がわからない方は、歯科医師・歯科衛生士に相談すると適切なものを教えてもらえます。

インプラント治療後に使う歯磨き粉の選び方

歯磨き粉

インプラント治療後はインプラント周囲炎を予防するだけでなく、健康な歯を守るためにもしっかりと歯磨きをして口腔内を清潔な状態に保つことが大切です。

しかし、インプラント治療後の歯磨き粉はどのようなものを使用したらいいのかわからないという方も多いかと思います。

以下に、インプラント治療後に使用する歯磨き粉の選び方について解説します。

研磨剤や顆粒の入った歯磨き粉は避ける

研磨剤や顆粒の入った歯磨き粉には歯の表面の着色汚れを落とす効果があるため、着色汚れが気になって使用している方も多いと思います。

しかし、インプラント治療をおこなった方は、研磨剤や顆粒の入った歯磨き粉は避けましょう。研磨剤や顆粒の粒子がインプラントと歯茎との間に入り込むと、炎症を引き起こす可能性があります。

また、歯周病や加齢によって歯の根が露出している部分に荒い粒子の研磨剤や顆粒が配合されている歯磨き粉を使用すると、歯が削れて知覚過敏などの原因になりかねません。

舌で触った時にザラつきを感じるほどの大きな粒子が配合されている歯磨き粉は使用しないようにしましょう。

フッ素入りの歯磨き粉は使用できる

インプラント体の多くは素材にチタンを使用しています。チタンはフッ素に触れると腐食することがあるため、フッ素入りの歯磨き粉は使用しないほうがいいのか疑問に感じている方もいるでしょう。

しかし、市販で売られている歯磨き粉に含まれるフッ素は低濃度であるため、インプラントを腐食させるリスクはありません。インプラント治療後もフッ素入りの歯磨き粉を使用しても問題ないといえるでしょう。

フッ素には、歯の質の強化・虫歯菌の活動の抑制・唾液の再石灰化の促進などといった効果があるため、口の中を虫歯になりにくい環境に整えることが期待できます。周囲の歯の健康を守るためにも積極的に取り入れるようにしましょう。

インプラント治療後に歯磨きをするときの注意点

インプラント治療後の歯磨きの注意点

インプラントの治療のステップによって口内環境は異なるため、各ステップに合わせた方法で歯磨きをする必要があります。

インプラント治療後の歯磨きで注意する点は、以下のとおりです。

インプラント外科手術後

インプラント手術直後は歯茎が傷付いた状態です。傷付いた歯茎を刺激すると傷口の治りが遅くなり、細菌感染を引き起こす可能性があるため注意しましょう。

ブラッシングをする際は、やわらかめの歯ブラシを使用して歯茎に刺激が加わらないように優しく歯磨きをしてください。うがいも激しくおこなうと再出血する可能性があるため、術後は口に含んで軽く流す程度にしましょう。

傷口が治ってきた段階で歯ブラシの毛の硬さも変えていきます。歯ブラシを変えるタイミングは一人ひとり異なるため歯科医師の指示に従いましょう。なお、インプラント以外の部位は通常通り歯磨きをして、プラークのない清潔な口内環境に整えることが大切です。

インプラント治療完了後

インプラント治療が完了した後は、他の歯と同じように通常どおり歯磨きをします。

歯ブラシだけで落とせる汚れは6割程度といわれています。今まで歯ブラシだけで歯磨きを終えていた方は注意が必要です。残りの4割の汚れは歯ブラシでは落とすことが難しい歯と歯の間に残ります。

そのため、歯と歯の間の汚れはデンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃用具を使用してしっかり落とすようにしましょう。補助清掃用具を活用することで、歯ブラシでは行き届かない部分に付着した汚れも落とすことができます。

インプラント治療後はメンテナンスを受けよう!

口のメンテンスをしている男性たち

インプラントの寿命は10〜15年程度といわれており、ブリッジや入れ歯よりも長く使うことが可能です。

ただし、インプラントを長く使い続けるためには、ふだんからしっかりとケアを行う必要があります。毎日のセルフケア以外にも、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて確認してもらうことが大切です。

歯科医院のメンテナンスでは、インプラントに異常がないか確認するほか、口の中全体に虫歯や歯周病などのトラブルがないか確認します。磨き残しがある場合は、その部位に合った適切な歯磨き方法を指導してもらえます。

また、口腔内のクリーニングを受け、ふだんの歯磨きでは落としきれない汚れを除去してもらうことで、虫歯やインプラント周囲炎になりにくい口内環境に整えることができます。

インプラント治療後、3ヶ月〜半年に1回のペースでメンテナンスを受けるように指示されるケースが多いです。インプラントを長く使い続けるためにも、メンテナンスはかならず受けましょう。

まとめ

インプラント治療の説明を受けている女性

インプラントは人工物なので虫歯になることはありません。

しかし、インプラント周囲炎にかかる可能性があるため、インプラント治療後はしっかりと歯磨きをして汚れを落とす必要があります。

インプラント治療後はインプラントと歯茎との境目や被せ物の表面にプラークが残らないように、意識して歯磨きをすることが大切です。歯ブラシでは行き届かない部分は、デンタルフロスや歯間ブラシなどを使用して汚れを除去しましょう。

ドラッグストアや歯科医院などでは、さまざまな種類の歯ブラシ・歯磨き粉が売られています。使用している歯ブラシや歯磨き粉が適切か不安に感じている方は、歯科医師・歯科衛生士に相談してアドバイスを受けるといいでしょう。

インプラントを検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。

マウスピース矯正・インビザライン part 1

2024年4月17日

最近の歯科矯正において、特に話題になっている事と言えば、マウスピース矯正です。以前は、歯科矯正と言えば、歯にワイヤーやブラケットを装着し、矯正を行うことが一般的でした。

最近では、透明なマウスピースを使用して、歯を正常な位置に移動させ、矯正を行う方法が、増えてきています。「マウスピース矯正で歯が、本当に綺麗にそろうのかな?」「期間や費用は、どれくらいかかるかな?」 という質問が多く聞かれます。

 

本日は、マウスピース矯正・インビザラインについてお話します。

マウスピース矯正とは、プラスチックでできたマウスピースを1日のうちの20時間以上装着し、歯を移動させていく矯正方法です。そして、同じマウスピースをずっと装着するのではなく、1週間~2週間ごとに少しずつ形の異なるマウスピースを着け替えていきます。

 

マウスピース矯正のメリット・デメリットをお話します。

《メリット》

・薄くて透明なマウスピースなので、目立ちにくく、審美的に良い

・食事をする時、歯磨きをする時など、取り外しが可能なので口腔ケアをしやすく、衛生的

・ブラケットを使用したワイヤー矯正に比べて、違和感が少なく会話しやすい

・ホワイトニングなどの治療も矯正しながら同時に行うことができる

・金属アレルギーの方にも十分な対応ができる

《デメリット》

・1日20時間以上装着しなければならないので、歯みがきや食事の時以外は、装着しする必 要がある

・困難な症例はマウスピースだけでは、矯正できない。                  (ワイヤー矯正に比べてマウスピース矯正は、適応症例が少なく限られています。マウスピース矯正を希望されてもワイヤー矯正を選択しなければならないケースもあります。)

・自己管理が必要

・食事中はマウスピースを外さなければならない                    (マウスピースを装着したり、外したりすることは、慣れれば比較的にスムーズにできるのですが、その都度、取り外すのが面倒なことと感じられる方もいらっしゃいます。そのような方には、マウスピース矯正は、お勧めできません)

《マウスピース矯正では難しい ケース》

マウスピース矯正は 、ワイヤー矯正に比べて、適合症例が少ないと言われています。

では、どのようなケースはマウスピース矯正では難しいのでしょうか。

 

小臼歯 抜歯をし、歯を大きく 移動して矯正する場合

歯科矯正治療を希望した患者様で、奥歯の1つ手前の歯を抜歯して歯を並べる スペースを作って矯正します。と言われることがあります。 このようなケースは、歯を大きく 移動させて矯正することになります 。マウスピース矯正の場合、 歯を移動させる長さは 6mm 程度なので マウスピース矯正では、困難なことが多いです 。1つ 例を挙げると、重度な叢生の場合は、 顎の大きさに比べ 1つ1つの歯の大きさが大きいため 歯が正常な位置に放出することが難しく、重なり合って生えてきます。

不正咬合・叢生

このようなケースでは、 小臼歯の葉を抜歯して歯を萌出する スペースを作り、正常な位置に葉を移動させて矯正することになります。 ワイヤー矯正では、十分可能な 矯正ではありますが 、マウスピース矯正では、困難になることがあります。 マウスピース矯正は抜歯しないで治すことができることが、適応症例と言えると思います。

 

重度の反対咬合・ 前歯の前突の場合(骨格の異常のある場合)

反対咬合でも 、前歯の前突の場合でも、軽度なケースであれば マウスピース矯正で治すことができます。 しかし、 骨格に異常があり 反対咬合や 前歯の前突になっているケースでは、歯を移動させることだけでは難しく 外科的治療も併用していく必要があります。

反対咬合

 

前歯の前突

インプラントが多数入っている場合

インプラントは、人工物であるため 矯正力を加えてもインプラントを動かすことはできません 。そのため マウスピース矯正は難しくなります。 ただ 、ワイヤー矯正の場合は、インプラントを固定源として、他の歯を移動させることができるため 、全ての症例ではありませんが 矯正治療ができるケースもあります。

 

歯ぎしりや 食いしばりをしている場合

普段から歯ぎしり、食いしばりをしている方は 、ワイヤー矯正を選択した方がいいと思います。 歯ぎしり 食いしばりをしていると、マウスピースが壊れてしまうことがあります 。マウスピースが壊れてしまうと 、初めから作り直しをしなければなりません 。治療が思うように進めることができません。

 

永久歯が完全に生え 揃っていない場合

永久歯が生え揃っていなくて乳歯が残っている場合は 、マウスピース矯正が難しくなります。 マウスピース矯正が、全くできない。というわけではありません。 小児矯正において 、マウスピース矯正を使用しているケースもあります。 しかし、 よくあるケースですが、 乳歯が抜けたり 新たに永久歯が生えてきたりするとマウスピースが合わなくなってしまう場合があります。 もちろん、 そのような時は 、治療計画のやり直しをして新しく マウスピースを作成すればいいのですが 、治療期間や 費用が追加でかかることがあります。小児においては保護者さんとしっかりと カウンセリングを行い 事業計画を立てていかなければなりません。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較

《ワイヤー矯正》

★審美性・・・歯の表面にブラケット・ワイヤーが装着されているので、審美的に良くない

★衛生面・・・装着をつけたままで取り外しが出来ないため、歯みがきが難しく、衛生的に           良くない

★対症症例・・・歯の大きな移動が可能であるため、症例が広い。また、抜歯を伴う矯正治療も可能

  《マウスピース矯正》

★審美性・・・透明な装置で目立ちにくい

★衛生面・・・着脱可能なので、外して歯みがきができるので衛生的

★対症症例・・・歯の移動量が限られている。抜歯が必要な矯正治療においては、困難なケースが多い

 

マウスピース矯正のおすすめの人

・見た目を気にする方

・矯正中 もしっかりと歯磨きをしたいと思う方

 

マウスピース矯正の歴史

最近になって マウスピース矯正が多くの話題になっていますが、 実は 1997年にアメリカのアラインテクノロジー社がマウスピース 型を矯正装置を開発し、 1999年 アメリカでマウスピース矯正が開発されました 。日本でも2006年にマウスピース矯正が開始されております 当時の マウスピース矯正は肉眼 や平面のデータで歯の移動量を推測し治療を行っていたのですが、 難易度が高く精密、 正確に矯正治療を行うことが難しかったようです。 しかし 現在では、 3 Dデジタル機器を用いて、 審査 診断を行うことで、より精密で正確な矯正治療が行うことができるようになりました。 今思うと マウスピース矯正は数年前から始まったように感じますが、 日本では18年前から始まっているのです。 マウスピース矯正を行っているメーカーは、たくさんありますが、 アライン社が開発した インビザラインがマウスピースによる矯正装置として一番多く使用されています。 当院でも 、インビザラインを使用して マウスピース矯正を行っています。

 

光学印象 スキャナー、アイテロ の必要性

ワイヤー矯正においても 、マウスピース矯正 においても、患者さん 一人一人に口腔内の模型を作成し 矯正装置を作る必要があります。 以前は、印象材で患者さんの口腔内の歯型を取り、それに石膏を流し 模型を作成していました。 しかし最近のマウスピース矯正 においては、 光学印象スキャナーを使用することによって、口腔内の模型をデータ化し矯正装置を製作することができるようになりました 。このことによって、より精密に矯正装置が作れます。マウスピース矯正が正確に、また短期間で治療ができるようになったと言えます。 最近の歯科治療においては、 マウスピース矯正だけではなく歯科治療の補綴物 においても光学印象スキャナーを使用することがあります。 歯の位置や 噛み合わせの状態をカメラでデジタル撮影し、それをデータ化し 補綴物など 製作していきます。 歯科治療においての 精密さ スピード感ができ 出てきています。

 

アイテロ

 

プライムスキャン

 

当院では 、マウスピース矯正を行う場合は 光学印象スキャナー アイテロ、補綴物を作成する場合は 、プライムスキャンを使用しています。

今後は 、歯科治療において光学印象が増えてくるかもしれません 。マウスピース矯正 においては 、まだ 適応症例は限られていますが、 マウスピース矯正を希望される方が増えてくるかもしれません。

マウスピース矯正 において興味がある方、 希望したい方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

セラミック治療後に痛みが出る原因とは?対処法も詳しく解説!

2024年4月12日

こんにちは。鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」です。

歯が痛い若い女性

セラミック治療を行ったあとに痛みが出るケースは少なくありません。このような痛みは、治療してすぐに出る痛みと時間が経過してから出る痛みに分けられます。

どうしてセラミック治療後に痛みが出るのでしょうか。また、セラミック治療後に痛みが出たときはどのように対処すればよいのでしょうか。

今回は、セラミック治療後に痛みが出る原因や対処法について詳しく解説します。

セラミック治療とは?

セラミック治療のイメージ

セラミック治療とは、セラミック素材(陶材)の詰め物や被せ物を使用した治療法のことです。おもに、虫歯で削った歯や欠けてしまった歯などを補うために用いられます。

金属製の詰め物や被せ物のように成分が溶け出すことや温度による変化が少ないため、二次虫歯になりにくいという特徴もあります。また、より天然の歯に近い見た目で審美性も高いため、この方法を選択する方が増えています。

セラミック治療後に痛みが出る原因

セラミック治療後に痛みがでた人

セラミック治療後に感じる痛みには、治療直後に生じる痛みと治療して時間が経ってから生じる痛みがあります。

それぞれの原因について、以下に詳しく解説します。

治療直後に痛みが出る原因

治療直後に痛みが出る原因は、以下のとおりです。

治療による神経過敏

セラミック治療の際には、詰め物や被せ物をする前に虫歯部分を削ります。このときの振動や熱により、神経が過敏になることから、治療の直後に痛みを感じることがあります。

また、痛み以外にも、しみるような症状が出る方もいます。多くの場合は、時間の経過とともに症状が落ち着いていきます。

神経を残す治療を受けた

大きな虫歯を治療する際には神経を抜くこともありますが、神経は可能な限り残すことが一般的です。

大きな虫歯を治療するときには、神経の近くまで歯を削ることになるため、治療によって刺激を感じやすくなるのです。そのため、痛みやしみる症状を強く感じる方もいます。

セラミックが適合していない

セラミックの詰め物・被せ物をする際は、歯の型取りをして、患者さんの歯に合ったものを作製しますが、適合していないと歯が痛むことがあります。これは、削った歯とセラミックの間にすき間ができてしまうことが原因です。

このような細かいすき間は、患者さん自身では気づきにくいため、歯科医院で確認する必要があるでしょう。

噛み合わせが合っていない

噛み合わせが合っていない場合にも、痛みやしみるような症状がみられることがあります。噛み合わせが合っていないとセラミックの部分に強い負荷がかかるためです。

噛み合わせについては、治療当初からの不合も考えられますが、時間の経過とともに噛み合わせにズレが生じるケースも考えられます。

時間が経ってから痛みが出る原因

続いては、セラミック治療をして時間が経過した後に痛みが出る原因について解説します。虫歯や歯周病などが原因で痛みが生じることもあるため注意しましょう。

二次虫歯

セラミックは金属のように成分の溶け出しや温度変化が起きにくい素材のため、二次虫歯になることは少ないといわれています。

とはいえ、日々の歯磨きや定期的なチェックを怠ると、気づかないうちに詰め物や被せ物の下に虫歯ができ、進行することも考えられるでしょう。

セラミックの破損

セラミックの歯は、強い衝撃によって欠けたり割れたりすることがあります。例えば、非常に硬い食べ物を噛んだり、ぶつけたりすると、ダメージを受けて破損する可能性があるのです。

セラミックが破損して神経がむき出しになり、痛みが生じることもあります。鏡で確認しにくい部分が破損していることも考えられるため、思い当たることがあれば歯科医院で確認してもらいましょう。

知覚過敏

歯周病によって歯茎が下がると、歯の根に近い象牙質という部分がむき出しの状態になり、知覚過敏の症状が出ることがあります。セラミックの被せ物や詰め物に問題がなくても、その歯が知覚過敏になると痛みやしみる症状が現れるのです。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりをしている方は、歯やあごに強い負荷がかかってしまいます。セラミックの歯に負担がかかると欠けたり割れたりして、天然歯の神経が露出することがあります。神経が露出すると、少しの刺激でも強い痛みが出ることがあるでしょう。

なお、歯ぎしりや食いしばりによってセラミックの歯が破損した場合には、作り直しが必要です。日常的に歯ぎしりや食いしばりをする癖がある方は、そうでない方に比べて歯へのダメージが大きくなるため注意しましょう。

セラミック治療後に痛みが出たときの対処法

セラミック治療後に痛みが出て治療を受ける

では、セラミック治療後に痛みが出たときには、どのように対処すればよいのでしょうか。

ここからは、セラミック治療後に痛みがでたときの対処法を5つご紹介します。

刺激のある食べ物を避ける

セラミック治療を行って間もない時期には、刺激のある食べ物は避けたほうがよいでしょう。例えば、熱い食べ物や飲み物、冷たい食べ物や飲み物は、キーンとしみたりジンジンと痛んだりする原因となります。

また、硬い食べ物を噛むと神経に刺激が伝わり、痛みを感じやすくなるため注意しましょう。治療直後は、熱すぎるものや冷たすぎるものは避け、歯の負担にならない柔らかいものを食べましょう。

虫歯や歯周病の治療を受ける

虫歯や歯周病が原因で、セラミック治療後に痛みやしみるような症状が出ている場合には、治療をうけることで痛みを改善できるでしょう。

二次虫歯は、詰め物・被せ物の下で進行していることがあり、見ただけでは分かりにくいことが多いため、歯科医院で定期検診を受けることが大切です。痛みが続くようであれば、早めに歯科医院を受診して、歯や歯ぐきのチェックを受けるようにしましょう。

噛み合わせを調整する

噛み合わせが合わない状態が続くと、セラミックの詰め物・被せ物に負荷がかかります。痛みはもちろん、セラミックの破損に繋がることもあるため注意が必要です。

なお、噛み合わせは治療をして時間が経ってから変化することも考えられます。定期的に噛み合わせの状態を確認してもらいましょう。

専用のマウスピースを装着する

日常的に歯ぎしりや食いしばりをする癖がある方は、専用のマウスピースを装着することを検討しましょう。

特に、寝ている間は無意識のうちにセラミックに負荷をかけていることがあります。また、歯ぎしりや食いしばりにより、あごの筋肉が緊張していると、歯に問題がなくても歯の痛みとして感じることがあるのです。

肩こりや頭痛といった不快な症状が引き起こされることもあるため、専用のマウスピースの装着や筋肉をもみほぐすマッサージなどをするとよいでしょう。

セラミックを作り直す

セラミックの詰め物・被せ物が天然歯に合っていない場合や破損している場合には、作り直すことで痛みを改善できる可能性があります。セラミック治療をした部分に、痛みや違和感を覚えるようであれば、放置せずに歯科医院でチェックを受けることが大切です。

詰め物・被せ物が歯にしっかりと合っているかどうかは、患者さん自身では分かりにくいため、痛みや不快感があるときは我慢せずに歯科医師に伝えるようにしてください。

まとめ

歯のチェック

セラミックはより天然の歯に近い見た目や二次虫歯になりにくい点が特徴の素材ですが、治療後に痛みを感じることがあります。

特に、治療直後は神経が過敏になるため、痛みを感じる方が多い傾向にあります。また、治療から時間が経過している場合には、虫歯や歯周病を発症していることも考えられるでしょう。

早期発見・早期治療により、痛みを和らげることが可能ですので、セラミック治療をした歯がしみたり痛んだりする場合には、放置せずに歯科医院を受診しましょう。

セラミック治療を検討されている方は、鳥取市東町にある歯医者「山根歯科医院」にお気軽にご相談ください。



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